――――「超能力者(レベル5)襲撃事件」――――。
 その名の通り、学園都市230万人の中で7人しかいない超能力者が次々と何者かの襲撃を受ける事件。後にそのまま「超能力者襲撃事件」と呼ばれることになる事件が、夏休み直後の学園都市で巻き起こる。
 その一連の事件の中で、学園都市最強の超能力者、一方通行(アクセラレータ)は己の過去の姿を見ることになる。特例能力者多重調整技術研究所――――特力研、彼がかつて9歳まで在籍していたその組織、亡霊のように現れたもう1人の生き残りは彼に囁く、「やくそくだよ」、と。
 一方通行は自分の前に現れた黒い少女に何を思うのか、そして持ち前の不幸体質でもって巻き込まれた幻想殺し(イマジンブレイカー)上条当麻は何を思うのか、インデックスは、御坂美琴は、御坂妹は、土御門元春は、そして学園都市の裏側は。
 今、学園都市の闇の一端が紐解かれる。


オリジナルの事件を描く中編小説です、投稿は週に2回、調子が良ければ3回になります。
オリジナルヒロイン・オリジナル能力ものです、そうした描写が苦手な方はご注意ください。

また、この物語は原作6巻~7巻、9月前半の数日の物語です。
作中で最低限の説明はしておりますが、基本的に「とある魔術の禁書目録」を知ってからの方が楽しめるように作ってあります、ご注意ください。

  プロローグ:「漆黒と四畳と開演と」()
  第1話:「深夜と少女と黒き波」2013年02月03日(日) 16:29()
  第2話:「修道女と白と妹と」2013年02月05日(火) 12:41()
  第3話:「白と黒と電子の娘」2013年02月07日(木) 12:00()
  第4話:「魔術と超能力と暴走と」2013年02月09日(土) 18:00()
  第5話:「夜と幻想と出会いと」2013年02月11日(月) 16:42()
  第6話:「白と黒と約束と」2013年02月13日(水) 13:26
  エピローグ:「日向と陰と3人と」
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