“夜叉姫”斑鳩   作:マルル

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楽園の塔編
第十四話 楽園の塔


「ん~、潮風が気持ちいいどすなぁ」

 

 空には太陽が輝き、目の前には透きとおった海が広がっている。斑鳩は白い砂浜を踏みしめて、存分に風を感じていた。

 

「たまにはこういうのも悪くないな」

 

 斑鳩の横には黒く、つややかな長髪に勝ち気な強い意志を感じさせる瞳を持つ少女――カグラが立っていた。二人はいつもの装いとは異なり、水着を着ている。

 

「ここがアカネビーチ。すごい活気どす」

「さすがはフィオーレ随一のリゾートと言ったところですね」

 

 砂浜を見渡せば大勢の人々がひしめいている。砂山を作る子供たち、ビーチバレーに興じる青年ら、寝そべり肌を焼く若い女性。皆が思い思いに過ごしていた。

 

「しかしまたどうして、リズリーはんはうちらにリゾートのチケットをゆずってくれたんでしょう」

 

 そう、斑鳩たちがアカネビーチに遊びに来ているのはリズリーが福引きで当てたというチケットをくれたからである。本人が行けばいいと言っても取り合ってもらえず、半ば強引に送り出されたのだ。

 

「ああ、それなら――」

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「斑鳩殿の元気がない?」

「なんかそんな感じがするんだよねえ」

 

 カグラがリズリーからその話を持ちかけてきたのは前日のことだった。

 

「ふむ……、思い返せば確かに……」

 

 カフェテリアとしての機能を持つギルドの特性上、ギルドメンバーは給仕をする。その中で斑鳩はいつも元気いっぱいで働いていたはずなのだが、今は落ち着いて業務をこなしていた。

 

「……違和感がすごいな」

「だろう? 斑鳩はもっと、こう、脳天気な感じだったしねえ」

「その通りだな」

 

 カグラのイメージとしては、斑鳩は勢いで行動する。間違っても、斑鳩に対して落ち着いているなどと思ったことはない。

 

「そこで、カグラに頼みたいんだけど――」

 

 そう言ってリズリーは懐から一枚のチケットを取り出した。

 

「これは、リゾートホテルのペア券か。どうしたんだ、一体」

「福引きで当てたのさ。くじ運なめちゃいけないよ!」

「いや、別になめてないのだが……」

 

 リズリーはカグラの反応を笑って流すと、チケットをカグラの手へと押し込んだ。

 

「これで斑鳩と一緒に遊んできな。いっぱい遊べば斑鳩も元気になるだろうさ」

「なぜだ、そなたが行けばよかろう」

 

 当てたのがリズリーならなにもカグラに頼まなくても斑鳩とリズリーの二人で行けばいい。そう思っての質問だったのだが、それを聞いてリズリーは愉快そうに笑う。

 

「私はリゾートなんてがらじゃないしねえ。それに、カグラは斑鳩のことだいすきだろう?」

「む……、そんなことはないと思うが」

「はは、顔を赤らめていっても説得力が無いねえ」

 

 斑鳩はその人柄とギルド一の強さからギルドメンバーたちからは好かれている。その中でも顕著なのがカグラであった。元々、斑鳩をギルドに連れてきたのはカグラであり、“人魚の踵”における仕事の仕方などを教えていたため、一番初めに仲良くなったと言うこともあったが、教育が終わった後もよく斑鳩につきまとう姿が目撃されていた。

 

「いいから、私にかまわず行ってきな! おーい、斑鳩、渡したいものがあるんだけど――」

「お、おい!」

 

 こうして、二人そろって強引に送り出されたのであった。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「――と、いうわけです」

「……なんだか、うちへの評価に気になるとこがあったんどすが」

「気のせいでしょう」

 

 脳天気だとかなんだとか言われた気がするのだが、カグラはすまし顔で取り合ってくれる気はないようだ。ちなみにカグラが斑鳩のことが大好きだという台詞は一番仲がいいとか当たり障りのないように改変されていたりする。

 

「とはいえ、なんか心配かけたみたいで申し訳ありませんなぁ」

「そのことなのですが、なにか心配事があるのなら力になりますが」

「いや、別になにかあるわけではないんどすが……」

 

 アネモネ村の一件では斑鳩自身、いろいろと考えさせられた。今なお決着のついていない部分はある。しかし、別に斑鳩としては区切りをつけているし、普段通りにしていたつもりだ。それでも周囲から変わったように見えるのならそれは、

 

「まあ、うちもS級になって一つ成長したということでしょう」

「ならいいのですが」

 

 なおもカグラは心配げに斑鳩を伺っている。心配性なカグラを微笑ましく思うと同時に、あまりの信用のされなさに複雑な思いを抱く。まあ、ガルナ島でも無駄に引っかき回したりしているので自業自得ではあるのだが。それはともかく、折角のリゾートなのにこんな話ばかりでは台無しだ。そう思い、カグラに声をかけ、泳ぎに行こうとしたところ。

 

「ああ!」

 

 突然、背後から聞こえてきた声に足を止める。何事かと思い、背後を振り返るとそこには――、

 

「なんでここに?」

 

 こちらを指さし固まっている金髪の少女を先頭に、四人と一匹の集団がいた。そこから綺麗な緋色の長髪を持つ女性が歩み寄る。

 

「また会うとは奇遇だな」

「ええ、本当にそうどすなあ」

 

 ガルナ島で知り合った面々、“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”のメンバー、――エルザ、ナツ、グレイ、ルーシィ、ハッピー――との再会であった。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 その後、再会を喜んだ面々はともに遊び、交流し、仲を深めた。中でもビーチバレーは大いに盛り上がった。主に、斑鳩とエルザが張り切ったことにより、ビーチバレーとは思えないレベルの攻防が繰り広げられ、最終的にボールが耐えきれずに破裂して終了した。

 

「それにしても楽しい一日だった」

「私も、これほど心躍ったのは久しぶりだ」

 

 時刻は夜。日も沈み、昼間は美しく輝いていた海も空も黒く塗りつぶされいる。場所はホテルの一室、エルザの部屋。現在は部屋の主であるエルザと訪ねてきたカグラの二人だけである。

 

「しかし、こんなときでも部屋に戻れば鎧なのだな」

 

 エルザは昼間の水着姿とはうって変わり、ガルナ島で会ったときのように衣服の上に鎧を着用している。カグラの言葉にエルザは視線を落として言った。

 

「この姿が一番落ち着く。……私という女はつくづく仕方が無い。それに、お前だって腰に刀を差しているじゃないか」

「違いない」

 

 二人そろって自嘲げに笑う。どれだけ楽しく日々を過ごそうと、心の奥が痛み続ける。辿ってきた道筋は違えども、二人を苛むのは十年前の子供狩りから始まるもの。

 

「エルザ、そちらの方で情報は……」

 

 つい、耐えきれずといったふうにカグラの口から言葉が漏れる。エルザは唇をかみ、拳を握りしめる。しかし、それも一瞬のこと。ため息をつくと同時に力を抜くと、カグラの方に視線を向けないままに口を開いた。

 

「そのことなのだが、実は――」

 

「エルザー!!」

 

 重苦しい雰囲気を引き裂くように、部屋に明るくはつらつとした声が響く。突然のことに目を丸くして部屋の入り口の方を見れば、ルーシィの姿があった。

 

「地下にカジノがあるんだって! 行ってみない……って、お邪魔だったかな?」

 

 元気に乗り込んできたルーシィは二人の間に漂う雰囲気を感じ取ったのか、だんだんと語調が弱くなっていく。その様子にエルザとカグラは視線を合わせ、一つ息を吐くと微笑み会う。

 

「そんなことはない。ナツやグレイは?」

「もう遊んでるよ」

「やれやれ」

 

 言うと同時、エルザは鎧姿からドレス姿へと換装する。

 

「カグラ、お前はどうする?」

「折角だ、私も行こう。ただ、斑鳩殿にも声をかけてくるから先に行っていてくれ」

「よし、じゃあ行くよー」

 

 ルーシィの号令でエルザとルーシィは地下のカジノへ、カグラは斑鳩を呼びに行く。そこに、先ほどまでの重苦しい雰囲気はない。

 

 ――たまには、自分に優しい日があってもいいじゃないか。

 

 言葉を交わさずとも心は通う。今日だけは全てを忘れて楽しもう。そう、思ったのであった。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「へえ、そんな面白そうなのがあったんどすか」

 

 カグラが部屋を訪れたとき、斑鳩は眠っていた。起こされたときはまだ眠たげな様子ではあったが、地下のカジノの話を聞くなり目を輝かせる。予想通りの反応にカグラは苦笑し、和服に着替える斑鳩を待っていた。

 

「さあ、行きましょうか!」

「ええ」

 

 頷き、二人で地下へと向かう。斑鳩はカジノという初めての娯楽を前に心が弾み、軽やかに歩く。地下へ行くのに少し迷ってしまい、思いの外時間がかかった。着替えにも手間取り、時間をくってしまったため、その分も思いっきり楽しもうと足を踏み入れ、

 

「こ、これは――」

 

 その異様な光景に絶句する。人っ子一人見当たらず、所々に破壊の跡が見られる。

 

「う、うう、こ、こっち! 助けて!」

 

 声のする方を向けばルーシィがしばられ、苦しそうにうめいていた。

 

「カグラはん! こっちは任せて、周りをしらべて!」

「了解した!」

 

 カグラに指示を出すと、すぐにルーシィの元へと向かう。ルーシィを縛っているロープはきつくルーシィに食い込み、今なお縛りつける力は増し続けている。斑鳩は腰に差していた刀を抜くと、ロープを切ってルーシィを解放した。

 

「一体なにがあったんどす? 他の人たちは」

「エルザの昔の仲間とかいう奴らが襲ってきて、エルザが連れ去られちゃって、他の人たちはカードに魔法で閉じ込められたの!」

「これは――」

 

 ルーシィが床に落ちていたトランプのようなカードのうち一枚を拾い上げ、斑鳩に見せる。カードには人がうつりこみ、壁をたたくように動いてこちらに出してくれと助けを求めている。

 

「聞きたいことはいくつかありますが、まずはこの人たちを助けるのが先でしょう」

「ちょっ!?」

 

 斑鳩は手に持つ刀で辺りに散らばるカードを斬りつける。突然の斑鳩の凶行にルーシィは止めようとするが、斑鳩の超速の剣は一瞬で全てのカードを斬り終えた。なにをするのかとルーシィは斑鳩に詰め寄ろうとし、

 

「え?」

 

 周りに現れたカードに閉じ込められたはずの人たちの姿を見て動きを止めた。

 

「ひとまずはみなさんお部屋にお戻りなさい。あとはうちらでなんとかしますから」

「ありがとうございます!」

 

 助け出された人たちは口々に斑鳩に礼を言うと指示に従い、部屋に戻っていく。斑鳩は呆然としているルーシィに振り返ると、安心させるように微笑んだ。

 

「あの魔法は空間魔法のたぐい、なので人を閉じ込めていた空間だけを斬りました。心配はありまへん。――どうやら向こうも無事のようなので、詳しい話を聞かせてもらいましょうか」

 

 ルーシィは背後を振り返り、どうやら無事のようであるグレイに、なぜかいる“幽鬼の支配者”のジュビア、そして襲撃犯を今すぐ追いかけていこうとするナツとそれを押さえ込もうとするカグラの姿に、とりあえず無事を確認できて一安心するのであった。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 カードにされていたホテル側の従業員に後始末を頼み、斑鳩たちは獣以上にきくというナツの鼻を頼りに襲撃犯たちを追いかけた。においは海の先まで続いており、船を調達して全員で乗り込んだ。

 

「楽園の塔、だと……」

 

 船上、ルーシィから襲撃時の状況を聞いていた斑鳩たちであったが、“楽園の塔”という単語を聞いたとたん、カグラの顔色が変わった。

 

「まさか、そんな……」

「なにか知ってるの!?」

 

 心当たりのある様子のカグラにルーシィが詰め寄るが、カグラは悩ましげ顔を歪ませる。

 

「おい、なんか知ってんなら言えよ。こっちは仲間が連れ去られてんだよ」

 

 船をこぎつつ、グレイは苛立たしげにカグラに問い詰めるがなおも口を開かない。その様子に舌打ちをし、いっそうグレイは機嫌をいっそう悪くする。

 

「くそっ! オレたちがのされてる間にエルザとハッピーを連れてかれたなんてよ。まったく、情けねえ話だ」

「本当ですね……。エルザさんほどの魔導士がやられてしまうなんて」

「――やられてねえよ。エルザの事知りもしねえくせに」

 

 グレイはジュビアの不用意な一言に反応してにらみつける。ジュビアが怖がって謝ると、ルーシィが仲裁に入り、落ち着くように言い聞かせる。グレイはまた舌打ちをすると、船酔いでぐったりとしているナツの横にどかりと腰を下ろした。

 

「あいつら、エルザの昔の仲間って言ってた。あたしたちだってエルザのこと、全然分かってないよ……」

 

 船上に重苦しい沈黙が続く。その様子を見かねた斑鳩はカグラへと声をかけた。

 

「みんなエルザはんを心配してます。これから助け出しに行くのに少しでも情報が欲しい。どうしても言えまへんか?」

「――そうですね。ここまで来て、私とエルザだけの問題だと言ってはいられませんか」

 

 覚悟を決めたようにカグラは頷くと船の進む先に視線をやり、口を開く。

 

「私とエルザは同じローズマリー村で生まれ育った」

 

 カグラとエルザが同郷という事実に船上の一同は目を丸くする。たった今、エルザのことをなにも知らないことを自覚した一同だったが、こんな身近にエルザをよく知る人物が居るとは思ってもみなかった。

 

「そして、全ては十年前の子供狩りから始まった――」

 

 エルザから聞いたことであるとことわりつつも、楽園の塔にまつわる話は続いていく。そして、過去話が終わる頃。

 

「あ、塔だ」

 

 進む先に、小さな小島の上に建つ塔が目に入った。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「Rシステムがまだ残っているだと!」

 

 魔法評議会会場ERAでは評議員が集結し、会議が開かれていた。八年前に黒魔術を信仰する魔法教団が建てるはずだった七つの塔。それは全て評議員で押え、跡形もなくなったはずだったのだが。

 

「八つ目の塔があったんだよ。カ=エルムの近海にのう」

 

 現地調査団の話によればすでにRシステム――通称“楽園の塔”、はすでに完成しているという。軍を送り、一刻も早く制圧するべきと意見が出るが、そこに待ったがかけられる。なぜなら、塔を占拠しているのは魔法教団ではなく、

 

「ジェラールと名乗る謎の男……」

 

 正体が分からない相手にむやみに軍を送るべきではないということである。そして、軍を送るべきか送らないべきかで意見は対立し、言い争いに発展。進行が止まってしまった。

 

「――鳩どもめ」

 

 評議員の一人、ジークレインの侮蔑の言葉に一瞬喧噪は収まるが、今度はどういうつもりかとジークレインに食ってかかる。ジークレインは机をたたいて立ち上がると、体を震わせながら自らの考えを力説する。軍の派遣程度ではハト派と呼ばざるを得ず、楽園の塔を消すならば手段は一つ。

 

衛星魔法陣(サテライトスクエア)からのエーテリオンだ!」

「な! 正気か!?」

 

 エーテリオン、それは超絶時空魔法。力加減で一国を滅ぼすことすら可能なそれは、評議員の最終兵器。Rシステムよりも危険な魔法である。だが、衛星魔法陣(サテライトスクエア)ならば地上全てのものを標的にでき、また巨大な建造物である楽園の塔を消すにはこれしかない。

 

「賛成、ですわ」

「ウルティア! 貴様まで――」

 

 評議員の一人ウルティアが手を上げる。評議員は全部で九名。過半数である五名が賛成すればエーテリオンは落とされる。そろり、とさらに一人の手が上がる。これで三名。

 

「あと二人だ! 時間がないぞ!!」

 

 会議室にジークレインの怒声が響き渡る。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 ちゃぽん、と斑鳩たちは水面から顔を出す。場所は塔の地下。見張りの多い地上を避けて水中を進み、塔の地下へと侵入したのである。

 

「何だ貴様らは!」

 

 しかし、地下にも兵がいた。潜入してすぐに発見されてしまう。

 

「何だ貴様らは、だと? 上等くれた相手も知らねえのかよ!

 

 ――妖精の尻尾(フェアリーテイル)だバカヤロウ!!」

 

 ナツの攻撃を皮切りに戦闘が始まった。見つからないのが最善ではあったが、すでに地上の見張りを抜けて塔内部に侵入することには成功している。ここまできたらやるしかない、と他の面々も戦闘を開始する。

 

「――一応、人魚の踵(マーメイドヒール)もいるんどすが」

 

 斑鳩は迫る大勢の兵を前に悠然と歩みを進める。そして、交錯するやぱたり、と兵たちは崩れ落ちた。

 

「安心しなさい。峰打ちどす」

 

 斑鳩の超速の剣を見ることのかなわない敵兵にはただ歩いてるようにしか見えず、自分が気絶したことにすら気付いていないだろう。

 

「そっか、この人たちもジェラールに騙されて働かされている人たちなんだよね」

 

 同じく、敵を制圧したルーシィが近づいてきた。見渡せば早くも全員が敵兵を制圧し地下にはもう戦える敵兵はいないようだ。すると、ギギギ、と鈍い音をたてて上階への扉が開く。

 

「上へ来いってか?」

 

 怪しく思いつつも進まなければ始まらない。一行は扉を潜っていった。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「ジェラール様、一体何を。侵入者を引き入れるなんて!?」

 

 塔の頂上、玉座がごとき場所に座るジェラールと呼ばれた男に床につくほどの長髪の男が疑問の声を上げる。

 

「これはゲームだ。奴等はステージをクリアした、それだけのこと」

 

 しかし、ジェラールはそれに取り合わず、むしろ面白くなってきたと笑っている。

 

「しかし、儀式を早めなくてはいずれ評議員に感づかれますぞ」

「ヴィダルダス、まだそんなことを心配しているのか?」

 

 なおも忠告するが、長髪の男――ヴィダルダスにジェラールは不敵に笑い、自信を持って宣言する。

 

 

 

「――止められやしない。評議員のカスどもにはな」

 

 

 


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