明日に結婚を控えているなのは達は仮住まいの超神次元ゲイムギョウ界の四ヶ国の教会で落ち着きがなかったのである。
それは無理はない、一世一代の大舞台であり、何より、幼い頃から一緒に育った幼馴染みが将来のパートナーなのだ、龍臣が龍と言うことを受け入れたお嬢様育ちのすずかは今晩は実家ではなく、御子神家に泊まることにしたのである。
「龍臣君がわたしのお婿さん、けど、わたしの方が先に・・・」
「何、簡単に死ぬこと考えてるんや?」
「ほぇ(´・ω・`?」
「まぁ、明日のお楽しみや‼」
「もう‼ 龍臣君の意地悪<`~´>‼」
まだ昼間と言うのにいちゃついており、龍臣は敢て関西弁ですずかを茶化して、すずかは笑い飛ばしていたのであった。
兄達の結婚が着々と進んでいる頃、都立来禅高校の真龍婭組はと言うと午後の授業が始まって、今日予定している授業が終わったので、ホームルームが行われて、
「真龍婭、みんなの所に行こう‼」
「はい、行きましょうか」
「真龍婭、勇龍、わたしも一緒に行ってもいい?」
「智龍も行こう‼」
「はい‼ じゃなかった‼ うん‼」
日直の挨拶が終わり、カバンを持って真龍婭に勇龍が声を掛けて一緒にフラクシナスに顔を出しに行くことにしたので、一緒に行こうとしていたところに、ちょうど、智龍がやって来て、一緒に付いて行っていいかと聞いて来たので、勇龍が誘い、一緒に行くことになったのであった。
智龍は本来なら転換期を迎えていたゲイムギョウ界のラステイションと呼ばれた国で防衛隊に配属されることになっていたが、元プラネテューヌの諜報部員、アイエフのジャマダハルからユーリを庇って自らの死で女神国家を終わらせたノワールの最期で防衛隊は解散し、人の、人による、人のための世界に生まれかったので、郎党に迷っていた所を明が拾い、今に至るので、まだ、タメ口が慣れないが、少しずつだが、友達として真龍婭達と接することができるようになったのであった。
今ではアドリビトムのメンバーとも友好的に接することができるようになっていたのである。
「明日は、お兄ちゃん達の結婚式か~」
「わたしは、防衛の仕事がありますので」
「智龍も結婚式には来賓として出席してもらいますよ‼」
「それでは、職務怠慢じゃない‼」
「いやいや、いつから、防衛隊員になってたの(*´ω`*)」
フラクシナスに向かっている途中で姉達と合流したのでそのままフラクシナスに顔を出しに行くことになり、明日の兄達の結婚話をしていたのだが、智龍は警備の仕事がと言い出したので、光龍が結婚式には出てもらいますと釘を刺したのであった。
雷龍に至っては、溜め息を漏らしていたのであった。