バラムガーデンに都立来禅高校に留学するスコール達を迎えに言っていた紋章機「トリックマイスター」と言う、スコール達が知っている乗り物で言えば、飛空艇「ラグナロク」であろう、超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会にある格納庫に帰ってきたのであった。
「ただいま~‼」
「お帰り、無事に留学生を連れてこれたみたいだな、オレは、式神瑠美奈、此処で働いている者だ」
「どうも、バラムガーデンから留学する、スコールです」
「スコールか、それじゃあ、下宿部屋に案内するよ。こっちだ」
「お願いします‼」
紋章機から降りてきた龍美を出迎えた瑠美奈はスコール達の方を向いて自己紹介をお互い行い、スコール達の下宿部屋に案内することにしたのであった。
「この国に都立来禅高校があるの?」
「リノア‼ すいません‼」
「いいよ別に、此処はゲイムギョウ界と言う世界で数カ月前までは女神と呼ばれる職が国を統治していたんだけど、結局、人間に愛想つかされちゃって」
「確かに、女神って言うのは響きは言いけど、人間にとっては怖い存在だしね」
「それと、シェアと呼ばれる、簡単に言えば、信仰心かな、それを奪い合いはするもんだから、人間にとっては溜まったもんじゃない問うことで、テルカ・リュミレース皇帝とリーゼ・マクシアの王との介入で人間主体の国営になったらな」
「(魔女と変わらないな)」
リノアは年上の龍美にタメ口で都立来禅高校が超神次元ゲイムギョウ界にあるのかと聞いてしまったので、スコールが注意していたのだが、お人好しの龍美はそんなことを気にするほど短気ではなく、お構いなしと返して、超神次元ゲイムギョウ界と言うことを教えたついでに以前女神と言う存在がいたとスコール達に話ながら下宿部屋に向かっていたのである。
セルフィはいつものように悪気がないが冗談交じりの発言をし、瑠美奈がもう女神が国を統治する時代は終わったことを話して、スコールは脳内発言をしていたのであった。
「此処が、今日から下宿してもらう部屋だよ。何かわからないことがあったら、ボクか職員に聞いてね」
「ありがとう‼」
「此処が今日から、オレが生活する部屋か‼」
「あ、みんな」
「アーヴァイン‼」
「みんなより先に着いちゃったからね」
龍美と瑠美奈が留学するスコール達を空いている下宿部屋に案内し終わったので何かわからないことがあったら自分達に聞いて欲しいと伝えて仕事に向かったのであった。
一人では広いくらいの部屋にゼルは落ち着くが無く、そこに先に到着していた茶髪の青年で狙撃手のアーヴァインがやってきたのであった。