今日は、ユウキと一緒にデートすることになった。
私を無視して話を進めたバツなのだ。
「ユウキーー」
私の方が少し遅れて来てしまったらしい。ユウキは待ち合わせの場所にいた。ユウキの服装はボーイッシュな感じでものすごくかっこいい。
「遅れてごめんね、ユウキ」
「大丈夫だよ、チカ。ボクもさっき来たばっかりだから」
「それじゃあ、行こうか」
ユウキは私のカバンをさりげなく持ってくれた。そういうところがユウキのいいところだと思うけど、私にだってかっこつけさせて欲しいと思う
そうしながら歩いていると見覚えのある2人がいた
「あれ?キリトにアスナじゃん。どうしたの?」
ユウキは2人に駆け寄り合流した。
多分、あの2人もデートしていたのだと思ったのだけど...
「おぉ!ユウキにチカじゃないか!2人は何やってんだ?」
先に気づいたのはキリトの方だった。
「ボク達はデートだよ?どうせ、キリト達もデート何でしょ?」
かくして、私達はダブルデートとなった。
「そういえばアスナさん、キリト。私達ってまだリアルで初めてあったよね?だから改めて自己紹介をした方がいいんじゃないかな?」
「それも、そうだね」とアスナさんが言ってくれたので自己紹介をすることになった。
「俺の名前は桐々谷和人だ。ALOでのアバター名はキリトだ。来年からは、藍越学園に通うことになってる」
「私は結城明日奈。キリトくんと一緒で藍越学園に通うことになってるんだ。ALOではアスナだからね」
「ボクの名前は紺野木綿季だよ。趣味は一夏と一緒にいることかな...///あとは、一夏はボクの彼女だから手を出しちゃダメだからね!」
ユ、ユウキ!?何言ってるの?いや...とても嬉しいけどやりづらいし
「わ、私は茅場一夏。ゲームのイラストを描いててお義父さんと一緒に新しいゲームを制作中かな...SAOの武器やモンスターはほとんど私が担当したかな?よ、よろしくね」
私なりの自己紹介を終えてすこししたら、
「やっぱ、チカはすげーな。」
和人くんはそう言っていたけど、私自身はあんまりよくは思えなかった。
私の描いたモンスターが人を殺している。ゲームじゃなくってリアルに...そう思うと心が重くなってくる...
「ちょっと!キリトくん!」
「あ!すまん一夏。」
「だ、大丈夫だよ...」
私達は少し重くなってしまった空気を変えようとして、とある場所に向かった。その先は...
ISが展示されている会場だった。
キリトとユウキは興味本位で私は次回作のVRMMOで使用されるであろうロボットの参考として見に行きたいと言ったからだ。
「ねぇ、みんな。展示されてるISの殆どはコアがないんだって。でも、向こうでいっぱい並んでるのが本物のIS何だって。」
そう、私が言うとキリトとユウキは目を輝かせながら
その方向に走っていった。それがある意味不幸だったのかもしれない。
向かったキリトが誰かに押されてISに触れてしまったのだ...その後はみんなの想像通りで逃げるのが大変だった....
なんとかIS編に行けそうかな?