瑠美奈は久しぶりに実家に帰ってきたのだが食事中に父、雄一郎に龍美との結婚を急かされてしまって、一ヶ月前に告白したことを家族の前で公表したのであった。
もちろん、家族全員が目が点になってしまい、そして、
「えぇぇぇぇ(;゚Д゚)‼」
「あの奥手の瑠美奈が、あの才色兼備並びに良妻賢母の龍美ちゃんに(;゚Д゚)‼ お姉ちゃん、感激‼」
「それで龍美さんはなんて?」
「それが、龍美が一緒にいたいって言ってくれた」
「母さん‼ 瑠美奈があの高嶺の花の龍美ちゃんを落としていた‼」
大合唱の後、瑠美奈の二つ上の姉のスタイル抜群で茶髪のロングヘアーの由紀奈が昔から龍美のような才色兼備で、良妻賢母と言う鳴流神家の長女が瑠美奈に逆プロポーズされていたことを知ったので、その場で大喜びであった。
式神家の末っ子で龍音達とは同窓生で隣のクラスに在籍中のスタイルは龍音より少し少し低い155㎝の身長に胸は和服下着で隠しているが龍音ほどではないが大きく育っている髪を茶髪の髪は腰まで伸びてそれを龍音と同じくポニーテールにリボンで結って、護身術で武術を鳴流神家の道場で教わっている、彩夢は年頃の女の子であるようで恋の話には興味があるようで龍美が将来の義姉になることに胸躍らせていたのであった。
「ねぇ、お兄ちゃん、もし、ボクが龍音ちゃんと同じところで働くって言ったらどうする?」
「別に何も言わないさ、それは彩夢が決めたことだろ、オレが決めることじゃない」
「彩夢、いいだろ、彩夢なら、龍音ちゃんの力になれるだろ‼」
「お姉ちゃんも‼」
「あれ? 姉さん、仕事は?」
「瑠美奈と同じく、時空管理局が崩壊した影響で倒産したのよ‼ だから、現在再就職先を探してたのよ‼」
「龍美にオレから頼んでおくよ」
末っ子の彩夢も同じ考えだったようで幼馴染みの龍音のように誰かのために力になりたいと思っていたので瑠美奈にラタトクス入りを宣言したのであった。
それを聞いた瑠美奈は自分で決めたことに言えることなど何にもないと返したのであった。
もちろん、式神家の両親も同意したのだが、長女の由紀奈はどうやら時空管理局が崩壊したことでそこに出していた機械などの製品を作る会社に勤めていたのだが、龍姫達によって裏でその機械で違法な実験をしていたことが公のされされてしまったことで、天界の治安部隊によって勤めていた会社が倒産してしまったのであった。
幸いにも由紀奈は経理部だったので罪には問われることなかったのであった。
こうして式神家に春がやってきそうであったとさ。