フェニックス家の三男坊ですよ   作:変態男爵R

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久しぶり過ぎて全てを忘れました。
タグにキャラがぶれぶれと書いてるから大丈夫DA・米?
今回も短い上駄文です。


第6話 二人っきりにされるとは

やあやあどうもみんなのライザー・フェニックスだよ。

今咲夜さ、じゃなかったグレイフィアさんについて行ってる所だよ。もうすぐ我が婚約者リアス・グレモリーちゃんに会うことになるんだね。

やばい、心臓が潰れそうだよ。まあ、潰れても再生するんだけどね。

はぁ、我ながらこういったことに対する耐性が全くないとは恥ずかしい限りである。

はいそこ、コミュ障とか言わない。俺はコミュ障じゃないから。コミュニケーション能力くそ高いからな!ただちょっと女の子と話す時に、手汗が大量に出たり、どもったりするだけだから!・・・え?立派なコミュ障だって?はいそうです。コミュ障です。ごめんなさい。

だって仕方ないじゃん今まで人里離れた山でドラゴンにブレスされまくってたんだから、俺のコミュ障は必然、自然の摂理だよ。

なんでタンニーン様は女の子じゃないんだ!!・・・女の子だったら俺逃げ出してるわ。

そんなこんなで着いたグレモリー家の応接室前。いやー、扉の向こうにはリアスちゃんと公爵様がいると思うと緊張が半端ないね。

兄貴もなんかそわそわしてるし。やっぱり俺場違いじゃね?いや、俺は婚約者候補だから場違いじゃないね。場違いなのは兄貴だね。やーい兄貴の場違いやろうー!

・・・痛っ!?なんで殴るの!?もしかして心の声漏れてた!?

え?ちょっと待ってグレイフィアさんまだ心の準備が出来てないから開けないで!

 

「旦那様。お嬢様。フェニックス家のライザー様ルヴァル様をお連れしまたし」

 

「通してくれ」

 

うわーお。優しいそうな声。

これって俺から挨拶しないといけないの?え?兄貴から?・・・OK先手は譲ってやるよ兄貴。

 

「お初にお目にかかります。グレモリー卿。リアスお嬢様。お会いできて光栄に思います。フェニックス家が長男ルヴァル・フェニックスと申します。今回は我々のために時間をいただき、誠に嬉しく存じ上げます」

 

「こちらこそ会えて嬉しいよ。ルヴァル君。君の活躍もよく耳にするよ。・・・して後ろの子が」

 

「はい。我がフェニックス家の末弟ライザー・フェニックスと申し上げます。・・・ほら、ライザー挨拶を」

 

お、おお俺の出番か。・・・頑張らないと

 

「お、お初にお目にかかりますフェニックス家が三男、ラ、ライザー・フェニックスです。

お、お会いできて光栄に思います」

 

よっしゃっ!大分どもったけど噛まずに言えたぜ!

ふふ、俺も日々成長しているということだな!手汗やばいけど。何なら脇汗もやばいけども

 

「ハハハ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。なにとってくったりはしないさ」

 

うわー、爽やかに笑うなーこのおじさん。やっぱ爽やかイケメン魔王ことサーゼクス様の父親だけある。

ダンディさと爽やかさを兼ね揃えてらっしゃる。こりゃ、さぞかしモテタダロウナ。

 

「おっと、自己紹介がまだだったね。私はグレモリー家の当主ジオティクス・グレモリーだ。君の父親になるのかな?ライザー君。そして、娘のー」

 

「リアス・グレモリーと申し上げますわ、ルヴァル様、ライザー様。お会いできて大変嬉しい思いますわ」

 

うぇーい。リアスちゃんにお会いできて嬉しいと言われたぜ。まぁ、社交辞令だろうけど。

あと、グレモリー卿からの父親発言に焦ったぜ!あれか?やっぱり婚約しないといけないのか?

 

「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」

 

って沈黙が気まずいよ!誰か喋って!

 

「ル、ルヴァル君あとは若い二人に任せて私達は向こうでお話でもしとこうか」

 

「そうですね。では・・・ライザー頑張るんだぞ」

 

なにを!?てか、逃げる気かこの野郎!

 

「そういえば、いいお酒が手に入ったんだ。一緒にどうだい?」

 

「ぜひ」

 

うぉぉい!まじでどっか行く気か!?てか、このひるからおさけのむきかよ!

二人っきりとか勘弁してくれー!!

 

 




拝読感謝感激です。
リアスとの会話と言ったな!あれは嘘だ(本当に申し訳ございません)
次こそ次こそ頑張れたら

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