ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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すいません!時間が取れず遅れてしまいました!

とりあえず本編をどうぞ!


part75 ピンチ~だって大好きなんだもん~

前回、哲也不足から部屋中に哲也の写真を貼り、抱き枕カバーを哲也に、そして小さな卍解時の哲也ぬいぐるみを作った木綿季。

 

さて、今日もまた 木綿季は写真と抱き枕で哲也不足を解消してるようですよ?

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

木綿季「えへへ~♪幸せ~♪」

 

ボクは抱き枕をぎゅーっとしながらプリントされた哲也の写真の顔にスリスリしてる 何だかとーっても幸せな気分♪

 

木綿季「あ!もうこんな時間!そろそろ準備しなきゃ!」

 

ボクはパジャマを脱ぎ、制服に着替えてリビングでおばあちゃんが作ってくれた朝ご飯を食べ始めた。

 

木綿季「もぐもぐ・・・」

 

源次郎「木綿季、昨日のこと伝えるの 頼むぞ。」

 

木綿季「うん!任せてよ!」

 

「ねぇ木綿季、昨日も言ったと思うけど時計遅れてるからもうそろそろ行かなきゃ遅刻なんじゃない?」

 

木綿季「ふぇ!?忘れてたぁ!?行ってきます!!!!!!」

 

ボクはご飯を食べるのを止め、急いで学校に向かった。

 

ただ、この時ボクは忘れてしまっていた 部屋の壁紙を哲也から普通のにするのを。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

木綿季「ふぇ~・・・お腹すいたよ~・・・」

 

時間はまだ3時間目 お昼ご飯の時間にはまだまだ遠い。

 

哲也「どうした?朝飯は?」

 

木綿季「遅刻しかけたから食べてないの~・・・」

 

哲也「なら・・・」

 

哲也はそう言ってプリッツを取り出した。

 

木綿季「くれるの!?」

 

哲也「おう、別にいらねぇし。」

 

木綿季「わーい!」

 

やった!思わぬ収穫!あ、でも折角哲也から貰ったプリッツだし・・・・・・食べずにとっておこ♪

 

木綿季「後で食べるね♪」

 

哲也「おう、味わって食べろよ。」

 

木綿季「うん!」

 

ふふふ~♪写真も哲也から貰ったものもたーくさん取ってあるんだ♪

 

※今までの戦利品 プリッツ 飲み物 プリント その他諸々含め10個程。

 

ボクって多分世の中で1番幸せだよね~♪えへへ~♪

 

~放課後・哲也の部活中~

 

木綿季「ええっと・・・確かここにあるはず・・・・・・」

 

ボクは皆がいないのを見計らってあるものを探していた。

 

あるものって?それはまだまだ言えないよ~♪

 

木綿季「じゃあやっぱりこっちかな・・・・・・あ!あった!!!゛哲也の体操着゛!!!!!」

 

ボクは哲也のロッカーの中に入っていたまだ未使用の哲也の体操着を見つけた。

 

そう、ボクが探してたのは哲也の体操着、では何で体操着を探してたかって言うと・・・

 

木綿季「だ、誰もいないよね・・・・・・では♪」

 

ボクはその体操着を顔に近づけ、匂いを嗅いだ。

 

木綿季「んー!哲也の匂いだ~♪」

 

ボクは顔に体操着を付けたまま机に伏せた。

 

こんなことするのは頭がおかしいことだって言うことは多分皆が皆そういうと思う でも、ボクがこういう行動をとってるのには哲也にだって責任はある。

 

だって・・・・・・・・・

 

~回想~

 

木綿季『ふふふ~♪今日のお昼はボクの手作りオムライスで・・・あれ?』

 

『哲也ぁ・・・/////』

 

『渚・・・・・・』

 

木綿季『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

またある時。

 

『会いたかったよ哲也!!!!』

 

『俺もだよ琴音!!!!』

 

木綿季『っ!?』

 

またまたある時・・・

 

『なっ!?/////』

 

ユウキ『っ!?れ、レイがテツヤを襲ってる・・・!?』

 

って・・・・・・ここの所哲也ってば浮気ばっっっかりしてるんだもん・・・・・・・・・もしかしてボクに飽きちゃったのかな・・・・・・

 

木綿季「・・・・・・哲也の馬鹿・・・・・・ボクの気持ちも考えろ・・・・・・Zzz・・・・・・」

 

ボクは哲也の匂いに包まれると、うとうとしてついつい寝てしまった。

 

でも、その時見た夢は ボクにとっては悪夢そのものだった。

 

木綿季『へ・・・・・・・・・?わ、別れたいって・・・・・・・・・なんで!?どうして!?』

 

哲也『悪いな木綿季 他に好きな人ができたんだよ。』

 

木綿季『好きな人!?ボクじゃなくて!?』

 

哲也『そゆこと、んじゃあね木綿季 幸せに暮らせよ。』

 

そう言う哲也の隣にいたのは、琴音と渚さんとレイだった。

 

琴音『哲也♪行こ♪』

 

渚『駄目!今日は私の!』

 

レイ『哲也、今日は僕と過ごす約束だろう、破るのかい?』

 

哲也『わぁってるよ、皆で行くぞ。』

 

木綿季『ま、待ってよ!!!!ボクは!?ねえ!!!!!!!!ボクは!?』

 

哲也『言ってるだろ?お前には飽きたんだよ もう俺に付きまとうなよ。』

 

木綿季『あ、飽きたって何!?ボクを捨てるの!?』

 

哲也『るせぇなぁ お前みたいな女といても楽しくねぇんだよ わかったら二度と話しかけるなよ。』

 

そう言い残して哲也はボクを捨て、3人の女の子とどこかへ歩いていった。

 

木綿季『いや・・・・・・捨てないで・・・・・・・・・捨てないでよ哲也・・・・・・・・・・・・!!!!なんで・・・・・・・・・なんでぇ・・・・・・・・・・・・』

 

木綿季「ぐすっ・・・・・・ひぐっ・・・・・・」

 

「木綿季?木綿季?おい、木綿季?」

 

木綿季「ぇ・・・・・・哲也・・・・・・?」

 

目を開けると、目の前には心配そうな顔をした哲也がそこにはいた。

 

哲也「どうした?んな体操着抱きしめて泣き声出しながら眠って、その体操着そんな臭いのか?」

 

木綿季「・・・・・・良かった・・・・・・夢だったんだ・・・・・・」

 

哲也「なんだ、怖い夢でも見たんだな この泣き虫。」

 

そう言って哲也は頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。

 

木綿季「うぅ・・・・・・ぐすんっ・・・・・・」

 

哲也「よしよし 泣くな木綿季 お前には俺がついてるからな。」

 

木綿季「哲也・・・・・・」

 

ボクは哲也に抱きついた 哲也はそのままなでなでしてくれた。

 

哲也「大丈夫だよ、もう泣くな 泣いてる木綿季は゛嫌い゛だぞ?」

 

木綿季「っ!?嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ボクは哲也の言葉に拒絶反応を起こし、哲也のことを突き飛ばした。

 

哲也「ぬおっ!?」

 

木綿季「嫌・・・・・・・・・嫌いなんて嫌・・・・・・・・・・・・・・・・・・嫌嫌嫌嫌嫌嫌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「ど、どうしたんだ!?これは例え話だぞ!?木綿季!!!!木綿季!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

木綿季「嫌いになんかなっちゃ嫌・・・・・・・・・嫌なの・・・・・・・・・」

 

哲也「大丈夫だ!!!!嫌いになんかならない!!!!!!絶対だ!!!!!!!」

 

木綿季「・・・・・・・・・ごめん・・・・・・・・・」

 

哲也「大丈夫かよお前?なんなら今日泊まってくか?」

 

木綿季「・・・・・・ならボクの家来て・・・・・・」

 

哲也「へ?木綿季の家?」

 

木綿季「うん・・・おじいちゃんが呼んでるから・・・」

 

哲也「分かった、そういうことならお言葉に甘えて。」

 

大丈夫・・・・・・哲也は・・・・・・哲也は絶対ボクのことは嫌いになんかならない・・・

 

大丈夫・・・・・・だよね・・・・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

木綿季「どうぞ、あがって。」

 

哲也「おじゃましまーす。」

 

ボクと哲也は一緒に玄関に上がり、まずはおじいちゃんに挨拶に向かった。

 

木綿季「おじいちゃん 哲也を連れてきたよ。」

 

ボクはノックをしながら襖を開けた、中にはお茶を飲んでるおじいちゃんがいた。

 

源次郎「おぉ、もう来てくれたのか。」

 

哲也「こんにちは、今日はお世話になります。」

 

源次郎「なに、そう固くならなくても良い、君は木綿季の彼氏なんじゃからな。」

 

哲也「でも仮にも俺はまだ他人ですし・・・」

 

源次郎「いいんじゃいいんじゃ、もっと楽にしないと楽しい泊まりもつまらなくなるぞ?」

 

哲也「・・・・・・ならお言葉に甘えさせてもらいます。」

 

源次郎「それでよい!夕飯は出来次第呼ぶから来てくれ それまでは木綿季の部屋でくつろいでたらどうじゃ?」

 

哲也「そうします、木綿季。」

 

木綿季「うん!こっちだよ!」

 

ボクは哲也と一緒に部屋に向かった。

 

木綿季「それじゃあ入っ・・・・・・ちゃ駄目!!!!!!!!!」

 

哲也「うお!?」

 

木綿季「部屋が汚いからすぐ掃除するから待って!!!入ったら殺す!!!!」

 

哲也「わ、分かった・・・」

 

危ない危ない・・・部屋の中は哲也の写真でいっぱいだったんだ・・・危うくボクが本当に嫌われるところだった・・・・・・

 

とにかく部屋にボクだけ入って、まずは壁紙をシンプルなものに変えて、抱き枕とぬいぐるみを下において、出しっぱなしだった洋服などをきちんとタンスに閉まって部屋を軽く整えて、改めて哲也を部屋に入れた。

 

哲也「やっぱ女の子の部屋って感じだな~」

 

木綿季「えへへ♪哲也♪」

 

ボクは哲也に抱きついた。

 

哲也「やっぱお前はこうしてないとな、凹んでるお前はお前じゃない気がするよ。」

 

木綿季「えへへ~♪」

 

哲也「よしよし♪」

 

やっぱりこうしてるのが一番落ち着くな~♪大好きだよあなた♡

 

木綿季「ねぇね、ボクのこと好き?」

 

哲也「当たり前のこと聞くなよ、でも、俺は好きじゃなくて大好きだよ。」

 

木綿季「ならボクは大大好きだもん!」

 

哲也「なら俺は大大大好きだ!」

 

木綿季「むぅ!ならボクは大大大大大大大大だーい好きだもん!!!!」

 

哲也「こいつぅ♪」

 

哲也はボクの事を横になりながらぎゅーっとしてくれた。

 

木綿季「哲也♪」

 

哲也「木綿季♪」

 

・・・・・・ボクも哲也もお互いにこんなに大好きなんだもん 嫌われるわけないよね。

 

ボクの心配しすぎなのかな・・・

 

~数十分後~

 

哲也「ふぁ~・・・疲れて眠くなっちまったな・・・」

 

木綿季「ならボクが起こしてあげる!」

 

哲也「どうやって?」

 

木綿季「うーんと・・・・・・エッチなことする・・・?/////」

 

哲也「まだ6時半だろうが 却下。」

 

木綿季「じゃあ夜なら!!!!」

 

哲也「出来たらね~」

 

木綿季「ぶぅーぶぅー!」

 

哲也「そうふくれんなよ、可愛いやつだな。」

 

哲也はそう言ってボクの頬をつんつんとつついてきた。

 

木綿季「むぅ~」

 

哲也「にしても腹減ったな~まだかな~」

 

木綿季「ボクもお腹空いた~」

 

ボク達が互いに声を合わせてそう言うと、下からおばあちゃんの声が聞こえてきた。

 

「2人とも~ご飯の用意ができましたよ~」

 

木綿季「あ!ご飯だって!」

 

哲也「待ってました!」

 

ボク達は万を辞して出てきた夕ご飯に心を踊らせてリビングに向かった、そして、リビングにはまるでパーティーでもやるかのような料理が並んでいた。

 

~リビング~

 

哲也「こ、これは・・・・・・」

 

木綿季「何これ・・・」

 

源次郎「何って、木綿季の旦那さんとの初の食事なんじゃ、質素者は用意出来んじゃろ。」

 

リビングに並んでるのは、恐らく出前のお寿司(特上)と、ボクと哲也の席の所には美味しそうなステーキが置いてあった。

 

哲也「す、すげぇ・・・こんな豪勢なものいつも食ってるのか木綿季・・・?」

 

木綿季「え!?食べてない!!!!食べたとして誕生日の時とかだよ!?」

 

哲也「そ、それなら良かった・・・結婚した時何食わせりゃいいんだって思っちまったよ・・・」

 

源次郎「さぁ木綿季 哲也君 座ってくれ ワシも君と話すのを楽しみにしてたんじゃ。」

 

哲也「は、はい 分かりました。」

 

木綿季「おじいちゃん?哲也がかしこまっちゃってるからもう少し力抜いたら?」

 

源次郎「む、そうか?」

 

「この人ったらさっきから緊張しっぱなしでねぇ、ねぇ?」

 

源次郎「ぬおっ!?余計なことを言うな!!!!」

 

木綿季「ふふふ♪おじいちゃんでも緊張するんだね♪」

 

源次郎「ごほん!とにかく食事にしようじゃないか 哲也君 遠慮せず食べてくれ、高校野球児なら食べるのも練習の内じゃ。」

 

哲也「はい!んじゃあ木綿季!食べようぜ!」

 

木綿季「うん!」

 

ボクと哲也は椅子に座り、手を合わせた。

 

「いただきます!!!!」

 

~数分後~

 

源次郎「むっ、木綿季 お前そんなことしたのか?」

 

木綿季「だ、だって哲也が浮気するのが悪いんだもん!」

 

源次郎「聞いた話じゃそれは木綿季の誤解じゃないのか?確かに姉の胸を揉んでるとこを見たと言うのは浮気と受け取って当然だが、哲也君の姉を以前見た限りあの娘にはなかなか歯向かえんじゃろうな弟の哲也君としたら。」

 

木綿季「うぅ・・・ごめんね哲也・・・」

 

哲也「いや、良いんだよ むしろありがとな 浮気に怒ってくれて。」

 

木綿季「?」

 

哲也「浮気に怒ってくれるのは俺のことが好きって証だろ?だから、むしろどんどん怒ってくれていい もっと俺のことを好きだってアピールをしてくれ 木綿季。」

 

哲也はそう言いながらなでなでしてくれた。

 

木綿季「哲也・・・・・・うん!」

 

源次郎「うむ、やはりワシの見込んだ男じゃな。」

 

「早く曾孫の顔が見たいわ~♪」

 

木綿季「ひ、曾孫・・・・・・/////」

 

源次郎「む、顔を赤くしたところを見るとまだまだ2人は初な関係なんじゃな?」

 

哲也「え、いや、それはそのぉ・・・」

 

源次郎「別に怒らん、じゃが、これだけは言っとくぞ哲也君 早いところ初体験は済ました方がいいぞ、いざという時恥を書くことになるぞ。」

 

哲也「は、ははは・・・」

 

木綿季「あぅ・・・/////」

 

源次郎「ふむ、もう食べ終えたな、2人とも ワシらは老いぼれじゃ、風呂に入ったら即寝るつもりじゃ、部屋も防音になっとるから 夜はお楽しみにしてもワシは構わんぞ。」

 

木綿季「おじいちゃん!!!!/////」

 

源次郎「む?」

 

哲也「ゆ、木綿季 とにかく今はお風呂入っちゃおうか!」

 

源次郎「バスタオルは風呂場に用意してるあるぞ哲也君 ゆっくりお湯に浸かるといい。」

 

哲也「はい!ありがとうございます!」

 

木綿季「あぅ~・・・/////」

 

哲也「ゆ、木綿季 行くぞ。」

 

ボクは哲也に手を引っ張られながら哲也をお風呂場へ案内しながらお風呂場へ向かった。

 

~風呂場~

 

哲也「て言うか当たり前のように木綿季と風呂場にいるけど大丈夫なのかな?」

 

木綿季「むしろ一緒に入りたいな・・・/////」

 

哲也「なら良かった 俺もだ♪」

 

ボクと哲也は着替え終え、早速湯船に入ることにした。

 

哲也「さぁ・・・・・・・・・えぇ!?なんじゃこりゃぁ!?」

 

ちなみにボクの家のお風呂は並大抵のホテル程の広さを誇っていて、露天風呂はないけどとてもゆったり出来る空間が広がっている。

 

木綿季「驚いた?」

 

哲也「あ、あぁ・・・なんかホテルに泊まってるみたいだな・・・」

 

木綿季「背中流してあげるから座ってね♪」

 

哲也「あ、あぁ・・・」

 

ボクは哲也の身体を前みたいに身体で洗ってあげた、後髪も普通に洗ってあげた。

 

哲也「やっぱしエロいなこれ・・・」

 

木綿季「エッチぃのは嫌い?」

 

哲也「なわけ。」

 

木綿季「だよね♪」

 

哲也「だよねとはなんだだよねって」

 

木綿季「だって哲也ってばおっぱい成人じゃん、散々ボクとか琴音とかレイとかのおっぱい揉んで・・・」

 

哲也「木綿季のは故意だけど他は事故!」

 

木綿季「まぁ許したげる・・・」

 

哲也「んじゃあ木綿季 俺も洗ってやるから座って。」

 

木綿季「うん!」

 

ボクも哲也に身体と髪を洗ってもらい、湯船に入る。

 

木綿季・哲也「ふぅ~♪」

 

哲也「やっぱし湯船が広いと心地がいいな~♪」

 

木綿季「ボクは哲也が居ればどこでも良いんだ~♪」

 

哲也「そっか♪」

 

哲也はボクのことをギューってしながらなでなでしてくれた。

 

木綿季「~♪ボクこれ大好き♪」

 

哲也「俺もお前といるのが1番好きだよ♪」

 

木綿季「えへへ~♪」

 

ボクと哲也は充分に温まってから湯船から上がり、お風呂を出てパジャマに着替えてボクの部屋に向かった ちなみに哲也はおじいちゃんが若い頃来てた服を貸してもらったみたい。

 

哲也「ふぃ~いい湯だった。」

 

哲也はそう言ってベッドに座った チャーンス!

 

木綿季「とぉー!」

 

ボクはベッドの哲也に目掛け飛びつき、哲也のことを軽く押し倒しながらベッドの横になった。

 

哲也「ぬおっ!?」

 

木綿季「だーいすき♪」

 

ボクは哲也の顔に頬をスリスリしながら、哲也に抱きついた。

 

哲也「ったく、この甘えん坊が。」

 

木綿季「あ、ねぇね見て見て!」

 

ボクはそう言って哲也から離れ、ボクが作った哲也ぬいぐるみを哲也に見せた。

 

別にぬいぐるみ位なら見られても平気だしね、それに結構自信作なんだこれ!

 

哲也「これって俺か?」

 

木綿季「うん!」

 

哲也「へぇ~良く出来てんじゃん 裁縫もできるとは頼もしい嫁になりそうだな。」

 

木綿季「何でもおまかせあれ!あ、でも・・・性処理はまだ自分でやってね・・・・・・/////」

 

哲也「アホ。」

 

哲也はボクの額を指でツンっと押した。

 

木綿季「いてっ。」

 

哲也「さて!風呂から上がったしなんかするか!」

 

木綿季「さんせー!」

 

哲也「さて、んじゃあ今日は木綿季の部屋のチェックと行こうか♪」

 

木綿季「ふぇ!?駄目だよ!?」

 

哲也「別にいいじゃんか~お前だってどうせ俺の部屋にエロ本無いか隈無く探してんだろ?」

 

木綿季「そ、それは・・・」

 

哲也「・・・・・・図星だな。」

 

木綿季「でもボクの部屋はだめぇ~!」

 

哲也「ふーん、木綿季は自分はやったのに他人にはやらせない卑怯な子だったのか・・・・・・残念だな・・・・・・」

 

木綿季「あぅ・・・・・・じゃあボクだって女だ!いいよ!好きなだけ見ればいいよ!!!!」

 

哲也「よっしゃ!んじゃあ早速ベッドの下・・・」

 

木綿季「っ!?ダメダメダメ!!!!駄目ぇ!!!!!!!!!!」

 

哲也「そんなダメなのか?」

 

当たり前じゃん!!!!だって・・・だってベッドの下には哲也抱き枕が!!!!

 

木綿季「ほ、他の場所はどうかな!?タンスとか!」

 

哲也「タンスって、お前下着」見られたい願望でもあんのか?」

 

木綿季「だ、だって哲也の趣味をしておきたいじゃん・・・・・・?」

 

哲也「うーん、まぁタンスは後にするとして、んじゃあ・・・・・・あ!?アレはなんだ木綿季!?」

 

木綿季「?」

 

ボクは哲也が指さした方向を振り向いた。

 

哲也「いただき!」

 

哲也はそう言ってベッドの下に手を伸ばした。

 

木綿季「にゃぁ!?騙したなぁ!?」

 

ボクは哲也の手を弾き飛ばし、ベッドの下を死守した。

 

哲也「うっ・・・やるな木綿季・・・」

 

木綿季「ベッドだけはやらせない・・・!」

 

哲也「そこまで見せないなら俄然やる気出たぞ!なんだなんだ!エロ下着でも隠してんのか!?それとも木綿季の1人エッチ用の道具か!?」

 

木綿季「どっちでもないけど駄目!」

 

哲也「こうなったら・・・ってん?なんだこのスイッチみたいなやつ?」

 

木綿季「っ!?」

 

哲也が今手に持ってるのは、すぐ変わる壁紙用のボタン や、やばいかも・・・

 

哲也「・・・・・・押して」

 

木綿季「らめぇ!?」

 

哲也「じゃあ押さない。」

 

木綿季「ほっ・・・」

 

哲也「なーんてね♪」

 

木綿季「っ!?」

 

そう言って哲也はボタンを押そうとした、何としてでもそれだけは・・・!!

 

木綿季「てりゃあ!!!!!!」

 

ボクは哲也に飛びつき、哲也を押し倒した。

 

哲也「うわぁ!?」

 

木綿季「絶対押させな・・・・・・ってあれ?服だけ?」

 

ボクは飛びついた哲也のことを見ると、そこには哲也の姿は無くて、着てた服だけが残ってた。

 

哲也「お!これだな!?」

 

木綿季「っ!?」

 

ボクが哲也の方を見たけど、もう既に時は遅かった 哲也がベッドの下から取り出しのはボクが作った特性抱き枕だった。

 

哲也「な・・・なんだこれ・・・・・・」

 

木綿季「あ・・・・・・ぁ・・・・・・」

 

ボクは手を後ろに置こうとすると、謝って壁紙のボタンまで押しちゃって、壁紙が哲也一色に変わってしまった。

 

哲也「っ!?なんじゃこりゃぁ!?」

 

木綿季「・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・・・・木綿季 説明してもらおうか?」

 

木綿季「・・・・・・ボクは悪くない!!!!!!!!」

 

ボクは半ばヤケになって逆ギレ気味に哲也に向かってそう言い放った

 

木綿季「大体全部哲也が悪いんだ!!!!SAO事件からALO事件までにかけてのことが全部終わってようやく現実世界で哲也と会えることになったのに哲也は浮気ばっかする!!!!それもあろう事か実の姉にまで手を出す始末!!!!」

 

哲也「木綿季・・・・・・」

 

木綿季「なんなの!?ボクに飽きたの!?それとも肉体歓迎が欲しいの!?だったら言ってよ!!!!ボク言ったじゃん!!!!哲也になら何されてもいいし何だってしてあげるって!!!!」

 

そうだ、ボクが悪いんじゃない 全部哲也が悪いんだ。

 

木綿季「生還してからの方が哲也と会いにくくなるなんてことは知ってたよ!!!!でも・・・・・・でも浮気なんて酷いじゃん!!!!ボクが好きだなんてどうせ上辺だけの気持ちで言ってるんでしょ!!!!」

 

ボクは浮気なんてしたことない、だったら悪いのなんて100%哲也じゃん。

 

木綿季「琴音に渚さんにレイに!!!!もう既に3人だよ!?ふざけないでよ!!!!一体ボクのどんなことろに不満があるのさ!!!!言ってよ!!!!!!全部治すから!!!!!!!!」

 

哲也「木綿季・・・俺は浮気なんてしてないって何度言えば・・・」

 

木綿季「うるさい!!!!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!!!」

 

哲也「いい加減にしろ!!!!!!!!!」

 

木綿季「っ!?」

 

な、何で・・・何で哲也が怒るの?だって哲也が浮気したんじゃん ボクは何も悪く・・・

 

哲也「確かに俺は今までお前にとっちゃ浮気と思われる行為はやって来たさ!!!!それは俺も認める!!!!俺がキレてんのはそこじゃねぇんだよ!!!!誰が俺がお前に飽きただなんて言ったよ!!!!あ!?」

 

木綿季「だ、だって・・・」

 

哲也「じゃあ今すぐお前に飽きてやろうか!?」

 

木綿季「っ!?」

 

嫌・・・・・・・・・そんなの嫌・・・・・・・・・あの夢みたいになるなんて・・・・・・・・・絶対・・・・・・・・・・・・嫌・・・・・・・・・

 

木綿季「嫌・・・・・・・・・そんなのやだよ・・・・・・・・・ボクが・・・・・・ボクが全部悪いから・・・・・・・・・浮気してもいいから・・・・・・・・・ボク以外の女も作っていいから・・・・・・・・・ボクのこと嫌いにならないでよぉ・・・・・・・・・・・・」

 

ボクは大粒の涙を零しながら泣き出した、例え哲也に他に女ができてもいい その人と結婚しても構わない だから、ボクのことを捨てるのだけは・・・・・・

 

哲也「ったく、ほんとに馬鹿だなお前は。」

 

は哲はそう言ってボクのことを無理やり抱きしめてきた。

 

木綿季「ふぇ・・・・・・?」

 

哲也「お前と何年付き合ってると思ってんだよ俺は お前は大概強い口調になれば本音をこぼしてくれるからな 利用させてもらったよ。」

 

木綿季「・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「なぁに他に女ができていいからだ、そしたらどうせまた浮気だってキレる癖に そうじゃねぇだろ?俺にどうして欲しいんだお前は?」

 

木綿季「・・・・・・ボク・・・・・・は・・・・・・哲也・・・・・・に・・・・・・」

 

例えこの光景が見られたってどうでもいい ボクは・・・ボクは・・・

 

木綿季「ボクは哲也にボクだけを見て欲しいの!!!!他の女なんか見て欲しくないの!!!!!!ただボクだけに目線を注いでほしいの!!!!!!その為なら・・・・・・ボクは・・・・・・手段を問わない!!!!」

 

そうだ・・・哲也に寄り添う女は誰であろうと構わない・・・ボクがこの手で始末すれば良いんだ・・・・・・ハハハハハハ・・・・・・・・・

 

哲也「ったく、最初っからそう言えよ なんだ?お前はこの光景見られて嫌われるとでも思ったか?」

 

木綿季「だって・・・こんなのストーカーみたいで気持ち悪いって・・・」

 

哲也「良いか?男からしたら好きな女の子にこんだけ愛情表現されれば最高の思いになるんだよ、まぁ最初はビックリしたが、要はお前はこれを作ったの単に俺不足だってことだな?」

 

木綿季「・・・・・・うん・・・・・・」

 

哲也「なら学校でももっと甘えりゃいいじゃねぇかよ、お前は人目を気にするタイプか?」

 

木綿季「でも・・・」

 

哲也「別にいいじゃねぇかよ!なんと言われ用がお前は俺が大好きなんだろ?」

 

木綿季「哲也・・・」

 

哲也「木綿季 俺はお前を嫌いにならないから 浮気まがいのことはしちゃうかもしれなが、それでも心はお前一筋だ だから心配すんな。」

 

哲也はそう言いながらボクを撫でてくれた。

 

木綿季「・・・・・・うん!」

 

哲也「よし!それでいい!」

 

木綿季「じゃあ今度からは、哲也と仲良く話してる女の子は度が過ぎてたらボクが始末しちゃうからね♪」

 

哲也「え?」

 

木綿季「だってそうすれば哲也に近寄る女もいないでしょ♪ボクって天才かも♪」

 

哲也「そ、そうかもな・・・」

 

哲也(ま、まずったか・・・?ヤンデレスイッチ入ったぞ・・・?)

 

木綿季「ねぇ♪哲也♪」

 

哲也「ど、どうした?」

 

木綿季「ボクノトコロカラハナレタラコロスカラネ♡」

 

この時 木綿季のヤンデレレベルがかなり上昇した。

 




知らないところで木綿季のヤンデレレベルを上げてしまった哲也。

一体これから先 木綿季がヤンデレになった時には何が待ってるのか?

さて、遅れた理由につきましてはこれからの話の構成を練るだけで終わることが多くとりあえずひとまとまりしたんですまた執筆時間が取れました!

とりあえずこれから先もどうぞご贔屓によろしくお願いします!

次回はヤンデレレベルが上がった木綿季について!お楽しみに!

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