バロンに次元武偵と言うことを明かした龍姫達は飛行島の人々に歓迎されていたのであった。
現在、龍姫達はヘレナの作った自信作のパイを頂いていたのであった。
「どうかしら?」
「美味しいです(^-^)」
「よかったわ‼」
「そう言えば、龍美さんもですけど、龍姫さん達も料理はするんですか?」
「料理するけど? それが、どうしたの?」
ヘレナは自信作であるアップルパイをおいしそうに食べている龍姫に味の事を質問したのである。
料理などが得意な龍姫にもヘレナの作ったアップルパイは好評で、その様子を見てヘレナは喜んでいたのである。
龍姫の様子を見たアイリスは龍姫に料理が出来るのかと質問したのである。
その問いに龍姫は正直に料理をすることを教えたのであった。
「龍姫達の武器、見せてくれないか?」
「いいですよ」
「‼」
「スゴイでござる(≧▽≦)‼」
「ぎにゃ~Σ(゚Д゚)‼」
アップルパイを食べ終えた龍姫達にバロンは得物を見せて欲しいと頼みにいたので、龍姫達はいつものように粒子化している得物を実体化させたのである。
その光景を目の当たりにした飛行島の面々は驚いてしまったのであった。
「どうやったかは聞かないことにしよう、なるほど、良い武器だな、済まんな」
「いいえ、どういたしまして」
「それにしても、次元武偵のみなさんはいろいろな武器を使うんですね」
「そうね、特に、龍姫は四本の剣を使うのに、まだ、槍と斧と弓まで使えるなんてね」
バロンは無駄な詮索をする気はないようで、敢て龍姫達が行った行為に突っ込まないで、受け取った龍姫達の武器を手に取って拝見していたのである。
そして見終わったので、武器を龍姫達に返したのである。
アイリスは龍姫達がいろいろな多種多様な武器を使えることに感銘をしており、キャトラも龍姫達に好印象を持っていたのであった。
「ボクより、臥龍の神機の方がスゴイと思うけど」
「そんなことないですよ、剣術なんて、龍姫さんほどじゃないですし」
「八本の剣が合わさった大剣を軽々と片腕で振り回しているのにか」
「ふむ、良い話がインストールできた」
「ボク、大丈夫かな?」
龍姫は龍華達から代表で同行してもらっている臥龍の方が自分より大きな八振りの刀剣が合わさって出来ているバスターソード型神機を軽々と振り回す臥龍がスゴイと言ったのだが、臥龍は剣の腕なら龍姫の方が上だと言ったのである。
その会話をMINMOTOのアンドロイドであるシャナオウと、相棒の大男、ベンケイと、インキュバスのゼロキスは思っていたことを述べていたのであった。