IS 〜The things which behead the world〜 一時凍結中(期望があれば再開)   作:真桑

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只今、自分のマイページにてこの物語のアンケートを実施しています。
内容は
・単一仕様能力の募集
・新たなヒロイン候補の募集
・ヒロインがハーレムか1人かの募集
の3点です。

たくさんの人の意見が聞きたいのでご協力お願いします。


ラストプロローグ

亡国機業を壊滅さして、マドカたちを仲間にしてから早くも2ヶ月がたった。

そして、この2ヶ月で色々な変化もあった。

まず1つ目がスティーブ・ホワイティッドとリエス・ハインネルという男女が新たに仲間になった。

スティーブ・ホワイティッドは元々は名家の産まれだったが、白騎士事件の時に両親を失い、女尊男卑の影響で弟が虐められ自殺したらしい。その後は親戚の家に引き取られたが奴隷の様な扱いを受けていたあいつをたまたま見つけ、こいつの親戚の家を襲い、救出した。

救出した俺に忠誠を誓い、俺の為なら死ねるとも言ってくれた。俺はスティーブを死なす気は無いがね。

しかも、スティーブは俺と同じく男に関わらずIS適性があった。

そして、2つ目。

リエス・ハインネルという俺と同い年の少女が仲間になった。リエスは周りの女尊男卑という空気に辟易としていたらしい。その影響か、世界が黒白のつまらない世界に見えていたらしい。だが、俺たちがアメリカの亡国機業の地方拠点を強襲した時に近くにいたらしく、俺なら面白い世界を見せてくれるんじゃないかと思い、仲間になったらしい。

そして、こいつの1番の問題はイタズラ好きということだ。

こいつのイタズラには結構な手をやかされている。

最後の3つ目。

これが1番驚いたことと言ってもいい。

それは、マドカだ。

マドカが仲間になった最初の2〜3週間は色々な時に襲ってきた。だが、その後は俺に敵わないと思ったのか襲わなくなってくれた。そのかわりに、俺の修練をよく見る様になった。顔を赤らめながら……。

それからよく腕を絡んできたり、夜にベットに入り込んできたりしてきた。そう、顔を赤らめながら……ね。

これが何を意味しているかはわからないが実害がないのでかまわないが。

 

そして、ここで新たな問題が発生した。

 

スティーブとリエスの専用機がないということだ。

他全員は専用機を持っているがこの2人は持っていない。

ISのコアを盗むことは簡単だが、IS自体を創り出すことができない。そこで、俺たちはISの生みの親でもある束さんに接触することにした。それに、俺個人としても会いたかった。

束さんの居場所は、簡単にわかった。言っておくが、1国家程度じゃわからない様になっていたけど。

 

そして、今1人で向かっている。

最初は複数で行こうとしたが、束の性格を考えると人として見られている俺1人の方が都合がいいと考えたためだ。

 

「あれが束さんの研究所か」

 

そう言って近づいた瞬間、研究所からISが2機ほどがこちらへビームを撃ってくる。が、最小の回避行動のみで避ける。

 

『生体反応なし。あれ無人機だ、主よ。思う存分やるがいい』

 

「ほう、あれは無人機なのか。やっぱり束さんの技術はスゴイな」

 

 

すれ違う瞬間に大型の両手型の剣「アロンダイト」で2機とも首の部分を斬り裂く。

 

そして、そのまま個別連続瞬間加速(リボルバー・イグニッションブースト)で最速のスピードまで到達し、アロンダイトで壁を斬り裂き、中へ侵入する。

 

そのまま全ての罠を食い破り生体反応がある最深部に到達する。最深部の部屋に入ると2人の女性がいた。

1人は目的の人物の篠ノ之束であった。

もう1人は見た事が無いが、『ウロボロス』にすぐさま情報が表示される。

名はクロエ・クロニクル。ドイツの試験官ベビーであったが、結果が残せずにいて殺されそうになったところを束に助けられる。生体同期型IS「黒鍵」を使用。

 

「私のゴーレムをあんな簡単に倒しちゃうなんてスゴイね。でも、私のラボに侵入してくるなんて命知らずだね。」

 

殺気とともにこちらを警戒した声が出される。

だが、俺は『ウロボロス』を解除して声をかける。

 

「そんなに警戒しないでください。俺ですよ、織斑一夏ですよ、束さん。本当にお久しぶりです」

 

束さんは俺が名前を変えたことを知らないので前の名前で挨拶をすると幽霊でも見たかのように驚く、束さん。

 

「ッッッッッ⁉︎い、いっくん、な、の?」

 

「そうですよ。本物の織斑一夏ですよ」

 

本物であるとわかった途端に泣いて抱きついてくる。

 

「い、いっく〜ん。生きててよかったよ、本当に良かった。ずっと死んだと思ってたのに〜」

 

「俺は死んでませよ。ちゃんと生きますから。今まで会いに来れなくて、心配かけてすみません」

 

「うわーーーーん、よ、よかっ、た。本当によかったよ〜〜〜」

 

 

束さんが泣くのが止むまでに10分ぐらいの時間を要した。

 

「ごめんね〜いっく〜ん。もう大丈夫だよ〜」

 

「それは良かったです。それと、クロエさんもほっといてしまってすみませんでした。」

 

「い、いえ、私は大丈夫です」

 

いきなり声を掛けをかけられたことに驚いた様子だったが、しっかりと返事をしてくれた。

 

「いっくんはクーちゃんのことどうして知ってるの?」

 

「ええ、知っていますよ。そのことについても色々と説明しなきゃですね」

 

俺に誘拐されたあの日に何があったのか、名前を変えたこと、この2年近い年月を何していたのかなど様々なことを話した。

束さんからも色々なことを聞いた。一番驚いたのは束さんの親友関係にあったと思っていた織斑千冬と決別したということだった。

 

「いっくんじゃなかった、リッくんも随分大変だったんだね〜。でも、本当に生きててくれてよかったよ〜」

 

 

「ありがとうございます。今からが僕がここに来た本当の理由なんですが、僕の仲間になってくれませんか?」

 

「もちろんだよ。リッくんの仲間になるなんてこっちからお願いしたいくらいだったもん」

 

二つ返事でOKがもらえた。

そこからは、束さんとクロエを天空城に連れて行ってスティーブとリエスの専用機を作ってもらったり、マドカの顔を見てとても驚いていたり、訓練したり、襲撃したりと結構忙しい日々を過ごしていた。

 

そんな時に世界を巡る大ニュースが流れた。

 

「人類初‼︎男性IS操縦者、織斑春十‼︎」

 

 

俺の元弟くんがISを動かしたらしい。兄である俺が動かせていたので何の驚きも無いが。

そして、俺たちは『ウロボロス』は俺を含める4人がIS学園へ入るのを決めた。

そのメンバーは、俺、マドカ、スティーブ、リエスだ。

その他の『ウロボロス』メンバーは機体整備士としてIS学園への出入りを自由にするつもりだ。

 

 

 

「待っていろよ、織斑千冬、織斑春十。お前たちはただ殺すだけじゃなく精神的にも完全に追い詰めて殺してやる」

 

 

世界に戦火が廻るのはそう遠くない日なのかもしれない。




ちょっと自分的には微妙な話になっちゃいました。

こんな中途半端な話を投稿してすみません。

それとしつこい様で申し訳ありませんが、アンケートのご協力お願いします。

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