あのあと、私はユウキやアスナさんと一緒にISのことを勉強することにした。キリトも誘ったのだけど、別にやることがあるらしく授業が終わったらどこかへ行ってしまった。
「ねぇ、チカ。あのセシリアって人はいったい何なの?」
ユウキはほんとに知らないらしく、私に尋ねてきた。
「セシリア・オルコットさんはイギリスの代表候補生なんだよ。だから私達のクラスの中でISに関わる時間は1番何じゃないかな?」
「ふーん」
そんな話をしながら私達はISの勉強を始めた。
「そういえば、チカ。新しいイベントの進行状況はどんな感じなの?」
ユウキが言っている新しいイベントとは、お義父さん達と創ってるやつだ。
「うん...ALOさんのところではほとんど開発は終わってるんだけどね...中々テストプレイヤーが集まんなくって...今週末にはベータ版としてやるんだけど...」
「それなら、ボクがベータテスターになるよ!それに、ほかの人たちもメールをすれば絶対に来てくれると思うし。」
「私もキリト君に話してみようかしら?今度のテーマがISを使ってるんでしょ?」
「そんなんですよ!ALOの製作者さんたちと色々話し合った結果、ISの装備を...あっここから先は秘密なんですよ」
あぶないあぶない、あと少しでイベントのネタバレをしてしまうところでした。
「えー、教えてくれてもいいじゃんチカー」
「ダメだよ....これ以上は怒られちゃうから...」
3人でそんな話をしていると教室のドアが開いた
ドアを開いてきたのはキリトであった
「どうしたの?キリト君。」
アスナさんがそう聞くと
「いやぁ、用事が終わったからな。教室で勉強してると思って来てみたんだ。」
「そっか」
「そろそろ、時間だから寮に戻るか。」
そういったのはキリト君だった。確かに、もう夜も深くなってきたので私達は勉強を切り上げて部屋に戻った。
部屋に戻るとキリトからメールがきた。
『新イベントのベータテスターになれるんだって?それなら、クラインやエギルに教えてやらないとな。』
というメールだった。キリトはもうALOに行ってるかもしれないので私もリーファちゃんやリズさん、それにシリカさんにもメールで内容を説明してからALOにダイブした。
私の種族はあの時からのバグでアルフとなっている。アカウントの削除がされずに何故かと疑問に思っている。
アルフとはグランドクエストを最初にクリアすると、なれるらしく空を飛ぶ為の滞空時間がないらしい。
私が最初に設定したのは、ユウキと同じのインプだったのだが、世界樹に行った途端アルフとなってしまった。
今回はここまでとしまう