龍姫達の案内で、戦艦「フラクシナス」の内部で関係者以外で入れる範囲で案内をしていた所に、アドリビトムのリーダーのアンジェがスコール達に自己紹介を行ったので、スコール達も自己紹介をしたのである。
スキット:アドリビトムとSEED
アンジェ「あなた達、見た所、戦いの心得は有るみたいね。それもかなりの訓練を積んでいるみただし」
スコール「はい」
ゼル「オウよ‼」
龍姫「アンジェさん、スコール達に仕事を押し付ける気ですね(´・ω・`)」
「ただいま、戻りました‼」
「お帰りなさい、そちらは、わたしは、アドリビトムでみんなのお世話をしている、クレア・ベネット」
「オレは、ヴェイグ・リュングベルだ」
「これはどうも、オレは、バラム・ガーデンから来ました、スコールです」
「リノアです」
龍姫達はアドリビトムのメンバーが集まっている部屋に案内し、本来の目的であった、アドリビトムのメンバーとの顔合わせを行うことにしたのである。
ちょうど、アドリビトムのメンバーがほとんど集まっていたので、スコール達の目には、個性的な集団に見えていたようで、スコール達の存在に気が付いたクレアは自分から名乗って、幼馴染みのヴェイグも名乗ったのである。
スコール達も名乗り、
「そう言えば、スコール達は、ギルドには入っているのか?」
「(ギルド? 初めて聞くな)いや、入ってない」
「ねぇ、ギルドって何?」
「そっちの地域にはギルドは存在しないのか、ギルドは、早い話が、殺し以外で困っている人々から寄せられた依頼を受け、それを達成し、報酬を貰う存在だ」
「(これが、シド学園長が言いたかったことか)」
紫色の燕尾のマントを纏った剣士、クラトスからギルドには加盟しているのかと尋ねられたスコール達は正直に加盟していないと答えて、セルフィを筆頭にリノア達もギルドとは何かと質問したのである。
それもそのはず、スコール達が生活している地域では、スコールのような傭兵に仕事を依頼するのが一般なので、ギルドと言う形で行動することがないので、知らなくて当然なのである。
クラトスはスコール達の様子を見て半ば呆れながら、簡単にギルドと言うことについて説明したことで、スコールは留学前日に学園長室でシドに言われたことを思いだしていたのであった。
「なるほど、ありがとうございました、クラトスさん」
「また、何か知りたいのであれば、近くの者に聞くと言い」
「さてと、スコール達、送るよ」
「ああ」
スコールはクラトスにギルドについて教えてもらったのでお礼を言い、クラトスが今教えた事でもわからないことがあれば、アドリビトムのメンバーか龍姫達にでも聞いてみてはどうかと教えられて、龍姫達はスコール達を下宿先である、超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌに送り届けるのであった。