龍美はコレットに内緒で、妹達を紹介することで交流を深めることにしたのと、コレットの胸元に付けられた宝石が気になったようで、医者として、診察することにしたのである。
その、ターゲットのコレットはと言うと、
「此処で、服を脱いで、お風呂に入ればいいのかな?」
檜風呂に入るために、脱衣所で着ていた白い衣服を脱ぎ、バスタオルを巻いて、浴場に入って行ったのである。
「ここの教会のお風呂って、木で出来てて、大きい‼」
コレットは入るなり、驚きを隠せないでいた。
それも致し方ないのは明白、生まれ育ったのは辺境の村だったので、このような大きな大浴場で、檜風呂と言う物が無かった以上は、コレットが驚くのも無理はないのである。
「え~と、掛け湯をすればいいんだよね? これでいいのかな?」
コレットはとりあえず檜風呂に入ることにして、始めての大きな檜風呂を満喫することにしたのである。
「気持ちいい、あとで、ロイドに教えてあげよう‼ それより、みんな、どうしてるかな?」
やはり、龍姫と同じくのほほんとしたのんびり屋なようで、コレットは一度に十人位入れる檜風呂に浸かりながら、逸れてしまった仲間達の事を思いだしていたのであった。
その頃、脱衣所では、
「龍姫、龍音、そう言えば、真龍婭達は?」
「響輝の実家に押しかけに行ったけど」
「真龍婭お姉ちゃん達の婚約者何だからね‼」
久しぶりに三姉妹での会話で、真龍婭達が神城家に勇龍達と一緒にメイド服を着て押しかけて行ってしまったことを話しながら、檜風呂に入るために来ていた衣服を竹で編まれている籠に入れて、バスタオルを巻かずに、いつの通りに全裸でコレットが入っている檜風呂に入って行ったのであった。
「コレット‼ お姉ちゃん達と一緒に入ろう‼」
「え‼」
「ごめんね、驚かしちゃって、ボクは、鳴流神龍姫、こっちが」
「末っ子の、龍音です‼」
龍美はいつものようにコレットの背後に回り込み、自分の豊満な胸を押し付けながらコレットのぺったんこの胸を触りながら、胸の石に触れていたのである。
龍姫はコレットとは初対面なので、自己紹介し、龍音を紹介したのであった。
「わたし、コレット、よろしく(大きい・・・)」
「コレット、大丈夫、お姉ちゃんに任せて」
「あう‼」
「お姉ちゃん、コレットと話せないよ‼」
コレットは鳴流神姉妹の胸の大きさに絶句しながら名乗ったのであるが、医者でもある龍美がコレットが胸に悩みがあることに気が付き、また、コレットのぺったんこの胸を触っていたのであった。
これでは、話が進まないので龍姫が龍美を注意し、コレットから離れたのである。
スキット:龍姫とは
コレット「龍姫って、歳、いくつ?」
龍姫「今年の二月に十六歳になった、早生まれの高校二年生だけど? コレットは?」
コレット「わたしと同じだよ‼」
龍姫「よかった、仲よくしようね‼」
コレット「うん‼」