留学初日を終えたスコール達は、各々、お風呂に入るなり、得物の手入れをする等をして、時間を潰していたのであった。
「明日は、大事な日だから、寝よう‼」
明日はなのは達の結婚式なので、約束の時間に遅れては不味いので、スコール達は、食事をとった後、しばらく間を置いて、就寝したのであった。
「ママ、眠れないの?」
「うん、明日が結婚式って思うと、ちょっと緊張しちゃった、ヴィヴィオも寝ようか?」
「うん‼ お休み‼」
超神次元ゲイムギョウ界のラステイション教会に居候の身である、元白の魔王と謳われた時空管理局の魔導士だったが、婚約者で幼馴染みであり、明日、自身の夫になる、獅子神空龍から、魔力を分けてもらったことで生き返って龍神と化したことで、白の龍魔王に覚醒し、接近戦出来るようになり、失った左腕は再生されたが、基本は右利きなので、左腰にアルテマウェポンから創られた金の装飾が施された白銀の日本刀を新たな得物である、獅子神姉妹の憧れの存在、高町なのはは、緊張のあまり、なかなか寝付けなかった所に養女である、ヴィヴィオに心配されてしまったのである。
ヴィヴィオの一言で緊張の糸がほどけたようで、愛娘と一緒に寝ることが出来たのであった。
「フェイト、ごめんなさい」
「お母さん」
「あなたにお母さんなんて呼ばれる日が来るなんって」
「何言ってるの、これでも体は、龍翔の魔力で治してもらったし、後は、明日の結婚式が無事に終えること」
「そうね、母である、わたしがしっかりしないと‼」
「お母さん、おばあちゃん、むにゃ;つД`)」
プラネテューヌ教会で居候している鳴流神姉妹の憧れの存在で、姉のアリシアと、天界の治安部隊に逮捕されたが、龍姫達が懇願書を書いたことで罪は禁錮二週間と言う罰を受け、仲間だったジェイルの仕業で、肉体年齢が娘と同じくらいになってしまった、プレシア・テスタロッサは、フェイトの里親である、リンディとは仲たがいするかと思われたが、剣心が仲裁に入ったことで、今は仲良く家族ぐるみで仲良くなったようで、フェイトの娘、冬龍ともすぐに打ち解けたのであった。
結婚式を明日に備えている娘のフェイトに、今までの行いを恥じていたようで、プレシア・テスタロッサは謝罪していたのであった。
フェイトはそれでも自分の母であることは変わりないので、気にしていないと答えて、家族仲良く明日に備えて就寝することになっているのであった
「先生‼ ジーニアス‼」
どうやら超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会前に、赤い服に、両腰に、炎ような刀身の剣と、青い両刃剣を帯刀した茶髪の少年と金髪碧眼の少女ともにやってきたのであった。