現実(IS)と仮想(SAO)の中で・・・   作:小此木 幽鬼

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GGO
GGO編


ガンゲイル・オンラインと呼ばれるVRゲームでとある奇妙な事件を聞いた

 

有力プレイヤー2人が死銃と呼ばれるプレイヤーに殺されたのだと

 

私はキリトと一緒にその死銃の謎を解き明かすように言われたのだ。

ただ、キリトはわかるけど何故、私なのかと言うと。

 

「私が、少しだけGGOをやってたってことだけなんだよね」

 

私はSAO、ALO事件が終わり、束さんやお義父さんに頼んで少しやらせてもらったのだ。たかが、5日間の話だけど

 

キリトとは、現地集合になっている。

 

ただ、もうログインしてるはずなんだけど。全くもって見当たらない。

 

「キリト遅いな〜」

 

私は5日間の中で知り合ったある人と連絡をしようとした。

 

 

 

はぁ、初めてGGOにログインしてチカと合流するはずが、全くチカが見当たらない。

俺の格好を見てみるがレアアバターらしく、1発でチカに俺がキリトだと思ってくれないだろう。

 

「確か、チカはSAOやALOと同じような格好だからわかりやすいと言っていたな。」

 

ただ、辺りを見廻しても全くわからない

 

あそこにいるのは少年か?

 

「あ、あのすいません!ちょっと道を....」

 

その人は振り返ってはくれたが、少年では無かった

 

し、しまったナンパだと思われたか

ただ、

 

「どこに行きたいの?」

 

どうやら、俺のことを女性の初心者だと思っているらしい。

 

「もしかして、武器屋に行きたいのかしら?」

 

当たりだ。チカと合流したいが、今は武器も欲しい。

それに、チカとはもし、街で出会えなかったら総督府で会おうとは言ってあるからだ。

 

それから俺はシノンと武器屋に向かった

 

「そう言えば、どうして助けてくれたんだ?」

 

「私も初心者だった頃は、女性ってことで苦労したし、銀髪のお人好しに言われたのよ」

 

「お人好し?」

 

「えぇ、貴女と同じように初心者だったけどとても楽しい娘だったわ」

 

あまり、詳しくは教えてくれなかったが武器屋に向かう途中、誰かと連絡しているた。

 

「どうかしたのか?」

 

「えぇ、その友人から連絡があってね。知人を探してるらしいの。ただ、私はその人のことを知らなかったから助けてあげられなかったんだけどね」

 

「そ、そうか」

 

 

 

シノンに連絡してみたが、キリトのことはわからないらしい。それは、普通の事だけど...それに、またシノンとやれるって思うと嬉しくなった。まだGGOは8ヵ月しか経っていない。初めてGGOにログインしたのは、IS学園入学式の少し前であり、ALO事件の後である。

シノンと会ったのは、私が初めてGGOにログインした時の事だ。

初めて、ログインして何をするのかわからなかった私にシノンは優しくしてくれて、銃の使い方などを教えてくれた。

 

「それにしても、久しぶり過ぎて総督府なんて、どこにあるか忘れちゃった....」

 

私は、うろ覚えだったけどキリトとの待ち合わせである総督府に向かうことにした。それにこれからBoBが始まるらしい。死銃もそれに参加するのではとお義父さんも言ってたから、私もそれに参加しないと。

 

私は、総督府に向かった

 

 

 




時系列は気にしないで下さい。

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