今現在、四家一斉の結婚式は誓いのキスを交わしたのであった。
もちろん龍翔はアリシアとフェイトの二人と時間差で誓いのキスを交わしたので、会場の雰囲気は最高潮に達して、最後に残るのは、もちろん、
「いっせいの~で‼」
「ブーケは」
「もらった‼」
そう結婚式の最期を飾るこう言った形式での結婚式ならではの、ブーケトスが四家一斉の結婚式に行われたのである。
もちろん四家が投げた場所は超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌのプラネタワーの展望台から投げられたので、下に待ち構えている龍姫達を始めとする民衆の女性達がブーケを受け止めるために我こそとブーケが落ちてくるであろう地点に集まっていたのである。
そのうち一つは風に煽られて、
「取っちゃった」
「龍姫ちゃん、流石、持ってるからね(^_-)-☆」
龍神専用の席にフェイトが投げたブーケが飛んできてそのまま龍姫の頭上から落ちてきたので、そのまま龍姫が受け取ってしまったのであった。
もちろん、
「そう言う、星龍も」
「星龍お姉ちゃんスゴイ‼」
星龍もなのはが投げたブーケを受け止めていたのである。
ほかのブーケはと言うと、
「リタ~、ブーケ‼」
「エステル、アンタ、落ち着きなさい‼」
「エステル、羨ましいです」
アリシアのブーケはエステルが受け止めたようで、エステルはブーケを手に持ってはしゃいでいたので、リタが落ち着くように言ったのであった。
「エミル、わたし達は結ばれる運命なのよ‼」
「マルタ‼ ブーケを取ったからって、必ずしもそう言うことじゃないよΣ(゚Д゚)」
「何、あのバカップルは」
「二人の幸があれ」
エミルがいつも悪運が災いしたのようで、その場にいただけで、ブーケをキャッチしてしまったのである。
マルタはエミルがブーケをキャッチしてしまったことでますますエミルに猛烈な好意をぶつけ出したので、その様子をルーティが呆れてしまい、フィリアは司祭らしく、二人の行く末を願ったのであった。
「アンタ、やったじゃない‼」
「‼」
「ザック‼ ブーケ、キャッチしたでござる‼」
「流石、忍者だぜ(≧▽≦)‼」
「(これでも、二人は恋人ではないってのが可笑しい(*´ω`*))」
赤髪の少年がブーケをキャッチして、最後の一つは、洋ナシの髪飾りをしている忍者の服を身に纏っている少女がキャッチして、銀髪の少年ことザックと呼ばれた少年の下へ走って行ってしまったので、その様子を見ていた白猫でありながら、人間の言葉を話せるキャトラは、二人の関係に呆れていたのであった。