ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~ 作:畜生ペンギン
駆け足で書いたので少し内容が薄いかも知れませんがそこはご勘弁を!!!!
ではどうぞ!
哲也「あー疲れた!さて寝るか・・・」
ALOからログアウトした後、俺はのーんびり木綿季と通話して、もう夜も遅くなってきたから互いに寝ることにした。
木綿季『おやすみ!あなた♡』
哲也「おやすみ 木綿季。」
俺は通話を切り、布団に入り、目をつぶった。
哲也「おやすみなさい・・・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~
哲也「・・・・・・ん・・・・・・?」
ふと気づいたら、俺は目を覚ましていた、そしてその目の覚ました場所はもう1人の俺がいるあの世界だった。
哲也「・・・・・・何の用だ・・・・・・テツヤ・・・・・・」
この世界にいるという事は、少なくともあの野郎が俺を呼び出したことになる。
テツヤ「くくく・・・・・・久しぶりじゃねぇか オォ?」
哲也「要件はなんだって聞いてんだよ、さっさと元の世界に戻しやがれ。」
テツヤ「そう焦るなよ・・・・・・要件はなぁ・・・・・・テメェら喧嘩すんのかイチャつくのかどっちかにしやがれ!!!!!!!!!殺されてぇのか!!!!」
哲也「・・・・・・・・・は?」
テツヤ「こっちはおかげで眠るのともできねぇんだよ!!!!」
哲也「ちょっと待て!なんだその喧嘩かイチャつくのかってのは!」
テツヤ「オメェも知ってんだろうが、こっちにも木綿季がいるってことは。」
哲也「あぁ、そういやそんなこと言ってたな。
テツヤ「こっちの木綿季はテメェらがイチャつけばイチャつく程俺の首を狙ってきてテメェらが喧嘩すればその逆になんだよ!」
哲也「つまりは俺らが喧嘩してればお前の木綿季も甘えん坊になるってことか?」
テツヤ「そのギャップがウゼェんだよ!大体お前ら喧嘩とイチャつくのが交互に起こりすぎなんだよ!この前なんか抱きつかれてんのにテメェらが仲直りしたせいで危うく首持ってかれかけたんだぞ!!!!」
哲也「ふーん、で?俺にどうしろと?」
テツヤ「後もう何個か文句があんだよ!この世界の気候はテメェの機嫌に支配されてんだよ!!!」
哲也「ふーん、どんな時にどうなんの?」
テツヤ「テメェが上機嫌の時は晴天、普通の時は曇り 悲しむ時は雨 キレてる時は大雨だ んでだ!テメェの大雨に問題があんだよ!!!」
哲也「んなの知るかよ!!!」
テツヤ「だったら今その大雨再現してやる!」
テツヤがそう言うと、今いる世界にいきなり暗雲が立ち込め、次第に大雨が降り出した。
哲也「ぬおっ!?」
テツヤ「数分後にはどうなってると思う?」
哲也「あ?びしょ濡れとか?」
テツヤ「ちげぇよ!数分後にはこの世界は水が全てを覆うんだよ!」
哲也「へー」
テツヤ「なんなんだテメェのさっきからどうでも良さそうなその態度は・・・」
哲也「実際どうでもいい。」
テツヤ「あぁ!?だったらここで知っとけ!もしこの世界が水に覆われたらどうなると思う!?」
哲也「さぁなー 大変なことになるんじゃねぇか?」
テツヤ「いいか!お前がキレてる時は大概電化製品がパーになるんだよ!おかげで何台電化製品買い直したと思ってんだよ!!!」
哲也「買い物できんの!?」
テツヤ「今まで壊れたパソコン合計20台近くテメェが金払え!おかげでこっちは財政が苦しいんだよ!」
哲也「うるせぇ!だったらテメェだって勝手に俺の体乗っ取ってんじゃねぇよ!!!!」
テツヤ「後なぁ!水浸しの時に寝ると大概どこだここはって場所で目覚めんだよ!!!おかげでここまで帰るのにも一苦労なんだよ!!!!」
哲也「別の場所もあんのかよ!!!」
テツヤ「色々と試行錯誤したがこっちだって大変なんだよ!!!」
俺は心底どうでも良かったから足をぷらんぷらんさせながらテツヤの顔も見ずに話を聞いてた、そしてあまりにもうるさいから1度テツヤの方を向くと海パンにシュノーケルを付けたどう見ても大変とはかけ離れてる楽しそうな男がいた。
哲也「楽しそうじゃねぇかよ!!!!」
テツヤ「楽しかねぇ!!!」
哲也「嘘つけ!!!!」
テツヤ「テメェ殺されてぇか!?」
哲也「テメェ俺に勝てねぇじゃねぇか!!!!」
テツヤ「んだとコラァ!?」
哲也「やんのかテメェ!?」
テツヤ「やってやろうじゃねぇか!!!!コイツを使いな!!!!」
そう言ってテツヤが投げてきたのは正真正銘の斬月だった。
哲也「おもしれぇ!!!!今度は両腕ぶちぎってやる!!!!」
テツヤ「だったらこっちは首を貰うぜ!!!!」
哲也「やれるもんならやってみやがれ!!!!」
テツヤ「テメェもなぁ!!!!」
俺達は互いに斬月を握りしめ、斬りかかろうとした。
その時だった。
「うるせぇんだよさっきからテメェら!!!!!!!!!」
哲也「っ!?なんだ!?」
テツヤ「っ!!!ヤベェ!!!一時休戦だ!!!!ブチ切れてる!!!!」
哲也「だから誰なんだって!!!!」
「この゛ボク゛の眠りをさまだけるとは・・・・・・覚悟出来てんだろうな!?」
哲也「えっ!?ユウキ!?」
俺達の目の前から現れたのは、確かにユウキだったが色々と違った。
まず肌の色はテツヤの様だし、琴音位はおっぱいあるし、髪型は長いけどそこまで長くは無いし、なんか顔が怖い、あの木綿季じゃない。
ユウキ「あぁん!?誰だテメェは!?テツヤァ!!!!」
テツヤ「はい!コイツは俺の主人格です!!!!!」
哲也「あぁ!?」
テツヤ「だってはむからったら殺されんだもん・・・」
哲也「『だもん・・・』じゃねぇこのボケ!!!!可愛くねぇよ!!!!」
ユウキ「へぇ、お前がボクの主人格の彼氏か・・・・・・」
そう言ってユウキはジロジロと俺の体を見て回り、俺の目の前でもう一度立った。
ユウキ「へっ!なんでこんな奴を選んだんだかな!!!!」
哲也「うっ・・・」
テツヤ「ほら、怖ぇだろ?」
ユウキ「聞こえてんだよこの馬鹿野郎!!!!また殺られてぇのか!?」
テツヤ「すいません・・・」
哲也「だっせぇの・・・」
ユウキ「大体・・・なんでまたこんな水浸しになってテメェは海パンになってんだよ!!!!一丁前に海水浴か!?ナニは小さえ癖に!!!!」
哲也「え!?そういう関係!?」
テツヤ「ちげぇ!!!!コイツが俺の風呂を覗いてきたんだ!!!!なんか風呂に罠を仕掛けたからそれにかかってるかとか抜かして!!!!そん時見られちまったんだよ!!!!」
哲也「ていうか俺のって小さいのか・・・」
テツヤ「変なとこで萎えてんじゃねぇよ!!!!」
ユウキ「とにかくテメェら殺す・・・ボクの眠りを妨げやがって・・・」
哲也「強さは?」
テツヤ「は?」
哲也「ユウキの強さは?」
テツヤ「俺より強いかもしれん・・・」
哲也「何だ、なら大したことねぇな。」
ユウキ「あぁ!?コイツならまだしもボクが大したことねぇだと!?」
哲也「まぁやる気ねぇから俺は帰りたい、おいテツヤ 帰らせろ。」
ユウキ「帰らせねぇよ!!!!」
そう言ってユウキは俺の頬を切り裂く勢いで剣を向けてきた。
哲也「ふぅん・・・俺とやるのか?」
ユウキ「当たり前だ!!!!この雑魚の主人格がボクより強い!?有り得ないんだよそんなことは!!!!!!!!!」
哲也「お前どんだけ過小評価されてんだよ・・・」
テツヤ「残念だが事実だ・・・」
ユウキ「ルールは簡単!!!!どっちかが死ぬか参ったと言うまでだ!!!!行くぞ!!!!!!!!!」
そう言ってユウキは俺に向かってきた、俺は斬月を握りしめ、その攻撃を振り払った。
ユウキ「っ!!」
哲也「そんなもんか?」
ユウキ「やるじゃねぇかよ・・・まだまだだ!!!!」
哲也「まぁ残念だがこの一撃で終わらせてもらう!月牙天衝!!!!!!!!!」
俺はユウキに向けて最大威力で月牙天衝を放った。
ユウキ「っ!?」
月牙天衝が当たるとユウキの場所から煙が立ち込めた。
テツヤ「やったか!?」
哲也「・・・・・・・・・おい!!!!さっさと戻せ!!!!」
テツヤ「は?」
哲也「あんなの木綿季じゃねぇ!!!!もっと木綿季は可愛いんだ!!!!あんなの単なる凶暴になったユウキだ!!!!」
テツヤ「くだらねぇ・・・なんでこんな奴に負けたんだ俺は・・・」
「帰らせるか!!!!!!!!!」
哲也・テツヤ「っ!!」
声の方へ向くと、直撃した月牙天衝を貰ったはずなのにダメージなほぼ無いユウキが立っていた。
哲也「な、なんで月牙天衝の直撃を食らって・・・」
ユウキ「あんなの地面に潜って避けた!!!!!!!!!馬鹿にするな!!!!」
哲也「・・・・・・なるほどな、あの煙はそれだったのか。」
ユウキ「頭きた・・・・・・・・・殺す!!!!!!!!!テメェら2人共ぶち殺してやる!!!!!!!!!」
テツヤ「テメェ死ぬんじゃねぇぞ!!!!お前が死んだら俺だって死ぬんだからな!!!!」
哲也「わあってるよ、おら、かかってこい。」
ユウキ「うらぁ!!!!」
哲也「よっと!」
単調な攻撃を繰り出すユウキ、こんなものは簡単によけられる、やはり裏のユウキとだけあって知能は木綿季よりは下みたいだな。
ユウキ「テメェ!!!!避けてばっかいねぇで少しは攻撃してみろ!!!!」
哲也「まぁ待てよ、チャンスを伺ってんだよ。」
ユウキ「だったらさっさと殺してやる!!!!」
哲也「それは無理だ、お前の攻撃は・・・・・・単調過ぎる!!!!」
ユウキの攻撃のパターンは見た感じある程度の周期で脇腹ががら空きになる、俺はその機会を逃がさずに脇腹に蹴りを入れた。
ユウキ「なっ・・・!?」
哲也「貰ったぁ!!!!」
俺は隙だらけになったユウキに向け、1発の月牙天衝を放った。
今度こそは避けれずに、ユウキは月牙天衝をモロにくらった。
ユウキ「ぐわぁ!?」
哲也「いっちょ上がり。」
テツヤ「・・・・・・ちっ。」
哲也「どうだ?お前が恐れるユウキに勝っちまったぞ?」
テツヤ「調子に乗りやがって・・・」
哲也「さてと、おーい、大丈夫かー?」
テツヤ「?何やってんだ?」
哲也「何って、ユウキの救助。」
テツヤ「ちっ、相変わらず甘いやつだ。」
俺は倒れるユウキの体を揺さぶった、すると、微かだがユウキの肩がピクンっと動いた。
哲也「よし、もう大丈夫だな。」
裏のユウキと言えどもユウキはユウキ、安心した俺は背を向いてテツヤにそろそろ帰らせろと言いにこうとした時だった。
ユウキ「あめぇんだよ!!!!!!!!!」
哲也「っ!?」
油断しきっていた俺はユウキに片腕を斬り飛ばされてしまった。
ユウキ「そんな甘甘ちゃんが主人格の彼氏とは拍子抜けだな!!!!」
哲也「っつう・・・・・・・・・やっぱ腕が一本消えるのは経験済みでも怖いもんだな・・・・・・」
ユウキ「あぁ!?」
哲也「良いか、俺は甘いさ、確かに、だがなぁ、お前はどうであれ俺の大切なユウキなんだよ、それを心配するのに甘いもクソもねぇ。」
ユウキ「っ・・・・・・テメェ・・・・・・片腕一体飛ばしてんだぞ!?それでも許すのか!?」
哲也「片腕なんざどうでも良い、お前が生きてりゃそれで良いんだよ。」
ユウキ「・・・・・・ちっ!拍子抜けだな!!!!こんなのが彼氏とはだからボクの主人格が甘くなるんだよ!!!!もう寝る!!!!」
そう言ってユウキはテツヤの方へ向かっていった。
テツヤ「あ?」
ユウキ「死ね!!!!!!!!!」
そう言ってユウキはテツヤの頬にキスした後テツヤをぶん殴ってどこかへ走っていった。
テツヤ「・・・・・・・・・ちっ。」
哲也「なんだかんだ仲いいじゃねぇか。」
テツヤ「うるせぇ!!!!!さっさと帰りやがれ!!!!」
そう言ってテツヤは俺のことをいつもの光に包ませた。
哲也「サンキュ んじゃまたな。」
テツヤ「黙って帰りやがれ!!!!」
そんな訳で、俺はいつもの世界に帰れた。
そして、気づくともう既に朝、そして隣には何故か木綿季が眠っていた。
木綿季「すぅ・・・むにゃむにゃ・・・」
哲也「・・・・・・木綿季。」
木綿季「ふにゃ・・・?おはよう哲也・・・ボクも眠っちゃった・・・」
哲也「よしよし。」
俺は木綿季の頭を軽く撫でた、すると木綿季は寝ぼけながらも可愛らしく声を漏らした。
木綿季「えへへ~♪」
哲也「やっぱし、お前はこういう方が一番だな。」
木綿季「?」
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テツヤ「・・・・・・・・・けっ!!!!」
ユウキ「ふんっ!!!!!!!!!」
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哲也「大好きだよ、木綿季。」
木綿季「ボクも~♪」
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ユウキ「テメェなんか大嫌いだ!!!!!!!!!」
テツヤ「こっちだってそうだバーカ!!!!!!!!!」
普通に仲のいい哲也と木綿季と、何だかんだ仲のいいテツヤとユウキだった。
結局、哲也と木綿季もテツヤとユウキも仲が良いことで・・・
ほんとに内容が薄目かも知れませんがそこはご了承を・・・すいません・・・
次回は未定です!お楽しみに!