ジャッジ・ザ・ハードと蜘蛛型&マンタ型&球体型機械兵による襲撃にあったがアドリビトムの拠点の飛空艇「バンエルティア号」に乗っていた乗り組み員ことギルド構成員は依頼を受けて仕事に出向いている者以外は無事に保護したのであった。
「あれ、わたし・・・」
「クリス‼」
「‼」
「ちょっと、聞きたいことが‼」
ピンク色のロングヘアーで背丈は芽龍位で先ほど戦闘では龍華より軽い雪の結晶の模様が刻まれている透き通った刀身の大剣を使っていたクリスと呼ばれた女の子は急に意識が無くなって飛行艇から落ちて行ってしまったのであった。
それに気付いた龍姫は龍神化中だったので一瞬でクリスを追って飛んで行ったのであった。
「ねぇ、大丈夫?」
「え? ボク‼ バンエルティア号から落ちちゃったのΣ(゚Д゚)‼」
「取り敢えず、バンエルティア号に帰ったらいいんだよね、あと、無理して、一人称、変えなくてもいいよ」
「うん、ありがとう、ボクの名前は、カノンノ・クリスタル、けど、後三人「カノンノ」って言う同じ名前の子がいるから、みんなはクリスって呼んでるの」
「そうなんだ、もう着くよ」
龍神化してバリアジャケットを装着している龍姫にとっては一秒もあれば落ちていった人間の速度に到達するのでいとも簡単にクリスをお姫様抱っこで受け止めたのであった。
龍姫はクリスの額に手を当てると少しだが熱があるようで詳しいことはフラクシナスで待機している実姉の龍美と、医者でもある医学者のジュードに診てもらうことにして落ちていった飛行艇「バンエルティア号」にクリスをお姫様抱っこの状態で運んだのだが、
「大変だ、艇内に侵入した機械兵を倒したのはいいんだが」
「もうわかってるから、その飛空艇、フラクシナスに搬送して、搬入出来次第、すぐに整備班に連絡して‼」
「ボクのバンエルティア号が~‼」
「チャット、しっかりして‼」
「搬入準備は完了している」
バンエルティア号の甲板にクリスをお姫様抱っこした状態で降りたった龍姫に血相を変えて覇王龍神化している美龍飛が先ほどの機械兵が案の定艇内にも侵入していたので美龍飛とユーリ達が破壊したのだが、どうやらエンジン部が破損したことで飛空艇「バンエルティア号」の高度が下がって急降下をし始めていたのであった。
龍姫は一瞬でフラクシナスに連絡して飛空艇ごと保護するように要請したら、艦長室からミラが応答して、目の前にラタトスクの拠点の戦艦「フラクシナス」のハッチが開いて格納庫に搬入されたのであった。