超次元kurosu   作:天龍神

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式神家一

紗耶香は現在超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会の檜風呂に態々入りにいていたのである。

 

滅多に入れない檜風呂と言う理由なのだ。

 

「気持ちいい(*^▽^*)‼ 家でもいいけどこう言った檜風呂もいいよね‼」

 

リボンを解きロングヘアーにして、檜風呂の大浴場に入っている紗耶香はいつも入っている自宅のお風呂と比べても超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会の檜風呂が良いと述べていたのであった。

 

しばらく、檜風呂を堪能した紗耶香は体を洗ってもう一度檜風呂に浸かって、脱衣所で持ってきた服に着替えて兄の瑠美奈の下に向かったのであった。

 

「お兄ちゃん、いる?」

 

「ああ、入って来ても大丈夫だ‼」

 

「入るね‼」

 

二回目とは言え超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会にはもう慣れてしまったようで紗耶香は瑠美奈の自室を見つけてドアを三回ノックして部屋の中に瑠美奈がいるか確認したところ、中に瑠美奈がいたので、入って来ても良いと言われたのでドアを開けて瑠美奈の部屋に入ったのであった。

 

「此処がお兄ちゃんが生活してる部屋なんだ、そうだ、お母さんから晩御飯家で食べるのかって」

 

「そうだな、久しぶりに実家で食べるのもいいかもな」

 

「一緒に戻ろ‼」

 

「ああ」

 

紗耶香は母からのお使いで瑠美奈に晩御飯を家で食べないかと質問したところ、瑠美奈は久しぶりに実家に顔を出したいと思っていたようで、紗耶香に実家で食べると答えてそのまま兄妹仲良く実家に帰るのであった。

 

「ただいまー‼」

 

「おう、瑠美奈、久しぶりね、少しやせた?」

 

「そうかな?」

 

「小さい頃は龍美ちゃん達にいつも助けてもらってばかりだったけど、結局、龍美ちゃんの仕事のお手伝いなのね(^_-)-☆」

 

「瑠美奈、いつ、結婚するんだ?」

 

久しぶりに実家に帰ってきた瑠美奈は家族に暖かく出迎えられて、台所の椅子に座ってテーブルを囲んで晩御飯を食べていたのであった。

 

式神兄妹の母の小百合は幼い頃から龍美達が居ないとダメだったことを思いだしていたのだが、今も変わらない瑠美奈に将来、龍美の尻に引かれる未来が想像出来たようで笑っていたのであった。

 

式神家の大黒柱で式神兄妹の父の雄一郎は食事中と言うのを忘れて、息子に向かって、いつ龍美と結婚するのかと言い出したので、

 

「父さん‼‼」

 

「何をためらっているんだ、龍美ちゃんような才色兼備な子、そう、いないぞ‼」

 

「え~と、実は、オレ、龍美に一ヶ月前に告白したんだ」

 

「カタッ‼」

 

瑠美奈は突っ込みを入れたがお構いなしに才色兼備が揃っている龍美は瑠美奈にはもったいない位だとそのまま話を進めていたので、瑠美奈は一ヶ月前に告白したことを家族に明かしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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