超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌで行われる四家一斉の結婚式当日の朝を迎えて、新たに仲間になったロイドとコレット、そして、ロイドの相棒の犬(❓)のノイッシュは、初めての環境に戸惑っていたのであった。
「さてと、準備しないとね‼」
「ん? 準備って何だ?」
「あ、そっか、ロイドは昨日、此処に来たばかりだから、知らないんだったな、今日は、龍美の兄貴が今日、結婚するんだよ」
「それって、おめでたいことじゃねぇかよ‼」
「わたし達は、どうすればいいの?」
「あ、式に出席するなら、正装する服を貸すが?」
龍美と瑠美奈がバカップルぶりを発揮しながら作り上げた和食の朝食を食べていたのでが、箸で食べ物を食べることに慣れていないロイド達は、箸に使い方を龍美と瑠美奈に教わりながら、無事に朝食を食べ終えたので、食器を片付けて、結婚式の準備に入ったのだが、昨日、来たばかりで、下宿していた部屋ので爆睡してまい、何も知らされていないロイドは、頭の中が(・・?だらけになってしまったので、ルークがロイドに龍美達の兄達が結婚式を挙げることを教えたら、ロイドは驚いてしまったのである。
いきなりのことで計画を立ててなかったロイドとコレットに瑠美奈は結婚式に出席するなら、正装のためのスーツ類などを貸し出すと述べたのであった。
「いいのか? 助かるぜ‼」
「けど、何処で着替えれば?」
「ボクが案内してあげる‼ それに、後で、龍姫達も来るから」
「わ~い‼」
ロイドとコレットは正装するための服を持ってなかったので、瑠美奈からの申し出に快く承諾したのである。
龍美は龍姫達も結婚式には出席することをコレットに告げたら、コレットは大喜びで龍姫に付いて行ったので、ロイドとルークとガイは、瑠美奈に付いて行ったのであった。
「こんな、もんかな、久しぶりだな、正装になるのは」
「瑠美奈って、以前は、時空管理局に勤めてたんだっけ?」
「何だ、その時空管理局って?」
「表向きは、市民の安全と次元の治安を守ってた組織なんってよ、裏では、違法な実験の数々、それと、小さな子供を戦わせていたらしいからな、子供でも戦えるって言うけど、下手すりゃ、死んでるっての‼」
「どうして、そんな、組織にいたんだよ」
「オレもはじめは時空管理局に入ることはなかっただが、運悪く、強い魔力があるって、検査でわかってな」
「なるほど、野放しにできなかったのか」
「ああ、それに、今日、お兄さんたちが結婚する人は、そう言う人なんだ」
「マジでかよ‼ まぁ、良かったじゃねぇか」
瑠美奈は久しぶりにスーツを着たので、以前所属していた時空管理局の事を思いだし、ルークは瑠美奈が所属していたことは前に龍姫から聞かされていたので、知っていたのであった。
もちろん、ミッドチルダの時空管理局はと言うと、完全に崩壊し、今は天界の治安部隊の管轄になっているので、ヴィヴィオ達が通っている学校の運営は龍美達が裏で計らっているのである。
瑠美奈は、今日、行われる結婚式はなのは達が、結婚することを明かして、ロイド達は驚き、そして、結婚を祝ったのであった。