超次元kurosu   作:天龍神

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智龍の突撃、隣の家

地球で学生生活を満喫している自分がいること、そして超神次元ゲイムギョウ界が女神達が居なくなったのにも拘らず、存在し続けていることに不安を抱いてしまったゴッドイーター改め、神楽坂智龍は思い悩んでいたことを上司でもあり、獅子神家の長女でもある、龍月に打ち明けたのである。

 

龍月はそのことを聞いて、以前、妹達共にある世界から新たな道を創り出すための戦いでアレクセイ達と対面で感じたこと、そう、アレクセイは世界をも作り変えてしまうほど、反逆する男ではなく、それは評議員による抹殺で部下を殺されたことによるものだと、元部下のシュヴァーン・オルトレインことレイヴンが教えてくれたことで、ふと、思い出したあの「この世に悪があるのなら、それは人の心であり、そしてこの世に生きている者達が全て悪ではない」と諭して、智龍は何かきっかけを持てたのである。

 

龍月は仕事もないので、智龍に今晩、時間が空いているかと尋ねたのである。

 

その問いに、智龍はもちろん、

 

「もちろんです‼ 神楽坂智龍、生き返らせてもらい、わたしのような、半人前に、龍神と言う地位を与えて下さった騎士龍神様のご命令なら、お引き受けします‼」

 

「そんなに堅くならないで、一緒にご飯食べない? ボクの実家で」

 

「承知しました・・・ええぇぇぇ(゚Д゚)ノ 騎士王様のご実家で‼」

 

「もう‼ 智龍は、防衛隊員じゃないんだよ‼ 今は妹の友達の神楽坂智龍なんだから(^O^)/‼」

 

「はい‼」

 

快く引きうけたのだがその内容が獅子神家に智龍を招待することだったので、生真面目な智龍は驚いてしまっていたので、龍月は智龍は現在は都立来禅高校に通う真龍婭達の同窓生で友達だと言い聞かせて智龍共に実家に帰ることにしたのである。

 

「なのはママ、大丈夫?」

 

「ごめんね、ヴィヴィオ、大丈夫、少し、三日後の結婚式のことで不安になちゃった」

 

「大丈夫、パパは絶対何があっても、ママを守るから」

 

「うん‼」

 

龍月が実家に帰っている頃、教会で生活を送っている今では戦闘出来るまで回復したなのはだが、恋人で幼馴染みの空龍との結婚式が無事に挙げられるかと不安になっていたので、ヴィヴィオに心配されてしまったのである。

 

空龍はあの時からもう決めていた、何があろうとなのはをもう失いたくない、だからユーリに勇気づけられたあの日から、決めたのだから。

 

「ただいま~お母さん、お風呂空いている?」

 

「空いてるわよ、あら、今日は智龍もいっしょなのね」

 

「すいませんが、やっぱり」

 

「折角なんだから、一緒にお風呂入ろうよ‼」

 

「わたしのようなものと一緒におおお風呂ですかΣ(゚Д゚)‼」

 

「あ、龍月お姉ちゃんお帰りなさい、智龍も一緒なんだ」

 

実家に戻ってきた龍月は明にお風呂に誰も入っていないことを尋ね、誰もお風呂には入っていないと言うので、智龍と一緒に入ることにしたのだが、智龍は生真面目な性格が災いして、帰ろうとしたのだが、明が智龍を捕まえて、そこにノワールとしての自分との決別を果たしたことで明と同じ金髪碧眼にスタイル抜群の肉体に転生し、真龍婭達には素直に話すことが出来るようになり、一人称が、「わたし」から「ボク」になったがやはり黒髪が落ち着くのか、黒に染めている勇龍が通りかかりこれからお風呂なのかと聞いて一緒に入ることになったのであった。

 

 


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