ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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いよいよチュートリアル的な話も今回でラストです!

次回からはきっと皆さんが楽しめる話を展開していくので是非今回だけはチュートリアルでご勘弁くださいませ

それではどうぞ!


part61 野球部創設~プロになる為の1歩~

学校が始まり 約1週間が経った 授業も徐々に始まっていっていた そして自分から言うのもなんだが女の子達の目線は未だ俺に釘付けらしい まぁ里香がそう言ってるし間違いはないと思うけど・・・

 

「哲也くーん♪おはよー♪」

 

哲也「おっす おはよ」

 

「きゃー!!今日も挨拶されちゃった!!!」

 

哲也「ったく 今日もこのクラスは賑やかだな・・・」

 

翔「今日も大人気だな 哲也」

 

哲也「おっ 翔 おっす」

 

翔「なぁ哲也 今日の放課後凛先生に言ってみないか?」

 

哲也「凛先生に?何をだよ」

 

翔「決まってんだろ?部の創設だよ」

 

哲也「おー!!!それがあったか!!!いよいよ俺らのプロへの第一歩が始まんだな!!!!」

 

翔「あぁ でも他にも部員集めなきゃな」

 

哲也「そこは勧誘だろ!どうにでもなる!!」

 

翔「まぁどうにかなるか・・・・・・」

 

いよいよ部活が始まんのか・・・凛先生が顧問になんのかなぁ それとも超厳しい顧問とか?あんまりに厳しいのは御免だけどちょっとくらい厳しい方がいいしな

 

とにかく放課後になんねぇかなぁ 早く部の申請がしてぇ!!!

 

木綿季「哲也ー!!!」

 

哲也「おっと!」

 

野球のことばっかし考えていたら いつの間にか木綿季が抱きついてきていた

 

ちなみに木綿季も学校生活にも慣れ 大分友達が出来た それと同時に学校でも普通に抱きつき始めていた

 

木綿季も慣れてくれて万々歳だ

 

木綿季「おはよー哲也~♪」

 

哲也「おはよ木綿季 今日も可愛いなぁお前は」

 

俺はそう言って木綿季の頬を撫でた

 

木綿季「~♪」

 

哲也「よしよし♪」

 

翔「お前らも相変わらずだな」

 

哲也「いやぁやっぱこうしてると1日の調子が上がるんだよなぁ ね木綿季」

 

木綿季「うん!ボクも頭がすーっとして勉強に集中出来るんだ♪」

 

翔「そりゃ良かったな」

 

翔「最早麻薬レベルだな・・・」

 

そして、今日もまた 凛先生のホームルームから1日が始まる

 

凛「皆おはよ!!今日の皆への報告は 今日から部活動の創設が可能になります!!!野球部 バスケ部 陸上部 サッカー部 ソフトボール部 その他諸々 沢山の部活動が作られるのを先生達も待ってます!!特に荒波君!野球部を作ってくれたら多分私ともう1人の先生が顧問になってくれるから いつでもいいから待ってるからね!」

 

哲也「はい!」

 

へー 凛先生の他にもう1人いんのかぁ そりゃ楽しみだな

 

凛「それじゃあ皆 部の創設は放課後に職員室に来てね!各授業担当の人とはもう話してると思うから ある程度どんな部活だったとかは分かると思うから その先生に頼んでみてね♪ それじゃあ朝のホームルームは終わります!」

 

んじゃ翔の言った通り今日から放課後に行ってみなきゃな 明日からでも練習したいし!!!

 

「紺野さん!!私と一緒にバスケ部作ろうよ!!」

 

「いいや!紺野さんにはテニス部に!!」

 

「駄目!陸上部!!」

 

木綿季「ちょ、ちょっと皆!!!ボク一応部活に入る気は・・・」

 

「「「あるの!?」」」

 

木綿季「うっ・・・助けてよ哲也~!!」

 

哲也「あいつも大変そうだな・・・・・・」

 

木綿季はこの前行った体力測定で 男女両方から度肝を抜かれるような記録を叩き出し 評価は満点に近いA そのためにその日から部活を作ろうとしていた女の子や男子達から勧誘をめっちゃ受けてる 木綿季自体は悩んでるんだと言ってたけどどうなるのかは本人次第だ

 

「水泳部に!!紺野さんならエースになれるよ!!」

 

哲也「水泳・・・・・・スク水かぁ・・・・・・」

 

木綿季『へへへ~♪今日はスク水姿なんだ♪良いでしょ~♪あ・・・もう・・・エッチなんだから・・・/////』

 

「陸上部に!!貴方となら全国を狙えるわ!!!」

 

哲也「陸上・・・・・・」

 

木綿季『うぅ・・・走ったばかりで汗だくなのにギューってしたいの?・・・哲也の馬鹿・・・/////』

 

「是非バレー部に!!!」

 

哲也「バレー・・・」

 

木綿季『?バレーボールを胸に入れてみろ?もぉ!!!哲也の馬鹿!!!!!スケベ!!!!!』

 

哲也「色んな木綿季を見れるのはいいかもなぁ・・・・・・特にスク水の木綿季はめちゃくちゃ見てぇ!!!!!!」

 

木綿季「・・・・・・哲也のエッチ・・・・・・/////」

 

哲也「夢は膨らむばかりだなぁ~♪」

 

翔「・・・どんな想像してんだよお前・・・」

 

とにかく木綿季には自分で決めた道を進んでもらいたいな 出来れば野球部のマネージャーをやって貰えるのが一番だけど 何部に入ろうと木綿季を応援することに変わりはない

 

そういやさっき凛先生が創設は経験者にって言ってたけど そういや誰かが野球やってたとか言ってた気がするな・・・誰だっけか・・・・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

哲也「うーん・・・」

 

誰だか全く思い出せず 気がつけば6時間目 ほんとに誰だか思い出せん

 

木綿季「哲也?今日はずっと悩んだ顔つきだね どうしたの?」

 

哲也「いや、誰か野球経験者の先生いたけど 誰だっけかって思ってさ」

 

翔「そらなら次の時間の先生じゃねぇか? あのちょっとダルそうにしてる人だろ?」

 

哲也「あ!そうか!!次の時間は!?」

 

木綿季「次の授業は日本史だよ!」

 

哲也「なら日本史終わった後に質問してみっか・・・・・・」

 

~6時間目終了時刻~

 

「んじゃー授業終了な~ ノート写せなかったやつは見せてもらうなりしてもらえよ~」

 

哲也「あ!先生待った!!」

 

「ん?お 荒波か どした?」

 

この人の名前は新庄将大(しんじょうまさひろ) さっきから言ってるとおり野球経験者の日本史担当の先生だ

 

この人は身長も高く 割と筋肉質で まさに経験者って体型だけども なんだかあくびをしたりしてばっかで翔の言う通りダルそうにしてる人 ちょっぴり生えてる口ひげと顎ひげがあるアラサー未婚者

 

哲也「先生も野球部の顧問持つの!?」

 

新庄「ん?あー なんかそんな話を今日夏風先生に言われたっけか まぁやるんじゃねぇか?」

 

哲也「よっしゃ!顧問確保!!」

 

新庄「お?早速創部希望か?やる気あんなー」

 

哲也「たりめえっすよ!!やっと野球が出来んだから!!!」

 

新庄「そうか なら放課後前田と一緒に来い そこで夏風先生と話し合うぞ」

 

哲也「ういっす!」

 

そう言って先生はあくびをしながら教室を出ていった それと入れ替わりで凛先生が入ってきた

 

凛「なになに?もう野球部の創設の話?」

 

哲也「はい!放課後翔と一緒に来いって!」

 

凛「あら、それじゃあ先生もそこにいなきゃね♪」

 

哲也「よろしくお願いします!」

 

そして、帰りのホームルームも終わり ようやく放課後

 

哲也「翔!っとその前に木綿季は・・・・・・」

 

「紺野さん!」

 

「お願い!」

 

「助っ人でもいいからさ!!」

 

木綿季「助っ人・・・・・・」

 

今も女子の木綿季の勧誘は終わらない 人気者ってのは辛いよな木綿季

 

翔「どうした?行くんじゃねぇのか?」

 

哲也「あ、そうだった んじゃ行くか!」

 

~職員室前~

 

哲也「失礼します」

 

凛「あら、もう来たのね ちょっと待ってね 今新庄先生呼ぶからね」

 

哲也「お願いします」

 

翔「にしても俺らが一番か 速すぎたのかな」

 

哲也「速いに越したことはねぇさ 速ければ速いほど練習ができるようになるだろ?」

 

翔「まぁそれもそうか」

 

そして、凛先生が新庄先生を連れてきて いよいよ創部の話に

 

新庄「なんだもう来たのか 後1時間遅くても良かったのに」

 

凛「まぁまぁ 速いに越したことは無いですよ新庄先生」

 

哲也「そうそう!」

 

新庄「ま 良いか んじゃあ2人共付いてきてくれ 今から部室に案内する」

 

哲也「部室!?もうあんの!?」

 

翔「そういや入学パンフレットに既に部室はいくつか出来てるって書いてあったな 創部数によるけど部室は早い者勝ちだって書いてあった気がする」

 

哲也「んじゃほんとに早く来といて良かったな・・・」

 

凛「でも良かったね♪2人が創部の相談しに来た第一号よ♪」

 

哲也「まぁこれなら部室も確実に確保か 良かった良かった」

 

~部室前~

 

新庄「ここが野球部に与えられた部室だ」

 

哲也「うぉー!なかなかでかいじゃん!!」

 

扉を開けられた部室の中に入ると 中にはいくつかのロッカー バットなどが入れられるケース ボール用ケースその他諸々 便利なものが多くおった

 

普通に20人くらい入っても平気の場所だ

 

新庄「なんでも校長が『野球とサッカーは高校の花ですからね ちょっと優遇しちゃいました』とか言ってたぞ」

 

哲也「分かってんじゃん校長!!!」

 

翔「にしても広いな 狭さにイライラすることは無さそうだな」

 

凛「部室が狭すぎと嫌だもんね その気持ちわかるよ」

 

新庄「さて、その校長の優遇からか知らんが もう既にここにノックバットもある」

 

哲也「お!ほんとだ!」

 

翔「早速練習出来るってことか!」

 

凛「でも2人とも着替えは?後グローブとか」

 

哲也・翔「あ・・・」

 

新庄「ぶっちゃけ 俺もまだやらなきゃいけない仕事残ってるから早速練習と言われたら厳しい なんか気分のらねぇし」

 

凛「先生・・・」

 

哲也「んじゃあ明日から本格始動か!」

 

翔「だな」

 

「すんませーん ここ野球部であってますか?」

 

哲也「?」

 

後ろから声がしたから振り向くと そこには男子生徒1人が経っていた

 

新庄「そうだけど お前も入学希望か?」

 

「たりまえじゃないっすか!やっぱ野球やんなきゃ!!おっ お前らも入部希望なのか~?」

 

哲也「そうだけど じゃあ君も?」

 

「おぉ!俺は新井貴明(あらいたかあき)!ポジションはサードとファースト!これからよろしく!」

 

哲也「俺は荒波哲也だ ポジションはピッチャー」

 

翔「前田翔 キャッチャーだ」

 

新井「お!もうバッテリー揃ってんじゃん!こりゃ早い段階で試合できるようになるかもな!!」

 

新庄「まぁ こんなにやる気あんのが揃ってんじゃ俺もやらなきゃか めんどくさいが張り切るか」

 

哲也「お!先生もやる気じゃん!そう来なくっちゃ!」

 

凛「皆 一応この野球部の責任者が新庄先生 私が副顧問だから 何かあった時は私でもいいから連絡してね」

 

新井「明日から早速練習しようぜ~!俺張り切るぞ~!」

 

哲也「いよいよ始動って訳だな 誰にも負けねぇピッチャーになってやらぁ!!目指せ甲子園!!!!」

 

新庄以外「おぉー!!!!!」

 

甲子園 都会にいる俺達がここに行くのにどんなに大変かは想像するまでもなくわかる けれど その気持ちを持って練習をすれば なんだって出来るはずだ!!!

 

明日からも頑張るぞ!!!!!

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

あの後 新井と先生2人とは別れ 木綿季と合流し帰ることに

 

哲也「木綿季 お前は部活どうするんだ?」

 

木綿季「それがね・・・ボク色んな部活掛け持ちすることになっちゃった・・・」

 

哲也「はぁ!?掛け持ち!?」

 

木綿季「うん・・・正式にはどこの部にも入ってはないんだけど 試合とかやりたい練習に人数が足りなかったら参加してって・・・皆から引っ張りだこになっちゃって大変だった・・・」

 

哲也「そりゃ災難だな・・・」

 

翔「でもそうなると哲也も危ういな 木綿季とイチャつける時間が減るぞ?」

 

哲也「ぬぁぁぁぁぁぁ!?」

 

木綿季「あ、それは大丈夫!ほんとに参加したい時に参加って形だから別に哲也との時間が減る訳じゃないんだ」

 

哲也「なら良かった・・・」

 

翔「良かったな哲也 お前の愛しの木綿季を取られずにすんで」

 

哲也「でも掛け持ちってなると色んな木綿季が見れるのが実現になるな・・・・・・陸上 サッカー ソフトボール ハンドボール バレー 弓道 そして何より水泳部・・・・・・木綿季!!!水着着る時はまず俺に見してね!!!」

 

木綿季「・・・・・・別にいいけど・・・・・・エッチなこと考えてないよね?」

 

哲也「大丈夫!多分・・・」

 

木綿季「・・・・・・言っとくけど部活着でエッチなことしようとする人なんてボクは嫌いだからね やるからには集中したいし」

 

哲也「がぁーん!」

 

木綿季「で、でも・・・・・・」

 

哲也「でも?」

 

木綿季「・・・ボクの買ったデート用の水着でなら・・・・・・エッチなことしていいからね・・・・・・?/////」

 

哲也「・・・・・・んじゃあその時はお願いしちゃっおっかな♪」

 

木綿季「・・・・・・うん・・・・・・////」

 

翔「・・・・・・俺の入れる世界じゃない・・・・・・」

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

~木綿季の家~

 

木綿季「・・・・・・・・・・・・」

 

ど、どどどどどどどうしよう!?ボクあんなこと言っちゃった!!!!!

 

も、もしそれでほんとに哲也が・・・・・・・・・・・・

 

哲也『なぁ木綿季♪』モミモミ

 

木綿季『ふにゃぁ!?/////』

 

哲也『なぁ~いいだろ~?しようよ~♪』

 

木綿季『もぉ・・・エッチなんだから・・・もうこここんなにしちゃって・・・』

 

哲也『へへへ♪木綿季見てたらついね♪』

 

木綿季『じゃぁ・・・・・・ボクが慰めてあげるから・・・・・・早く出してよ・・・・・・/////』

 

な、なんてことになったら・・・・・・・・・ぼ、ボクは哲也のを・・・・・・

 

木綿季「きゃー!!!!!!!!!!哲也の獣ぉ~!!!!!!!」

 

・・・・・・今日も我らの木綿季は元気いっぱいです




野球部創設となり 野球部に入った哲也 翔 そして新井の3人

果たしてこの3人で甲子園に行くことは出来るのか!?

さて、今回までクラスの担任説明の回 哲也達の再確認の回 そして今回の部創設の話と 一応必要な部分はすべて揃ったかと思います

なので 次回からは早速 楽しめる話をぶっ込んでいきたいと思います!

なので次回からも乞うご期待!ということでまた次回にお会いしましょう!

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