龍月は実家で過ごすことにして、智龍を実家に連れて帰ってきたの晩御飯が出来上がるまで龍月は妹達と一緒に智龍を連れてお風呂に入ることにしたのであった。
「どうしよう(゚Д゚)ノ‼」
「女の子同士なんだから、恥ずかしがることないよね‼」
「わたしは、一、龍月様の下で働くものとして・・・」
「もう‼ 智龍はボクと友達なんだから‼ それに兵士でもない‼ もう神楽坂智龍と一人の人なんだよ‼」
「智龍さん、もう自分の気持ちを受け入れてください」
獅子神家の浴槽は鳴流神家と同じくらいの広さの長方形で十人くらい入れるので智龍を含めて星龍と天龍と龍華も一緒に入ることになり、智龍は相変わらずの様子だったのだが、龍月が智龍に言い聞かせてお風呂に入ることになったのであった。
智龍は上司であり、超神次元ゲイムギョウ界のラステイションを管理している龍騎士王である、龍月をはじめとする獅子神家と一緒にお風呂に入っている訳にはいかないと言い出したので勇龍は友達でいて欲しいと言ったのである。
これは勇龍がブラックハートそうノワールの人格が宿ったことでなかなか友達と言う存在がいなかったそれを救ったのは龍姫で、その幼馴染みであり自身の姉の星龍によってもうノワールの人格と統一され本来の人格を取り戻したのだから。
天龍も智龍にもう兵士ではない一人の人としていてほしいと言ったのである。
「はい、わたし、神楽坂智龍は、ラステイション防衛隊を辞任し、勇龍様の友として、配属されることをお受けします‼」
「あのさ、いい加減に敬語辞めて‼ 同い年に敬語使われるのいやだから‼」
「それじゃ、勇龍‼」
智龍は自身の気持ちに整理が付いたようで、防衛隊員としてではなく、同じ都立来禅高校に通う学友で親友として勇龍達の側にいると宣言したのだが、勇龍から敬語はやめて欲しいと言われたので、智龍はこの日から勇龍達にも敬語で話すことはやめたのであった。
「それと、ティア、こっちに来なよ‼」
「ですから、わたしは大丈夫です‼」
「もう‼ 久しぶりに幼馴染みとの交流なんだから‼」
「って‼ さり気なく、胸を触ってるじゃない<`~´>‼」
「星龍お姉ちゃんで良かったですね、武龍さんか大龍さんだったら物凄い力で鷲掴みにしちゃうからね(^_-)-☆‼」
「何‼ 笑顔でさらっと、とんでもないこと言うのよ‼ あう~ん」
浴槽の端っこで恥ずがっていたティアを見た龍月はこっちに来るように言ったのだが、ティアは相変わらずの恥ずかしがり屋だったので、星龍が背後から羽交い締めにしてティアの胸を両手で触っていたのであった。
天龍は笑顔で武龍か大龍姉妹だったらこれ以上のスキンシップをすると本人は悪気がないのだが、ティアはそれを聞いて震えていたのであった。