ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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今回は琴音のALOデビューです! 楽しめてもらえれば幸いです!

最近携帯壊れたから新しくしたんですが(機種は変わらずiPhone6s)なんか新しくしてからキーボードの調子が変なんですよね

書いててしょっちゅうミスが起こります(例えば2人にってかいてるのに人2にとかになったり)

なので今までより誤字が激しいかも知れませんが そこはご勘弁を・・・

ではどうぞ!


part70 ALOデビュー~本当のゲームの開始~

哲也「はぁ・・・昨日はひでぇめにあったなぁ・・・」

 

あの後 木綿季にボコボコにされた後 俺は木綿季にこき使われ(と言っても撫でてだのぎゅっとしろだの頼むことは可愛いもんだけども) 時間も時間になったからそれぞれ解散した

 

今日は日曜 まだ休日ではあるが 予定もなく暇だ

 

哲也「うーんどうやって暇を潰そうかな~」

 

そう思いゴロゴロしていると 家のインターフォンが鳴った

 

哲也「?どちら様ですか?」

 

『あ、哲也?』

 

哲也「なんだ 琴音か どうした?」

 

琴音『今から買い物に行くんだけど哲也もどうかな?今そこのお店で買い物するとね 福引券が貰えて その福引が凄く豪華なんだって!』

 

哲也「へぇ~福引か 面白いな よし 行くよ ちょっと待ってて琴音 すぐ着替えて準備するから」

 

琴音『うん!焦らないでゆっくりでいいからね?』

 

哲也「あいよー!」

 

福引か~ 最後にやったのいつだっけ・・・多分中1位だろうな てなると・・・4年ぶりか なら今回は1等狙って引いてみるか!

 

~数分後~

 

哲也「お待たせ琴・・・音?」

 

琴音「?」

 

そ、そういや俺琴音の私服初めて見んのか・・・な、なかなか可愛い・・・・・・

 

っ!!だぁ!!!!こういうのが浮気って言われんだろうが!!!!!!

 

琴音「どうしたの?哲也」

 

哲也「あ、いや 何でもないよ んじゃあ行こっか琴音」

 

琴音「うん!」

 

そんなこんなで買い物に

 

哲也「いやぁ丁度冷蔵庫が切れかかってたから良かったよ」

 

琴音「私もそうなんだ お母さんに送ってもらったお肉とか野菜とかが予想以上に少なくてもう無くなりそうだから こうして買いに来たんだ 」

 

哲也「ところでいくら買えば何枚ついてくるの?」

 

琴音「えっと1500円以上?1回1枚だって なかなか豪勢だね!」

 

哲也「ふーん まぁ肉 野菜 飲み物その他諸々買えば4回は引けるか」

 

琴音「あ、ねぇね 私一人暮らし始めたばかりであまり何を買えばいいかとか分からないから 何買えばいいとかあるかな?」

 

哲也「ん?まぁ念には念をと思って俺は予想のちょっと上は買ってるかな 例えばの話 人参を3本使うと思ってても 一応5本買っとこうとかね 余裕があればだけどね」

 

琴音「それって不測の事態に対してってこと?」

 

哲也「そゆこと 傷んじゃって使い物にならないとかあるしね」

 

琴音「なるほど・・・じゃあ私もそうしてみようかな~」

 

哲也「まぁスーパーにもついたし とりあえず買い物しようか」

 

琴音「うん!」

 

~買い物中~

 

哲也「ひゃー買った買った 今日だけで随分と買い込んじゃったよ」

 

琴音「私も あれもこれもってなってたら あっという間にカゴいっぱいだもん」

 

哲也「でも そのかいあって福引券は4枚!」

 

琴音「私も!」

 

哲也「さて、くじ引き場はどこなんだ?」

 

琴音「人だかりらしき場所があるし あっちじゃないかな?」

 

哲也「よし んじゃあ行ってみよう」

 

~くじ引き場~

 

哲也「おーおー 随分と並んでるな」

 

琴音「うーんと・・・・・・特等まであるみたいだね」

 

哲也「へぇー 下から順に教えてよ」

 

琴音「えっと 6等ティッシュ 5等うまい棒 4等快適睡眠枕 3等折りたたみ自転車 2等松坂牛500g 1等某有名テーマパークペアチケット 凄い豪華だね!」

 

哲也「特等は?」

 

琴音「特等は・・・・・・当ててからのお楽しみ!って書いてあるよ?」

 

哲也「ふーん そんだけ豪勢なんだろうな」

 

琴音「だね!哲也は何が欲しい?」

 

哲也「枕かな~ 今使ってるのがくたびれてきてるからね~」

 

琴音「私は自転車かな~ まだ自転車無いし」

 

哲也「よぉし いっちょ当ててやるか!」

 

琴音「おー!」

 

2人で当てる意気込みをし いよいよ俺らの番 最初は俺から

 

哲也「まず1本目!」

 

ガラガラとくじを回し 玉が出てくる 出てきた玉は白

 

「残念 ティッシュだね 後3回!」

 

担当してるのは優しそうなおばさんだ おばさんパワーで出そうだな

 

哲也「まだまだ!」

 

次に出たの緑

 

哲也「おっ!?」

 

「あーうまい棒だね 好きな味持っていっていいよ 後2回!」

 

哲也「もういっちょ!」

 

またもや白

 

哲也「ティッシュ・・・」

 

「さぁラストだよお兄さん」

 

哲也「最後の正直!!!」

 

そう意気込んで俺はゆっくりくじを回した すると なんと出たのはオレンジ 琴音カラーだ

 

哲也「お?」

 

「あ!4等だね!はい枕!」

 

哲也「おっ!?やった!!!枕ゲット!!!」

 

琴音「良かったね哲也!」

 

哲也「おう!超低反発♪」

 

琴音「じゃあん今度は私が!」

 

琴音も意気込んでくじを回した 最初は白

 

哲也「あー」

 

琴音「あちゃー よぉし次!」

 

次に回すと またもや白

 

琴音「ありゃ?」

 

「お姉さん災難だね ほら 彼氏さんも応援しなきゃ!」

 

哲也「へ?俺?」

 

「あんた以外に誰がいるんだい?」

 

琴音「哲也が・・・彼氏・・・えへへ・・・♪」

 

哲也「?琴音?」

 

琴音「っ!さ!さぁ次行ってみよう!!!」

 

顔を少し赤くした琴音が次に出したのは なんとまさかの青

 

琴音「青ってことは!?」

 

「おめでとう!青は折りたたみ自転車だよ!!!いやぁあんたらカップル運いいね!」

 

琴音「はい!ねぇ哲也♪」

 

哲也「え?お、おぉ!なぉ琴音♪」

 

よく分からんけども俺は琴音に合わせることにした 別に嫌な気分はしないし

 

琴音「じゃあ最後は適当に回しちゃお♪」

 

機嫌が最高潮にいい琴音はくじをめちゃくちゃゆっくり回した すると なんとなんと出たのは1位で有名な金色

 

哲也・琴音「あー!!!!」

 

「こりゃおったまげた!!!!!!!!!特等が出たよ!!!!!!!!!」

 

そう言ってくじのおばちゃんはカランカランとベルを鳴らした

 

哲也「おぉ!!特等だってさ琴音!!!」

 

琴音「やったぁ!!!!」

 

「ちょっと待っててね!今特等の商品を持ってくるからね!」

 

そう言っておばさんは倉庫らしき場所に向かっていった

 

哲也「ついてるな琴音!」

 

琴音「うん!!あ、ねぇ哲也 もし・・・特等が温泉とかのペアチケットだったら・・・」

 

哲也「だったら?」

 

琴音「一緒に・・・来てくれる?」

 

哲也「えっ!?それって・・・」

 

琴音「その・・・デートって思ってくれれば・・・いいよ・・・?/////」

 

哲也「んーまぁ俺で良ければ」

 

『哲也!!!!!!!!!』

 

哲也「・・・・・・やっぱ止めとくかも・・・・・・」

 

「残念だね 温泉のペアチケットなんかじゃないよ」

 

琴音「あちゃー・・・」

 

「でも価値はそれなんかよりもよっぽど上だよ!!!はい!これ!」

 

そう言っておばさんは琴音に中くらいの箱と小さな小包を渡した

 

琴音「?これは?」

 

「開けからのお楽しみだよ♪ほら 彼氏さんと一緒に帰んなさい おてて繋いで仲良くね♪」

 

琴音「はい!」

 

哲也「・・・・・・俺は彼氏じゃないんだがなぁ・・・・・・」

 

~~~~~~~~~~

 

あの後 枕と折りたたみ自転車と 特等の商品を家まで持ち帰り 今俺は琴音の家にお邪魔して 当たった特等が何なのかを確かめようとしていた

 

哲也「さて、一体それはなんなんだ?」

 

琴音「うーん・・・なんだろうね・・・」

 

哲也「ていうか俺普通に家に上がってるけど良いの?」

 

琴音「良いの良いの♪哲也は私の命の恩人なんだから 遠慮しないでいいからね♪」

 

哲也「そ、それなら良かったよ」

 

琴音「よぉし!それじゃあこのおっきい方の箱開けるね!」

 

哲也「おう」

 

琴音はハサミで包装を上手に切っていった すると 包装の中から姿を現したのはアミュスフィアだった

 

哲也「っ!?嘘だろ!?」

 

琴音「何これ?」

 

哲也「これはナーヴギアの後継機だよ!!!」

 

琴音「ナーヴギアの!?」

 

哲也「てなるとまさかこっちは・・・・・・」

 

琴音は小さな包装も切り取った すると なんと中身はあろう事かALOだった

 

琴音「あるゔへいむオンライン?」

 

哲也「えぇ!?アミュスフィアとALOセット!?」

 

琴音「えーえるおーって何?」

 

哲也「ALOって言うのは SAOの後に発売された 正真正銘 死んでも大丈夫なゲームだよ」

 

琴音「へぇ!?死んでも大丈夫!?そんなゲームあるの!?」

 

哲也「つうか それが普通なんだって・・・」

 

琴音「あ、それもそうか・・・」

 

哲也「にしてもすげぇなぉ・・・まさかこの2つが特等とはな・・・」

 

琴音「哲也もこれやってるの?」

 

哲也「あぁ 木綿季も翔もやってるぞ」

 

琴音「へぇ~!じゃあ私もやってみようかな!!!」

 

哲也「お、琴音のALOデビューってことは またフィリアに戻るんだな」

 

琴音「今度は最初から哲也と一緒にいれるんだね♪」

 

哲也「まぁそうだな」

 

琴音「じゃあ早速やってみるね!!!」

 

哲也「んじゃあ俺もログインして待ってるよ」

 

俺は琴音にある程度ALOの事を教えて 俺の家に戻り ログインした

 

ちなみに俺ももう既にアミュスフィアに乗り換えは完了してる アミュスフィアは俺は別ルートで手に入れた 詳しくはまだ内緒にしておく

 

~ALO内・アルン~

 

テツヤ「にしてもログインすんのも久しぶりだな ユキ いるか?」

 

ユキ「はーい!」

 

ユキは俺の声に反応し 胸ポケットから元気よく飛び出した

 

テツヤ「おっ 出てきたな」

 

ユキ「久しぶりだね!」

 

テツヤ「元気に待ってられたか?」

 

ユキ「うん!!!今日はお母さんとデート?」

 

テツヤ「いや、今日はまた別だ 新しい仲間が入ってくるからそいつの案内」

 

ユキ「ふーん・・・・・・女?」

 

テツヤ「おぉ よく分かったな その通りだ」

 

ユキ「また浮気だ!!!」

 

テツヤ「違うって・・・」

 

ユキ「お母さんに言いつけてやるんだから!!!!」

 

そう言ってユキは俺の髪の毛をグイグイと引っ張る 割と痛いわこれ

 

テツヤ「い!痛い痛い!!!!止めてくれ!!!」

 

ユキ「や!」

 

テツヤ「痛い!!!!!!!!!」

 

「あ、あのぉ・・・テツヤであってるかな・・・?」

 

テツヤ「お、来たな」

 

俺の目の前に立っているのは紛れもなく琴音・・・じゃなくてフィリアだった でも、いつものフィリアと違ってたのは 髪がオレンジではなく黒色だってところだ

 

テツヤ「?お前その髪の毛は?」

 

フィリア「これ?だって通常セッティングで来ちゃったから スプリガンを選んだから余計に黒になるってことだよ」

 

テツヤ「へぇ 結局スプリガンにしたのか」

 

フィリア「うん!調べてみたけどサーチ魔法とかもあるんでしょ!!そんなのトレジャーハントにうってつけじゃん!!!」

 

テツヤ「相変わらず トレジャーハンター魂は抜けてないみたいだな」

 

フィリア「えへへ♪」

 

ユキ「うーわーきーはダーメー!!!!!!!!!」

 

テツヤ「痛い痛い!!!!もう止めろユキ!!!抜ける!!!!」

 

ユキ「抜けないから大丈夫だよ!!!!!」

 

テツヤ「そういう問題じゃないんだよ!!!」

 

フィリア「???テツヤは何を痛がってるの?」

 

テツヤ「ん?あぁ、ほら この髪の毛所」

 

フィリア「どれどれ?」

 

ユキ「むすー!」

 

フィリア「ひゃぁ!?何これ!?」

 

テツヤ「紹介するよ 俺と木綿季の娘のユキだ」

 

ユキ「ふんっ!」

 

テツヤ「・・・・・・悪ぃな こいつも俺の浮気には厳しいんだ 浮気じゃないのになぁ・・・」

 

フィリア「む、娘って・・・・・・ゲームの世界でエッチなことできるの?ましてや子供なんて・・・・・・」

 

テツヤ「あーエッチはできるみたいだがユキは訳ありでな いい加減機嫌なおせユキ 木綿季だってこの人と仲良しなんだぞ?」

 

ユキ「へ?そうなの?」

 

テツヤ「そうだぞ?お母さんのお友達をユキは嫌いになるのか?」

 

ユキ「・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」

 

テツヤ「それでよし♪」

 

フィリア「随分と手馴れてるね・・・いつから一緒にいたの?」

 

テツヤ「お前と会うちょっと前くらいかな?」

 

フィリア「へぇ~ って言うことはSAOの頃から!?」

 

テツヤ「うん そうだよ」

 

フィリア「まさかSAOから引き継げるなんて・・・」

 

テツヤ「まぁ こいつは特別だからね」

 

ユキ「ふふーん!」

 

フィリア「あ、ねぇテツヤ さっき髪がどうのって言ってたでしょ?」

 

テツヤ「ん?それがどうした?」

 

フィリア「その・・・・・・テツヤは・・・・・・オレンジ色の方が・・・・・・好き・・・・・・?」

 

テツヤ「んー・・・・・・見慣れてるからってのもあるけど やっぱお前はオレンジだな♪」

 

俺はそう言って琴音の頭に手を置いた フィリアも満更じゃなさそうな顔になった

 

フィリア「えへへ♪」

 

ユキ「やっぱり浮気だ!!!!!!!!!」

 

テツヤ「痛い痛い!!!!」

 

~数分後~

 

テツヤ「はぁ・・・とりあえずユキを寝かしつけたから こっから2人きりだ じゃあまずは軽く飛ぶ練習をしてみよう」

 

フィリア「う、うん!」

 

テツヤ「んじゃあフィリア 俺の手本見てな」

 

俺は琴音にそう言って いつものように空を浮遊した

 

フィリア「わぁ!自力で飛べてる!!」

 

テツヤ「コツは力を無理に入れないことだ 力を抜いて ゆっくりゆっくり羽根を動かすんだ するとあら不思議 こうやって飛べるわけさ」

 

フィリア「分かった!・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「どうだ?」

 

フィリア「・・・・・・むむむ・・・・・・・・・うっ・・・・・・くぅ~!!!!」

 

テツヤ「あーあー落ち着けフィリア 力入ってるぞ」

 

フィリア「うぅ~難しいよ~・・・」

 

テツヤ「うーん んじゃあさ 俺がお前の手を繋いで 俺がゆっくり飛ぶから フィリアもそれにあわせて飛んでみな 失敗したらドーン!って訳さ」

 

フィリア「そ、それって凄い荒療治じゃ・・・」

 

テツヤ「百聞は一見にしかずだ!やるぞフィリア!」

 

俺はフィリアの手を繋ぎ ゆっくり空を飛んだ

 

フィリア「ふぇ!?わっわっわっ!?」

 

テツヤ「フィリア 落ち着いて 怖がらずに もし落ちても俺が助けてやるから ね?」

 

フィリア「ほ、ほんと?」

 

テツヤ「あぁ、ほんとだ」

 

フィリア「じゃあ私やる!」

 

テツヤ「よし んじゃあさっき言ったことを思い出せ ゆっくりゆっくり 羽根を動かすんだ」

 

フィリア「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「よし んじゃあ離すぞ?」

 

フィリア「う、うん・・・」

 

俺はフィリアの返事と共に フィリアの手を離した すると フィリアは落ちることなく 空を飛べていた

 

フィリア「わ!見てテツヤ!飛んでるよ!!!」

 

テツヤ「やったな 成功だな」

 

フィリア「わーい!やった!」

 

テツヤ「やっぱ変わったな フィリアは」

 

フィリア「へ?なんで?」

 

テツヤ「だって最初あった時はあんなにツンツンしてたのに いや、ツンツンよりかはイライラ?それとも一匹狼?ともかくそんなフィリアが 今ではこんなに明るくて可愛い笑顔を見せるんだ 何だか嬉しいよ フィリア」

 

フィリア「なっ!?/////ば!馬鹿!!第一テツヤなんて最初に私の胸揉んだんじゃん!!!!」

 

テツヤ「だ!だってあれは事故だって片付いただろ!?」

 

フィリア「ぐすんっ・・・酷い・・・初めてあんなことされたのに・・・酷いよテツヤ・・・・・・」

 

テツヤ「なっ!?泣くなよ!!!」

 

フィリア「なーんてね♪えへへ♪」

 

テツヤ「あ!この野郎騙したな!!!!」

 

フィリア「悔しかったらここまでおいで・・・・・・ってバランスがとれな・・・・・・きゃぁぁぁぁ!?」

 

フィリアは俺に背を向き どこかへ行こうとしたが まだ飛べたばっかのフィリアはバランスを崩し 落下してしまった

 

テツヤ「っ!!!!!フィリア!!!!!!!!!」

 

俺は落下しているフィリアの下に行き お姫様抱っこで助けようとした でも、フィリアがあんまりに空中で暴れるもんで なかなか体制が整えられなかった

 

テツヤ「おい!暴れんなよフィリア!」

 

フィリア「助けてぇぇぇぇ!!!!!」

 

テツヤ「えぇいままよ!!!!!!!!!」

 

俺は勢いのままフィリアの事を支えた 結果は 俺がフィリアを普通に抱きしめるような感じで止めた いや、止めちまった

 

フィリア「なっ!?/////」

 

テツヤ「・・・・・・ごめん・・・・・・」

 

フィリア「・・・・・・許さない・・・・・・だから・・・・・・もうちょっとこのままでいさせてね♪」

 

テツヤ「わぁったよ 良いよ 好きなだけこうしてろ」

 

フィリア「えへへ♪」

 

あぁ、 神様よ 俺はこの美少女達(木綿季 渚 琴音)の甘えに歯向かうことは出来ないのだろうか つうか木綿季以外の娘の甘えに反抗できる意志が欲しい・・・

 

フィリア「テーツーヤー♪」

 

テツヤ「・・・・・・可愛いし・・・・・・まぁ良いかな・・・・・・/////」

 

フィリア「?珍しく顔が赤いね テツヤ」

 

テツヤ「るせぇ」

 

俺はフィリアの頭を軽くグリグリとした

 

フィリア「痛い痛い!」

 

テツヤ「今日のこと 皆には内緒だぞ」

 

フィリア「うん!!!!」

 

テツヤ「さて、んじゃあ後は軽くクエストでも受けるか また踊るか?」

 

フィリア「賛成!」

 

テツヤ「よし来た んじゃあ行こうか」

 

~クエスト受付~

 

テツヤ「うーん どんなのにしようかな」

 

フィリア「これなんてどう?」

 

テツヤ「どれどれ・・・あー駄目 お前の腕にあっちゃいない」

 

フィリア「そうかな?」

 

テツヤ「さぁて何があるかな・・・」

 

「お探しのクエストはこちらになりまーす♪」

 

テツヤ「その声・・・なんでお前がここにいるんだ?ユウキ」

 

フィリア「へ?ユウキ?」

 

俺達の目の前に現れたのは ちょっと額に怒のマークを付けたユウキだった

 

ユウキ「?あなたボクと会ったことある?」

 

テツヤ「あーなんだ こいつはその・・・・・・詳しくは後で説明する ところでお前のクエストはどんなのだ?」

 

ユウキ「あ、これこれ!」

 

そう言ってユウキが提示したのは 中ボス位の敵を倒すクエストだった

 

テツヤ「お、これならいけるな よし これにしよう」

 

フィリア「頑張ろうねテツヤ!」

 

テツヤ「あぁ 今日はユウキも一緒だしな」

 

ユウキ「ねぇ♪テツヤ♪こっち来て♪」

 

テツヤ「ん?どした?あ、フィリア クエスト受注はSAOと一緒だから受注しといてくれ」

 

フィリア「りょうかーい!」

 

ユウキは何故かもの陰に隠れながら 俺を呼んだから フィリアにクエストを頼み 俺はユウキのところに向かった

 

テツヤ「どした?」

 

ユウキ「昨日に懲りずまた浮気!?ねぇ!!!!!!!!!」

 

テツヤ「はぁ・・・んなことだろうと思ったよ フィリアはな・・・ごにょごにょ・・・・・・」

 

ユウキ「えぇ!?フィリアが琴音!?」

 

テツヤ「アホ!でかい声でリアルネームで呼ぶな!」

 

ユウキ「あ、ごめん・・・」

 

テツヤ「だから、浮気じゃない 分かったな?」

 

ユウキ「はーい・・・」

 

テツヤ「そもそもなんでお前ALOに?」

 

ユウキ「ボクだってALOプレイヤーだもん こうしてソロで遊びたいと思う時もあるけど テツヤがいたからこうしてここにいたら琴・・・じゃなくてフィリアがいたって」

 

テツヤ「なるほどね んじゃあフィリアをまたしちゃいけねぇし 行くか」

 

ユウキ「うん!」

 

ユウキの誤解も晴らし フィリアと合流

 

フィリア「なにしてたの2人で共」

 

ユウキ「よろしくね!フィリア!」

 

テツヤ「フィリア ユウキにお前のこと教えといたから もう大丈夫だぞ」

 

フィリア「うん!よろしくねユウキ!」

 

テツヤ「フィリア クエストは受けれたか?」

 

フィリア「うん!でもね、クエスト受ける時 『装備破損に注意』ってでたよ?」

 

ユウキ「?どういうこと?」

 

テツヤ「さぁ?とにかく行ってみるか」

 

装備破損の言葉に違和感はあるが とりあえずクエスト場である シルフ領の近くまで行くことに

 

テツヤ「フィリアが飛べないし転移で行くか んじゃあ転移すっから捕まって」

 

ユウキ・フィリア「うん!」

 

2人は同時に俺に抱きついてきた ほぼ同時に片腕ずつに なんかこいつら段取りしてない?

 

テツヤ「・・・・・・転移・・・・・・」

 

~シルフ領付近~

 

テツヤ「のどかだな~シルフ領付近は」

 

ユウキ「ほんとだね~♪」

 

フィリア「そろそろ目的地だよ テツヤ」

 

テツヤ「おっ そうか」

 

ユウキ「うーん装備破損ってなんなんだろ・・・」

 

テツヤ「?クエスト目的の中ボスってあれか?」

 

俺はなんか触手がウネウネしてる植物を指さした 割とデカめの

 

ユウキ「っ!?ひぃ!?」

 

フィリア「気持ち悪い・・・」

 

テツヤ「ま、まさかとは思うが・・・あれから溶解液が出てそれに触れると防具だとかが・・・・・・」

 

ユウキ「そんなエッチなモンスターと戦えないよー!!!」

 

テツヤ「まぁここは遠距離から月牙天衝かな・・・」

 

フィリア「あの触手が余計に・・・」

 

テツヤ「んじゃあとっとと・・・」

 

俺は歩きながら月牙天衝を放とうとすると 2本の触手が俺の前を過ぎ去った

 

テツヤ「ゑ?」

 

ユウキ・フィリア「きゃぁぁぁぁ!?」

 

テツヤ「・・・・・・この世界の触手持ちモンスターはスケベしかおらんのか・・・」

 

ユウキ「呑気なこと言ってないで助けてよー!!!」

 

フィリア「開始早々装備がぁ!!!!」

 

テツヤ「分かってるよ 月牙・・・」

 

衝撃をはなとうとすると まさかの俺の斬月までぶんどるという知恵技にもでた

 

テツヤ「ちょおい!?」

 

ユウキ「えぇ!?」

 

フィリア「斬月が~!」

 

テツヤ「ちぃ!だったら・・・・・・あ・・・・・・換えの装備無かったんだ・・・・・・」

 

ユウキ「だったらボクのマクアフィテルを・・・って抜けない~!!!!!!!!!」

 

通常 ユウキは剣を腰の鞘に刺し 攻撃する時に抜刀するから あまり俺のように常に剣を持つような感じではない 今回はそれが仇となってしまった

 

フィリア「私は短剣だし・・・」

 

テツヤ「あーもうどうしよどうしよどうしよ!!!!」

 

ユウキ「あ!?防具が溶けてる!?」

 

フィリア「ひゃぁ!?」

 

テツヤ「何!?まさか触手から溶解液が!?」

 

確かによく見るとユウキの防具とフィリアの防具が徐々に溶け始めてるのがわかる いや、分かっちゃなんねぇんだろうけど

 

テツヤ「あ!そうだ!ユキ!おい!起きろ!」

 

ユキ「むにゃむにゃ・・・・・・おはよーお父さん・・・・・・」

 

テツヤ「ユキ!あのモンスターの情報くれ!」

 

ユキ「ふぇ?あれはね・・・名前はハードメルトプラント 特徴は゛女プレイヤー゛の防具を溶かす強力な溶解液を持ってるよ まぁ男のお父さんには関係ないね」

 

テツヤ「ふーん 女プレイヤーのね そりゃ納得だわ」

 

ユウキ「納得してないでなんとかしろー!!!!!!」

 

フィリア「もう下半身がぁ!!!!!!!!!」

 

テツヤ「と言っても武器が・・・・・・」

 

ユウキ「SAOの頃は素手でも戦ったでしょぉ!!!!!!!!!」

 

テツヤ「あ、その事忘れてた よぉし待ってろよ2人共!」

 

俺は素早く敵の懐に潜り込み 数発殴る でも敵にはビクともしない

 

テツヤ「???どうなってんだ?」

 

ユウキ「早くしてぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

 

フィリア「胸がぁ!?」

 

テツヤ「あ!そうだ!ユキ!このモンスターの急所は!?」

 

ユキ「急所は頭のところだけど・・・武器がなきゃ攻撃できないよ?」

 

テツヤ「なら1度捕まった武器を離させるには!?」

 

ユキ「うーんと倒すか地中に潜るかのどっちかだね」

 

テツヤ「・・・・・・・・・倒すの無理じゃね?」

 

ユキ「無理♪」

 

ユウキ・フィリア「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

少しすると 植物は全裸になってしまった2人を俺の側に置き その全裸にさせた触手で握手を求めてきた

 

テツヤ「?」

 

俺は一応握手に応じてみた すると 斬月を俺の側に置き 触手を振りながら地中に潜っていった

 

テツヤ「・・・・・・なかなか可愛いやつだな」

 

ユキ「だね~」

 

ユウキ「馬鹿ぁ!!!!!!!!!馬鹿馬鹿馬鹿!!!!!!!!!!!バカー!!!!!!!!!」

 

フィリア「ふぇぇ・・・・・・・・・お嫁に行けない・・・・・・」

 

テツヤ「ご、ごめん・・・」

 

ユウキ「ボクがもしあの触手に変なことされてたらどうするつもりだったのさ!!!!!!」

 

テツヤ「・・・・・・面目無いです・・・・・・」

 

フィリア「・・・・・・ねぇ・・・・・・テツヤ・・・・・・」

 

テツヤ「あん?どした?」

 

ユウキ「・・・・・・テツヤ・・・・・・」

 

2人はゆっくり立ち上がると 俺にグイグイと近寄ってきた

 

テツヤ「なっ!?」

 

ユウキ・フィリア「~♪」

 

2人は裸であることを目もくれず 俺に抱きついてきた

 

テツヤ「な!?」

 

ユウキ「テツヤ~♪だーいすき♪」

 

フィリア「てーつや♪」

 

テツヤ「ど、どうなってんの!?」

 

ユキ「うーんとね あのモンスターの溶解液は 溶けた防具の持ち主がほろ酔いになる効果があるみたいだね」

 

テツヤ「な、なるほど」

 

ユウキ「てりゃあ!」

 

ユウキは気の抜けてる俺に 足をかけ 俺のことを倒させた

 

テツヤ「ぬおっ!?」

 

ユウキ・フィリア「ぎゅー♡」

 

2人は俺の顔を胸で包み込むように抱きついてきた

 

テツヤ「むぐぅ!?」

 

ユウキ「テツヤはボクの!!!」

 

フィリア「私の!!!」

 

・・・・・・これ良いわ 2つの柔らかいおっぱいが俺を包んでくれるこの感じ・・・・・・・・・幸せだなぁ・・・・・・♪

 

テツヤ「はいはい 2人とも喧嘩すんな」

 

俺は2人のことを優しく撫でた

 

ユウキ「えへへ♡」

 

フィリア「~♪」

 

テツヤ「さて、もう行くぞ 着替えなら持ってるからそれを着てくれ」

 

ユウキ「や!」

 

フィリア「もうちょっと・・・♪」

 

テツヤ「はぁ・・・まぁいっかな・・・」

 

ユキ「あ、お父さん 気をつけてね?」

 

テツヤ「へ?」

 

ユキ「そろそろほろ酔い効果も切れちゃうよ?」

 

テツヤ「えっ!?」

 

俺は胸に包まれた顔を恐る恐る抜き 2人の顔を見た 2人は顔を真っ赤にしていた

 

テツヤ「あ、あのぉ・・・記憶は?」

 

ユウキ「・・・・・・/////」

 

フィリア「・・・・・・/////」

 

2人は顔を赤くしながら 拳を握りしめていた

 

テツヤ「いぃ!?」

 

ユウキ「テツヤの!!!!!!!!!」

 

フィリア「エッチぃ!!!!!!!!!」

 

バチーン!!!!!!!!! この音がこの場に2発響き渡った 俺の顔は2人のストレートで頬が真っ赤に腫れてしまったような感覚に襲われた

 

結局 フィリアの初陣は残念な結果にはなったが またこうしてVRMMOの世界に戻ってこれたんだ また色々と思い出を作ろうな 皆で




ALOデビューした琴音 初陣は初っ端から全裸にされるという結果に終わったが これからはテツヤもユウキもいるんだし 楽しいゲームが待ってるはずです!

次回は完全未定!個人的に用事もあったりするので遅れるかも知れませんがご了承くださいませ

次回もお楽しみに!

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