生徒会長イッセーと鳥さんと猫   作:超人類DX

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感想いっぱいだとやはりモチベーションが上がる上がる。

あざす!




生徒会長と疎外感転生悪魔きゅん達

 さてさて、モテモテになりたいという元浜&松田同級生の願いを100%とはいかぬが、それでも以前よりはマシにすべく始めた、セクハラ止め運動なのだが……。

 

 

「せ、生徒会長……ま、まだ終わらんとです……」

 

「こ、校舎中なんて無理っす……」

 

 

 大きな事を言ってた割りには、校舎内の窓拭きで音をあげる二人に俺は鞭を入れる作業に没頭していた。

 

 

「弱音を吐くな! 何も制限時間内に終わらせろ等とは言ってはおらん! ゆっくりでも良いから最後まで諦めるな!」

 

 

 まったく、何もせず只漠然とモテモテになりたいなんて甘えた事を言ってるからとは思ってたが、此処までヘタレとは思いもしなかったぞ。

 

 

「一誠様、職員室から新聞紙を頂いてまいりました」

 

「おう、サンキューなレイヴェル。

ほら貴様等、濡らした新聞紙で仕上げ拭きをしないか!」

 

「「へぇぇぇ……」」

 

 

 何事も最初が肝心だ。

 ただ漠然とモテモテになりたいなんて思うのは誰だってできるし、そもそもこの二人は女子からの信頼がほぼ無い。

 今更こんなコテコテの改心行動でどうにかなるなんて思っては無いが、それでも日々の積み重ねが大事なのだ。

 そうすればきっと、セクハラを受けて信用してない女子達の中にも二人を少しだけ見直してくれる人が―――――俺は居ると信じてる。多分。

 

 

「うぅ、安易に喧嘩なんて売らなきゃ良かった……」

 

「腕が痛い……腕立ての再来だ」

 

「一誠様と同学年とは思えない弱音の数々ですわね……。

これでモテモテに等とよく言えたもので……」

 

「こ、こんな化け物生徒会長と一緒にしないでくれよ!」

 

「そ、そうだそうだ!」

 

 

 そんなこんなで校舎内の半分を制覇し、引き続き窓を拭き拭きする最中も、弱音を吐く二人にレイヴェルが見下し、それに二人が反発する――てな具合でモチベーションの維持を保つ。

 

 

「く、くっそ……可愛いくせに生徒会長以外は冷たい!」

 

「俺等との態度が間逆すぎるぜ……」

 

「当たり前でしょう? あなた達ごときと一誠様はそこら辺に落ちてる枯れ葉と天から地を照らす太陽以上の差がありますわ」

 

「「ちくしょー!! 可愛いから憎めねぇ!!」」

 

 

 それがまた結構な効果があるようで、レイヴェルが俺を贔屓する様な発言をする度に俺に対して恨めしい視線を送りつつ、一心不乱に窓拭きをする。

 ボソッとレイヴェルが『欠伸がでるほどに単純な人達ね……』と呆れてるのに気付いて欲しくないものである。

 

 

「一誠先輩」

 

 

 そんな折だ。

 完全下校時刻が迫る時間帯故に、部活をやってる生徒以外の殆どが居ない新校舎内の窓を隈無く拭き拭きやっとる中耳に入った声に、俺達……特に元浜と松田がもげるのでは無いかと思うほどの勢いで声がした方向へ振り向くと、そこに居たのは白髪と金色の瞳……そして小柄な見た目が特徴の少女である白音と――

 

 

「あ!? こ、小猫ちゃん――と、木場ぁ!!!」

 

 

 その白音からよく聞かされる同学年の少年――木場祐斗が白音の1歩後ろに控え、元浜&松田の歓迎できませんな声をスルーしながら俺を遠慮しがちに見ている。

 

 

「な、何で小猫たんが……木場は余計だけど」

 

「ま、まさか本当に生徒会長の言ったことが……!? 木場は邪魔だが」

 

 

 えっと、何だっけ? 癒し系だっけかで白音はグレモリー3年と同等に人気者だったりする訳で、当然セクハラ小僧共もミーハーよろしくにテンションを上げている――――所悪いが、うむ……お前等のその淡い期待は違うと思うんだ。

 いや、思うんだとかじゃなく確実に違うな。

 

 

「一誠先輩達がお掃除しているのを見付けまして――例の如く兵藤先輩達の邪魔になるし、かと云って暇なので祐斗先輩とお手伝いでもと……」

 

「こ、こんにちは兵藤生徒会長……」

 

「な、なんだって!? マジで効果が現れたとでもいうのか!? 木場は余計だけど!」

 

「しかもいきなし小猫たんなんてスゲェ!! 木場は邪魔だけど!!」

 

 まだ騒いでる元浜と松田を無視し、ほぼ毎日の様に聞く理由を話す白音と、何故かおどおどしてる木場同級生。

 また兄貴絡みかと俺は少しだけゲンナリした気分になるが、木場同級生からすれば深刻すぎる問題なのと、紛いなりにも顔が似てる男がやらかしてる話なので無視なんてできやしない。

 

 

「なるほどな、一度貴様とは話がしたかったし歓迎するぞ木場同級生よ」

 

「え……ぁ……」

 

 

 故に俺は横で白音を見てミーハーに騒ぐ元浜と松田を放置して木場同級生に手を差し出す。

 同情とは違うが、木場同級生はかなり凄いと思う。

 兄貴が複数の女性とイチャコラしてるのを見せられ、それでも我慢し続けているのだからな。

 俺ならまず発狂するというか現実逃避でもしてしまいそうなのに、木場同級生は置かれた立場があるとはいえ只堪えた。

 顔立ちが整ってるからと男子から疎まれてるが、そんなもんこの現状を聞かされたら野次なんて飛ばせやしない……俺ならな。

 

 

「う……ぁ……ぐ……うぇ……!」

 

「え、あ、き、木場同級生?」

 

 

 故に俺なりのリスペクトをと思って握手を求めた結果……木場同級生は急に泣き始めた。

 それはもう、これまで抑え込んでた感情が決壊し、流れ込む様に……。

 

 

「お、あ、あれ……木場が泣いてるぞ?」

 

「な、何だよお前? お、おい大丈夫か?」

 

 

 それは小猫たーん! と騒いでた元浜と松田も流石に泣き始めた木場を気にする程で、さめざめと泣き続ける姿に困惑していた。

 

 

「ほらね、優しくされたら泣きますよと言った通りでしょ?」

 

「どれだけ我慢してたのですか……彼は?」

 

「見てお察し……と言えば貴女でもわかるでしょう?」

 

「まあ……私ならそんな現状ならぶち壊した方がマシだと思うほどですし、分からないでも無いですが」

 

 

 急に泣き出した木場同級生に、それまでの変なしがらみを忘れて泣き止まないかと声を掛けたりする俺や元浜や松田をバックにレイヴェルと白音が何かを小声で話しているのが聞こえ、その内容に俺も考えさせられてしまう。

 ふむ……。

 

 

「おい、元浜と松田。清掃の残りは明日にして今日はもう帰っても良いぞ。付き合ってくれてありがとうな」

 

「え? あ、あぁ……」

 

「じゃあ、木場の事は……」

 

「あぁ、俺が何とかする」

 

 

 木場同級生が泣く理由……いや原因は二人にとって未知の領域であり、半端な覚悟なしでは聞いてはならない事柄だ。

 だから、仲間外れにしてしまうのは忍びないが、取り敢えず今日のところは二人に帰って貰い、今から木場同級生のメンタルケアをする事に決めた。

 

 

「お、おい木場。

何があったか知らないがまあ、頑張れよ」

 

「イケメンでムカつくと思ってるけど、今だけはそう思うことにするよ……じゃあな」

 

「………………。うん」

 

 

 そう、何時もは妬む対象である木場同級生を心配する声を掛けて帰っていった元浜と松田。

 うむ……まあ、基本的に女性に対する誠意の無さ以外は気の良い連中だった訳だな……さて。

 

 

「ふむ……取り敢えず生徒会室に来い。

お茶でも飲んで心を落ち着かせるべきだお前は」

 

「あ、ありがとう……グスッ」

 

 不平不満だらけなのはこれで分かったし、だからといって部外者の俺が何処までメンタルケアをできるかは分からんが、放って置くわけにもいかん。

 

 

 

 

 

 という訳で心が弱ってる木場同級生と、白音、レイヴェルと共に生徒会室に戻り、ソファに木場同級生を座らせてお茶を出したのだが……。

 

 

「ご、ごめん急に……何だか自分でもよくわからないまま涙が……」

 

「気にするな。お前の事は白――いや、小猫から大体聞いている。

寧ろよくそこまで我慢したと俺は尊敬の念すら覚えるというか……すまんな兄貴が」

 

「いや……それは――」

 

「あぁ、お前のイケ好かない兄貴のせいで俺の初恋はボロカスだぜ」

 

 ガラス製のテーブルを真ん中にして囲うように木場同級生と対面するように座る俺。

 そしてその隣にレイヴェルが、木場同級生の隣に白音が座り……そしてそこから少しはなれた隅の方で腕を組ながらヤサグレた態度で俺に嫌味を言ってくるのは、生徒会室に戻る際バッタリ出会った匙という同学年の少年だった。

 

「匙同級生……うむ、すまんな」

 

「ケッ、お前に謝られてもな……てか、お前に言っても仕方ないってのもわかってるつもりだよ。こっちこそ悪かったな」

 

 

 木場同級生と同じく、兄貴絡みの話で何かを失ったといった様子だったので一緒に連れてきたが……やはり彼もそうだったようで、皮肉にも兄貴の話題で盛り上がってしまう。

 

 

「それで今日も兵藤君は……」

 

「なるほど、今頃部室で大人のプロレスって奴か……。そもそも此処は学舎なんだがな」

 

「王である部長が率先してるせいで、所詮下僕である僕等は黙ってるしか出来なくて……」

 

「く、クソが……! 兵藤の野郎……! ソーナ先輩だけならまだしも複数となんてふざけやがって!」

 

 

 ぽつりぽつりと溜め込んでいた鬱憤を口に出す木場同級生と、恐らくソーナ・シトリーに想いを寄せていたんだろう匙同級生に俺は真面目に同情してしまう。

 

 

「ハッキリ言って怖いくらいだ。

部長や副部長やアルジェントさんはおろか、まさかシトリー様まで兵藤君にだなんて……まるで洗脳されたみたいに兵藤君兵藤君って人が変わったみたいに」

 

「………」

 

「そうだな、それまで真面目だったソーナ先輩が、何かにつけて兵藤の話をし、簡単に誘惑までしてるんだ……性格が明らかに変貌してる」

 

 

 伏し目がちに兄貴が現れてから変わってしまった現状を話す木場同級生と悔しげに唸る匙同級生の言葉を黙って聞き、白音やレイヴェルと共に内心『それが奴の常套手段なんだよ』と呟く。

 二人の言ってる事の通り……アレは簡単に人の心を虜にする何かを持ってるのだ、昔の俺はそれを嫌と云う程味わったんだ間違いない。

 突然沸いて現れ、俺の周りの全てを虜にし俺を単なる奴のオマケみたいな存在にさせた……ふん、手口は昔から変わらんらしいな。

 

 

「兄貴には条件付きとはいえ、万人を受け入れさせる『魅力』というものがあるらしいな……俺にはその魅力とやらは一切わからんが」

 

「みたいだね……それも強烈な」

 

「そんなふざけたもんで先輩を? ……。チッ、ムカつくぜ」

 

「まあ、私と祐斗先輩は全く何も感じませんでしたけど」

 

「当然私も」

 

 

 少しだけ落ち着いたのか、疲れた様ではあるものの笑みを浮かべる木場同級生の言葉に白音が頷きながら補足している。

 それが奴の最も警戒する力だったりするのだが、木場同級生と白音には通用しない辺り、何かしらの穴があると見て間違いない。

 レイヴェルだって全く兄貴に対して思わないどころか、カスと見下してるし、想いを寄せた相手を文字通り寝取られ匙同級生に至っては明確な嫌悪感すら向けている。

 

 

「というかお前生徒会長なんだから、兵藤のバカが部室で………………な事をしてると分かってて注意とかしねーのかよ?」

 

 

 途中恥ずかしそうに吃りながらも、再び責めるような目を向ける匙同級生。

 確かにそれは大いなる正論だが……うむ。

 

 

「残念ながら、注意どころか学園長に直談判もしたが、結果はこの通りだ。

どうやら悪魔がこの辺りを支配してるせいで、簡単にルールをねじ曲げてしまうらしいな」

 

「………………」

 

 

 俺の言葉に匙同級生は口を真一文にして黙ってしまう。

 シトリー3年が兄貴側だという決定的な事実にやり場の怒りでも感じているのだろう、悔しそうに俯いてしまっている。

 

 

「部長が領土の管理を任されてる以上、その手は通用しないのでしょうね」

 

「えぇ、残念な事に」

 

「チッ……ちくしょうが」

 

 

 グレモリー管轄の領土だから……とは聞こえは良いが、実際に人間はそんな事など知りもしない。

 というかお前等は依存症か何かで我慢すら出来んのか――なんて学園長に圧力を掛けて黙らせたと知った時は呆れてしまった程だ。

 それに前になじみが言ってたが――

 

 

『覚えたての猿みたいだったぜ?』

 

 

 という、真面目にどうでも良い話を聞かされたっけか。

 まぁ匙同級生は初恋の相手を取られた処か日常的にそうなってると聞かされれば、自然とフラストレーションも堪ってしまうのも無理の無い話だと俺は思うし、俺となんてまるで関わりが無いのにこの場に来てることを考えればお察しだ。

 

 

「匙同級生は結局の所どうなんだ? シトリー三年を取り返したいのか?」

 

「……。いや、もう色々と疲れてそんな気は無い。

ただ、兵藤の顔の形を変えるくらいぶん殴ってやりたいだけだ」

 

 

 窓から射し込む夕日を背に、明確な報復心を示す匙同級生。

 それほどまでに悔しかったのだろう……冷静な表情を保ちながらも右手は拳の形でブルブルと震えている。

 

 

「今にして思えばしょうもない理由で悪魔に転生しちまったと思うし、女々しいとは思う。

だけど初恋に敗れた処か、その男が他の女と関係を持ってるなんて聞かされてヘラヘラ出来る程大人じゃねぇ……。だから奴には何時か借りを返すつもりだ」

 

「匙君……」

 

「まあ、木場の立場は俺より苦痛だったんだろうが」

 

 

 兄貴に対する報復心で顔が歪んでいた匙同級生は、不意に今のグレモリー眷属に居場所を見いだせず弱っていた木場同級生に視線を移して自嘲気味に笑う。

 やはり匙同級生も木場同級生の苦痛は痛いほど分かってるつもりらし――

 

 

「これこそ、金髪美少女にキャーキャー言われてる生徒会長様にはわからん気持ちだろうがな」

 

 

 い……? あれ?

 

 

「なんだ突然?」

 

 

 急に嫌味っぽくこっちを見る匙同級生に変な居心地の悪さを感じて思わず目を逸らすと、匙同級生は『ケッ!』と吐き捨てる様にこう言ってきた。

 

 

「人間のお前が何で純血悪魔とそんなに親しいのか、それに何でそんな好かれてるのか俺には分からんが、まあ、男として言わせて貰うなら、羨ましいんじゃバーカという事だよ……ったく」

 

「む……む……」

 

「……。まあ、誰彼構わずな兵藤よりはマシだと思ってるつもりだが、一誠様と呼ばれてるのはどうかと思うな」

 

 

 い、いや……それはレイヴェルが――

 

 

「下僕悪魔程度が私に指図ですか?

別に偏見を持ってる訳ではありませんし、言うのは勝手ですが、私が一誠様とお呼びするのは私がそう決めたからであって、決して一誠様から強要された訳じゃあありませんわ。

あまり『カス』が嘗めた口を叩くようなら、私にも考えがあるわよ?」

 

「っ……」

 

 

 それまで黙ってたレイヴェルが、我慢の限界でも来たのか嫌味っぽい匙同級生に向かって強い重圧(プレッシャー)を放ち、真正面から受けてしまった匙同級生は滝の様な汗を流しながらその場に蹲ってしまった。

 

 

「う……ぐっ!?」

 

「な、何だこのプレッシャーは……部長より遥かに――」

 

「…………」

 

 

 見た目と学園でのキャラ油断してたのか、ガタガタと震えながら蹲る匙同級生と、冷や汗を流しながら戦慄してる木場同級生。

 驚いたことに白音はシレッとしながらお茶を飲んでる。

 

 

「ストップだレイヴェル……」

 

「む……わかりましたわ一誠様。

匙さん……申し訳ございません」

 

「ハァハァ……い、いや……お、俺も言い過ぎました……ごめん」

 

 

 俺の事になると直ぐ熱くなってくれるのは、本音を言うと嬉しいものだが……マジになったレイヴェルは常人なんて遥かに越えてるからな……。

 只の神器持ちの転生悪魔じゃ勝負にもならんだろうし、匙同級生や木場同級生……そして白音すら分からんだろうが、純血悪魔以前にフェニックス家は悪平等(ノットイコール)であり、勿論レイヴェルも……人外の領域にちゃんと入ってる。

 

 エシルねーさんとシュラウドのおっさんの血をちゃんと受け継いだ真なる人外のな。

 

 

「こほん……まあ、何だ……。

木場同級生も匙同級生も暇だとか居心地が悪いと思ったら何時でも来い……。愚痴くらいなら俺でも聞けるからな」

 

 

 ちょっとしたアクシデントがあったものの、何とかその場を納めた俺は、興味なしとばかりにお茶を飲むレイヴェルをチラチラ気にする匙同級生と木場同級生に何時でも来いと、昔なじみとフェニックス家の皆が俺にしてくれた様に、俺も出来か限りの居場所を作ってあげようと二人に告げる。

 

 

「あ、あぁ……き、気が向いたらな」

 

「ちょっと小猫さん!? さっきからお茶菓子を独り占め……って、このお皿のクッキーは私のですわよ!!」

 

「食べる気配が無かったから食べてさしあげたのですよ」

 

 

 先程のレイヴェルに対して一気に恐れでも抱いたのか、チラチラと白音とクッキーの取り合いを開始してる横顔を見ながら小さい声で返事をする匙同級生。

 

 

「いいの? それだと多分ほぼ毎日……」

 

「その時はもしかしたら生徒会の手伝いをして貰うかもしれんが、それでも良いならな」

 

「あ、ありがとう……グスッ」

 

「泣くなよ。

いや、気持ちは分かるが」

 

 

 そして木場同級生は、泣くほど感激しながら何度も何度も俺に下げなくても良い頭まで下げた。

 悪魔でも何でもない俺にそこまで言うほど疎外感を持っていたのかと思うと何とも言えない気分だが、少しでも力になれたと思うと悪くない気分だった。




補足

木場きゅん、久し振りに優しくされて泣くの巻

匙きゅん、文句言ったらレイヴェルたんにキレられそうになって色んな意味でドキドキの巻。

元浜&松田くん、偶然により奉仕活動をやらされて学園の癒し系ちゃんを目の前に出来たの巻。

レイヴェルたん&小猫たん、匙&木場きゅんの目の前なので一誠の取り合いはしなかったが、クッキーの取り合いをしたの巻。

生徒会長イッセー……男の同志を少なくとも4人獲たの巻。






兄貴……相変わらず部室を私物化して大人のプロレスラごっこを複数としてるの巻。

今話の内容はざっとこんなもんでしょうか。


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