超次元kurosu   作:天龍神

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奏、龍神になるの段

響輝は自分が真龍婭と勇龍が罪滅ぼしで生き返らせるために自分の血を飲ませて自分と同じく能力を持った龍神にしてしまったことを半ばウィンクをしながら謝罪したのだが、響輝本人は状況を飲み込めてないが、薄茶色のポニーテールで、スタイルは悪くない方で、しいて言うならば、龍音以下の芽龍並といったところで、背も和真位ある響輝の妹の奏は物分かりが良いようで、重い悩み所か、あっさりと受け入れたのであった。

 

「龍音達の同窓生って、物分かりがいいんですね」

 

「はい‼ これでも‼ 龍音ちゃんの愛人希望ですから、お姉さま(^_-)-☆」

 

「奏、それ、意味わかって行っているのか(*´ω`*)」

 

「こうなった以上、わたしは、神城家に嫁がなければいけません」

 

「ボクも‼」

 

「龍美お姉ちゃん、終わった?」

 

真龍婭は類が友を呼ぶとはこう言うことなのだと思い知らされた挙句、奏が龍音と言うより、和真の大奥入りを宣言し出して、響輝が呆れてしまい、龍美を含む、龍音の姉一同の事をお姉様と呼んだのであった。

 

そこに龍音が呼びに来たのである。

 

「あれ?彩夢ちゃんも一緒なの」

 

「うん、今日から此処でお手伝いすることにしたんだよ」

 

「奏、どうしたの? 顔が赤くなってるけど?」

 

「(もう、我慢出来ない‼)龍音ちゃん、ごめんなさい‼」

 

「カプッ‼‼」

 

「奏さんΣ(゚Д゚)‼ 龍音の血を飲んでしまったら‼」

 

今日は瑠美奈の妹の彩夢がラタトクス入りすることになったので艦内を龍音が案内していたようで、同窓生を送るために医務室に呼びに来たのだが、目の前に憧れている同窓生の龍音が現れたことで抑え込んでいた感情が爆発して、顔を真っ赤にしてそして欲求が抑えきれずにその勢いで側に寄って来た龍音の首筋に吸血鬼の如そのまま噛みついて龍音の血を吸ってしまったのである。

 

いきなりの奏の行動に出遅れた真龍婭と勇龍は急いで龍音から奏を引きはがして飲んでしまった血を吐かせたのだが、時すでに遅しであった。

 

「これで、龍音ちゃんと一緒にいれる~‼(>_<) お兄ちゃん‼ お姉様‼ 見てください‼ 胸だって大きくなりました(>_<)‼」

 

「どうしよう(゚Д゚)ノ‼ お姉ちゃん達‼」

 

「いや、謝るのはこっちだ、済まない妹がこんなことをするなんて」

 

「響輝さんは謝らないでください、いずれ、奏も自らの意志でボクの血を飲むことになると思っていたんですから」

 

奏は龍音の血を飲んでしまったことで龍神と化してしまったようで、龍音に憧れていた経緯もあってか、髪が黒紫色のツインテールに結い、バリアジャケットも同じ色の黒紫色の軍服姿で軽鎧(シルバーガード)を仕込んでいるので大きなった胸をぺったんこ状態にしており、両瞳が青紫色の龍の紋章が刻まれていた姿になっていたのであった。

 

 

 

 

 


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