スコールは慣れない都立来禅高校の学食で、次元武偵「流星の絆」の大将、大和撫子を地で行くが、性格は楽天的で、大胆不敵と言う兵にして、大小四刀、いざとなったら、斧・弓・槍を得物に戦う侍、都立来禅高校の女子制服を纏っている鳴流神龍姫に接触したのだが、龍姫が女と言うことに度肝を抜かれたスコールとゼルを尻目にほかのメンバーは和気藹々とお昼を楽しんでいたのであった。
「どうしたの? スコール」
「仕方ないよね、スコール、こう言った大人数で食事するのに慣れてないから」
「そう言えば、初めて会った時、柱の陰に隠れて、寂しく佇んでたよね」
「あ、思い出した」
「へぇ~」
大人数で食事をすることが苦手なスコールは落ち着くが無く、それを見たアーヴァインはからかい出して、リノアも初めて会ったことを思いだして述べて、スコールは思いだしてしまったのであった。
「スコール、おまえも留学生なんだ、留学生同士仲良くしようぜ‼」
「え~と?」
「あ、ごめん、オレはルーク、ルーク・フォン・ファブレだ‼」
「ああ、よろしく」
ルークはスコールに自分と近い物を感じたようで、勇気を出して手を差し伸べて、仲よくしようと言ったまでは良かったのだが、スコールはいきなりのルークの行動に固まってしまったので、ルークは名乗ってなかったことを思いだして、改めて名乗り、スコールと仲良くなるきっかけが出来そうであった。
「スコールも剣が出来るのか?」
「オレはガンブレードと言うものだ」
「ガンブレード、以前、妹が使ってました、ですが、お姉ちゃんから教わった技に耐えきれずに壊れてしまったので、今は日本刀を使ってますね」
「(どんな、技を教えたんだ?)」
「今度、一緒に、特訓しないか?」
「オレも混ぜろ‼」
ルークは幼い頃からティアの兄、ヴァンから剣術を教わっているので、スコールがガンブレードと言う武器を使うので一緒に特訓しないかと持ち掛けたのであった。
以前は美龍飛達もスコールと違う型のガンブレードを得物にしていたのだが、祖父や姉、アースト達との特訓にガンブレードが耐えきれるないと言うよりかは、ガンブレードが龍姫達の剣術に合わない上に、アーストが大太刀から極太のビームを放ったことでガンブレードの存在を薄くしてしまい、美龍飛達も覇王龍神に覚醒したことによる副作用でガンブレードが一瞬で塵になってしまうので、日本刀を得物にしていると光龍が説明したのであった。
ルークの持ちかけた特訓にゼルも一緒に混ぜて欲しいと名乗り出たので、
「今週の土曜日に迎えに行くからな‼」
「ああ、部屋で待ってるぜ‼」
「行こう、スコール、午後からの授業に遅刻しちゃう!」
今週の土曜日にルークがスコール達を迎えに行くことになり、ゼル達と別れて午後からの授業に向かったのであった。
もうすぐ、黒猫と白猫プロジェクトのコラボが来るそうです。
自分はランサー&武闘家以外を狙っています‼