彼らの異世界ライフ モモンガさんがやっぱり苦労する話   作:やがみ0821

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捏造あり。微エロあり。


奴隷売買とメリエルのアレ

 コッコドールは非常に苛立っていた。

 彼をそうさせているのはひとえに、彼の商売がよろしくないからだった。

 八本指――そこの奴隷部門の長である彼からすれば、他の部門の連中に売上の低迷により、嘲笑されるのは我慢ならないことだ。

 

 奴隷というのは他国ではともかく、王国では黄金の異名を持つ、王女ラナーにより最近廃止された。

 無論、表立ってはそうであるが、裏に回れば変わらずに奴隷商売は成立している。

 それだけ王国が腐敗している証拠であったが、どうにも奴隷商売というものは最近落ち目であった。

 

 元々カネのある人間を相手にしてきた商売だ。

 近頃、王国の景気はよろしくない。

 はっきり言えば落ち目だ。

 奴隷の有効利用として娼館もやっているが、そちらも客足はよろしくない。

 

「搾るだけ搾って、高飛びかしらねぇ」

 

 男であるにも拘らず、女口調ではあったが、それは彼の個人的な趣味だ。

 そんなことを言いながら、周囲を忙しなく動く部下達に視線をやる。

 

 奴隷の売買所であり、表向きは単なる倉庫となっているここは広い。

 

「まったく、従業員の質の低下も激しいわ」

 

 視界に入ってきた酷く薄汚れ、傷だらけの女を見て、コッコドールは溜息を吐いた。

 殺しても大丈夫な、マニア御用達の娼館から連れてきた娼婦だ。

 正確には元娼婦だろう。

 

 もはや意思疎通も困難であり、顔も原型をほとんど留めてはいない。

 コッコドールが嘆くのはあろうことか、廃棄しようとしたこの女を従業員が路地裏にゴミ袋に包んで捨てようとしたこと。

 殺してから捨てるならともかく、たとえ虫の息だとしてもそれは頂けない。

 どこで何が起こるか分からないのが世の常であることを、コッコドールは良く知っていた。

 

 故に、従業員を罰として処理し、この女を男の奴隷達の性欲処理として死ぬまで使ってやろうとここに連れてきたのだ。

 

「コッコドール様」

 

 部下の1人が声を掛けてきたのはそんなときだ。

 心なしかその表情は明るく、声も弾んでいる。

 

「何かしら?」

「客です。それも、上等の」

 

 客が来た、ということはともかくとして、上等の、という冠詞はどういうことだとコッコドールが首を傾げて、すぐに思い当たる。

 

「最近、他国から来たとかいう、あの成金?」

「はい、その方です」

 

 コッコドールはほくそ笑む。

 ようやく、運が向いてきた、と。

 

「私が対応するわ。くれぐれも失礼のないよう、お通ししなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、5分と経たないうちに、彼女らはやってきた。

 コッコドールは思わず、先頭を歩く女に見惚れてしまった。

 あまりにも、美しすぎた。

 

 女神だと言っても過言ではない。

 しかし、コッコドールとて伊達に商売人をやっていない。

 すぐさまに再起動を果たし、にこやかな笑顔を浮かべる。

 

「ようこそ、おいで下さいました。ここの責任者をしております、コッコドールと申します」

 

 以後、お見知りおきを、と軽く頭を下げれば女は鷹揚に頷く。

 コッコドールはちらりと女の後ろにいる輩へ視線を向ける。

 金髪を短く切った、猫のような印象を受ける女だ。

 

「メリエルよ」

 

 そう言って、彼女はコッコドールに懐から小袋を取り出し、彼へと渡した。

 それを受け取り、コッコドールは中を見た。

 

 金貨がぎっしりと詰まっていた。

 久しく見ていない輝きだ。

 

 コッコドールは確信する。

 コレは最高の客だと。

 

「亜人でも人間でも、とりあえず女を買えるだけ買いたい」

「はい、メリエル様。勿論可能でございます。一応、お聞きしますが、ご予算は如何ほどでしょうか?」

 

 これだけではないだろう、と予感したコッコドールは問いかける。

 メリエルは不敵に笑い、指を鳴らした。

 

 すると、彼らからほど近い、何も置いていない場所にこつ然と金のインゴットが山となって姿を現した。

 

 マジックキャスター、それも高位の――

 

 コッコドールはそう考え、戦慄するが、同時に興奮した。

 その金塊は最近の売上低迷を補って余りあるものであったのだ。

 

「足りないのなら、追加で出すわ。エルフもいるかしら?」

「はい、勿論でございます。どのような女をご所望ですか? 胸の大きさから背丈、感度、その他諸々、ご要望をお受けいたします」

 

 コッコドールの言葉にメリエルは満足そうに頷きながら、告げる。

 

「あるだけ全部頂くわ。あとでメイドに取りにこさせるから……ところで、アレも売り物かしら?」

 

 メリエルが指差す先にあったのは連れてきた女だ。

 およそメリエルのような上客に見せるような代物ではない。

 

「これは大変失礼を致しました、メリエル様。アレは男奴隷の性処理用に連れてきた廃棄予定の女です。すぐに片付けますので……」

 

 そうコッコドールが詫びて、部下に片付けるよう指示を出そうとした時だった。

 

「アレ、幾ら?」

 

 コッコドールは思わず耳を疑った。

 そして、彼はマジマジとメリエルを見つめる。

 彼の心を見透かしたのか、メリエルはにこりと笑って答える。

 

「アレ、まだ使えるじゃない。犯して殺して、また犯して、その後にバラして犯す。最後は犬の餌。ほら、使えるでしょ?」

 

 コッコドールは背筋に冷たいものが走った。

 彼とて商売柄、そういった変態達相手に商売をしてきた。

 しかし、ここまで飛び抜けた輩は初めてであった。

 

 そこでメリエルの背後に控えていた女がおもむろに口を開く。

 

「ねぇ、メリエル様。犬の餌って、アレ私が食べるの? さすがにイヤなんだけどー」

「あなたに食べさせるわけないじゃない。あんなの食べたらお腹壊すわ」

 

 よしよし、と女の頭を撫でるメリエル。

 

 コッコドールは唾を飲み込む。

 

 超弩級の、変態だ――

 

 しかし、そこは商売人。

 相手が欲しいというなら、何だって売るのは必然。

 

「アレは廃棄予定のものなので、銅貨1枚で構いませんよ。ところで、他の奴隷のお値段ですが……」

 

 絶対にこの客、離してなるものか――

 コッコドールはその信念を胸に、大型商談に臨んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「疲れた……」

 

 

 そして2時間後、コッコドールはソファでぐったりとしていた。

 メリエルとの商談は概ねコッコドールが望んだ通りとなったが、相手の常識が規格外であったが故に、彼は気疲れを起こしていた。

 

 今回、売却された奴隷は廃棄予定であった者も含め、100余名。

 全てが女であり、亜人も人間も含まれている。

 明日の夕刻にソリュシャンというメイドが取りに来るとのことだが、何でか廃棄予定の奴隷だけは直接に連れていった。

 

 既に部下達には売却する奴隷のリストを渡してあり、あとは部下が全てやってくれる。

 

「とはいえ、これでもう他の奴らに色々言わせない。娼館にも来てくれるって言っていたし」

 

 メリエル1人で莫大なカネを落としてくれる。

 他の客を切り捨ててでも、絶対に確保しておかなければならない。

 

「さて、次の奴隷を仕入れておかないとね。あの客にはもっとお金を落としてもらわないと……」

 

 コッコドールは疲れた体を無理矢理にソファから起こし、久方ぶりの儲け話に気を引き締めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっわー、これ酷いわねぇ。どんだけ変態達に嬲られたんだろう」

 

 そう言いながら、キラキラとした眼差しを女に向けているメリエル。

 クレマンティーヌが横で溜息を吐いた。

 

 強くてカッコイイ、人類超越しているのに、何でそんな変態なのよ?

 

 クレマンティーヌの心はそれでいっぱいだった。

 そんな彼女の横にはソリュシャンとルプスレギナがいる。

 主人の前であり、主人が購入した奴隷ということもあって、2人共口には出していないが、メッセージで盛んにやり取りしていた。

 

『メリエル様、あのような汚らしいゴミを何で買ってきたのかしらね?』

『わっかんないっすねー、でも、メリエル様もきっとドSっすよ! なんか興奮してるっす!』

 

 そんなときだった。

 

「確か、ツァレとか言ったっけ? とりあえず治すわ」

 

 メリエルがそんなことを宣ったのだ。

 

「畏れながらメリエル様。至高の御方である貴女様のお手を煩わせるまでもありません。ここは私にお任せください」

 

 点数稼ぎとばかりにすかさず、ソリュシャンが一歩前に進み出た。

 

『あー! ずるいっす―!』

 

 ルプスレギナがメッセージで叫びながら、彼女もまた一歩前へ出る。

 

「メリエル様。ここは神官である私にお任せくださいませ」

 

 そんな2人を横から見ていたクレマンティーヌは思う。

 点数稼ぎも大変なんだなー、と。

 

「じゃあ、ソリュシャンに任せたわ。あ、もし孕んでたりしたら食べていいわよ」

 

 ソリュシャンはその言葉に歓喜に震えた。

 二重に嬉しかった。

 1つ目は任せてくれたこと、2つ目は赤子を食べてもいい、と言ってくれたことだ。

 

「んで、メリエル様。今回買った奴隷、どうする?」

「情報搾れるだけ搾って、奴隷達が望むなら解放かしらね」

「望まなかったら?」

「そりゃ勿論、私のペットとして飼うに決まってるじゃないの。私は博愛主義者なのよ」

 

 クレマンティーヌはいけしゃあしゃあとそんなことを言うメリエルに溜息を吐く。

 彼女はメリエルに博愛主義の意味が違うとツッコミたかったが、疲れるのでやめた。

 

 そんなことを言っているうちに、ソリュシャンはツァレの前に立つ。

 

「メリエル様、魔法でも掛けるの?」

「まあ、見ていなさい」

 

 ソリュシャンの様子を怪訝に思ったクレマンティーヌはメリエルに問うが、メリエルからはそう返される。

 その直後、クレマンティーヌは目を疑った。

 

 ソリュシャンがツァレを丸ごとその体内に取り込んだのだ。

 

「……え?」

 

 唖然とするクレマンティーヌにメリエルは悪戯が成功したかのように笑いながら告げる。

 

「ソリュシャンはスライムなのよ。ああやって体内に取り込んで、治癒ができるわ。勿論、中で溶かすこともできたりする」

「うへぇ……」

 

 クレマンティーヌはげんなりとした。

 スティレットを得意とする彼女にとって、スライム系は難敵だ。

 

「終わりました」

 

 そうこうしているうちに治療が終わったのか、ソリュシャンの体内からツァレが出てきた。

 醜い姿は一変、美しい容姿を取り戻していた。

 

「よろしい。それじゃあ、ルプスレギナ。彼女が目覚めるまで世話をしなさい」

「はい、畏まりました」

 

 出番が来たことにルプスレギナは素直に喜びながら、ツァレをひょいっと抱きかかえ、部屋を出て行った。

 ルプスレギナを見送り、クレマンティーヌが口を開く。

 

「メリエル様、奴隷買ったけど、次はどうするの?」

「コッコドールと親交を深めていく。あの男は良い情報源よ。見つけたシャドウデーモン達には何度感謝してもし足りないわ。あと娼館で遊ぶ」

 

 最後の言葉にクレマンティーヌは溜息を吐く。

 そして、あることに気がついた。

 

「ねぇ、メリエル様。何で私やソリュシャンには手を出さないの?」

『クレマンティーヌ、あなたは最高よ! さすがはメリエル様のペット!』

 

 問いかけた瞬間にソリュシャンからメッセージが飛んできた。

 

「簡単なことだけど、知りたい?」

 

 問うメリエルに頷くクレマンティーヌとソリュシャン。

 

「ちょっと加減を覚えないと、大変なことになりそうだから練習したい」

 

 メリエルとしては桁外れの体力を持つ為に、相手を気遣った意味での発言だ。

 しかし、クレマンティーヌらにとってはメリエルの詳しい事情を知っているわけではない。

 

 故に、彼女らはその言葉の意味を間違った意味で捉えてしまった。

 

『め、メリエル様ってもしかして未体験? 初物!?』

『え、嘘でしょ? どう見ても女1000人くらい食ってそうよ。ってか、あんたらナザリックの女共はお手つきじゃないの!?』

『そんなわけないわよ! ど、どうしましょう、メリエル様が初物なんて……ふふ、私、少し濡れてきました』

『あー、うん、そっか、初めてかぁ』

 

 加速する妄想。

 クレマンティーヌとソリュシャンの頭の中では既に恥じらないながらベッドに入るメリエルが描かれている。

 

 あんだけ唯我独尊していて、超がつくほどに強い超越者。

 しかしベッドでは見た目相応の乙女のように恥ずかしがる。

 

『あー、やばい。破壊力ヤバイわ』

『うっは、たまんねぇ……もうここで襲っちゃおうか』

 

 妄想が危険な領域にまで加熱したところで、2人はメリエルからの視線に気がついた。

 

「わ、私は初めてでも気にしないからね! お、お姉さん、リードするからぁ!」

「このソリュシャン、メイドとして女をお教え致しますぅ!」

 

 慌ててそんなことを言う2人に対し、メリエルは冷静に告げる。

 

「……人を変態呼ばわりしておきながら、何を想像したか知らないけど、そっちだって同じじゃないのよ」

「だって初物でしょ! ベッドの上では恥じらう乙女なんでしょ!?」

 

 クレマンティーヌはずいっと近寄り、そう言った。

 初物、と聞いてメリエルは首を傾げるが、ああ、とポンと手を叩く。

 

「そうね、確かに初めてね」

 

 いよっしゃああああ、とクレマンティーヌとソリュシャンはハイタッチを交わし、雄叫びを上げる。

 何事かと飛んできたルプスレギナ。

 そんな彼女にソリュシャンが叫ぶ。

 

「ルプー! メリエル様は初物だって!」

 

 一瞬意味が分からなかったが、ルプスレギナはすぐさま把握し、こちらも雄叫びを上げる。

 ソリュシャン、ルプスレギナともにメッセージでナザリックにいる姉妹に全力拡散を同時に行う。

 

 1時間もしないうちに、ナザリック中にメリエルが初めてであることが広まっていることだろう。

 

 メリエルは深く、深く溜息を吐く。

 そして、告げる。

 

「私がその気になれば瞬きする間にこの世から消えるって分かってるの?」

 

 にっこりとこれ以上ないほどに笑顔で、メリエルはそう問いかけた。

 一瞬でクレマンティーヌらは固まった。

 クレマンティーヌもそうであったが、特に目に見えて変わったのはルプスレギナとソリュシャンだった。

 顔は一瞬で血の気を無くし、両膝をつき、許しを乞うように頭を垂れる。

 

「まあ、でも、そうね、そっちがその気なら、こっちだってそうするわ」

 

 その言葉にクレマンティーヌらは「え?」と呆気に取られた顔となる。

 

「クレマンティーヌ、ちょっと来なさい」

 

 メリエルはそう言って、クレマンティーヌの手を掴み、部屋から出て行った。

 ソリュシャンもルプスレギナも意味を悟ったが、何も言えなかった。

 彼女らはただとんでもない失態をどのようにして償えばよいか、それしか頭になかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メリエルと共にクレマンティーヌがやってきたのは予想通りに寝室であった。

 キングサイズの天蓋付きのベッドが部屋の中央にあり、その存在感を放っている。

 

「……するの?」

 

 クレマンティーヌは小さく問いかけた。

 メリエルはすぐには答えず、クレマンティーヌをベッドへと押し倒し、その上に覆い被さった。

 顔と顔が触れ合う距離だ。

 

「そうしたいって言ってたのはそっちじゃない」

「……うん。だって、メリエル様、全然襲ってくれないんだもん。別に私はいつでも良かったのに」

 

 クレマンティーヌとしては純粋に両性具有とはどうなっているのか、気になったということもある。

 処女でもあるまいし、そこまで貞淑というわけでもない。

 

「まあ、私にも色々悩みはあるのよ。言った通りに初めてだから、加減できないかもだけど、そこはまあ、許して頂戴……そうね、アレやってもらいましょうか」

 

 メリエルは顔を離し、にこりと微笑んだ。

 

「アレって?」

「あなたが戦うとき、腰を浮かせる独特な構えをするじゃない? アレで」

 

 クレマンティーヌはすぐに思い至る。

 

「……やっぱり変態じゃない」

「最高の褒め言葉ね。で、返事は?」

 

 クレマンティーヌはメリエルの問いににんまりと笑う。

 

「勿論、いいわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1時間程してからであろうか、メリエルとクレマンティーヌが戻ってきた。

 

「め、メリエル様……こ、この度は、大変な、ことを……」

 

 項垂れたまま、震える声で途切れ途切れにそう告げるソリュシャンにメリエルは告げる。

 

「別にいいわよ。でも、もう初めてじゃないから。あ、頭上げなさいよ」

 

 メリエルにそう言われ、ソリュシャンとルプスレギナは頭を上げる。

 そこにはメリエルにしなだれかかるクレマンティーヌがよく見えた。

 2人の視線に気づいたクレマンティーヌは告げる。

 

「メリエル様、ヤバかった。壊れるかと思った。練習って意味、そういうことかって納得した」

 

 ああ、とソリュシャンとルプスレギナはより大きな後悔に襲われた。

 自分達が壊れないように、敢えて娼婦で練習しようと気遣ってくださっていた、と。

 

 慈悲を踏みにじった自分達に生きる価値などない、とどんどんソリュシャンとルプスレギナは暗い方向へと気持ちが向いていくが、そこへメリエルが一言告げる。

 

「まあ、私も言葉が足りなかったから、今回の件は不問とするわ。今までと変わらない働きを期待するから」

 

 ソリュシャンとルプスレギナは安堵し、そしてその慈悲深さに今度こそ報いようと固く心に誓う。

 

「あなた達の妄想通りにしてあげてもいいかな。楽しそう」

 

 ポロッと聞こえた言葉にクレマンティーヌらは心の中でガッツポーズをしたのだった。


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