フェニックス家の三男坊ですよ   作:変態男爵R

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お久しぶりです。覚えてる人はいるかな?
今回も稚拙な文章ですがよろしお願いしますり


第4話 ふざけるなよ!クソジジイ!!

俺ライザー・フェニックスにはどうやら婚約者なるものがいるそうだ。

なんでも親父殿が酔った勢いで魔王様ことサーゼクス・ルシファー様の生家、グレモリー家の御息女リアス・グレモリー嬢との婚約を結んだらしい。

何やってんだ、あのクソ親父、ふざけるなよ。なにが「喜べ!!ライザー!お前に婚約者ができたぞ」だ!!願ってねえよ、むしろ俺は自由に恋がしたいよ。

ん?なになに、写真がある?見せてみろ。可愛らしいお嬢さんだな。年齢は俺より下か。・・・・・はっ?歳が俺よりしただと!?た、たしか魔王様は大戦時代から生きていて、歳は何千歳かだろ?グレモリー家にはリアス嬢以外兄弟がいない。・・・・・ってことはグレモリー夫妻どんだけ元気なんだよ。ビックリだわ!

ま、まぁ、それはいいとして。グレモリー夫妻の性事情は気になるが、それを置いてもリアス嬢は将来美人になる可能性は大だな。うん。大だけども!それ以上に性格きつくなりそだわ。

俺女の子にきつくされたら、もう泣いて泣いて泣きまくって、レイヴェルに飛びつくまである。うん。

あ、レイヴェルって言うのは俺の妹のことね。これがもう、無茶苦茶可愛くて、目に入れても痛くないぐらいに可愛い。うん、天使だよ。悪魔だけど。

あーやだなー自由に恋愛がしたいな。ていうかサーゼクス様の妹って時点で無理だわー。だってサーゼクス様からは俺と同じシスコンの匂いがするもん。結婚した瞬間即いびりが始まりそう。うぅ、考えただけで寒気が。よし、この婚約は破棄だ!!

そうと決まれば、今すぐ親父のところにレッツゴー!!

 

――――――――――――――――――――――――

 

無理でしたー。

いや、マジでなんでなの?親父殿?俺婚約者とか望んでないよ?そのへんわかってるの?ねぇ?

え?「そんなこと言われても、もう無理だ。婚約とは契約。悪魔が1度交わした契約をそう簡単に破棄してはいけない」だと?………………ブチッ!!

「ざけんじゃねえぞクソジジイ!!てめぇの勝手で結んだ契約だろうが!!なら、足と手、その空っぽの頭地面にこすりつけて謝んのが筋ってもんじゃねぇのかぁ!?あぁん!それをてめぇは全く悪くねえみたいな面してんじゃねえよクソジジイ!!だいたい、本人が居ないとこで婚約の話しとかしてんじゃねえよ!!」

久しぶりに切れた。切れたときに魔力が溢れ出し、それに耐えきれずに部屋の壁に亀裂が入ってる。

その魔力に驚いたのか、兄貴が慌てて飛び入ってきた。

「どうした!?ライザー無事か!!…って何やってんだ?」

「いや、今回の婚約件でちょっと、いやあまりにも父上が勝手だったのでちょっとブチっと」

そう、俺は悪くは無い。悪いのは全て親父殿。だからそんな攻めるような目で俺を見るな兄貴よ

「はぁー。確かに婚約の件は父上に非がある。だがな父上もお前の将来を考えてのことだ。ですよね?父上?」

「え、あ、うん。そうだぞライザー」

おい、絶対嘘だろ。むっちゃ言い淀んでたじゃねーか。

「婚約を破棄する件も、1度会ってそれでも嫌なら父上も頭を下げてくれる。だから1度会え。わかったか?ライザー」

「そこまで言うなら…わかったよ」

そして、俺はリアス・グレモリーと会うことになった

 




文章力が欲しい

拝読感謝感激です

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