超次元kurosu   作:天龍神

168 / 557
白の巫女とラタトスク

超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会を訪れた、飛行島から来たと言う、赤髪の少年と、銀髪の魔導師の少女、アイリス、そのアイリスの相棒の白猫で、口は悪いが、根は仲間思いのキャトラは、龍美達と自己紹介を行った後、ついてくるようにと、龍美達に言われたアイリス達、二人と一匹は言われるがまま、後をついって言ったのであった。

 

「今日は、日曜日で、学生はみんな基本的に休みを有効利用してるんだよ」

 

「それじゃ、龍美さん達は、学生なんですか?」

 

「アイリスには、ボク達がそう見えているんだね。残念、ボク達は、高校を卒業した、正真正銘の社会人だよ」

 

「まぁ、龍美ちゃんは飛び級で、大学の医学部を卒業した、高根の花だけどね(^_-)-☆」

 

「‼」

 

「って、アンタ達、何歳よ(゚Д゚)ノ‼」

 

龍美達に連れながら教会内の廊下を歩きながら、いつのように話をしていたので、その中に龍美が学生と言う単語を言ったので、アイリスが、龍美達に学生なのかと質問し、龍月から、今は社会人であり、龍美だけは、飛び級で、大学の医学部を卒業した秀才であると答えたのだが、キャトラが驚きながら、ツッコミを入れてしまったのであった。

 

「十八だよ、アイリスとは、龍音達と同い年だし、仲良くできると思うよ」

 

「はい、早く、会いたいな」

 

「もうそろそろ、飛行島に行くと思うから、一緒に行こうか、ボク達の仲間を紹介するよ‼」

 

「いいんですか? 行こう」

 

「カニカマ食べさせてくれる?」

 

「(^^♪‼」

 

包み隠さずに龍美達は幼馴染みで同い年の十八歳だと答えて、アイリスの見た目から年齢を推測した龍月は、末妹達か、美龍飛達が同い年くらいだと言い、仲良くしてやってくれと言って、アイリス達は会うのが楽しみでいられない様子だったこともあって、龍美達は、いい機会だと思い、ラタトスクの仲間達にアイリス達をフラクシナスに招待することにしたのである。

 

龍姫達が飛行島に行く頃だと言い、教会にあるフラクシナスに繋がる転送装置が設けられている転送ルームに入ったのであった。

 

「なんですか? あの機械は?」

 

「これに乗って、ボク達の仲間がいる場所に行くんだよ‼ さぁ、乗って‼」

 

「転送準備、開始」

 

「ななな何(゚Д゚)ノ‼」

 

「‼」

 

「キャ~‼」

 

「大龍、どさくさに紛れて、何してるの(≧▽≦)‼」

 

「アンタ達、ズレてるわよ(゚Д゚)ノ‼」

 

アイリス達は初めて見る転送ルームの転送装置を見て、目が泳いでいたので、龍美が早速、インテリジェントデバイス「バゼル」で転送装置を起動させて、アイリス達と一緒に乗ったのだが、アイリス達が慣れない光景に悲鳴を上げた瞬間に、スケベ丸出しの大龍が、アイリスの背後に回り込んで、アイリスとのスキンシップ(?)をし始めたので、キャトラがツッコミを入れたのだが、この時、龍美達が女であると言うことを知る由もなかったのであった。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。