超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会からほど近い場所にある下宿部屋に案内された明日、都立来禅高校に留学することになったスコール達を案内した龍美と瑠美奈は教会に戻り、執務室に入って行ったのであった。
「けど、ガルヴァディアガーデンからボク一人しか留学希望者がいなかったからどうしようかと思ったよ‼」
「そうなのか、まぁいいじゃねか、こうしてみんな、集まったんだし」
「取り敢えず、各自解散‼」
「(さて、どうしたのものか?)」
「スコール、教会に行こうよ‼」
「ああ、そうだな(確かに情報を手に入れることは大事だ)」
スコール達は各自それぞれの留学理由を確認し合い、キスティスから集合時間まで自由行動になったので、スコールは知らない街に繰り出すわけにはいかずどうしたものかと考えていたのだが、リノアが龍美から情報を得ることにしたようでスコールを教会に一緒に同行してほしいと誘ったのでスコールは幼い頃から訓練を受けていたのだが、それがノーグの陰謀だったことが知らないなかったので少しでもゲイムギョウ界についての情報を得ようとリノアの誘いに乗ったのであった。
「そうだ、スコール、粒子化できるようになった?」
「何だ? それは?」
「ゼルは肉体が武器だから必要ないけど、わたし達のような武器を使う人は粒子化しないと逮捕されるのよ」
「やり方、教えるけど?」
「ああ、頼む(粒子化、便利すぎるだろ)」
リノアが左腕に装備しているブラスターエッジと言うヒスイとティトレイが装備している武器と同じタイプなのだが装備していないことに気が付いたスコールだったのだが、リノアから、ゲイムギョウ界の粒子化を龍美に教わっていたのでスコール達よりも早く修得してしまったので、リノアが教えると言う光景になってしまったのである。
スコールはガンブレードと言う剣を使うので、粒子化を覚えてしまえば持ち運びが便利だと思いリノアから教わって、見事、粒子化を成功させたのであった。
そして、龍美と瑠美奈が働いていると言う教会に向かったのであった。
「こんにちは‼」
「確か、都立来禅高校に留学するって言う子達やな、ボクは龍美ちゃんの幼馴染みの御子神大龍や‼ ルウィー教会で働いているんや‼ よろしくやで‼」
「スコールです」
「リノアです」
プラネテューヌ教会に到着したスコールとリノアは扉を開けて教会内に入った所でちょうど龍美か瑠美奈を誘いに来たのであろうルウィー教会の教祖、大龍が居たので、お互い自己紹介をしたのであった。