“夜叉姫”斑鳩   作:マルル

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第二十五話 菊理姫

 それは、青鷺の初依頼を受けたときのこと。村での事件を解決し、劇団を護衛して帰るときだった。斑鳩を先頭に、劇団、青鷺・カグラと続いていく。

 

「……相変わらず、斑鳩って強いね」

 

 青鷺が何気なく呟いた。思い返すのは村の中を制圧してテントに帰った時のことだ。

 うずたかく積まれた人間の山。その前で何事もなかったかのように焚火にあたる斑鳩。キャンプを襲った人間は青鷺が制圧した人数より多いようだった。その上、劇団員が気づいた様子もない。

 

「そうだな……」

 

 カグラがどこか言い淀むのに青鷺が首を傾げる。カグラと斑鳩の付き合いは長いと言えずとも、二人の間には強い信頼があることを知っている青鷺としては意外だった。

 

「……どうかしたの?」

「いやな……」

 

 少し考え込むそぶりを見せてから、カグラは重く口を開く。

 

「斑鳩殿は、前はもっと強かった気がするんだ」

 

 カグラは何かを懐かしむように遠い目をした。

 

「……弱くなったってこと?」

「確証はない。そんな気がするというだけだ」

 

 手合わせをしていて感じる違和感。どこか剣が鈍い気がする。カグラと斑鳩の間にはいまだ大きな実力差がある。故に、全力の斑鳩と戦ったことのないカグラには確証が持てずにいるのだが、そんな気がするのだ。

 

「……怪我でもしたの?」

「そうだな。一度仕事でたいそうな怪我を負ったようだ。しかし、後遺症が残っているとは思えん」

 

 思い返すのは斑鳩がガルナ島から帰ってきた後。S級クエストに再チャレンジしたときのことだ。不覚をとって中々の怪我を負ったと聞く。斑鳩の剣が鈍ったように感じられるのはその頃からではあるが、不思議と斑鳩が一人で稽古をしている様子を見てもそれは感じられない。決まって誰かと戦っているときに感じられるのだ。

 

「……それじゃあ」

「おそらく、精神的な問題だろう」

 

 言って、カグラは重々しく息をつく。何があったのか、斑鳩は何も語らない。力になれればと思うが何もできないでいる。

 

「尋ねて見てもはぐらかされるばかり。頼りない自分を恥ずばかりだ」

「……いつか、話してくれるといいね」

「そうだな……」

 

 青鷺の呟きに答えてカグラはじっと前方の斑鳩を見つめた。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「――貴様!」

 

 烈声とともにカグラはコブラに躍りかかった。対してコブラは難なく身を躱して後退する。カグラは追わず、コブラと斑鳩の間に入って剣を構える。

 

「そっちを聴いてる余裕はなかったが。そうか、レーサーの奴やられやがったか」

 

 コブラの両手から毒気が立ち上る。舌打ちとともにカグラを睨み付けた。

 

「なら、仲間をやってくれた礼はしねえとなあ!」

「ほざけ! それはこちらの台詞だ!」

 

 カグラは重力場を発生させ、斬りかかっていく。

 その隙に斑鳩に駆け寄った青鷺が肩に担ぎ、近くの木陰に転移した。

 

「サギはん……」

「……安静にしてて」

 

 そこに斑鳩を寝かし、すぐにカグラと戦うコブラを睨み付ける。選択肢はない。心の声を聴けるコブラ相手に逃げ切ることも隠れてやり過ごすことも不可能だ。

 

「やめ、なさい……」

「……斑鳩?」

 

 戦いに赴こうとしたところで、青鷺が斑鳩に裾を引かれて立ち止まる。振り返る青鷺に斑鳩が静かに首を振る。

 

「サギはん。カグラはんを連れて逃げなはい。勝てる相手じゃありまへん」

「……え?」

 

 驚きに思わず青鷺は動きを止めた。それを斑鳩は違う意味で受け取ったのか付け加えて言う。

 

「心配せずとも、うちが時間を稼ぐことはできます。その間にサギはんたちは――」

 

「冗談じゃない!」

「さ、サギはん?」

 

 青鷺の怒声に思わず斑鳩は目を丸くする。これまで、青鷺が感情をあらわにして叫んだことなど聞いたこともない。そんな斑鳩に青鷺は怒声をあげて荒れた息を整え、平時のように落ち着いた声で告げる。

 

「……なんで、そんなことを言うの? 私たちは斑鳩を助けたくて出てきたのに、見捨てて逃げるなんてできるわけないよ」

 

 言った青鷺は、落ち着いた声とは裏腹に悔しそうに拳を握りこんでいる。

 

「……少しくらい、信じてみてよ」

「ち、違います。うちは冷静に場を判断しただけで、信じてないわけじゃ……」

「……人と戦うときに剣が鈍い気がするってカグラが言ってた」

「――」

 

 言われたことに、斑鳩はわけも分からず、頭が真っ白になっていくのを感じた。

 

「……悩みがあるんじゃないかって、心配してた。私はともかく、カグラとは一年一緒にいるんでしょ。信じてるなら話してあげなよ」

「そ、それは……」

 

 斑鳩は何も言い返せなかった。自分は二人を信じている。言い返したい。言い返したいのに言葉が出ない。本当に、自分は信じていなかったのか。そんな疑念が恐怖となって斑鳩の心を蝕んだ。

 

「……変なこと言ってごめん」

 

 そう言って、青鷺はばつが悪そうに顔を背けた。

 

「……私は、私たちは信じてるから。それだけは覚えておいて」

「――あ」

 

 去り際に一言を残し、斑鳩に背を向けてコブラのもとへ走り行く。

 呆然とする視線の先で二人はコブラと戦う。それを見ることしかできない斑鳩の戦闘者としての頭が、冷酷な事実を突きつける。

 ――二人では絶対に、コブラに勝てない。

 

「てめえらの動きなんてなあ! 全部全部全部! 聴こえてんだよォ!」

 

 コブラの毒の爪牙が二人を傷つけ、蝕んでいく。

 

「ああああ!」

 

 カグラの剣撃は全てひらりひらりと躱される。重力魔法で押さえつけていても、動きが読めるコブラを捉えるには足りない。ことごとく空を斬る己の剣。その度に殴り、蹴られ、吹き飛ばされる。一方的な戦いの中、己の体のみが毒によって鈍っていく。カグラの屈強な心にさえ、恐怖が入り込んでいった。

 

「……く、そ」

 

 青鷺の転移はコブラの前に、弱点にまで成り下がる。虚をつき、相手の先を制すことができるはずの転移はむしろ、出現座標を読めるコブラにとっては絶好の攻撃のチャンスだった。現れた瞬間に青鷺は殴り飛ばされる。転移を使わなかったところで、正面からの戦いではカグラに圧倒的に劣る青鷺には為す術などなかった。

 

「うちは、どうしたら……」

 

 斑鳩は悔しさに歯がみする。言うことを聞かない肉体が恨めしい。

 なにもできないのか。否、一つだけ方法はあった。さらなる無月流の技が。

 

「どうして、できないの……」

 

 その技は心に密接に関係する。焦れば焦るほどに発動からは遠ざかっていった。しかし、焦っておらずとも発動できたかは怪しい。

 

 ――信じてるなら話してあげなよ。

 

 青鷺の言葉が頭の中で反響する。

 二人を信じていなかったのか。そうなのかもしれない。二人を信じていない以前に斑鳩は己自身を信じ切れていないのだ。だから、そんな自分のことを知られたら嫌われてしまうのではないか。そんな自意識過剰なまでの防衛心が、二人への信頼に罅を入れていたのだろう。

 

 ――なにか心配事があるのなら力になりますが。

 

 アカネビーチでそう心配そうに尋ねてくるカグラの顔が思い浮かぶ。リズリーに気を使われて行った先で彼女はそう切り出した。戦闘欲求へ向き合うことを後回しにしておいて、自分の中で区切りがついているだなんて自分に言い聞かせてはぐらかした。その時、カグラはなおも案じるように顔を伺ってくれていた気がする。

 

 ――私たちは信じてるから。それだけは覚えておいて。

 

 いいのだろうか。こんな自分が信じても。信頼に応えられるだろうか。師匠の信頼を裏切るような行いをしておいて。

 斑鳩は自己嫌悪の渦に飲み込まれ、身動きができなくなっていた。考えれば考えるほどに深みにはまっていく。光が見えても、そこに踏み出すことができない。

 そんな時、斑鳩のお腹が空腹に、場違いな間の抜けた音を鳴らした。

 

「こんな時に――なん、で……」

 

 そこで、斑鳩は口をつぐむ。

 

 ――また、ご飯を食べにおいで。

 

 懐かしい声が聞こえた気がした。斑鳩が己への不信を確固たるものにしたアネモネ村での事件、その終わり。事件解決を喜び、村長夫妻を先頭に賛辞を送って見送りに来てくれた村人たち。驚き固まる斑鳩の背を押すように、村で一つの食堂の女店主、ライラは言った。

 

 ――そんなに気負うことなんてないんだよ。

 

 瞬間、斑鳩は清涼な風が吹いた気がした。村人たちの賛辞が、ライラの思いやりが、カグラと青鷺、二人の信頼が胸の中の暗雲を晴らしてゆく。

 自然と、涙が流れていく。

 

「――終わったら、仲間を連れてご飯を食べに行きます」

 

 瞳を閉じる。斑鳩は自己の中へと埋没していった。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「――ッ! あの野郎」

 

 最初に異変に気づいたのはコブラだった。地に膝をつく青鷺とカグラの二人には目もくれず、樹海の一点を睨み付けるように見た。

 

「……あっちは、斑鳩の」

 

 どこを見ているのか瞬時に悟った青鷺と、それに続くようにカグラがコブラの視線の先に目をやると、木陰から立ち上がり、ゆらりと脱力したように佇む斑鳩の姿があった。

 

「――我、無月流の継承者。故、無敵なり」

「――てめえ」

 

 知らず、コブラは一歩後退した。聴こえてくるのだ。ただただ研ぎ澄まされていく斑鳩の戦意が。心を聴いて恐怖を抱くことなど初めての経験だった。

 

「それは使えねえんじゃなかったのかよ!」

 

 コブラは目の前の不条理に叫ばずにはいられない。カグラ、青鷺と戦いながらも斑鳩の心を聴いていた。自己嫌悪の渦にはまっていくその心を。だからこそ、油断していたのだ。まさかこんなにも突然、立ち直ることができるなどとは思わなかった。

 

「――無月流、菊理姫(くくりひめ)

 

 瞬間、コブラは、青鷺は、カグラは、確かに見たのだ。斑鳩に覆い被さるように現れた夜叉の姿を。

 そして、斑鳩はゆらりと刀を持ち上げ、ただ、振り下ろした。

 

「ガァァァ!」

 

 体を毒に侵されながら、繰り出した一閃は今までのどれよりも速く、美しい。当たり前だ。斑鳩は己の力以上の実力を出しているのだから。心や筋肉の動きを聴き取れるコブラだからこそ理解できる。斑鳩は余分な思考の全てを放棄して、自己をただ戦闘のためだけに作り上げている。痛覚は遮断され、体を魔力が覆い、強制的に体を動かしている。それにより、斑鳩は己の体のことなど顧みずに思い描くままの動きを実現させていた。

 

「こんの、化け物がァァァ!」

 

 縦に鮮やかな一文字の傷を負いながら、コブラは踏みとどまって咆哮した。ただの咆哮ではない。毒竜の咆哮。

 

「――無月流、天之水分」

 

 それを斑鳩は表情一つ変えずにかき消した。

 

「……嘘、だろ」

 

 目の前の光景に、コブラは一瞬我を忘れて呟いた。迦楼羅炎で拮抗するならば分かる。斑鳩の持つ技の中で最高威力を持っているのだから。だというのに、なんの発展もさせていない天之水分で滅竜魔法をかき消して見せた。魔法には魔力だけでなく、精神も大きく左右する。自己暗示によって研ぎ澄まされた精神は通常では考えられないほどに魔法の威力を高めていた。

 

「ぐっ、……まだだ、まだ勝ち目はある!」

 

 咆哮をかき消されると同時に刻まれた傷に呻きながら、斑鳩の様子を観察する。無理に酷使した体は皮膚が割け、傍目に見てもボロボロだ。筋肉も骨も悲鳴を上げているのが聴き取れる。滅竜魔導師は非常にタフ。故に、相手の自滅まで耐えることができれば勝ち目はある。

 

「――無月流」

 

 その僅かな希望を打ち砕くように斑鳩が構える。同時に、コブラは肌が泡立っていくのを感じた。天之水分が、斑鳩の操る魔力がコブラを包む。

 

「まず――」

 

 斑鳩が何を放とうとしているのか、聴こえたところで既に遅い。

 それは、不可避の剣閃。

 

「夜叉閃空・狂咲(くるいざき)

 

 筋肉が裂け、骨が歪む。限界を超えて振われる連撃は、距離だけでなく、方向さえも歪めてしまった。

 

「――――――!」

 

 上下左右前後、全方位から包むように襲いかかる剣撃。斑鳩の神速の剣によって振われたことでほぼ同時に襲い来るそれは、さながら剣撃の檻とでも言うべきものか。声にもならぬ絶叫を上げ、コブラの全身が切り刻まれていく。

 緑深い樹海の中、場違いな鮮血の花が咲いて散る。

 

 

 

 

「――斑鳩殿!」

 

 呆然と斑鳩とコブラの戦いを見ていたカグラと青鷺は、糸が切れたように倒れ込む斑鳩を前に自我を取り戻した。

 青鷺は即座に転移すると、斑鳩を優しく抱きとめる。

 

「大丈夫!?」

 

 腕の中の斑鳩の状態は酷い有様だった。抱き留める腕が血に濡れる。まぶたは閉じられ、意識は無いように思われる。

 

「……ごめん。信頼してって言いながら、結局無理させちゃって」

「青鷺……」

 

 自責の念に、青鷺は唇を噛む。自分を不甲斐なく思うのはカグラも同じだ。なにか声をかけることなどできはしない。

 

「それは、ちがいますよ」

「斑鳩殿! 気づかれたのですか!?」

 

 弱々しい声に驚いて斑鳩の顔を覗き込めば、うっすらと笑みを浮かべている。

 

「あなたたちがうちを信じてくれたから、うちがあなたたちを信じることができたから、うちは勝つことができたんどす」

 

 菊理姫発動には深く自己暗示をかける必要がある。その過程で、術者は自己を失う根源的な恐怖に襲われることとなるのだ。並大抵の精神ではそこでブレーキをかけてしまい、菊理姫発動に必要な深さにまで自己暗示をかけることができない。過去、無月流の継承者たちは強さへの信仰じみた思いで暗示をかけてきた。だからこそ、戦いを楽しむ本能を恐れる斑鳩には使うことができないでいたのだ。

 だが斑鳩はそれを、強さへの信仰ではなく仲間への信頼で成功させた。例え道を見失っても、仲間が導いてくれると信じたから、戦いのために自己を喪失する恐怖を感じながらも深く意識の底に沈んでいくことができたのだ。

 

「それは、どういう……?」

 

 だが、そんなことなど二人には知る由もないことだ。斑鳩の言葉の意味を推し量ることができずにきょとんとしている。だから。

 

「そうどすなぁ。帰ったら、ご飯でも食べながらゆっくりお話ししましょうか。今まで言えなかったこともいろいろと」

「――はい!」

 

 斑鳩の言葉に、嬉しそうに二人が頷いた。それを見て、斑鳩も嬉しいような気分になりながら、空を見上げる。

 

「ああ、綺麗どすなぁ」

「……綺麗? ――ああ、本当だ」

 

 斑鳩の言葉に、カグラと青鷺の二人も空を見上げた。

 光の柱が砕け散り、雨のように光の欠片が樹海に降り注いでいく。

 

 

 ニルヴァーナがついに、破壊されたのだ。

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「……おおおお。なんと言うことだ。ニルヴァーナは破壊され、私以外の六魔は全滅した。こんな、こんなことが」

 

 ニルヴァーナの破壊という事実に、ブレインは呆然と空を見上げていた。

 

「ニルヴァーナは破壊された。これ以上の抵抗は無駄だ」

「それに、てめえの言うことが正しいんなら、お仲間は全滅しちまったんだろ。ならてめえも大人しくやられちまいな」

「ガキどもが、調子にのりおって……!」

 

 リオンとグレイの言葉にブレインは怒りに声を震わせた。そして、認めることは業腹だが、二人の息の合ったコンビネーションに苦戦している。それが、より一層腹立たしかった。そして、ブレインは一つの決断を下す。

 

「貴様らだ。貴様らが調子に乗るから、私にこの決断をさせたのだ」

「決断? 何の話だ」

 

 脈絡も無いブレインの言葉に内心で首を傾げるリオンとグレイ。そんな二人に、ブレインは酷薄な笑みを浮かべる。

 

「直に分かる。後悔と絶望の中で死ぬがいい。――生体リンク、解除」

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 ブレインにはもう一つの人格が存在する。知識を好み、“(ブレイン)”のコードネームを持つ表の顔に対し、破壊を好み、“(ゼロ)”のコードネームを持つ裏の顔が。あまりに凶悪で膨大な魔力を持つその人格をブレインは生体リンク魔法で封印した。その鍵こそが六魔将軍。六つの魔が崩れる時、“無”の人格が甦る。

 今、五つの魔が崩れ落ち、ブレインもまた自ら生体リンク魔法を解除した。その結果などことさら言うべきでもない。

 

『よお、小僧ども』

 

 光の柱が崩れ落ちて間もなく、樹海に散らばる全ての魔導士に念話がつながった。

 

『オレは六魔将軍のマスター、ゼロだ。随分とうちのギルドを食い散らかしてくれたな』

 

 言葉とは裏腹に、そこに悔しさのような負の感情は一切無く、むしろ喜悦が浮かんでいた。

 

『ケジメとしてまず、氷の造形魔導士を破壊した』

 

 そう言うゼロの足下には血まみれのグレイとリオンが転がっていた。二人とも意識は無く、ぴくりと動くことも無い。

 

『だが、安心しろ。まだ完全に壊しちゃいねえ。取り返したかったらすぐに来い。場所は光の柱がたっていたところだ。早くしねえと、暇つぶしに二人を完全に壊しちまうかもなあ』

 

 そこまで言って、ゼロは念話を切る。ゼロは見る者全てを戦慄させるほどの凶悪な笑みを浮かべていた。

 足下に転がる二人の造形魔導士は餌だ。直に多くの魔導士が集ってくることだろう。

 

「さあ、早く来い。オレに破壊されるために」

 

 

 戦いはまだ、終わらない。

 

 

 

 

 




次回、ニルヴァーナ編最終回。

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