「アスナ...」
俺は未だ目覚めないアスナのところに来ていた。
「キリト...」
ユウキが心配そうに見てくる。ユウキもチカの事が心配しているのにな。だがしかし、チカはこの病院にはいない。
「やぁ...」
そんな所にある男が現れた。
そいつの名前は、須郷伸之。ことある事にアスナの病室に来ては、髪の毛をいじったりしている。
はっきり言って気持ちが悪い。
「おっと....そろそろ、僕は失礼するよ。」
それに、アスナと結婚する等と言っている。その日が再来週ならしい...
「ユウキ!早くアスナとチカを助けに行くぞ!」
「うん!」
「アスナさん。その須郷って人のこと教えてください。」
「いいよ。須郷伸之って言ってね。私のお父さんの信頼できる人ならしいんだけど...あんまり私は好きじゃないんだけどね。」
「そうなんですか...私が聞いた話とは少し違うんですね...」
「チカちゃんが聞いた話って?」
「そのですね...須郷さんって私のお義父さんの事、嫌いだったらしいんですよ。」
「茅場晶彦さんのこと?」
「はい...たまに、お仕事のお手伝いをさせていただく事があったんですけどね。その時に須郷さんもいたんですよ。そしたら、須郷さんがお義父さんに怒鳴ってるところを見たんですよ。その時に言ってたのは『茅場先輩は大馬鹿者さ!あれだけの器を用意しながら、たかがゲーム世界の創造だけで満足するなんてね!』って言ってました...」
「そんなことを言ってたのね...」
「やっとたどり着いた...」
「遅いよ!キリトは。ボクなんてすぐにここにたどり着いたんだからね!」
「す、すまない。俺も色んなことに巻き込まれてさ...」
「それで?そこの娘は?」
「あぁ、俺がここまで来るのを手伝ってくれたリーファだ。」
「はじめまして、エルフのリーファって言います。」
「さぁ!世界樹の攻略に行きますか!」
そうして、俺達はアスナ達を助けるために世界樹の攻略を始めた。
「これは...」
「脳ですよね?」
「多分...シッ」
「えっ?えっ?」
『はぁ..○○さんも酷いよな...』
・・・
『って、あ...おーい。姫様達が逃げ出してるじゃねぇーかよ。』
『ほんとだ...早く戻さねぇと俺達が殺されちまうじゃねぇか!』
キャャャャャ
・・・・・・
てな感じで私達はまたあの場所に戻されてしまいました...
「アスナさん...私達はどうなっちゃうんですかね」シクシク
「大丈夫よ!必ず助けがくるよ!」
「アスナさん....」
グダグダ過ぎて笑えてきました。
原作知らないッて、何でもできるもんだね~
ALOは5話終了です