龍姫のクラスに留学生として、転入してきたスコールとリノアは龍美に聞いていた龍姫に会うことにして、現在教室での授業真っ最中なのである。
リノアは今まで家庭教師に教わっていたのだが、このような場所での授業は受けたことがないので、落ち着きがなく、スコールに至っては、黒板を睨みつけながら、龍美から支給された大学ノートに書き記していたのであった。
輝龍のクラスには、
「ゼル君、大丈夫そうやな」
「うん、仲良くできるかな?」
「大丈夫だろ、何とかなるさ」
「うん‼」
ゼルと三つ編みの女子が転入して来て、龍姫のクラスと同じく教室で席に着き、大学ノートを広げて黒板に書かれていることを書き記していたのだが、じっとしてられないゼルは堪えていたのであった。
その様子を自分を取り戻したことで昔のようにゲームで遊ぶことがあるが、顔立ちが輝龍・飛龍と似てきてしまったが言動が女性らしい口調から一変、男顔負けのシビアになり、金髪碧眼とスタイル抜群な肉体はそのままで、妹のためならなんだってできると言い出すくらいに強くなってしまった神子龍がゼルはほって置いても問題ないだろうと姉妹間で念話で会話をしていたのであった。
アーヴァインとセルフィは武龍と同じクラスになったのであった。
そして午前中の授業が終わり、
「さてと、スコール、龍姫を探そう」
「ああ(鳴流神龍姫、オレと同じクラスだったから、クラスの奴にでも聞いて見るか)」
龍姫達は学食に向かったのだが、スコールとリノアは龍姫本人の顔を知らされていないので、クラスメイトに聞いて回ることにしたのであった。
「龍姫? 鳴流神なら、学食に行ったぞ」
「ありがとう」
「(学食か)」
スコールとリノアは近くにいた男子生徒に龍姫達の行方を聞いて、学食に向かったと教えてもらったので、スコールとリノアは学食に向かったのであった。
初めての建物に四苦八苦しながらも学食に到着したスコールとリノアは
「バラムガーデンより、広い」
「スコール‼ あそこにいる子達って」
「(間違いない、オレのクラスメイト達だな、他は知らない)」
バラムガーデンの食堂よりも人だかりが出来ていたので、二人は思っていたことを述べて、リノアはクラスメイトのグループを発見したので、二人は近づくことにしたのであった。
「ちょっと、いいかな?」
「リノアちゃんに、スコール君、どうしたの?」
「鳴流神龍姫を知っているか?」
「鳴流神龍姫は、ボクだけど、同じクラスだよ‼」
「どう言うことだ? オレ達は鳴流神龍姫に会いたいんだが」
「スコール先輩、目の間に居る人こそ、鳴流神龍美の実妹の鳴流神龍姫先輩ですよ‼」
「えぇぇえΣ(゚Д゚)‼ てっきり、男なのかと思っちゃった‼」
近づいたグループこそ龍姫がいたのだが、龍姫のことを全く知らないスコールとリノアは龍姫を知らないかと聞いていたので、女子制服を着ている龍姫が名乗り出たのだが、スコールは龍姫と言う人物は男だろうと思い込んでいたので、龍菜がその人こそ鳴流神龍美の実妹の鳴流神龍姫なのだと言った瞬間、スコールとリノアは驚いていたのであった。