二人の「リオン」とご対面を果たしたのは良かったのだが、同じ名前なので呼び方に困っていたら、龍音が天龍に「閃光龍神」のバリアジャケットのモデルの登場人物の名前を名乗ればいいと提案されて、即決でフラクシナスにいる間は龍音は双方から「アスナ」と呼ばれることになったのであった。
一行は解散して、
「さてと、ボクは戻るけど、無茶しないでね‼」
「このメンツに、無理無茶禁止は意味ないだろう‼」
「そうだった」
「龍美さん達はどこへ行かれるんですか?」
宿泊部屋に案内したり、保護した世界で仕事を受けていたアドリビトムの面々を連れ帰ることにしたラタトスクのメンバーは凛々の明星を含む一行と別れて捜索することにしたのであった。
超神次元ゲイムギョウ界に戻ることにした龍美達は無茶をしないでくれと言ったのだが、瑠美奈がユーリの言葉を代弁し突っ込みを入れたのであった。
そのやり取りを見ていた眼鏡を掛けた緑色の髪を二つの三つ編みに結っている聖職者の服を着た女性、フィリア・フィリスは龍美は何をしている人物なのかと尋ね来たのであった。
「そうですね、百閒は一見に如かずです‼ 一緒に行きますか?」
「フィリア、外出の許可はですわ‼」
「ありがとうございます‼」
「わたしも行きます‼ 申し遅れました、わたしはアンジェさんが働いていた教会で神官をしていた、ミント・アドネードと申します」
「それでは、ボクについて来て下さい‼」
龍姫は百閒は一見に如かずまたは論より証拠だと言ってフィリアを超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会に連れて行くことにしたのであった。
アンジェは快くフィリアに外出許可をだして、金髪碧眼で白いローブに身を包んだ女性、ミント・アドネード共にテレプールがある場所まで向かったのであった。
「あの~、まさか」
「そのまさかです‼」
「龍姫さん‼ 待ってください(;゚Д゚)‼」
フィリアとミントは初めて見る今から転送する超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会の景色が写っているプールのような場所だがこれはちゃんとした転送装置で惑星間でも転送可能になった代物「テレプール」を見た二人は今からやることが想像出来てしまったようで、そんなのおかまいなしに龍姫は勢いよくテレプールに飛び込んだのであった。
引くに引けなくなったフィリアとミントは先にテレプールに飛び込んだ龍姫を追うようにテレプールに飛び込んだのであった。
「転送完了‼ 大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です、フィリアさんは大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
テレプールで超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会の屋外展望台に着地した三人はお互いいることを確認したので中に入ることにしたのであった。