超次元kurosu   作:天龍神

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夜の時間

紗耶香が龍姫達と同じラタトスクの次元武偵の一団「流星の絆」に所属することになり、龍姫達の援護などを請け負ういわば龍姫と同じく中衛型などで基本属性の「地」「水」「火」「風」は中級まで修得済みで、治癒術もエステルなどに教わってなんとか全体に効果が出るまで習得してしまったのである。

 

その日の夜、

 

「お母さん‼ ボク、お兄ちゃんの所でお風呂入ってくるね‼」

 

「わかったわ、ついでに瑠美奈にこっちでご飯食べるか聞いて来てくれない?」

 

「は~い‼」

 

式神家は瑠美奈以外の一家が集結していたのである。

 

紗耶香は超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会に檜風呂があると兄の瑠美奈から聞いていたので早速檜風呂に入るために自分のお風呂の用意を持って超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会にインテリジェントデバイス「鳳華」を起動して転送したのであった。

 

母から瑠美奈に晩御飯を実家で食べるかどうかを聞いて来て欲しいと頼まれたのであった。

 

「龍美さん、お風呂空いてますか?」

 

「空いてるよ、ちゃんと札掛けて入ってね。ボクもこれから実家に戻ってお風呂に入るところだから」

 

「別にボクと一緒に入れば・・・」

 

「龍姫のことが心配だから‼」

 

「そうですか・・・(龍姫ちゃんから聞いてたけど、物凄いシスコン何だ(*´ω`*))」

 

無事に超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会に辿り着いた紗耶香は龍美にお風呂が誰も入ってないことを尋ねたら入ってないと返事があったのでお風呂に向かおうとしたのだが、龍美がわざわざ教会にある檜風呂ではなく、実家のお風呂に入りに行くと言い出したので、同じ女同士で入らないかと誘ったら、龍美が妹達が心配だからと真顔で返してきたので、紗耶香はたじろいでしまうのであった。

 

そのまま龍美が実家に戻るのを見送った紗耶香はその足で檜風呂に向かったのである。

 

一方その頃、

 

「気持ちいい‼ コハク、ここのお風呂広いよね‼」

 

「確かにバンエルティア号より広いよね」

 

アドリビトムのメンバーは各自でお風呂に入っていたのである。

 

トレーニングルームで特訓を行う者、食堂で食事をする者、下宿部屋で趣味に没頭するものと様々な時間を過ごしていたのであった。

 

一方その頃、

 

「星也って、最初会った時は、女の子ような男の子見えたけど、いま一緒にお風呂に入っているから、女の子なんだね。胸も大きいのに制服着ても目立たないし」

 

「ボク、着痩せする体質みたい。龍姫達と同じ」

 

「そう言えば、龍姫も女の子って言う雰囲気を出さなかったしね」

 

超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌの小さな教会で下宿している星也とクリスは一緒にお風呂に入っていたので、クリスは星也が女の子だと実感したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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