あくまで現実によく似た地球での出来事という事で。
……ただ趣味だから、というのは一切否定しませんが。
砲火後……もとい放課後は恒例の訓練タイム。放課後を砲火後だなんて、最近ちょっと嵌まった
……なんてボケとどうでもいい話しは横に置いて。今日の武術部講師は優衣とフィーに、エマと鈴の補佐で進めてもらって、僕とリィンにシャルルとセシリアで千夏のIS訓練。専用機持ちだけだとアリーナの許可だけでIS訓練が出来るから楽でいいね。訓練機の申請は、やっぱり上級生優先にされがちだし。僕は今日は生身だけど……。
ともかくまずは準備運動代わりの各種機動訓練を終えて、僕はシャルルを相手にしたリィンと千夏の模擬戦を見ながらセシリアにビット操作のアドバイス中。凍牙とブルー・ティアーズでは
「二連戦はやっぱりキツいかな。それに、リィンって本当に強いんだね」
「そこでへばってる誰かさんと違って、経験値が段違いに高いからね。ISの搭乗期間も、もう少しで一年になるし」
そうこうしてる内に接戦してたリィンとシャルルの戦闘はリィンの勝ちで、千夏とシャルルの戦闘は……千夏が一方的に蜂の巣にされて終了。ショットガン、マシンガン、グレネード、バズーカの弾幕雨霰を全然避けられないで開始一分と持たずに完封されて撃墜。
「そっか。それに引き換え、織斑君はちょっとぎこちないかな。特に銃火器に対して無防備すぎるかも」
「白式に載せられねえからな」
リィンの方は緋皇の他にアサルトカービン《時雨》とハンドグレネード《石榴》を使った攪乱戦に持ち込んで、ほぼ一方的にシャルルを押し込んでの勝利。まあ、シャルルの反撃も相当だったから、カウンターでそれなりにダメージ貰ってたみたいだけど。
でもって千夏は、ね……。こう、ダメダメなんだよ。完全に。射撃武器の特性を未だに把握しきれてないから。例の鬼ごっこも、こっちのレベルを一段上げただけであっと言う間に前に出られなくなった位。というか偏差射撃をちょこっと取り入れただけで面白いように当たる当たる。旧大戦時、ソロモン海域戦及びハワイ諸島奪還作戦と共に行われた連合軍太平洋戦線における一大反攻作戦の一つであり、同時に連合軍太平洋戦力衰退の決定打にもなったミッドウェイ諸島沖大海戦で、日米双方がやった艦載機の撃ち落としあいを揶揄したっていう
「あの、こんなに沢山、銃火器を搭載してる機体があるのに、誰も織斑君に貸した事ないの?」
因みにシャルルが思ったこの疑問は、箒以外のみんながとっくに通り過ぎたところ。千夏の言い訳として白式に載せられないから必要ない、避けるからいいって言うんだけど。……箒? あれは剣道一筋と言えば聞こえはいいけど、ぶっちゃけ完全ブレオン脳筋タイプな上、経験不足訓練不足知識不足で千夏より酷いから論外ですぜ?
「逆だよ。いくら搭載出来なくても、経験の為に使ってみなってみんなして勧めてるんだけどいつも拒否られるんだ。避けられるから当たらなきゃいいって聞かなくてさ」
「……でも、さっきの僕との戦闘じゃ、一回も避けられてないよね」
さっきも言った通り偏差射撃が入った程度で避けられなくなるような千夏に、射撃武器を試してみろって言うのは当たり前なはず。なのにどれだけ言ってもやらないから、余計に射撃武器の特性が理解できなくて避けられなくなる。一種の悪循環だね。なおシャルルとの模擬戦で、千夏の被弾率はほぼ百パーセント。グレネードの爆発から上手く逃れられたのと、広がりすぎて外れた散弾弾体の一部が抜けってたの以外は全弾命中も等しい、まさに七面鳥撃ち状態だったり。
「ええ。偏差射撃も取り入れたここ数週間の訓練では全く避けられていませんわね。回避も含めて全体的に、クラス対抗戦前までの訓練から殆ど伸びていませんし、ミッドウェイの七面鳥とはまさにこの事かと」
「うっせーよ」
ともかく、クラス対抗戦が終わって訓練のレベルを一つあげただけでこのザマだし、セシリアが呆れるのも当然だよね。ていうか千夏に悪態付く権利はない。
「ねえ織斑君。みんなが言うとおり、銃器を撃つことも経験した方がいいよ。みんな、慣れること前提でパターンを変えてるはずだし。君の言い分は、今の状況じゃ言い訳にしかなってないからね」
「ま、そりゃね。ワンパターンと無知から来る無茶がいつまでも通じるほど実戦甘くないっての」
なんにしても千夏は経験不足と知識不足を補えないでいる現状、無理矢理にでも経験させて覚え込ませるしかない。
「ということで織斑君。はい、これ」
「なんだよ」
てわけでシャルルが装備されてるアサルトライフル《ヴェント》を出したので、僕もリィンに
「今の君に拒否権はないよ。まず試してみて。これは一般的なアサルトライフルタイプだから、素人でもすぐに撃てるようになる。使用権も一時的に白式に貸与してあるから。多分リィンのも同じだと思うし。文句は終わってからいくらでも聞いてあげるから、まずはやってみようよ」
「……わかった」
そうして、ひとまずヴェントを受け取って構える千夏だけど、構えが全然なってない。モデルガンも持ったことないな、これは。ただ脇に抱えてトリガーに手を当ててるだけだし。
「脇をもう少し締めて、ストックをもっと肩に押しつけて。そうそう、そんな感じ。じゃ、ターゲット出すよ。ステラ、お願い」
そこはシャルルが千夏の腕や肩を取って矯正してってくれる。一番ベーシックな撃ち方だけど、まずは基本から、だしね。
「りょーかいー! ターゲットレベル、ナイトメアモード起動。ターゲット数十五。モーションエミュレート、テンペスタ高機動仕様型。パイロットエミュレート、前イタリア国家代表!」
でもってシャルルにターゲットドローンを頼まれたからちょっと悪ふざけ。元イタリア代表アリーシャ・ジョセスターフと
「ふぇ!? ちょちょちょ、ステラ! そんな設定じゃ無理だよ! いきなり織斑君に出来るレベルじゃないっていうか、僕らでも難しいレベルでしょ!」
でまあ、この冗談にはシャルルも大慌て。流石に無茶なのは承知してるから、ちゃんと設定してる初心者レベルのターゲットドローンを浮かび上がらせる。
「もう、冗談だってばさ。
初めての射撃訓練用の固定ターゲットを六枚。最低限の射撃用アシストだけでも、こっちも動かないでちゃんと狙えば
ところが千夏はいつまで経っても撃とうとしないで、最後にはこう言った。
「なあ。これって完全に目だけで狙わないといけないのか?」
「……はい? ターゲットアシストは付いてないの? 普通はあるはずなんだけど」
通常ISにはターゲットアシスト。メーカーによって多少仕様は違うものの、射撃武器に対する何らかの射撃補助システムが搭載されている。けど、千夏はスコープを必死になって覗き込んでるだけで撃とうとしない。アシスト下でなら網膜投射やハイパーセンサー投影で照準補正されるからスコープを覗かなくても撃てるハズなのに。そう思ってると千夏からは思わぬ返事が。
「……ない。本当に、雪片弐型と零落白夜以外、なにも付いてない」
「悪いけど、ちょこっとフラグメントマップを見せてもらうよ。流石に嘘言ってると思わないけど、調べてみないと」
どうやらこの白式という機体、僕達が思ってる以上に欠陥機としか言えない仕様らしい。まあ、流石に嘘はついてないにしても、何もなしに信じることも出来ないから、他社製ISの内部詳細を見るという、ちょっと失礼に値する事をさせて貰うため千夏本人の同意を取ってから、愛用のメンテナンス用端末を白式に繋いで内部を閲覧した。……したんだけどさ、なんなんだよ、これぇ!
「ねえ。コイツの言う通り、マジで空きがないんだけど……」
細かなコードの羅列部分は今回は基本無視して、問題はグラフ化した機体の構成比率や稼働率の部分。
「全容量の三十五パーセントが本体。雪片弐型が十五パーセント。残り半分もほぼ全体が零落白夜だけに占領されて、システム系はほぼゼロに近いな」
リィンが覗き込んできて構成比率を口にすると、流石の状態にシャルルとセシリアも絶句。ここまで酷いとは思ってなかったからなぁ。
「……え、と、はい? それって、普通は欠陥機って言うんじゃないかな?」
「え、ええ。随分とピーキーな機体だとは思っていましたが、百歩……いえ、一万歩程譲って、あくまでも欠陥機ではないとして、それでも搭乗時間百時間未満の、しかも技能特化訓練などもしていない素人に与えるような機体ではありませんわ」
二人の素直な感想に同意しつつ、本当に意味がわからない構成比率と、そしてざっと斜め読みしたコードから、本体の高容量状態はISの稼働に全く関係がない詳細不明なパーツの組み込みが多数行われた形跡があったことと、僕との試合でそれらが破損して、一次移行した時に装甲材の一部に同質化したって事が読み取れた。まあ、その辺は今は別にいいとして。
「うん。ホントにあり得ない、けど、目の前にあるしなぁ。しかもターゲットアシストなんかの射撃系どころか、制御系や駆動系まで含めたサポートシステムすら殆ど何も入ってないって……」
正直、必要最低限どころか必要な
それは置いといて。どうするかね、これ。飛行アシストも最低限だし。最初の最初でコイツが飛べたのって、実は割と奇跡の範囲じゃないかな? ガチで最初からマニュアル操縦で教えるのが正解とか、一体どんな無茶振り仕様な機体なんだよ。この事は千冬姉や真耶せんせーも知ってる……とは思えないな。一応、レポートと簡易グラフ付けて報告しよう。いくら何でも無茶過ぎだし。
「そう、だよね。でもありえないけど、仕方ないよ。ねえ織斑君。まずは一発、自分なりに一番近いターゲット狙ってみて。
「そんなのもあるのか。とりあえずやってみるか」
とにかく、こうなったら千夏には完全マニュアルで撃たせるしかないからと、シャルルが上手いこと射撃体勢を取らせて撃ってみるように促すけど。
「……ちょっと失礼するよ。ライフル系の構えはこう。シングルでもバーストでもフルオートでも基本は同じ。で、もっと脇をきっちり締めて、肩にしっかり銃床を押しつけて。そうそう。で、スコープ覗く時に両目とも開けて、片目を瞑らないようにね」
「慣れないと難しいかも知れませんが、スコープを覗かない方の目を瞑ってしまいますと照準がずれやすくなってしまいますから、まずは両目を開けてスコープを覗くようにしてくださいね」
教えて貰っても未経験者に銃の射撃は難しいだろうね。特に
「うん。それでスコープを覗き込むと、中心にレティクル……スコープの中に十字のマークがあるから、そのレティクルがターゲットの中心より少し上に来るように狙ってみて。銃弾は真っ直ぐ飛べない。重力に従って徐々に落ちていくから、ちょっと上目に狙うと当たる確率が高くなるよ。距離と誤差は何回も撃って自分で把握して修正するように。あと、今後覚えていって貰う細かい事なんだけど、例え的が止まっていても、的までの距離が遠ければ遠いほど重力や風、湿度や気温、大気密度の影響で銃弾の弾道が大きくずれるから。まあ、その辺は軽く教えた後にトライ&エラーで慣れるしかないから、今は四の五の言ってないでまずは一発、撃ってみ」
そうして、しっかりと肩に銃床を押しつけてどっしりと構えた千夏が一番近くの的に一発だけ発砲。構えがやや甘かったのか、トリガーを強く引きすぎたのか、銃身が少しだけ遊んで僅かに右にずれ、弾は的の右端を僅かに砕くだけで実質外れ。だけど、初めてで的に当てられたのは確か。
「……速い、な」
そしてスコープから目を離した千夏が呟いたのは唯一言。そう、銃弾は速い。それを実感してほしかった。
「そう。速いんだよ。小さくて、速い。それが射撃武器の特徴」
「いくら織斑君の機体が速くても、銃弾の速さには及ばない。見てから避けるなんて無理。避けられない理由はわかった?」
銃弾の形、大きさ、速度。全てでISと比較できない。軍用を超えて、宇宙活動用までリミッターを完全解除してれば多少は別枠に置けるけど、競技仕様の上では、ISより遥かに小さい銃弾は、例えISと同じ速度域であっても見辛く、避け辛い。ただただ小さく、鋭く、速いから。
「……今わかった。避けられるつもりだったってのも、言われるだけじゃ気付けなかった」
それをたった一射で実感してくれたのか、千夏も納得顔。やっぱコイツはバカなだけで、天才なんだよね。こういう飲み込みがよすぎる所、本当にむかつく。
「そう。なら良かったよ。それじゃ次はこれね。この銃は粒子銃。圧縮加速した粒子の塊を撃ち出すビームガンで、同じ質量型の銃弾だけど、実体弾の銃と特性が違うんだ」
そんな嫉妬心を表情に出さないように、ただ一言だけ声をかけ、シャルのヴェントをリィンの村雨に持ち替えさせて撃たせる。同じ質量弾だけど、実体弾と粒子弾は特性が全く違う。初速が実弾銃より速く直進性が高くて弾道にズレが殆ど無い代わりに、大気や湿度との干渉で起きる威力と速度の大きな漸減があるから、遠距離射撃には致命的に向かない。まあ、撃たせれば直ぐにわかるだろうけどさ。
ともかく粒子銃の村雨を撃たせた後、対IS用のベアリング散弾型シェルを撃ち出すショットバズーカ夕立を撃たせると、今度はセシリアが
「……織斑千夏。わたしと戦え」
その乱入者。
「なんだよ。出会い頭に引っ叩かれて、挙げ句に戦えってか。ドイツの代表候補生とか言うけど、何なんだよ、お前さ」
「そんなものはどうでいい。わたしと戦え」
さすがのこの状況に、千夏が悪態を吐くけど、今回は許されるでしょ。だってこのちびっ子、本気で回りを考えないで千夏と戦おうとしてるんだから。……でも、朝と違って私怨だけって感じがしないんだよね。小さくてバグってない
「やる理由がねえ。模擬戦なら受けてやるから、また今度にしろよな」
でも千夏にはそんなちびっ子の思惑なんか関係ないし、僕達にも当然関係ない。何かを試すなら、模擬戦を正式に組めばいい。なんだろう、この違和感は。なんて思ってるところでちびっ子のIS、シュバルツェア・レーゲンの右アンロックユニットに接続されてる大口径砲……確か
「なら、戦うようにしてやる!」
「なっ、てめ!」
「ステラさん!」
そして放たれた砲弾は表面を融解させながらこっちに、僕とシャル、セシリアが立ってる位置に向かって飛んでくる!
つべこべ言わず防御防御と思って緋鋼を展開……と思った所で
「その程度の弾、斬り捨てるのは難しくない。もし織斑や俺と戦いたいならば、正式に模擬戦を組めばいいと思うんだが、違うか、ラウラ・ボーデヴィヒ? そもそも、今手元に専用機を持たない、生身のステラまで居るのにそこまでする必要はあったのか?」
「ふん、どうせそこの代表候補生達やお前か、あの織斑千夏が守ると思っていたさ。だが、たかが男の操縦者と思えば、やはり貴様は織斑千夏と違って随分と出来るようだな、リィン・シュバルツァー。さすがは最初の一人、と言ったところか」
表面上は挑発してるちびっ子だけど、やっぱり少し違和感がある。僕達を狙ったのも、そうすればリィンか千夏が必ず動くってわかってたからだろうけど、データ取り、にしてもちょっと強引すぎる。なにか別の目的を隠してるのか、それとも……。
「どうかな」
「まあいい。まずは貴様から」
セシリアに抱えられたままあれこれ考えてる僕を余所に、リィンとちびっ子が向き合い、今度はちびっ子がリィンに砲口を向けた瞬間、管制室からの場内アナウンスが鳴り響いた。
『そこの生徒、一年の専用機持ち達、何をしているの! あなた達の模擬戦許可は先程の二件以外に下りていないわよ!』
「……ち、興が削がれた。今日は帰る」
さすがに見過ごせなくなったのか、専用機持ち達、と僕達を名指しして注意勧告。
それを聞いてちびっ子は躊躇も見せずに踵を返してアリーナを出て行く。
「何がなにやら」
「ただ挑発に来た、と言うわけじゃなさそうだけど」
そんな
まあ、何にせよこちらも訓練終了ってところだったから、予定通りこれで解散。リィンと千夏と別れて、セシリアと更衣室へ。シャルルはリヴァイブの整備があるからと別行動に。まあ、言い訳がちょっと不自然だけど、
あと、みんなが気付いてるかはわからないけど、さっき千夏やリィンと会話してた時の彼女からは、今朝教室で発した千夏への憎悪を全く感じなったのも疑問なんだよね。
追記。
例の白式の内部構成について千冬姉と真耶せんせーに問い合わせた結果、彼女達は何も知らなかったらしい。というか逆に、開発元の倉持技研が機体に付随して寄こした仕様書を特別に見せて貰ったところ……型式番号と機体名しか書いていないというお粗末以下、落書きにすらならない仕様書で僕がビックリする事に。そうして驚かされた後に僕が記録しておいた簡易解析データとグラフを見せたところで二人揃って悲鳴を上げる事態に。……真耶せんせーはともかく、千冬姉が悲鳴って、ちょっとビックリ。職員室に居た先生達もほぼ全員がぎょっとした目で千冬姉を見てたし。でも悲鳴を上げたい気持ちはわかる。で、白式に関しては出力調整と手順を千夏に教える事も頼まれたので一応受け入れることにした。機体の調整ぐらいは出来る様になってもらわないと、ということと、現状のリソース配分ではただ燃費が悪いだけの高速型近接戦用ISでしかないから。
更に僕が調べた事に関しては、訓練の過程で
元々、白式の開発経緯や仕様、その他について相当問題になってたらしく、日本代表候補生である簪の専用機であり、後の量産予定次世代機の
まあ、千冬姉の暮桜や打鉄の成功と政府との太いパイプを持って調子に乗っちゃった企業には当然の末路、なのかな。
作中に出している用語は割と自作用語な部分が大きいです。
ISの稼働を補助する各種制御システム=アビオニクス・ベトロニクスの一種と意識していますが、あくまでも機動兵器の一種であるISに関しては参考元がないので、勝手に作ってます。又原作に出ていても意図的に無視したり変えてたりする部分も無きにしも非ずですが……そこは二次創作って事と、タグに「独自設定」を入れてるので悪しからず、と思って書いてます。
次回分も一応書き上がってますが、ここから先は基本原作の流れに沿いつつも、細かい部分では更に原作離れしていきます。
次回更新分もそんな感じですし、ラウラの扱いに関しても同様です。
因みに、ISApocryphaの世界は基本的に原作ヒロインには優しい世界です。現状のモッピー除く、ですが。彼女に救いは……あるの?