彼らの異世界ライフ モモンガさんがやっぱり苦労する話   作:やがみ0821

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捏造あり。微エロあり。


穏やかな世界征服の第一歩

 

 ゆっくりと、メリエルは自らの得物であるレーヴァテインを振るってみる。

 現実にこうして握ってみると、レーヴァテインはほんのりと暖かい。

 

 ぽかぽかとしたお日様の暖かさ、と表現したら、周りの連中は、どういう反応をするだろうか、とメリエルは考えて、少し笑う。

 

 レーヴァテインの刀身中央に幾何学模様――ヒエログリフで刻まれた文言。

 これをやってくれたのはタブラ・スマラグティナだ。

 

 

 原初の炎、その担い手たるメリエル

 その炎、世界を飲み込み、善悪等しく焼き払わん

 

 

 不思議と、ヒエログリフを簡単に読めた。

 天使たるメリエルであるから、それも当然のことだろう。

 

 

 そういやレーヴァテイン作る時、紛らわしいことが起こったのよね――

 

 

 炎の巨人がドロップするアイテム、原初の炎というものがある。

 レーヴァテインの材料に使われているのはそれではなく、ムスペルヘイムにある灼熱劫火の地下世界。

 

 そこの奥に封印されている世界誕生の時より存在する、ムスペルヘイムを灼熱の世界としている直接原因の原初の太陽、その欠片――それもまた原初の炎という名前であった。

 

 レーヴァテインはこの原初の炎を主たる素材にし、熱素石を多数使用することで創りあげた代物だ。

 使いきりのワールドアイテムである熱素石を多数使用したレーヴァテインが、メリエルの言うようにただ頑丈なだけの剣であるわけがない。

 攻撃力や付与された数多の特殊効果により、ユグドラシル時代ではトップクラスの性能を誇る武器であった。

 そして、そんなとんでもない剣を収める鞘が普通であるはずもなく、こちらも熱素石をふんだんに使用し、数多の特殊効果を付与した鞘だ。

 

 

 フレーバーテキストも、タブラが気合を入れた為、この剣と鞘で、神話の一つでも書けるくらいには凄いことになっている。

 

 

  

 

 

「よし」

 

 メリエルはレーヴァテインを鞘に収めた。

 

 既に、装備は万全だ。

 上から下まで神器級装備で固め、さらにはファウンダーとブリージンガメンを装備している。

 これらに加え、すぐさま使えるように整えた各種アイテム。

 

 紛うことなき、メリエルの全力だ。

 

 正直、これで勝てなければ勝てる奴はどこにもいない、とメリエルは思う。

 

「……メリエル様、何してんの?」

 

 なぜか悲愴感溢れる表情のメリエルに、最初から見ていたクレマンティーヌは困惑顔だった。

 忠誠心ぶっ飛んでいる連中に会いに行く、というのは確かに気が重いだろうが、幾ら何でもいきなり戦闘にはならないだろう、とクレマンティーヌは考えていた。

 

 クレマンティーヌを知る者がここにいるならば、あのクレマンティーヌが一番常識人という、おかしな事態に驚愕のあまり卒倒すること間違いない。 

 

 

 

「メリエル様……」

 

 横合いからした声に、クレマンティーヌは小さく溜息を吐く。

 視線をやれば、やはりというかヒルマだった。

 彼女のメリエルに対するアプローチはもはや恋人にするそれである。

 

 

 クレマンティーヌとしては、こういうのは嫌いではないが、好きというわけでもない。

 ただげんなりするだけだ。

 

 ヒルマはメリエルの悲愴な感じに、とても不安を抱いているらしい。

 心配するだけ無駄ということを、クレマンティーヌは言いたかったが、面倒くさいのでやめた。

 

 そうこうしているうちに、メリエルが口を開く。

 

「そうね。先に言っておかないといけないわ。約束果たさないと」

 

 メリエルは何かを思い出したのか、ヒルマへと向き直る。

 真正面を向いたメリエルはさながらどっかの国の王女が騎士の格好をしているようであった。

 

 メリエルはどこからともなく、2本の小瓶を取り出した。

 一つは薄緑色、もう一つはオレンジ色の液体が入っている。

 

「薄緑色が若返り薬。自分が戻りたい年齢をあらかじめ宣言して飲むと効果を発揮するわ」

 

 そう言って、メリエルは若返り薬の入った小瓶をヒルマへと手渡す。

 

「こっちは不老不死の薬。効果は名前の通り」

 

 え、とヒルマは驚き、オレンジ色の液体の入った小瓶を見、そして、メリエルへと視線を向ける。

 はにかんだ笑みを浮かべ、メリエルは告げる。

 

「ま、あなたのことは気に入っているから」

 

 遠回しに告白しやがってコイツ――

 

 クレマンティーヌは思いっきりに声を大にして叫んで、ソリュションやルプスレギナを呼びたかったが、2人はメリエルの命を受け、屋敷周辺の警戒にあたっている。

 蒼の薔薇もメリエルが事情を説明し、半信半疑ながらエ・ランテルへ向けて出発している。

 

 要するに、クレマンティーヌには目の前で盛大にやらかしていることに対して愚痴を吐ける相手がいなかった。

 

 というか、とクレマンティーヌは思う。

 

 コレ、ナザリックの連中に知られたら、相当まずいんじゃね?

 

 痴話喧嘩に巻き込まれて死ぬなんぞ、笑い話にもならない。

 

「はい……」

 

 ヒルマはヒルマで、嬉しそうに頷いている。

 

「さて、それじゃ、ちょっと行ってくるから」

 

 

 メリエルはそう言うと、転移門《ゲート》を開いて、そこへと消えていった。

 

 

 残されたクレマンティーヌは溜息を吐く。

 

「……ねぇ、メリエル様はどのくらいの子供が欲しいかしら?」

 

 横から聞こえてきた声に、クレマンティーヌは絶望した。

 

「私に聞かないでよ。ていうか、メリエル様って子供作れんの? 私もそれなりにはヤッてるけど、そういう兆候はないわよ」

 

 やられっぱなしは性に合わない。

 故に、クレマンティーヌは反撃した。

 地味にメリエルにも飛び火している。

 

 

「そうなの。まあ、あのような特異な方だから、それも仕方ないわね」

 

 嫉妬するかと思いきや、ヒルマはあっさりとそう言った。

 

「あれ? いいの?」

 

 拍子抜けしたクレマンティーヌは思わず問いかけた。

 

「え、何が?」

 

 対するヒルマは首を傾げる。

 

「メリエル様と私がヤッてること」

「別に問題ないじゃない。メリエル様、絶倫だし」

「……まあ、そうね」

 

 乙女は乙女だが、純情な乙女ではなかった、とクレマンティーヌは納得した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 転移門を抜け、メリエルはナザリックの9階層にある自室にいた。

 ちょうど部屋の掃除をしていた一般メイドがびっくりしたが、些細な問題だ。

 その一般メイドを部屋の外に出し、メリエルは壁に掛けられた一枚の絵の前に立つ。

 

 絵はあらゆる場所が描かれているが、統一感が全くない。

 山や海、砂漠にジャングルもあり、めちゃくちゃだ。

 

 失楽園という名が小さいプレートにつけられている。

 

 ここがメリエルの神殿兼工房への入り口だ。

 一応はメリエルの部屋の一部ということにはなっているが、部屋の一部とは到底言えない広さを誇る。

 

 部屋の拡張自体には実のところそこまで制限はなく、個々人が課金アイテムを使用することで、いくらでも広げられる。

 事実、るし★ふぁーは部屋にだだっ広い、ゴーレム製作工房と格納庫をこしらえたり、タブラ・スマラグディナは遺跡を作ったりとやり放題だった。

 しかし、一番酷かったのは比較的常識人であった筈のブルー・プラネットだ。

 彼は俺の癒やし空間と叫んで、自分の部屋を広大な森林にしてしまう程だ。

 

 彼は第六階層だけでは物足りなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 メリエルは告げる。

 

「エデンは失われず、ここにある」

 

 

 すると、絵が淡く光り出し、扉の形に変形する。

 メリエルは無言で、その扉を開き、中へと足を踏み入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 出た先は草原であった。

 空は抜けるような青空で、心地良い風がメリエルの長い金髪の靡かせる。

 

 遠くには天を貫くような尖塔がいくつも見える。

 あれがメリエルの神殿であり、工房だ。

 

「さて、誰が最初に来るかな」

 

 正直なところ、誰が来てもマズイというのがメリエルの気持ちだ。

 

 ペロロンチーノが案を出し、メリエルがノリにノッた結果、崇拝して盲信して狂信に加えて、諸々のことが設定に組み込まれている。

 彼女らお供NPCはギルドのNPCではなく、メリエル個人の所有物扱いとなる。

 そのためレベリングは連れ回せばいいのだが、装備までは手が回らず、大半は聖遺物級しか装備していない。

 さすがのメリエルも、神器級で固めるのは無理であり、本当に壁、支援、雑魚掃除といった役割しか期待していなかった。

  

 

 

 しかし、それも今は昔。

 

 ここはユグドラシルとは違った異世界であり、聖遺物級装備であっても余裕で国一つを滅ぼせるだけの力がある。

 そして、もっとも大事なことはフレーバーテキスト通りの設定になっていることであり、かつ、自分の意志を持っていること。

 

 さらにはメリエルはユグドラシルのサービス終了間際、数多の神器級装備、アイテムを破格の値段であるだけ購入していた。

 

 メリエルのちょっとしたコレクション魂から行ったものであったが、それは彼女からすれば最高の形で実を結ぶことになっている。

 

 そう、メリエルは彼女らを神器級装備で上から下まで固めることが簡単にできるのだ。

 

 

「来たか」

 

 転移門が目の前に現れる。

 門から現れたのは長い、金髪の美しい女性であった。

 しかし、その背にある4対8枚の白い翼が人間ではないことを如実に物語っている。

 

 彼女は目の前に跪き、頭を垂れた。

 

「いと高き御方、このようにお会いできることを心より嬉しく思います」

 

 メリエルは鷹揚に頷き、告げる。

 

「元気そうで何よりよ、グラヴィエル」

 

 とりあえず、いきなり大変なことにならずにメリエルは内心安堵しながら、そう告げ、スッと片手をグラヴィエルへと差し出してみる。

 

 どういう反応をするか、極めて気になったからだ。

 すると、グラヴィエルは差し出された手を両手で包み込み、そのまま自分の頬へともっていき、頬ずりし始める。

 

 よかった、想像よりはマシだった――

 

 メリエルは、いきなり服を脱ぎだしたり、そもそも全裸できたりとかそういうものを想定していた。

 しかし、現実はちゃんと服を着ており、嬉しい誤算だった。

 グラヴィエルは設定上、メリエルのお供NPCのリーダー役。

 そうであるが故に、きっと抑えてくれてるんだろう、とメリエルは期待した。

 

 しかし、グラヴィエルの表情が恍惚としたものになっているあたり、よろしくはない。

 さすがのメリエルもまだ実態が把握できていないが故、ベッドで親睦を深めようとは思わない。

 

 続いて現れたのは2人の天使の女性であった。

 これまたグラヴィエルと同じく金髪であり、4対8枚の白い翼を持っている。

 2人もまたグラヴィエルと同じように、跪き、頭を垂れ、これまた同じような文言を言う。

 

 似ているのも当然だ。

 

「リュリエル、ユリエル、あなた達も元気そうね」

「はい、メリエル様」

「一日千秋の思いでした」

 

 

 グラヴィエルを姉とし、リュリエル、ユリエルの3姉妹だ。

 姉妹設定であるのはペロロンチーノとの、姉妹丼は良いもの、特に3姉妹はバランスがいい、という身も蓋もない会話の為だ。

 例外なく、ペロロンチーノとの会話からヒントを得て、メリエルのお供NPC達は設定されている。

 まだ序の口だ。

 

「妹達も揃いましたので、メリエル様。私達の初めてを受け取っていただきたく」

 

 あっれー、何かおかしなこと言い出したぞー

 

 メリエルはそう思ったが、努めて表情には出さない。

 

「……グラヴィエル達って両性具有だったっけ?」

「はい、メリエル様。是非とも使っていただきたく」

 

 ずいっと迫るグラヴィエル達。

 

 ヒルマのさり気ないアピールとは違う、全く直球のやり方にメリエルは冷や汗が出てきた。

 

「これだから天使ってダメね」

 

 そんな声が横から出てきた。

 メリエルが視線を向ければ、同じ顔が2つあった。

 銀髪で、頭にはヤギのような角、背中には大きな黒翼がある。

 

 双子の姉妹丼は外せない、絶対にだ――!

 

 力説していたペロロンチーノの顔がメリエルの頭に浮かぶ。

 

 ペロロンチーノぉおおおお、とメリエルは叫びたくなった。

 

 

「メリエル様、ご機嫌麗しゅう」

「いつでも、私達はメリエル様を待っていますので」

 

 妖艶な笑みを浮かべて、そんなことを宣う双子。

 

 グラヴィエル達も黄金率の体型であり、十分過ぎる程に美しいのだが、こちらの双子はまた方向性が違う。

 グラヴィエル達は神秘的な、神々しい美しさであったが、こちらは肉感的で妖しい美しさであった。

 

「……そういえば、ルシアとランシア、2人も両性具有だったわね」

 

 悪魔と天使は両性具有というイメージがあったメリエル、そのことをペロロンチーノに話したことがあった。

 

 両性具有の姉妹丼とか通だな!

 

 ペロロンチーノの言葉が思い出された。

 

 

 それから続々とメリエルの作ったNPCがやってきた。

 エルフにダークエルフ、竜人に獣人にアマゾネス、極めつけはホムンクルスと多種多様な種族の美少女やら美女。

 

 全員が揃ったところで、全員の崇拝の視線をメリエルは受け、冷や汗を流す。

 

 ――何とかなるかなぁコレ。

 

 

 さすがにメリエルもちょっと自信がなくなってきた。

 げにおそろしきは黒歴史。

 

『やぁ、メリエルさん。どうですか? 黒歴史とご対面は』

 

 そのとき、メッセージが届いた。

 モモンガからだ。

 

『どうしようか自信なくなってきた。深夜のノリで、やるんじゃないわね』

『存分に苦しむがいい!』

『で、用件はそれだけ? それだけなら今すぐそっち行って、PvPさせて頂くけれど』

『申し訳ありませんが、用件はこれだけじゃないです。穏便に世界征服というのが目的ですけど、何か方法あります? デミウルゴスに委任していると、ちょっと取り返しのつかないことになりそうなので』

 

 なるほど、とメリエルはモモンガの言に納得する。

 

『それじゃあ、1時間くらいしたら、ナザリックのあなたの部屋で会いましょう。案はあるから』

『わかりました』

 

 メッセージが切れる。

 さて、とメリエルはこっちを見ている面々を舐め回すように見つめる。

 

 そして、気合を入れ、決意する。

 1時間以内に、全てを終わらせる、と――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よく無事でしたね。出てこれないと思ったんですが」

 

 モモンガの言葉に、メリエルはVサインを作ってみせる。

 

「で、世界征服だったっけ? 制服じゃなくて。あとアンデッドのなんたらは?」

「制服じゃないです。征服で合ってます。ズーラーノーンは今日の夜あたりなので、まだ大丈夫です」

 

 ソファにメリエルは深く腰をおろして、ぐだっとしながら、告げる。

 

「商会作ろう。7つくらい。で、価格競争仕掛けて、既存の商店や商会を根こそぎ潰す。ある程度まで値段引き下げたら、私達が作った7つの商会は値段を同じくらいに合わせる。同時に人材の引き抜きも行う。その後に物流網も押さえて終わり。最初の狙い目は食糧ね。その次に武器」

 

 一気に言われ、モモンガはゆっくりとその言葉を頭に染み込ませ――

 

「鬼畜ですね」

 

 そうとしか言いようがなかった。

 しかし、メリエルはどこ吹く風だ。

 

「合法的な経済活動よ。金塊大放出で経済根こそぎ破壊するわけじゃないもの。それに、現地民の雇用創出にもなるから、感謝されこそすれ、恨まれるいわれはない。商店や商会は潰すけど、そこに働いていた輩はウチが2倍の給料払って雇えばいい」

「赤字になりませんか、それ」

 

 問いに、メリエルは首を横に振る。

 

「赤字か黒字かというのはここでは然程重要ではない。そもそも、私は金塊作れるから、赤字になっても即座に補填できる。ともあれ、狙いは我々が社会の根本に浸透し、我々なしでは生活できない程に依存させてしまえばいい。20世紀後半における、大手小売企業が採った戦略で、実際に個人商店とか潰しまくったから実績はあるわよ」

 

 モモンガはドン引きした。

 何でこの人、こんなことさらりと出てくるの、と。

 

「……メリエルさんって何されてたんですか? オフ会は一度も参加されたことなかったですよね」

「だいたい想像つくんじゃないの? 毎月二桁以上、ボーナス月は三桁以上、ゲームにつっこめる収入があって、こういう他者を顧みない、最悪で痛々しい性格しているとなると」

 

 なんか急に自虐を始めたぞ、この天使――

 

 モモンガはそう思ったものの、同時に思い浮かんだこともある。

 

「企業の偉い人ですか?」

「ま、そうよ。まぁまぁの地位ではあった。こうなったから意味ないけどね」

「……偉い人がこんなにエロい人だったなんて、部下とかに知られたらどうなりますか?」

「大丈夫よ。私は二次元で満足しているけど、三次元でヤッバイことやってる連中もそれなりにいたから。権力とカネを持ってると、社会ではチートモードになるからねー」

 

 聞かなきゃよかった、とモモンガは社会の闇を知って後悔した。

 

「で、モモンガさんや。それを知って、あなたは私に対して何か思うことある?」

「いえ、別に……だって、メリエルさんだし」

「それはそれでどうなのよ……」

「まあ、そんなことは置いておいて。とりあえず、穏便に経済活動するという形にしていきましょうか」

 

 モモンガの言葉に、メリエルは頷き、告げる。

 

「デミウルゴスとアルベド、2人に協力してやらせた方がいいわ。ナザリックの防衛に関しては私が屋敷からこっちに拠点を移せばいい。屋敷に関してはそうね、デミウルゴスとアルベドに相談しましょう。情報収集の拠点に使えそうだし」

 

 そうしましょう、とモモンガも同意し、早速アルベドとデミウルゴスを呼ぶのだった。

 

 

 


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