紋章機「トリックマイスター」で超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌに都立来禅高校に留学するスコール達を乗せて向かっていたのであった。
一方その頃、
「式はこう言う風になりますけど? よろしいですか?」
「うん、これでいいよ‼」
「ああ、俺も構わない」
「どうしよう今からもう緊張してきたよ(>_<)‼」
「まさか、龍臣君とすずかちゃんが付き合っていたとは思わんかった‼」
瑠美奈がバラムガーデンに都立来禅高校に留学するスコール達を迎えに行っている間に超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会で四件の結婚式の打ち合わせを行っていたのであった。
そこで衝撃な事実が舞い込んできたのだ、それは、神楽堂兄妹の長男の龍臣が密かに幼馴染みでお嬢様でもある鈴村家の次女のすずかと一緒に超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会に手をデート繫ぎで姿を現したので、今だに顔をサングラスで隠しているなのはとフェイトは思わず声を上げてしまい、はやてに至っては悪乗りをし始めたのである。
「確かに、言わなかったオレが悪いんだがな」
「もう、龍臣君たら‼」
「それでこそ、龍槍の龍臣だ‼」
「あの子達とはちゃんとお姉ちゃん出来るかな?」
「大丈夫、神子龍達はもう
「そうだね、いつもは龍臣君にわたしが慰めていたのにね」
龍臣は今まですずかと付き合っていたことを言うのを忘れていたことを幼馴染み達に謝罪したので、すずかは突っ込みを入れ、龍翔に至っては茶化してしまうのであった。
すずかは義理の妹達である、神子龍達と仲良くできるか心配でいたようで、もちろん龍臣から龍神としての魔力を分けてもらったので不老長寿の肉体になったが戦闘経験がないすずかは基本的に家で夫の帰りを待つ立場になるであるので、義妹達とは顔を合わせることが多いので心配になってしまったので、龍臣に逆に励まされてしまったのであった。
「と言いうことは、すずかちゃんも不老長寿になったの?」
「うん、けど、わたしには、龍臣君がいる、そして、みんながいるから、大丈夫‼」
「そうか、じゃあ、式当日に‼」
「龍翔、年上の嫁さんもらうだろう、頑張れよ‼」
「おまえこそ、気よ付けろよ‼」
式は取り敢えず予定通りに三日後に行われることになったので、龍翔達はそれぞれの自宅に帰るために解散したのだが、帰り際に空龍がいつもの軽口を叩いて言ったので、龍とも返して、無事に自宅に帰って行ったのであった。
「さてと、オレは、下宿部屋の確認でも行ってくるかな?」
「誰も話を聞いてくれないんですか‼」
「もう女神が国を治める時代は終わったんだ、これからは人が国を作る時代だからな」
瑠美奈は結婚式の書類を慣れた手付きでまとめて束ねて、執務室に運びに向かっている最中に廊下の隅で影が薄くなったイストワールがいたので、時代は変わるものだと諭してその場を立ち去ったのであった。