ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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さて、今回は悩みましたが 遂に遂に登場します!!!

誰がって?それは見てからのお楽しみです!!!

それではどうぞ!


part66 再開~木綿季最大のライバル?~

今から遡ること 5日前 ある日ある場所で・・・

 

「大丈夫?本当に1人でいれるの?」

 

「大丈夫だよ 私だってもう高校生だもん」

 

「それじゃあ頑張ってね 応援してるからね」

 

「うん!行ってきます!」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・結局・・・・・・・・・君には会えないのかな・・・・・・・・・」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

~哲也の家~

 

哲也「Zzz・・・・・・」

 

木綿季「おっはよー!!!!」

 

哲也「ぐべぇ!?」

 

俺が寝ていると 何故か木綿季は俺の寝てる身体に向けダイブしてきた

 

木綿季「えへへ~♪」

 

哲也「な、なんでお前勝手に・・・」

 

木綿季「哲也のお母さんから合鍵もらったの!!!!これでいつでも入れるよ♪」

 

哲也「何勝手に渡してんだか・・・その代わり 朝ご飯よろしくな」

 

木綿季「仰せのとおりに♪」

 

と、言うわけで木綿季の朝飯を食べることに

 

哲也「おっ!また1つ腕を上げたな!」

 

木綿季「うん!愛するあなたのために頑張ったんだ♪」

 

哲也「言い草がまるで奥さんだな♪」

 

木綿季「ボクは哲也のお嫁さんになるんだもーん♡」

 

哲也「よしよし♪」

 

木綿季「~♪」

 

ALOに現れたアインクラッドを攻略すると決意した夜から翌日 俺達の愛情は更に深まっていた

 

結婚を前提とした付き合い テツヤとユウキではなく 荒波哲也と紺野木綿季として恋愛を再スタートさせた俺達は 新婚のように愛が繋がっていた

 

木綿季「哲也♪」

 

哲也「木綿季♪」

 

2人で仲良く手を繋ぎながら最寄りの駅まで歩く いわゆるカップル繋というやつで

 

道中に翔と出会い 3人で学校の駅まで向かった

 

翔「そういえば知ってるか?」

 

哲也「何を?」

 

翔「噂ではどうやら転入生が入ってくるらしいぞ 俺らのクラスに」

 

哲也「へ~ そうなんだ」

 

木綿季「男の子?女の子?」

 

翔「そこまでは知らねぇよ」

 

哲也「とにかくまた新しく友達が増えるって訳だな!!楽しみだな木綿季!」

 

木綿季「うん!!!」

 

そして、学校に着いてからもクラスはその噂の転入生で話題は持ちきりだ

 

「女?男?」

 

「イケメン?可愛い?」

 

「SAO帰還者なのかな?」

 

哲也「うひゃ~ 皆転入生の話で持ちきりだな」

 

和人「でも確かにSAO生還者なのかは知りたいな」

 

木綿季「でも まだいつくるかは分かんないんでしょ?」

 

明日奈「それが実は!今日の可能性が浮上したの!!」

 

哲也「お!それじゃあ早速お披露目ってわけか!!!!」

 

木綿季「楽しみだな~!!!転入生!!!!」

 

そんなこんなで あっという間にホームルームの時間に

 

凛「さて、今日は・・・」

 

「先生ー!!!転入生はー!?」

 

「女!?男!?」

 

「どんな人なの!?」

 

凛「ちょ、ちょっと待って皆!!!説明するから!!!!!」

 

先生がそう言うと 皆一斉にシーンとなった

 

凛「あのね、皆がどこから情報を収集したかは置いとくとして 私達のクラスに 新しくクラスメイトが転入してきます!!!!」

 

哲也「お、てなるとほんとに今日みたいな言い方だな」

 

凛「さて、皆気になるその人は・・・・・・女の子です!!!!」

 

先生がそう言うと 男子のボルテージは最高潮に上がった まぁ一部例外は除くがそれ以外は全員テンションがあがった

 

凛「それじゃあ皆も気になるだろうし早速入ってもらうね!!さ!入っていいわよ!!!」

 

先生がそう言うと 教室のドアが静かに開かれた ちなみに 未だ出席番号順だから 俺と珪子が一番最初に顔を拝めることになる

 

珪子「どんな人何でしょうかね?」

 

哲也「面白いやつだったらいいな~」

 

俺はそう言いながらペンを回していた すると ペンを吹っ飛ばしてしまい 開いたドアの目の前にペンは飛んでいった

 

哲也「やべっ!?」

 

俺は急いでペンを取ろうと 席から立ち ドアの前に移動した すると 意図もせずに俺はクラスで一番最初にその転入生の顔を見ることが出来た

 

その顔は どこかで見たことがあるような顔だった ゛オレンジ色の髪゛が目立つ綺麗な女の子だった

 

オレンジ色の髪か・・・そういや゛アイツ゛とはあれっきりだっけ・・・元気にしてるかな・・・・・・

 

「あ、あの・・・大丈夫ですか?」

 

哲也「あ、ごめんね すぐにどくから」

 

凛「荒波君?どうしたの?」

 

哲也「あ、すんません ペンぶっ飛ばしちゃって」

 

「おうおう あざといぞ哲也~」

 

哲也「るせぇ!」

 

「っ!?テツ・・・ヤ!?」

 

哲也「?」

 

「あ、あの!!!あなたまさかSAO生還者ですか!?」

 

哲也「へ?まぁそうだけども・・・・・・」

 

「っ!!!!!やっぱり!!!!!!やっと会えた!!!!!!!」

 

哲也「??? あのぉ・・・失礼なんだけどどこかで会ったこと・・・ある?」

 

「へっ!?ほら!!!!私だよ!!!!思い出せない!?」

 

そう言って女の子は俺に詰め寄ってくる あれ?でもこの感じとこの声・・・・・・まさか・・・・・・?

 

哲也「・・・・・・まさか・・・・・・゛フィリア゛・・・・・・なのか?」

 

「っ!!!思い出してくれたんだね!!!!」

 

哲也「おぉ!!!!フィリア!!!!!!」

 

何の奇跡だろうか 今日俺のクラスに転入生としてやって来たのは SAOで出会ったフィリアだった

 

『現実でも会えますように』と言う気持ちを込めたフィリアのキスは 半年以上の時間をかけたが ようやく結びついた

 

フィリア「会いたかったよテツヤ!!!!!!!」

 

一同「っ!?」

 

フィリアは再開早々 持ってたバックを地面に置き 俺に抱きついてきた 俺も思わずフィリアを抱きしめた

 

哲也「俺もだ!!!!!!会いたかったよフィリア!!!!!!」

 

フィリア「私・・・ずっとずっとテツヤに会いたかったんだよ・・・?生き返った後も 入院した病院のSAO生還者リストの名前を見たけどテツヤの名前は一切なかったから・・・てっきり死んじゃったのかと・・・」

 

哲也「バーカ 俺がそう簡単に死ぬかよ」

 

俺はそう言いながらフィリアのことを撫でた

 

フィリア「えへへ♪そうだよね♪テツヤは強いもんね♪」

 

凛「あ、あのぉ・・・2人は一体どんなご関係で・・・?」

 

哲也「あ、そういやお前の自己紹介が終わってないんだったな すまなかった 邪魔して」

 

フィリア「良いんだよ♪テツヤなら許しちゃう♪」

 

哲也「ありがとな♪」

 

俺はそう言いながら席に戻ろうとした すると クラスの男子の半分以上が俺を殺意の目で目で見てきている

 

「死ね・・・」

 

「くたばっちまえ・・・」

 

「木綿季ちゃんがいるのに・・・」

 

哲也「は、ははは・・・」

 

珪子「て、哲也さん!?木綿季さんが!!!」

 

哲也「あん?」

 

珪子が指さす方を見ると ヤンデレモードに移行し 椅子を俺に向けぶん投げようとしている木綿季がそこにはいた

 

哲也「いぃ!?」

 

木綿季「誰?あの女?ねぇ 答えてよ 哲也」

 

哲也「ま!待て!!!!早まるな木綿季!!!!!」

 

木綿季「いいからさっさと言って!!!!!!!あの女は誰だって聞いてんのよ!!!!!!!!!!!!!!」

 

哲也「だ、だからその・・・・・・そう!!!SAOの頃の友達だよ!!!!友達!!!!!!!」

 

木綿季「じゃあなんで今そこで抱きしめあってたのよ!!!!!!!」

 

哲也「そ、それはなんというか無条件反射と言いますか・・・」

 

木綿季「へぇ・・・哲也は可愛い女の子を見たら ボ ク 以外でも抱きしめるんだねー」

 

哲也「いや、待て!!!!!早まる・・・」

 

木綿季「1回死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

哲也「ギャぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

1回死ねと同時に椅子を俺に向け投げようとした木綿季だったが 翔や和人 明日奈に先生と何人かの協力者のおかげでなんとか俺の一命は助かった

 

2日連続のヤンデレモードは流石に辛い・・・

 

凛「はぁ・・・はぁ・・・ごめんなさいね・・・それじゃあ・・・自己紹介を・・・」

 

フィリア「は、はい は 初めまして!!!!私の名前は竹宮琴音(たけみやことね)です!!!私はつい最近群馬県からここの辺りに引っ越してきました!!!!SAO生還者なのでこちらの高校でお世話になることになりました!!!まだこの辺りに引っ越して右も左も分からないので色々と教えてくれると嬉しいです!」

 

凛「ありがとうね竹宮さん さて、それじゃあ皆 竹宮さんに質問はあるかな?」

 

先生がそう言うと 何人かの女生徒が手を挙げた

 

でも、質問は一貫してこうだった

 

「荒波君とどんな関係なの!?」

 

琴音「荒波君ってテツヤで良いのかな・・・?そ、そんな大した関係では・・・」

 

「でもさっき抱き合ってたじゃない!!!」

 

琴音「そ、それは一緒に冒険したり 踊ったり 抱きしめられたりしてたから・・・つい条件反射で・・・/////」

 

木綿季「ピクッ・・・」

 

琴音のその言葉を聞き 木綿季のアホ毛がピンと跳ねた 木綿季のアホ毛は普段は可愛いチャームポイントだが キレたり浮気を疑ったりしてる時は センサーの役割に変わるのか いきなり尖り出す 割と怖い

 

哲也「ひっ・・・」

 

凛「と、とにかく荒波君と仲のいいことは分かったわ それじゃあ荒波君 今日一日竹宮さんに付いて色々と教えてあげて?」

 

哲也「俺で良かったら大歓迎ですよ」

 

琴音「よろしくね!!!!改めて自己紹介するね!私の名前は竹宮琴音!」

 

哲也「こちらこそ 俺の名前は荒波哲也だ 改めてよろしくな琴音」

 

俺は琴音と握手を交わした 木綿季の厳しい監視の中で

 

木綿季「・・・・・・・・・・・・」

 

琴音「え、えぇっと・・・あの人は?」

 

哲也「あ、あいつが俺の彼女兼嫁の紺野木綿季だ 仲良くしてやってくれ」

 

琴音「あ!あの人が哲也の奥さんなんだね!!よろしくね!」

 

木綿季「ふんっ!!!!!」

 

そう言うと木綿季は琴音から顔を逸らした

 

琴音「あ、あれ?」

 

哲也「悪いな琴音・・・コイツ俺が木綿季以外とイチャイチャしてると拗ねるんだよ・・・普段はもっといい子なんだけどね・・・」

 

琴音「じゃあ今はあまり挨拶はしない方が良さそうだね・・・」

 

哲也「あぁ、下手したら殺されかねん・・・」

 

琴音「そんなに!?」

 

と、そんなこんなで 今日一日の学校説明の役を受け持った俺は 休み時間やらで琴音に学校のどこに何があるかを教えてあげることにした

 

哲也「うーん 昼休み使っても紹介しきれないか・・・琴音 放課後もうちょっと時間もらってもいいかな?」

 

琴音「うん!大丈夫だよ!」

 

哲也「よし そんじゃあ残りは放課後に紹介するよ」

 

琴音「えへへ♪放課後デートみたいだね♪」

 

哲也「まぁそうとも言えるな」

 

だが、あまりそういう事は言って欲しくない 何故かって?本人はバテれないと思ってるんだろうが 昼休みの時間中ずっと木綿季が尾行している

 

木綿季「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「はぁ・・・やりづらい・・・」

 

琴音「?どうしたの?」

 

哲也「いや、何でもないよ んじゃあ4時間目も始まるし教室に戻ろうか」

 

琴音「うん!」

 

久しぶりに見る琴音の笑顔は 色褪せぬ可愛らしい笑顔だった 現実では良くいじめられるって聞いたけど もしここでもそうなったら俺が助けてやらなきゃな!

 

そして、4時間目も終わり 昼食の時間に 昼食は俺らのグループを紹介すると共に 食堂も教えてなかったから食堂で皆で飯を食うことに

 

~学校内・食堂~

 

哲也「そんじゃあ皆 琴音に自己紹介してくれ」

 

明日奈「それじゃあ私から 初めまして 私の名前は結城明日奈 一応 SAOでは閃光って異名があったんだ 聞いたことはあるかな?」

 

琴音「閃光ってあの血盟騎士団の副団長でしょ!?聞いたことも何もSAOプレイヤーでその名前を知らない人はいないよ!!!」

 

明日奈「そ、そんなに有名だったんだね・・・」

 

和人「それじゃあ俺が 俺の名前は桐ヶ谷和人 明日奈と同じく 黒の剣士とかビーターとかで呼ばれてたんだ 聞いたことはあるかな?」

 

琴音「あ!ソロで有名だった人!!!私も一時期ソロだったんだ!」

 

和人「へぇ~ やっぱり訳ありで?」

 

琴音「まぁ・・・」

 

哲也「つってもソロの頃も俺とか翔とかとはしょっちゅうパーティー組んでたよな」

 

和人「あの頃の俺にとってお前らは特別だったんだよ」

 

翔「前田翔だ よろしく」

 

琴音「哲也の幼馴染みの人だよね!哲也から良く話は聞いてるんだ!!」

 

里佳「それじゃあ次は私ね! 篠崎里佳って言うんだ!よろしくね!」

 

哲也「琴音 俺達が出会えたのはある意味コイツのおかげでもあるんだ コイツがあの時俺をこき使わなければ琴音と会うことも無かっただろうしな」

 

琴音「それじゃあ私達の恋・・・・・・じゃないや 出会いのキューピットになってくれたんだね!」

 

里佳「ふーん あの時ので出会ったのがあなただったのね いつまでも帰ってこないから心配してたんだから」

 

哲也「怒り心頭だった癖に・・・」

 

里佳「なんですって!?」

 

哲也「なんでもない!!!」

 

珪子「それじゃあ私が 初めまして 綾野珪子って言います よろしくお願いします」

 

琴音「うん!よろしくね!」

 

哲也「琴音 珪子はビーストテイマーでも有名なんだ」

 

琴音「あ!聞いたことあるよ!テイムモンスターを操るプレイヤーがいるって!」

 

珪子「なんだか照れちゃいますね♪」

 

哲也「ほら 木綿季 次はお前だ」

 

木綿季「・・・・・・紺野木綿季・・・・・・」

 

哲也「はぁ・・・もういいだろ?機嫌直してくれよ」

 

木綿季「ふんっ!」

 

琴音「ず、随分も嫌われちゃったみたいだね・・・」

 

哲也「ったく そんな木綿季俺は嫌いだぞ?」

 

木綿季「ふんだ!デレデレしてる哲也が悪い!!!!!」

 

哲也「はぁ・・・悪かったって ほら おいで ギューってしてやるから」

 

俺がそう言うと 木綿季は素直に俺のそばまでやってきたから 俺は言った通りに抱きしめてやった

 

哲也「悪いな琴音 コイツこうでもしないと期限治んないからさ んじゃあ改めて俺も 荒波哲也だ 死神なんて異名を持ってたんだ リアルでもよろしくな琴音」

 

琴音「うん!それじゃあ私からも!竹宮琴音です!これからよろしくね!」

 

哲也「ほら 木綿季ももういいだろ?」

 

木綿季「・・・・・・や・・・・・・」

 

哲也「すっかり拗ねちまったな・・・大丈夫だよ 俺はどこにも行かねぇよ」

 

木綿季「・・・・・・」

 

琴音「ね、ねぇ木綿季さん 私が何かしたなら謝るけど・・・私ね!この学校では沢山友達を作りたいと思ってるの!」

 

哲也「・・・・・・木綿季 さっき琴音がソロプレイヤーだったって言ったろ?それはな 琴音がリアルでちょっといじめられてた事が原因だったんだ」

 

木綿季「っ・・・・・・」

 

哲也「だからな 琴音は俺と最初に会ったときはこんなに明るい娘じゃなかったんだ もっと怖くて 話しかけづらい雰囲気だったんだ それでも 琴音は俺に心を開いてくれて 今までは他人は信じられないなんて言ってた琴音が 他人の俺に会えて嬉しいって言えるようになったのも 琴音の心が開いてくれたからなんだ でも 友達も俺1人ってんじゃ限界はある だから 皆に琴音の友達になってもらいたいんだ 無論 お前もだ木綿季」

 

琴音「その・・・哲也の言った通りなんだ・・・だから、ほんとに1人でも多く友達を作りたいんだ!」

 

里佳「そういうことならお安い御用よ!この私をドーンと頼っちゃいなさい!」

 

翔「大丈夫だよ 俺達はイジメなんて野蛮なことはしないよ」

 

明日奈「よろしくね!琴音ちゃん!」

 

和人「よろしくな 琴音」

 

珪子「よろしくお願いします!琴音さん!」

 

琴音「皆・・・!」

 

哲也「ほら 木綿季も」

 

木綿季「・・・・・・よろしくね・・・・・・琴音・・・・・・」

 

そう言って木綿季は琴音に手を伸ばした 琴音はその手を握り 握手を交わした

 

琴音「うん!!!よろしくね!!!」

 

哲也「よっしゃ!和解もした事だし!飯でも食おうぜ!」

 

こうして、メンバーの紹介も終わり 皆で食事 そんな食事の時に 木綿季と琴音はすぐに仲良くなった

 

木綿季「ねぇねぇ!琴音は哲也のことが好きなの?」

 

琴音「ふぇっ!?そ、そんなんじゃないよ!?」

 

里佳「でも朝のあの行動は好きじゃない人には取らない行動よね~?」

 

明日奈「なになに?木綿季のライバル出現?」

 

琴音「あぅぅ・・・/////」

 

哲也「こぉら あんまし責めるな 悪いな琴音」

 

琴音「ううん!こんな話できて楽しいよ!!!」

 

哲也「そっか そりゃ良かったよ」

 

木綿季「琴音!」

 

琴音「木綿季!」

 

こんな感じで 2人は一気に意気投合した でも良かったよ 仲良くなってくれて いつまでもギクシャクしてたらたまらないしな

 

と、そんなこんなで昼飯も終わり 再び授業に

 

授業でも琴音の頭脳は冴え渡っていた 次々と出された問題を解いていく琴音 どうやら頭脳も明晰らしい

 

琴音「えへへ~♪どう哲也♪」

 

哲也「あぁ すげぇな琴音 参ったよ」

 

琴音「ふふふ♪」

 

こうして、授業も終わり ホームルームも終わり 放課後デート(?)に

 

哲也「さて、琴音 行くか」

 

琴音「ねぇ!木綿季も一緒でいいでしょ!!」

 

哲也「あぁ、良いぞ」

 

木綿季「わーい!じゃあ行こうよ!」

 

哲也「んじゃ行こっか」

 

こうして 学校デートが始まった

 

科学室とか 音楽室とか 生物室とか 色んなとこを見て回った

 

琴音「ねぇ ピアノって弾いていいの?」

 

哲也「へ?んーまぁ良いんじゃねぇかな?」

 

琴音「それじゃあ2人共 ちょっと見ててね」

 

そう言うと琴音は音楽室内にあるピアノを弾き始めた

 

そのピアノの音色は とても心地よく 心を和らいでくれるような音だった

 

木綿季「~♪」

 

哲也「いい音だな~♪」

 

琴音のピアノの音色は 数分して止まった

 

琴音「ふぅ 久しぶりに引いたけどちゃんと引けて良かった♪」

 

哲也「すげぇな琴音!」

 

木綿季「凄い凄い!」

 

琴音「哲也♪次に行こっ♪」

 

そう言って琴音は俺の腕に抱きついてきた

 

哲也「うおっ」

 

木綿季「むぅ!じゃあボクも!」

 

そう言って木綿季は琴音とは逆の方の腕に抱きついてきた

 

哲也「ちょっ!?」

 

琴音・木綿季「行こ♪哲也♪」

 

哲也「あ、あぁ」

 

今 俺の左右の腕が2人の柔らかい胸に包まれ 歩く度にその柔らかさが伝わってくる

 

左腕は木綿季の小さくとも確かにある胸が 右腕には琴音の木綿季よりは確かに大きいが、サクヤさんや飛鳥に比べると小さい胸が俺の腕を包もうとしてくる

 

木綿季「ねぇねぇ!これが終わったら駅前のファミレス行こうよ!」

 

哲也「俺はいいけども琴音は大丈夫か?お母さんとか」

 

琴音「うん!大丈夫だよ!」

 

哲也「なら学校案内も後ちょいだし 行こうか」

 

木綿季「わーい!」

 

こうして、学校案内の最後の場所 運動部室のゾーンへ

 

琴音「うわぁ~!沢山あるんだね!!」

 

木綿季「ボクはたらい回しにされてるからあまりいい思い出がないけどね・・・」

 

琴音「哲也は何部なの?」

 

哲也「俺か?俺は野球部だよ 部室見ていくか?」

 

琴音「じゃあ見してもらっていいかな?」

 

哲也「おう こっちだ」

 

俺は2人を連れて 野球部の部室に連れていった

 

哲也「ここだよ」

 

琴音「あれ?他の部室よりちょっと広いんだね」

 

哲也「あぁ 1つだけ大きいのがあってさ 野球部の創設が1番だったからここになったんだ」

 

木綿季「なるほど!」

 

琴音「マネージャーはいるの?」

 

哲也「いや、誰もいない」

 

琴音「そっか・・・マネージャーも良いかも・・・」

 

哲也「?どうした?」

 

琴音「何でもないよ♪」

 

哲也「なら良いけどさ さて、案内も終わったしファミレスに行くか」

 

木綿季・琴音「さんせー!!」

 

~駅前・ファミレス~

 

木綿季「ん~!美味しい~!」

 

琴音「・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・」

 

今言った通りに3人でファミレスに来たんだけども もう午後の四時を回ると言うのに 木綿季が頼んだのは普通の食事だった しかもそれだけでは終わらず 木綿季は食後のパフェまで頼み 今食べていた いやね、美味しいものを食べて笑顔になる木綿季も可愛いんだけど、流石に食いすぎなような・・・

 

哲也「ゆ、木綿季?食いすぎじゃねぇか?」

 

木綿季「でもこれで終わりだよ?腹八分目って言うもんね!」

 

琴音「八分目以上を超えてる気がするんだけどな・・・」

 

哲也「太っても知らねぇぞ・・・」

 

木綿季「そ、その分おっぱいも大きくなるからいいもん!!!」

 

琴音「お、おっぱいって言えば・・・・・・/////」

 

哲也「そ、その話はしないの・・・」

 

木綿季「あ、そう言えば2人はSAOでどうやって出会ったの?」

 

哲也「ぬおっ!?」

 

琴音「そ、それは・・・」

 

木綿季「イイじゃん!教えてよ~!」

 

哲也「そ、それじゃあ教えるけど・・・」

 

~説明中~

 

木綿季「ふーん 氷河地帯で落下して そこで出会った時に 琴音は哲也に胸を・・・」

 

琴音「あの時は驚いたな・・・初めて会った哲也にいきなり揉まれちゃって・・・」

 

哲也「悪かったな琴音・・・」

 

琴音「良いの 哲也は特別だから・・・/////」

 

木綿季「その後は何をしたの?」

 

哲也「その後は落下した氷河地帯から抜けるために クエストをやって なんとかクリアして その後は琴音のクエストを手伝ったんだ」

 

琴音「クエストを手伝った時は 哲也と一緒にドレスを着て踊ったんだ♪」

 

木綿季「えぇ~!ボクでもドレス着て踊ったことないのに~!!!」

 

哲也「まぁまぁ 今度踊ってあげるから」

 

木綿季「じゃあ約束だからね!!」

 

琴音「私とも約束してるからね!また踊ろって!」

 

哲也「あぁ、じゃあ2人で踊ろうね」

 

木綿季・琴音「うん!!!」

 

そして、ファミレスから出ることに

 

俺と琴音が頼んだのはドリンクバー あくまで会話が目的だったし 木綿季が頼んだのはドリア ピザ パフェ 3人で合計2000円

 

木綿季「それじゃあボクが全額出すね♪」

 

琴音「へ?良いの?」

 

哲也「木綿季んちは超金持ちなんだ 俺も最近知ったことだけどね」

 

琴音「へ~!凄いね!!」

 

木綿季「えへへ♪おじいちゃんのおかげなんだ♪」

 

琴音「木綿季のおじいちゃんってどんな人なの?」

 

哲也「50年前空手の世界王者だってさ」

 

琴音「ふぇっ!?世界王者!?」

 

木綿季「世界王者になった後もコーチとか解説とかで色々なことしてていっぱいお金が溜まってるの おじいちゃんって浪費癖が無いから無駄使いも一切してないみたいだよ」

 

哲也「そ、そりゃこんな出来る娘ができる訳だ・・・」

 

琴音「あ、木綿季のお父さんとお母さんは何をしてるの?」

 

木綿季「ボクの両親は2人共病気で・・・」

 

琴音「えっ!?ごめん!!!!!変なこと聞いて・・・・・・」

 

木綿季「仕方ないよ 何も知らなかったんだしね」

 

哲也「だから 俺がその分も木綿季を幸せにしてやらなきゃななんねぇんだ な木綿季」

 

木綿季「うん!」

 

琴音「そっか、 お幸せにね♪」

 

こうして、会計もすまし 帰ることに

 

哲也「琴音の家はどこにあるんだ?」

 

琴音「私の家は学校の駅から3駅前の場所にあるんだ」

 

哲也「え?そうなの?俺もそうなんだよ」

 

琴音「ほんと!?」

 

木綿季「ボクは4つ前だよ!遊びに来てね!」

 

琴音「うん!行かしてもらうね!」

 

こうして、俺達の最寄り駅に到着し 木綿季とお別れ

 

木綿季「またねー!」

 

哲也「おう またな」

 

琴音「またねー!」

 

哲也「さて、琴音の家はどっち方面なんだ?」

 

琴音「私の家はあっち側だよ!」

 

哲也「お、奇遇だな 俺もそうなんだ なんだか気が合うな」

 

琴音「それじゃあ一緒に帰ろ!」

 

哲也「おう」

 

こうして、一緒に帰ることに

 

哲也「でもなんでわざわざここに引っ越してきたんだ?」

 

琴音「うーん ぶっちゃけ言うとね 帰還者の為の学校が地元には無かったんだ」

 

哲也「なるほど」

 

琴音「それと、地元にいると やっぱりいじめてた人達もいたし・・・・・・」

 

哲也「そういう事か でも大丈夫だよ 俺がいるからにはいじめなんてさせねぇよ」

 

琴音「それじゃあ哲也に甘えちゃおっと♪」

 

哲也「どーんと甘えてこい!」

 

琴音「うん!」

 

さて、そろそろアパートにも着くな ここで琴音とはお別れだな

 

哲也「じゃあここで・・・」

 

琴音「へぇ!?」

 

哲也「ん?どした?」

 

琴音「て、哲也もここなの!?」

 

哲也「へ?哲也もってまさかお前引っ越してきたのここ!?」

 

琴音「うん!ここの2階!」

 

哲也「なんてこった・・・俺の階の上か・・・」

 

琴音「なんだか運命みたい♪こんなに哲也と一緒にいられるなんて♪」

 

哲也「それじゃあ琴音とはご近所になるんだな よろしくね」

 

琴音「うん!」

 

哲也「あ、それとだ 琴音」

 

そう言って俺は琴音の頬にキスをした

 

琴音「っ!?/////」

 

哲也「約束だったろ?こっちで会えたらキスしてねって」

 

琴音「っ!!!覚えてくれたんだね!!!!」

 

哲也「当たり前だした約束はずっと覚えてるさ」

 

琴音「嬉しい!!!!!!!」

 

琴音はそう言って抱きついてきた まぁ木綿季もいないし大丈夫か

 

哲也「琴音 これからよろしくな」

 

琴音「うん!よろしくね!」

 

こうして、久々の琴音との再開は まさかの同じアパートに住むということで幕を開けた

 

でもまたこうして琴音と会えたなんて夢みたいだ これからは隣人 そしてクラスメイトとして よろしくな 琴音




遂に哲也と再開した琴音 琴音は木綿季のライバル的存在となるのだろうか?

さぁいよいよ3人目のサブヒロインの登場です!どんどん木綿季以外の女の子とのイチャイチャも増えていきますよ!!!

次回も琴音について!お楽しみに!

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