学園長のシドから都立来禅高校の生徒と一緒に学んで強くなってくるように言われ留学してきたスコール達は男だと思っていた龍姫が一人称がボクの大和撫子を絵に書いたリノアと同じくらいの長さの黒髪を明日、義理の姉であり、憧れていた女性からもらった黒リボンでポニーテールに結って、ちゃんと都立来禅高校の女子制服に身を包んでいたゼルと身長が変わらない女の子だったことに驚いたスコール達は今度はフラクシナスへ向かっている道中で龍姫達が霊装を纏いだした上に、日本刀などで戦いだし、SEEDである自分達よりも早く魔物を倒していたのも束の間、今度はフラクシナスで同じクラスのエミル達もラタトスクの戦艦「フラクシナス」の艦長室で、白い特注の軍服姿の艦長代理を引き受けている精霊の王、ミラ、だが、同じ名前を名乗っている人物が地球にはいると聞いたミラ二人は、あだ名もとい偽名で「綾瀬」と「シノン」と名乗ることにしたのである。
そこに獅子神家の長女であり、超神次元ゲイムギョウ界のラステイション教祖、騎士龍神と呼ばれる龍月がやってきたのだが、スコール以外が気が付かなかったが、龍月は妹の星龍とは仲良くしてねと言われたので、リノアは嬉しそうに喜んでいたのであった。
「ほら、ほかのみんなにも挨拶してこないと‼」
「ちょっと‼」
「こっちだよ‼」
「ありがとう」
龍月との対談の後、ほかのメンバーとの顔を合わせをするためにアドリビトムのメンバーであるエミル達と、ラタトスクの次元武偵「流星の絆」の大将である、龍姫達の案内でフラクシナス内を案内してもらうことになったのである。
「此処が食堂だよ」
「何だ、新入りだね、わたしはアドリビトムのメンバーの食事を世話している、ユキノだ、口は悪いがな」
「スコールです、よろしくお願いします」
「スコールか、気が向いたら、来な、なんか食わしてやるよ‼」
「では、また今度お願いします(何だ、この生物は?)」
スコール達がまず案内されたのは食堂で、そこいたイストワールくらいの大きさの小さな翼が生えた小動物で、口は悪いが、これでも人の立場と言う物を理解しているユキノがスコール達に気が付いて、名乗り、スコール達も名乗ったのであった。
スコールはまたユキノを見てこの世にはまだまだ自分が知らないことが多いのだと井の中の蛙大海を知らずを思い知らされたのであった。
ユキノに気が向いたらご飯でも食べに来ればいいと言われたスコールは今度食べにくると言って、龍姫達の案内の下、次の場所に向かったのであった。