超次元kurosu   作:天龍神

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艦長室へ

響輝がフラクシナス内で美龍飛達に追いかけ回されながらフルマラソンを走って結局疲れ果ててラッキースケベの代償を払って真龍婭達に介抱されながら膝枕をされている間、ロビーで待っていたスコール達を連れて、アドリビトムのメンバーに会いに行くことにしたのであった。

 

「待っていた、わたしは、このフラクシナス艦長代理、ミラ、同じ名前が多いらしいからな、綾瀬と呼ばせている、出て来い‼ 四大達よ‼」

 

「呼びましたか?」

 

「なんだ‼ ガーディアン・フォースが四体も‼」

 

「ガーディアン・フォース? 精霊を見るのは初めてか、君たちのように記憶を代償に使役するガーディアン・フォースとは違い、精霊は記憶を代償にしない、代わりにマナと言う物を使う」

 

「どうして‼ そのことを‼」

 

「ラタトスクにかかればそんなことはたやすいよ‼」

 

「誰だ‼」

 

「人に名前を聞くときは、自分から名乗る‼」

 

「(正論か)バラム・ガーデンから来ました、スコールです」

 

「はい、良くできました‼ ボクはラタトスクのメンバー、獅子神龍月、よろしく‼」

 

まず、艦長に挨拶しに行くのが先だと言うので、キスティスを含んだメンバーでフラクシナスの艦長室に龍姫達の案内で辿り着いたスコール達は艦長室に入り、椅子に座っていた特注の白い軍服を着たミラが自己紹介がてら使役している四大を呼び出したのであった。

 

初めて見る地水火風の精霊を目の当たりにしたスコール達は思わず自分達が使役しているガーディアン・フォースと言ってしまったので、ミラこと綾瀬は呼び出した四大はガーディアン・フォースと言う自らの記憶を使わない存在だと明かしたのであった。

 

ゼルはどうしてガーディアン・フォースの存在を知っているのかと声に出てしまい、後から龍月が部屋に入ってきたので、スコールは誰だと言ってしまったので、龍月は人に名前を聞くときは自分から名乗ると注意して、スコールは素直に自分から名乗って、龍月も名乗ったのであった。

 

「獅子神? と言うことは‼」

 

「(見たら、一目で星龍と天龍の身内だろ)」

 

「そう、同窓生の獅子神星龍は、ボクの妹だよ‼」

 

「わたし、リノア、よろしく‼」

 

スコール以外が龍月が獅子神と名乗ったので、その瞬間、星龍のと姉であると今更医気が付いたので、スコールがため息を吐いていたのであった。

 

リノアは相変わらずの様子で龍月に握手を求めていたのである。

 

「うん、よろしく、リノア、妹達とは仲良くしてね」

 

「もちろん‼」

 

龍月はリノアが握手を求めてきたので握手を交わして、妹の友達でいて欲しいと言ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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