金髪碧眼の小柄な少女のコレットとのファーストコンタクトに成功した鳴流神三姉妹は、コレットと仲良くなり、コレットからの胸の悩みを聞かされていたのであった。
龍姫と歳が一緒のコレットは龍姫の豊満な胸とスレンダーな体型を見て、自分の体に自信を持てなくなってしまったのであった。
「そうだ、今日、ボクの部屋に来なよ」
「え?」
「お姉ちゃん、また、よからぬことを」
「なるほど、良い提案だよね」
「龍音、わかってる?」
コレットのあまりにもぺったんこな胸を見た龍美はまたよからぬことを思いついたようで、それに気が付いた龍姫が注意したのだが、龍音が頷いていたので、龍姫が龍音に突っ込みを入れていたのであった。
「龍美は、お医者さんだもん、いいよ」
「いいの‼」
「瑠美奈さんは?」
「大丈夫‼ 瑠美奈は別室だから‼」
「瑠美奈って?」
「お姉ちゃんの幼馴染みの一人で、お姉ちゃんの恋人なんだ(*´ω`*)」
龍美はコレットの肉体の成長は胸元についている水晶だと睨んだのであった。
流石に、今からフラクシナスの医療機関を使うには時間がなかったので、教会の自室でコレットを診察することにしたのである。
コレットは、龍美が医者であることを考慮して、龍美の申し出を受けることにしたのである。
龍姫は、瑠美奈の事はほっといてもいいのかと質問したところ、瑠美奈は基本的に自室で寝泊まりをしていると答えたのである。
コレットは、初めて聞く人物の名だったので、龍姫に質問し、龍姫は龍美の幼馴染みの一人で、姉の恋人だと答えたのであった。
「そうなの?」
「うん、早く、上がって、ご飯にしよ‼ 瑠美奈たちが来ちゃうから」
コレットは瑠美奈とは恋人同士である龍美に本当にそうなのかと質問した所、龍美は隠すことなく事実を認めて、男性陣が来る前に檜風呂から上がることにしたのであった。
脱衣所で、着替えていたのだが、
「龍姫達の胸、どうなってるの?」
「別に小さくしているとかじゃないから、着痩せしてるだけだよ」
「コレットも、今のうちに、今の胸を楽しんだ方が良いよ‼」
「お姉ちゃん、お願いだから、ボクの友達に何言ってるの(*´ω`*)」
コレットは鳴流神三姉妹の和服を着るために作られた下着を付けた瞬間、自分と同じくらいに小さくなったので、不思議がっていたので、龍姫は着痩せしているだけだと答えたのである。
着替え終わったので、教会の台所に向かうと思ったのだが、
「ねぇ、折角だし、コレットも、実家に食べに来ない?」
「え、でも、家の人に悪いよ‼」
「遠慮しないで‼」
「それじゃあ、お言葉に甘えて」
龍美はこれも縁だと思ったようで、実家にコレットを招待することを思いついたのである。
コレットは断ろうとしたが、龍姫に遠慮はいらないと後押しされて、コレットは鳴流神家に行くことになったのであった。