龍華がジャッジ・ザ・ハードをオーバーリミッツLv3を発動し、両腕に装備している左右対称の漆黒の手甲「タイラントナックル」でバスターソード形態の合体神機「蛍丸」を背負ったまま、素手による乱舞でジャッジ・ザ・ハードはまた光になって消えて逝ってしまったのであった。
それは良かったのだが、
「助かった~」
「魔神剣‼」
「ボカ~ン‼」
「わぁ~‼」
「今度は時空管理局の置き土産か‼」
スタンがお礼を言いに龍姫達の所に来たのだがなんと蜘蛛型の機械兵が景色に擬態していたのを龍姫達が嗅覚で嗅ぎ分けた瞬間に龍姫が斬撃を放ってスタンは無事だったが一瞬で機械兵に囲まれていたのであった。
「立てますか?」
「ああ、大丈夫、君たちは何者なんだ?」
「スタン‼ こんな時に何呑気なこと言ってる場合‼」
「ごめん‼」
「馬鹿はほっといて‼ 来るぞ‼」
「龍華、機械兵の出所、分かる?」
龍姫はスタンに日本刀を持っていない左手を差し出したのであった。
スタンは差し出された龍姫の左手を握って起き上がって再び両刃の片手剣を構えた瞬間戦闘中であるのだが龍姫達に向かって何者だと質問し始めたのでルーティとリオンが同時に突っ込みを入れたのであった。
龍姫は龍華に敵の本体の居場所を探すように指示を出したのであった。
「右斜め上方です。オレが撃ち抜きますけど」
「お願い‼」
「何‼ あの剣、分裂したと思ったら銃に変形した‼」
「美龍飛、オレの背中預けた‼」
「承知した‼」
龍神化している間は男勝りの金髪碧眼のツンツン頭のツインテールの龍華は特殊能力の「直覚」を用いて敵の本体の居場所を発見したので、合体神機「蛍丸」を分解して、二つ折りの盾が防御する際開き、反対側に先代の魔王でエース・オブ・エースと謳われた高町なのはのレイジングハートの先端部を模った銃身が装着されており、日本刀の刀身が嵌め込んである片手剣神機を左で持って一瞬の早業で敵本体がいるであろうコースに向けながら銃形態に変形させて片腕で構えたのであった。
残りのメンバーが乗組員の保護並びに襲い掛かってくる機械兵の討伐に向かったのであった。
そして、
「恒久なる彼方より出でよ‼ 闇を滅する光‼ ディヴァインバスター‼」
「見事、命中だ‼」
「残りを倒す‼」
龍姫に会うまでは剣術では姉と比べられていた所為で銃を使っていたことで射撃に関することは流星の絆並びに海精の牙の現首領のパティですら太鼓判を押す腕前を持っている龍華達にとっては数キロ先ですら百発百中させるのであった。
見事命中させたので、蜘蛛型とマンタ型の機械兵は機能停止したのだが、球体型の機械兵だけは独立して動くので倒して行ったのであった。