ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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皆さん大変お待ちしました!!!

私情で忙しくてなかなか時間が取れずにいました

急ぎ気味だったのでいつもより誤字などが酷いかも知れませんがその時はご了承の程お願いいたします

それではどうぞ!!


そーどあーと・おふらいん~ALO編~

CM途中・・・・・・

 

テツヤ「ひ、酷い目にあった・・・」

 

ユウキ「ご、ごめんね・・・大丈夫?」

 

テツヤ「あぁ・・・今にも死にそうだけど大丈夫・・・」

 

ショウ「おいテツヤ さっきのお前がユウキの寝込みを襲う映像に関して苦情が出てるぞ?」

 

テツヤ「なにぃ!?」

 

アスナ「具体的には『俺のユウキがぁぁぁ!!!』『ユウキの胸を寄越せ!!』『ユウキたそがぁぁぁぁぁ!!!テツヤ死ねぇぇぇぇぇ!!!!!』等々」

 

テツヤ「な、なんだそりゃ 言っとくがユウキは俺のだからな 誰にもやらねぇぞ」ギュー

 

ユウキ「~♪」

 

キリト「まぁ夜道には気をつけな テツヤ」

 

テツヤ「あぁ、そうするさ っつうか俺達着替えなきゃ!!!ALO衣装に!!!」

 

アスナ「あ!そうだった!!!」

 

キリト「こ、更衣室に急げ!!!!」

 

テツヤ「CM開けるまであと2分なのに!!!」

 

~1分30秒後~

 

テツヤ「ぜぇ・・・ぜぇ・・・疲れた・・・」

 

アスナ「はぁ・・・間に合ってよかったね・・・」

 

キリト「さぁ CM開けるぞ」

 

アスナ「うん!じゃあ行くよ!!」

 

「3 2 1 どぞ!」

 

アスナ「CMもあけましてこれからALO編に突入です!!」

 

テツヤ「ALOって言えばあまりアスナとユウキの出番は無かったな」

 

アスナ「残念だけどその代わりに 新しく2人のゲストに来てもらいます このお2人です!!」

 

リナ「どうもー!」

 

リーファ「こんにちは!皆さん!!」

 

テツヤ「けっ 来たのかよ・・・」

 

リナ「あんた1人にさせておくわけにはいかないでしょうが 皆 この馬鹿が迷惑かけなかった?」

 

アスナ「いえ!とても楽しく振り返れましたよ!」

 

リーファ「て言うか出てきてそうそう主人公をいくら弟でも馬鹿扱いはどうかと・・・」

 

テツヤ「だよな~ ほんとリーファを見習って欲しいぜ 色々な面でな」

 

リナ「それってどういう意味よコラ!!!!」

 

テツヤ「やんのかこの野郎!?」

 

ショウ「はいはい 止めろ2人共」

 

アスナ「あまり喧嘩は・・・」

 

テツヤ「ふんっ!この馬鹿姉貴が悪いんだ!!」

 

リナ「あんたって奴はねぇ!!!!」

 

ユウキ「わぁー!!!!もう止めてよ!!!2人共本当は仲良いのに何でいつも喧嘩するの?」

 

テツヤ「っ・・・・・・ふんっ!」

 

リナ「ふんだ!」

 

リーファ「相変わらず仲がよろしい事で・・・・・・」

 

ショウ「まさに喧嘩する程だな」

 

キリト「こんなに仲のいい姉弟他にはいないと思うけどなぁ・・・」

 

アスナ「ふふふ♪羨ましい限りだね♪それじゃあ早速 プレイバックを再開しましょうか!!リナちゃんとリーファちゃんにはテツヤ君達みたいに色々なことを言ってもらいますね!」

 

リナ「まっかせなさい!!」

 

リーファ「できる範囲なら答えちゃうよ!」

 

ユウキ「ボクとショウは余り答えられないから今回はリナとリーファに頼むことになっちゃうね」

 

ショウ「バトンタッチだな でも引き続きゲストの席にはいるから何かあった時には任せとけ」

 

アスナ「うん!よろしく頼むね!それじゃあまず1つめです!どうぞ!」

 

テツヤ「あ、それと一応なんだけど ALO編だからちょっとばかしズキズキ来る場面があると思うんだけど そこはご了承を頼むな」

 

~part28 『生還』より~

 

哲也「ところで゛あのアホ゛は?」

 

美咲「へ?あの子なら・・・・・・」

 

ビシュ!!!!! 俺の顔めがけ何かが飛んできた

 

哲也「あぶねぇ!?」

 

俺はそれを間一髪で防いだ 投げられたものはキンキンに冷やされたペットボトルだった 冷えたペットボトルは割と痛かったから避けられて良かった

 

「だ!れ!が!?馬鹿ですってぇ!?」

 

哲也「あぶねぇだろうか!!!!!いい歳こいて投げていいもんと悪いもんの区別もつかねぇのかよ!?」

 

「あーら お生憎様 私より馬鹿で間抜けでアンポンタンな゛弟゛にそんな事言われる筋合いは無いわね~」

 

哲也「んだとぉ!?この・・・・・・・・・・・・ペチャパイ!!!!!!」

 

「何よ!!!!単細胞のバカ!!!!!」

 

美咲「こぉら!止めなさい! 哲也!゛渚゛!!」

 

今 俺が今口喧嘩して母さんから渚と言われたのは俺は実の姉

荒波渚(あらなみなぎさ)だ 俺は姉ちゃん 馬鹿姉貴 などと呼んでる まあだいたい姉ちゃんかな?

 

俺より2歳歳上で今年大学生 俺とは違いソフトボールをやっていてどうやら大学は決まっていて指定校推薦とやらで入れたらしい

 

ソフトボールの強豪校に行っいて寮生活しているためなかなか帰れない日が多い姉ちゃん 高3の今でも推薦が決まってからは部活に入り浸ってるらしい じゃあ何故2月で部活に入り浸ってるのに帰ってるかって?

 

それはどうやら姉ちゃんの学年が学級閉鎖にあったらしい それでしばらく学校にはいけないだとか そして、しばらく家に帰ってなかったのでこの機会に帰ってきたらしい

 

性格は明るく面白いが怒らせると怖い と言っても俺も抵抗できる力はあるからよくいがみ合ってる

 

俺のいない2年間は合間を縫っては見舞いに来ていたらしい それでも姉ちゃんが俺に最初に発した言葉は『何だ 死ななかったの?』だった

恥ずかしいんだか何だか知らねぇが素直になりゃ良いのに・・・・・・

 

ちなみにさっき言ったように胸はほぼ無い 背丈は女子からしたら高い部類に入るかな?

 

~映像終了~

 

テツヤ「これは姉ちゃんの初登場シーンだな」

 

リナ「ふーん 明るくて面白いかぁ そんなふうに思ってたんだ」

 

テツヤ「んだよ どう思われてると思ったんだよ」

 

リナ「あんたの事だからてっきり『貧乳鬼姉貴』だとか言うと思ったんだけどなぁ」

 

テツヤ「流石にそれは言わねぇよ 一応姉ちゃんだろうが」

 

リナ「一応って何よ!」

 

テツヤ「一応は一応だ!!」

 

アスナ「でもその一応を 『俺は姉ちゃんを女として見てるが 一応姉ちゃんだもんな・・・』って解釈にすれば前向きに捉えられるんじゃないかな?」

 

リナ「ふぇっ!?お、女!?」

 

テツヤ「おい!俺の声真似で変な事言うな!!」

 

ユウキ「ま、まぁ実のお姉ちゃんだしこれはノーカウントかな・・・?」

 

キリト「これも浮気カウントに入るんだな・・・」

 

リーファ「テツヤ君も大変だね・・・舞台裏から見てたけど大変なことばっかりおきて・・・」

 

ショウ「まぁそれがテツヤだしな」

 

テツヤ「なにぃ!?」

 

アスナ「リナさんの初登場シーンの次はどのシーンになるのかな?それじゃあ次へどうぞ!」

 

~『悪夢』より~

 

「それじゃあ今から追いかけっこだよ!それー!」

 

そうゆうとあいつは無邪気に走り出した 長い髪が靡いてとても綺麗に見えた

 

「あっ!待てよー!!」

 

俺も追いかけることにした さぁて 捕まえたら押し倒しちゃおうかな そんでもって好き放題しちゃおうかな ふふふ そしたら顔真っ赤にすんだろうな そんで冗談っていたら叩かれんだろうな ま そんな姿が可愛いんだけどな

 

「テツヤー!」

 

「待てよー!ユウキー!」

 

「テツヤー」

 

あれ?何かあいつのスピードがどんどん上がっていってる いったいどうしたんだ?

 

「あれ?ユウキ・・・?」

 

「テツ・・・・・・・・・」

 

さらにスピードはあがりもうあいつの姿はまるで米粒のようだった 何でだ? つうかどこ行こうと? 第一そんな早く走れるなら俺だって・・・・・・・・・

 

「おい!ユウキ!!どこ行くんだよ!!!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ついにあいつの姿は綺麗さっぱり消え去り何も見えなくなった

 

何でだ・・・・・・・・・・・・? どこ行っちまったんだよ・・・・・・・・・・・・

 

「おい!!!!ユウキ!!!!!ユウキー!!!!!!!!!」

 

どこ行くんだよ 大好きな俺はここにいるんだぞ? お前はどこに行こうとしてるんだ? なぁ 教えてくれよ

 

俺を悲しませないでくれよ 1人は嫌だよ お前と一緒にいたいんだ だから・・・・・だから帰ってきてくれよ!!!!!!!!!

 

「っは!!!!!!!」

 

身が覚めると 見覚えのある天井と共に 目覚ましのかんだかい音が聞こえてきた

 

くそが・・・・・!!!!!何が愛だ・・・・・!!!!何が守ってみせるだ!!!!!!!!何一つ守れてねぇじゃねぇかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

あんな未練がましい夢・・・・・・・・・・!!!!!今月で何回目だよ・・・・・・・・・・!? もううんざりだ!!!!!!!!!!!!!!!

 

消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

悲しくなんかねぇ・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

お前と一緒にいたくなんかねぇ・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!

1人でも別に嫌じゃねぇ・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

嫉妬だぁ!?んなもんありがた迷惑だクソッタレ

が!!!!!!!!!!!!!

 

俺は・・・・・・・・・・・・・・・お前のことなんか好きじゃねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

俺は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お前なんか゛大ッ嫌い゛だ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

お前は可愛くなんかねぇ!!!!!!!!!!!!

 

分かったら2度と俺の前に現れんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

~映像終了~

 

テツヤ「なぁ!?だ、誰だこれピックアップしたの!?」

 

アスナ「一応スタッフの人達らしいけど・・・」

 

テツヤ「おいこらァ!!!これは一種の病み期の俺だろうが!!こんな映像見せたらユウキが・・・」

 

ユウキ「あ、あはは・・・こ、これって所謂テツヤの夢だよね?そうだよね?」

 

テツヤ「そ、そう!!夢!!!夢だこれは!!!!だから俺が言ってたのは全部嘘だぞ!?」

 

ユウキ「そ、それならいいんだぁ・・・あは、あはは・・・・・・」

 

リナ「ユウキちゃんの目が涙で・・・」

 

ショウ「ま、まぁまぁユウキ ほんとにこの時のテツヤは荒れてたんだ 夢なんだから許してやってくれ」

 

ユウキ「ぐすん・・・・・・許す・・・・・・」

 

テツヤ「ほっ・・・」

 

キリト「ほんとにこの時のテツヤは冗談だろって言いたくなるほど荒れてたからな・・・元に戻ってよかったよほんとに」

 

リーファ「こんなイライラしてるテツヤ君初めて見たかも・・・これはさっきのユウキさんが死んじゃったって状況下なの?」

 

テツヤ「あぁ この時はほんとに死んでると思ったからな 今ここにユウキがいること自体奇跡だ」

 

リナ「ある意味須郷には感謝ね それ以外は許さないけど」

 

アスナ「こんなに荒れてるテツヤ君はちょっと怖いね・・・この先は一体どうなってるのかな?それじゃあ次へどうぞ!」

 

~part30『痛み』より~

 

 

嘘だ・・・・・・・・・何で・・・・・・・・・・・・死んでん・・・・・・・・・だよ・・・・・・・・・

 

『それは君がボクを殺したからだよ?』

 

っ!?俺が殺した!? ふざけんな!!!!!俺がお前を殺す訳!!!

『じゃあ・・・・・・何であの時゛見殺し゛にしたの?』

 

なっ!?違う!!!!!見殺しにした訳では無い!!!!!信じてくれ!!!!!!!!!!

 

『ねぇ、 痛いよ? 血がどんどん出てくるんだよ? ねぇ どうしてくれるの? 責任とってよ ねぇ ねぇ』

 

や、止めろ!!!!!!これ以上俺を責めないでくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

───君に嫌いと言われて心が痛いよ───

 

哲也「がっ・・・・・・・・・・・ぐっ・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

『ボクの全部を痛くしたんだ・・・・・・・・・・・・・・・それなら君も・・・・・・・・・・・・死んでくれるよね?』

 

そうゆうと 死んでいたはずの少女は俺の首を締め始めた

 

哲也『がぁっ・・・・・・・・・』

 

『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

もう止めてくれよ・・・・・・・・・・・・夢なら覚めてくれ・・・・・・!!!!!!!誰か・・・・・・・・・起こしてくれよ・・・・・・・・・!!!!!!!

 

「おい!!!!!起きろ!!!!!!哲也!!!!!!!!!!」

 

哲也「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

体を揺さぶられ 俺は誰かに起こされた よく見るとその人は和人だった

 

そうか 夢だったのか なら良かった

 

・・・・・・・・・いや、よくない もう二度と見たくないあの面をまた見ちまった・・・・・・・・・・・・

 

和人「大丈夫か!?うなされてたけど!!!」

 

哲也「・・・・・・・・・大丈夫だよ・・・・・・ありがとな・・・・・・・・・・・・」

 

和人「そうか・・・・・・ならその゛涙゛拭いとけよ?」

 

哲也「へ?涙?」

 

俺は目を擦った すると確に俺の手には少しの潤いが感じられた

 

なんで泣いてんだ? なんか悲しいことか嬉しい事あったか?

 

哲也「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめん・・・・・・・・・・・・すぐ飯作るから少しの間一人にさせてくれ・・・・・・・・・・・・」

 

和人「え?わ、わかったよ 無理するなよ?」

 

そう言うと和人は部屋から出ていった

 

イライラす

る・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!見殺し!?てめぇが勝手に俺庇ってくたばったんだろうがよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

んな痛い痛い言ってんなら最初から庇うなクソッタレ

が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

可愛い女!? あんなもん単なるかまってちゃんのブスだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

俺は・・・・・・・・・・・・何であんな奴に・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

哲也「・・・・・・・・・・・・死ね・・・・・・・・・・・・・・・クズ野郎・・・・・・・・・・・・・・・」

 

~映像終了~

 

テツヤ「わぁーわぁーわぁー!!!!!!!!!なんで二連続で流すんだよ!!!!!」

 

キリト「い、一応ここはテツヤの苦悩の回想シーンなんだが・・・」

 

テツヤ「お前見たろ!?俺がユウキに罵倒の数々を浴びせたのを!!!!」

 

キリト「だ、だけど俺達にはそう言ってこのシーンを流せって言われてるんだよ・・・」

 

テツヤ「・・・・・・ユ・・・ウキ・・・・・・?」

 

ユウキ「・・・・・・・・・・・・」

 

リナ「ゆ、ユウキちゃん?」

 

ユウキ「あはははは・・・・・・ボクって甘えんぼじゃなくってかまってちゃんのブスだったんだぁ・・・・・・・・・テツヤはボクのこと大っ嫌いなんだァ・・・・・・あはははははははははは・・・・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「だぁぁぁぁ!?信じんな!!!!!あれも夢だ夢!!」

 

リーファ「ゆ、夢から冷めてるからそれは流石に通じないんじゃ・・・」

 

ユウキ「ぐすっ・・・・・・うっ・・・・・・うっ・・・・・・!!!!!!!」

 

テツヤ「や、やばい!!!ユウキの涙袋のダムが決壊寸前だ・・・・・・なんとかして止めなきゃ!!!!」

 

アスナ「もう無理な気が・・・」

 

ユウキ「ぐすん・・・うっ・・・えぐっ・・・・・・ふ・・・・・・」

 

テツヤ「終わった・・・・・・・・・」

 

ユウキ「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

~ユウキさんの泣き声の影響でスタジオが半壊しています しばらくお待ちください~

 

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~第3回 ユキのトリビアコーナー♪~

 

ユキ「ええっとね ちょっと早めのユキのトリビアコーナーだよ!お母さんが壊しちゃったスタジオの復旧作業の間 ユキが時間を稼いじゃうよ! 今回紹介するのはALO仕様のお父さん!」

 

ユキ「お父さんはインプ種族!ALOのお父さんはSAOのお父さんのアカウントをほぼ全部引き継いでいて パラメーターもSAOの頃と全く同じなの!だからログインしたばっかりなのにあのサラマンダーの人達を倒せたんだ!」

 

ユキ「そして、お父さんの武器は一時期はムーン・スラッシュソードこれはお父さんがこの武器を和訳すると斬月になるって言うことでこの武器を使い始めたんだ!そして、二本目はお父さんの代名詞でもある斬月と天鎖斬月!」

 

ユキ「天鎖斬月はALOの世界では暗剣アロンダイトっていう名前のレジェンダリーウェポンなんだ!特にアロンダイトはその中の最上位に位置する片手剣!魔剣グラムにも負けないよ!」

 

ユキ「アロンダイトを装備すると 妖精としてではなく 死神としてプレイ出来るようになるよ!だから羽無しでも飛行可能なんだ!」

 

ユキ「そして必殺技は勿論月牙天衝!そしてお父さんが新しく考案していた月牙天衝・翔龍双牙!」

 

ユキ「翔龍双牙は 高威力で撃った二発の月牙天衝が天高く舞い上がり その二発が重なり合うと 黒龍が出てくる技なの! お父さん曰く 翔龍は黒龍が空高く翔んでる様子 双牙は龍にある二つの牙と二発の月牙天衝を表してるんだって!何だかカッコいいね!」

 

ユキ「それと、この技はあるアニメの技をモチーフにしたらしいよ?その内紹介すると思うけど是非何のアニメかを考えてみてね!スタジオも復旧出来たみたいだし これでALOお父さんの紹介はおしまいだよ!ばいばーい♪」

 

~第3回 ユキののとりあえずコーナー♪ 終わり~

 

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ユウキ「グスンっ・・・えぐっ・・・・・・」

 

テツヤ「よ、よしよし・・・もう泣くなユウキ・・・俺はお前の事大好きだからな・・・」ナデナデ

 

アスナ「ええっと・・・すみません皆さん ユウキが大泣きした影響でスタジオの照明が全部落ちてきてちょっとの時間壊滅的だったので中継を1度切断させていただきました・・・」

 

リナ「一体どんな音波が出てるの・・・ユウキちゃんの泣き声には・・・」

 

リーファ「死ぬかと思った・・・」

 

キリト「も、もうあんな映像流さないようにしよう・・・次あぁなったら今度こそやばい・・・」

 

ショウ「だな・・・泣き声が原因の崩壊で死ぬなんて俺は嫌だぞ・・・」

 

アスナ「それじゃあ次でユウキの機嫌が治ると信じて早速次の映像に行きましょう!どうぞ!」

 

~part31『真実』より~

 

哲也「・・・・・・・・・・・・」

 

・・・・・・なぁ・・・・・・聞いたか・・・・・・俺さ・・・・・・お前との記憶・・・・・・全部消えちまうんだとよ・・・・・・

 

何もかもだ お前との出会い お前との思い出 全部だ

 

哲也「・・・・・・・・・くそ!!!!!!!!!」

 

俺は持っていたボールを病院の壁に投げつけた そして、帰ってきたボールをまた投げ 投げを繰り返した

 

哲也「てめぇが毎回毎回出てくるせいで!!!!!!なんで俺が被害受けなきゃいけねぇんだよ!!!!!!」

 

『ボクの名前はユウキ!!よろしくね!!』

 

『こちらこそよろしくな!!!』

 

哲也「なんで・・・・・・!!!!なんでなんだよ!!!!!!!!!」

 

『俺と付き合ってくれ!!!!!!ユウキ!!!!!!!』

 

『・・・・・・はい!!!!喜んで!!!!!!』

 

哲也「くそ!!!!出てくんな!!!!!失せろ!!!!!!」

 

『うん!今日の飯も美味い!!!!」

 

『えへへ~♪ありがとね♪』

 

哲也「くそ!止まれこの涙!!!!流す必要なんかねぇだろうが!!!!!俺はお前なんか嫌いだ!!!!!!!嫌いなんだよ!!!!!!!!!!!!」

 

『テーツヤ♪』

 

『テツヤ!!!!!!』

 

『テーツーヤー・・・・・・!!!!』

 

『だーいすき!!!!!』

 

哲也「くそ!!!!くそ!!!!くそ!!!!くそ!!!!くそ!!!!くそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺は怒らく50回目の投球を終え 膝から崩れ落ちた

 

哲也「・・・・・・もう・・・・・・・・・無理だ・・・・・・・・・自分に嘘をつくのも限界だ・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

哲也「俺は・・・!!!!!俺は!!!!」

 

『ボク特製オムライスだよ♪』

 

『好きぃ~♪』

 

『ずっと一緒にいようね♪』

 

哲也「・・・・・・・・・忘れられねぇよぉ・・・・・・忘れられるわけねぇじゃねぇかよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

哲也「もう限界だ・・・!!!!!!俺は・・・俺は・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

哲也「お前が大好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!ユウキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺は 久しく自分に素直になった もうこの間には俺の涙は止まらなくなっていた

 

そして、次第に強い雨が降り出してきた 悲劇的な雨が俺を打ち付けていた

 

哲也「もう一度お前に会いたい・・・・・・!!!!!!!もう一度お前と話したい!!!もう一度お前の料理が食べたい!!!!!!もう一度お前と一緒に寝たい!!!!!もう一度・・・・・・・・・お前と暮らしていたい!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

哲也「俺はお前を守るって・・・!!!!守るって言ったのに・・・!!!!結局俺は・・・・・・守れなかった!!!!!!!!!!!」

 

哲也「くそ!!!!なんで俺がのうのうと生きていて・・・!!!!!!!お前だけが死んじまってんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺は左腕で コンクリートの地面をおもいきり殴った 色々な意味を込めて殴った

 

自分へのやり場のない怒り 悲壮感 2度と会えないという現実 これら踏まえて何度も何度もぶん殴った そして 拭こうが拭こうが止まらない程の涙が先程から流れていた

 

哲也「ぢぎじょぉ・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!ユウキィ・・・ユウキィ!!!!!!!」

 

俺は 何度殴ったかわからないくらい殴った しばらくすると 俺の手の感覚は消え去り 指の皮膚がボロボロになっていて それどころか 恐らく指が折れてる程指は赤く腫れていた それ程に 俺は全力で殴り続けた

 

哲也「神様!!!!!!!!!!!!!!!!!!お願いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!俺の右腕をくれてやる!!!!!!!!!!だから!!!!!ユウキを!!!!!!!!!ユウキを助けてやってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺がそんなことを叫ぼうが 周りからしたら頭のおかしいやつに見えるだけ 絶対にユウキは帰っては来ない

 

例え大切な右腕が消え去ろうと、片方の目が見えなくなっても、指が二、三本消え去ろうと、車椅子生活になろうと、寝たきりの生活になろうが ユウキが帰って来て、あいつの笑顔が見れて、あいつが甘えてくるなら俺は何でもする 殺人だろうが 強盗だろうが 詐欺だろうが

 

だけどいくらそんな事を言おうが 無駄なんだ いくら俺が会いたいと願おうが無駄なんだ

 

哲也「なぁ・・・今までのことは謝る・・・!!!!今までのこと含めて全部だ!!!!!!!!!だから・・・!!!!!!!!!もう1度現れてくれ!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺がそう言おうと 今までは来て欲しくない時には出てきたユウキは 初めて出てきて欲しいと思った時には出ない やっぱしあの時行っちまったのか・・・ 全部俺のせいなのか・・・あいつが死んだのも・・・なにもかも・・・

 

哲也「記憶を消すなんて・・・!!!!!!!!!!!!!!記憶なんか消したくない・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!ずっとお前との記憶を心に留めておきたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

あぁ・・・なんだか意識が朦朧としてきたな・・・・・・この雨のせいかな・・・・・・それとも今までの不眠症だとかの疲れからなんかな・・・・・・・・・

 

哲也「ユウキ・・・・・・!!!!ユウキ・・・・・・ユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキ・・・!!!!!!!!」

 

意識が朦朧としてる中 俺は最後に空に向け 悲痛の言葉を叫んだ

 

哲也「ユゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

~映像終了~

 

テツヤ「これは・・・俺の精神状態がヤバくなった時のやつだな・・・」

 

リナ「こんなことになってたなんて・・・全く なんでもっと色んな人に相談しなかったのよ!キリト君だってショウ君だって私だっていつでも相談に乗ってあげたのに!!」

 

テツヤ「仕方ねぇだろうが・・・あん時はほんとに心の拠り所が無いように思ってたんだから・・・」

 

アスナ「ねぇユウキ ほら見て 映像のテツヤ君はユウキの事が大好きだって言ってるよ?それに ユウキの為に自分の左手が折れるまで地面を殴ってるんだよ?」

 

リーファ「やっぱりテツヤ君はユウキさんの事が好きなんだね なんだかんだ言って」

 

テツヤ「だーかーらー この映像が俺の本音の全部だ ユウキが嫌いだなんて嘘に決まってんだろうが」

 

ユウキ「テツヤ・・・・・・♪」

 

テツヤ「ん?どした?」

 

ユウキ「ボクもだーいすきー♡ずっとずっとずーっと一緒だよー♡」スリスリ

 

テツヤ「あぁ♪ずっと一緒だ♡」ギュー

 

ユウキ「テツヤ♡」

 

テツヤ「ユウキ♡」

 

リーファ「ほっ これで一件落着・・・・・・なのかな?」

 

ショウ「2人もハートマークでいっぱいだしいいんじゃないか?」

 

リナ「はぁ・・・羨ましいなぁ・・・」

 

アスナ「でもユウキも復活して良かったね♪」

 

ショウ「でもこの映像って他にも奥が深い場面なんだよな この場面の前ではテツヤがキリトのことを殴り飛ばすし この場面の後ではテツヤは植物人間みたいになっちまうし」

 

ユウキ「しょくぶつにんげん?」

 

リナ「植物人間って言うのはね 身体は生きてるんだけど 脳が死んじゃってて 心臓は動いてるんだけど寝たきりになっちゃう人のことを言うんだよ テツヤの場合脳死はしてないんだけど感情が全部消えちゃってね 暫くの間テツヤがテツヤじゃなくなってたんだ」

 

ユウキ「そんな状態になっちゃったの?」

 

テツヤ「あぁ あん時の記憶はハッキリ残ってる 笑えねぇし怒れねぇし泣けねぇし ほんと死ぬほど辛かったよ」

 

キリト「それを治すのも 辛い思い出を改正するってことしか無くて テツヤの場合ユウキが生きてることを証明しなくちゃなんなかったから一時期はもうだめかと思ったよ」

 

テツヤ「確かショウがユウキの病室を調べてくれたんだっけか 病院中の病室の名前を見て回って」

 

ショウ「あん時は無我夢中だったからな」

 

テツヤ「おかげで助かったわけだけどもさ んでだ ユウキに会いに行こうとしたが 俺はそこであの屑 須郷の兄貴に邪魔をされた」

 

リナ「ほんとあの兄弟は・・・・・・あぁムシャクシャする!!!!!!」

 

キリト「あいつらは殺しても殺しきれないな・・・クソッタレが・・・」

 

アスナ「須郷には困らされたね・・・そんなシーンも後々出てくるよ!それじゃあ次のシーンに行きましょう!どうぞ!」

 

~part35『新たな世界』より~

 

テツヤ「ふぅ・・・まぁこんなもんか・・・」

 

「・・・・・・所で・・・・・・私はあんたをどうすれば良いのかな?・・・・・・やりあうってゆうの?」

 

そう言うと女の子は武器を構え始めた

 

テツヤ「え?いやぁまぁ君がやるってんなら止めないけど・・・・・・悪いけどやめといた方がいいよ?君じゃあ俺には勝てない」

 

「・・・・・・わかったわ おとなしく引いとくわ 悪そうなやつじゃ無さそうだしね」

 

テツヤ「引いてもらえて助かったよ 俺も君みたいな可愛い女の子とはやり合いたくない」

 

「はぁ!?何言ってんの!?」

 

テツヤ「いや、褒めたとこ褒めたとこ」

 

「ったく・・・・・・」

 

テツヤ「キリト そろそろ行こうぜ」

 

キリト「了解だ 行こうか」

 

テツヤ「んじゃあありがとね 俺らは行くね」

 

「待ちなさいよ!!私は恩を返さない人間じゃないわよ!!」

 

テツヤ「・・・・・・って言うと?」

 

「恩返しさせなさい!!!!あの子もついでに連れてっていいから!!」

 

そう言ってもう1人の女の子を指さした

 

「私も?まぁいいけど・・・」

 

テツヤ「そんじゃあ世界樹って場所を教えて欲しいな」

 

「世界樹?どうして?」

 

テツヤ「ちょっと用事があってね 頼めるかな?」

 

「まぁいいけど・・・」

 

テツヤ「交渉決定 俺の名前はテツヤ よろしくね」

 

「っ!?テツヤ!?」

 

テツヤ「?どした?」

 

「い、いや、何でもないわ テツヤ君ね 私の名前はリナ そっちのキリト君だっけ? そっちもよろしくね」

 

キリト「うん よろしく」

 

リナ「それで こっちはリーファって言うの 仲良くしてあげて」

 

リーファ「初めまして よろしくね2人とも」

 

テツヤ「よろしく リーファちゃん」

 

キリト「よろしくね」

 

~映像終了~

 

テツヤ「これはALOの姉ちゃんとリーファの初登場シーンか」

 

リナ「ほんとあの時は助かったわ 悔しいけど感謝してるわ」

 

テツヤ「まぁ女の子じゃああいつらにゃあなかなか太刀打ち出来ねぇさ 」

 

リーファ「でも私達も腕利きだったのになぁ・・・やっぱり悔しいなぁ・・・」

 

ユウキ「うーん・・・何だか嫌な予感がするなぁ・・・」

 

アスナ「?嫌な予感って?」

 

ショウ「『またテツヤが浮気しそう』ってとこだろ」

 

キリト「いや、それは無いんじゃ・・・」

 

ユウキ「ショウ正解!」

 

テツヤ「はぁ!?姉ちゃんとキリトの妹に手だせるか!!!」

 

ユウキ「ならいいけど・・・」

 

キリト「ははは・・・やっぱりユウキの浮気疑惑は晴れないみたいだな・・・さて、次はどんな映像が待ってるかな それじゃあ次に行ってみよう!」

 

~part37『新たな剣』より~

 

テツヤ「うーん・・・何がいいかな・・・」

 

あの世界で俺は斬月の重さと 斬月での動きに慣れちゃったから正直細い剣や小さい剣じゃ話にならない

 

何か良い武器は無いものかな・・・

 

テツヤ「ん?これは・・・・・・」

 

武器屋の武器をあらかた見終わった頃 俺は気になる武器を見つけた

 

名前はムーン・スラッシュソード 刀身は黄色に近い色をしていた

 

手に持ってみると 大きさも 重さも 斬月に限りなく似ていた

 

しかもこの武器 良い名前をしている

 

ムーン・スラッシュソード これを日本語で書くと《月を斬る剣》とまぁこんなとこだろう

 

スラッシュ= 斬る ムーン=月 無理やりな形になっちゃうけどもこの武器は゛斬月゛と呼べるんじゃないか?

 

テツヤ「いいな・・・これ・・・」

 

リナ「ん?それにするの?」

 

テツヤ「あぁ 俺これにするよ でもごめんなほんとに わざわざ俺なんかのために 代金は必ず返すよ」

 

リナ「いいのよ 一応私もリーファも結構こっちの方では稼いでるから経済的には暫く安心出来るんだ テツヤ1人の武器とアイテム買ってもへっちゃらよ!」

 

テツヤ「なら良かったよ」

 

リナ「すみません これ1つください」

 

リナが店主にムーン・スラッシュソードを渡して 代金を払った

 

リナ「はい これがあなたの相棒よ 大事にしてあげてね!」

 

テツヤ「へへ ありがとよ よし!今日からお前は俺の相棒!斬月だ!」

 

俺は早速斬月を装備した 背中にあるのが本当に斬月に思えてくる

 

そりゃ本物とは違うけど今の俺にはこれが丁度良かった

 

再出発するにも 心機一転したかったしな

 

~映像終了~

 

リナ「これは折れちゃったムーン・スラッシュソードを買った時のやつね」

 

ユウキ「?なんで斬月があるのにわざわざ新しく武器を?」

 

テツヤ「実はこん時は斬月はALOには無かったんだよ 俺が斬月を再入手したのはこの映像よりもうちっと後かな」

 

ユウキ「ふーん そうなんだね」

 

リーファ「でもやっぱりテツヤ君もキリト君も慣れない武器で良くあそこまで戦えたよね 尊敬しちゃうよ」

 

アスナ「キリト君の場合センスなのかな?」

 

ショウ「逆にテツヤはセンスってより直感で動くタイプだからな こいつの直感が鈍らなければ大概ミスは無いさ」

 

テツヤ「まぁその結果が剣をへし折られたんだけどさ」

 

ユウキ「?へし折られたって事はこの武器は壊れたの?」

 

テツヤ「あぁ 強敵に会ったときにボキッとな」

 

ユウキ「じゃ、じゃあそれから先はどうなったの!?まさか負けちゃったの!?」

 

テツヤ「まさか、そっからは・・・」

 

アスナ「テツヤ君 それから先は映像があるから映像で紹介していいかな?」

 

テツヤ「そう?なら頼むよ」

 

アスナ「それじゃあ次の映像は絶体絶命のテツヤ君達のシーンだよ!どうぞ!」

 

~part43 sideB 『伝説の幕開け』より~

 

ふと目を開けると 目の前には先程の光景が広がっていた

 

ユージーン「くたばれぇ!!!!」

 

俺の目の前に放たれる馬鹿でかい火の玉 さっきまでの俺はもう諦めの境地に達していたが今は違う 斬月があ・・・・・って何ぃ!?無い!?

 

まさかあの野郎アイテムストレージに!?このギリギリで何してんだあの野郎!!!!!

 

俺は空中で急いでアイテムストレージを開き 装備欄を開いた もう火の玉はすぐそこだ

 

だけど 探しても探しても見つからない しかも何か文字化けしたアイテムばっかだし・・・・・・

 

っ!!しまった!!あん時アイテムの方は消したはいいが装備の方を消すの忘れてたんだ!!だからか!!

 

こんな時に・・・!!クソ!!!

 

俺は素早く指をフリックして 装備欄内を汲まなく探した

 

そして俺は見つけた 最下層に存在した゛斬月゛の名を

 

テツヤ「っ!!コイツだ!!!!」

 

俺は急いで斬月をストレージから取り出し 右手で握り 俺は前を向いた

 

しかし、時既に遅し あの火の玉は鼻先程度の場所にまで迫っていた

 

テツヤ「っ!!!!」

 

リナ「テツヤ!!!!!!」

 

テツヤはユージーンが放ったバーストキャノンに飲み込まれた しばらくするとかなりでかい爆発音がその場に響き渡った

 

爆発音が響き渡ったその場には凄い煙が立っていた

 

リナ「そんな・・・・・・テツヤ・・・・・・が・・・・・・」

 

リナ(私ってなんでこんなに惨めなの・・・現実でも哲也を助ける事はできなくって こっちの世界でもテツヤを助ける事は愚か あったばっかりのテツヤに私達の運命を託しちゃって・・・・・・)

 

リナ「・・・・・・テツヤ・・・・・・!!!」

 

リナの瞳からは 2、3粒の涙がこぼれ出ていた リナの涙は地面に落ちるとごく僅かな音を立てて 消えていった

 

ユージーン「ふんっ 少々手こずったが始めよう 貴様ら」

 

ユージーンはそう言うと グラムをシルフ・ケットシー族の方へ向け その軍隊をも向けた

 

リナ「っ!!」

 

ユージーン「さぁ 俺達の天下を取るぞ!!!」

 

ユージーンがそう言うと その場にいた全サラマンダープレイヤーがリナ達の場へと向かっていった

 

リーファ「こ・・・こんなの・・・・・・勝てる訳が・・・・・・無い・・・・・・・・・」

 

キリト「くそ!!せめてこいつらくらい!!!」

 

リナ(・・・・・・・・・テツヤ・・・・・・お願い・・・・・・この場を・・・・・・この場をどうにかしてよ!!!!)

 

再び涙を流すリナ でも、いくら流そうとサラマンダーがリナ達を皆殺しにしようとしていたのは変わり無かったのだ

 

しかし リナの願いが通じたのか 一閃の黒い閃光が数人のサラマンダープレイヤーを切り裂いた

 

「月牙天衝!!!!!!!!」

 

切り裂かれたプレイヤー達は一瞬のうちにリメインライト化した 恐らく切り裂かれた全プレイヤーも腕に覚えのある猛者たちばかりだろう

 

ユージーン「む・・・・・・?」

 

キリト「な・・・・・・月牙天衝って・・・・・・まさか!!!」

 

リナ「な・・・何・・・?一体・・・何が・・・?」

 

突然の出来事に困惑が止まらないリナ リナは思わず上を向いた

 

するとそこには 大きな剣を右手で持ち 仁王立ちしている1人のプレイヤーがいた

 

「・・・・・・ふぅ・・・・・・・・・」

 

リナ「あ・・・あれって・・・・・・テツヤ・・・・・・!?」

 

リナが目にしたのは紛れもない正真正銘のテツヤだった 特徴的だった頬の傷 そして戦いの時に発せられる鋭い目つき それはまだ見慣れてはいないが確実に1度は見たテツヤの戦闘の時の姿であった

 

テツヤ「わりぃ・・・皆・・・・・・」

 

そう言うとテツヤはその場から移動し リナ達のいる場所へ向かった

 

テツヤ「遅くなった」

 

キリト「馬鹿!!そんな事どうでもいい!!それよりなんで斬月を!?」

 

ユキ「そ!そうだよ!!どうしてなの!?」

 

テツヤ「まぁそれは後でいいだろ?今はあの野郎をぶっ潰すからさ」

 

そう言ってテツヤは斬月をユージーンの元へ向けた

 

リナ「テツヤ・・・・・・馬鹿!心配かけて!!!」

 

テツヤ「リナ・・・・・・」

 

今にも泣きそうなリナの元に歩むテツヤ リナの側に行くとテツヤはリナの頭に手を置き 荒々しく撫でた

 

テツヤ「バーカ んな泣くなよ 俺なら大丈夫だからさ」

 

リナ「ぐすっ・・・・・・テツヤァ・・・・・・」

 

テツヤ「・・・・・・女の子泣かせるなんて俺もまだまだだな・・・・・・じゃあ行ってくるな リナ」

 

リナ「っ!!待ちなさい!!!」

 

リナは行こうとするテツヤの首の裾を掴み 歩みを止めさした

 

テツヤ「?どした?」

 

リナ「そんな傷だらけの状態で行かないの!!ほら!!回復させてあげるから!!」

 

リナはそう言って回復魔法を唱え テツヤの体力を回復した

 

テツヤ「ありがとな リナ」

 

リナ「・・・・・・頑張んなさいよ・・・・・・またやられたら承知しないからね!!!!」

 

テツヤ「へへっ 分かってるよ・・・・・・もう俺は負けないさ」

 

~映像終了~

 

ユウキ「なるほど!ここで斬月が復活したんだね!」

 

テツヤ「あぁ こん時はほんと焦ったぜ・・・ユージーン将軍にキリトは負けるし俺も負けかけるし ほんと駄目かと思ったよ」

 

リーファ「それにしてもこれから先のテツヤ君の戦いぶりはまさに圧巻だったね・・・」

 

リナ「特にあの翔龍双牙には度肝を抜かれちゃったわ・・・まさかあんな大技を隠し持ってたなんてね・・・」

 

テツヤ「へへ SAOの頃から考案してた俺の必殺技だ キリトのスターバースト・ストリームにも負けやしねぇさ」

 

キリト「む そんなのやって見ないとわかんないだろ!!」

 

テツヤ「ならやるか!?」

 

キリト「望むところ!!!」

 

ショウ「放送終了してからやれよな・・・」

 

アスナ「次スタジオが壊れたらほんとにもう修復は厳しいからね・・・」

 

テツヤ「まぁまた今度だな」

 

キリト「その時は俺が勝つ!!」

 

ユウキ「いいないいな~テツヤばっかし強くなって ボクも必殺技が欲しいよ!!」

 

テツヤ「ユウキにもそのうち出来るさ 俺には分かる お前にしか完成できない大技を編み出すってな」

 

ユウキ「ほんと!?よーし!それじゃあボク頑張っちゃうぞー!」

 

リナ「私達も頑張ろうねリーファ!」

 

リーファ「うん!!」

 

アスナ「私達も置いていかれないように頑張らなきゃね ショウ君」

 

ショウ「だな 俺も負けっぱなしは嫌だ」

 

キリト「このメンバーならもっと高みを目指せるかもな それじゃあ次の映像に行こうか!」

 

~part47『グランドクエスト』より~

 

一体何が起こったんだ・・・・・・?リーファはキリトをいきなりお兄ちゃんって言って キリトはリーファをスグって言って・・・・・・

 

いや、確かあいつには妹がって言ってたな・・・・・・まさか・・・・・・リーファがキリトの・・・・・・!?

 

テツヤ「・・・・・・神様のいたずらって・・・・・・本当にあるんだな・・・・・・」

 

リナ「・・・・・・ほんと・・・・・・そうね・・・・・・テツヤ・・・・・・いや・・・・・・・・・」

 

リナ「荒波哲也君」

 

リナから発せられた言葉に俺は驚いた なんでリナが俺の本名を!?

 

テツヤ「っな!?なんでその名前を・・・・・・!?」

 

リナ「はぁ・・・・・・やっぱりか・・・・・・違ったら良かったんだけどな・・・・・・」

 

テツヤ「い、一体これは・・・・・・」

 

リナ「・・・・・・神様のいたずらって本当に・・・・・・あるのね・・・・・・まさか・・・・・・まさか・・・・・・」

 

リナは涙をポロポロと零しながら話す 何がなんだか分からない リナが俺の名前を知ってる理由も リナが泣いてる理由も・・・・・・

 

テツヤ「・・・・・・・・・・・・」

 

リナ「・・・・・・まさかこんな世界で会うことになるとはね・・・・・・《お姉ちゃん》びっくりしたよ・・・・・・哲也・・・・・・」

 

テツヤ「なっ!?お姉・・・・・・ちゃんって・・・・・・まさかリナって・・・・・・!!!!」

 

んな馬鹿な ありえねぇ こんなことは でも さっきのやり取りを見てたら 嫌でもそうゆう結果になっちまう

 

テツヤ「・・・・・・姉・・・・・・ちゃん・・・・・・なのか・・・・・・?」

 

リナが姉ちゃんって・・・・・・いや、でも今までの言動を考えると別に変ではない 時には頼りになる言葉 そして時には恐ろしい形相 時には可愛らしいと思う性格 嫌って思うほど一致する

 

リナ「・・・・・・あんたの家の近くの公園で・・・・・・待ってるから・・・・・・」

 

そうゆうと リナはログアウトしてしまった

 

テツヤ「なっ!おい!!!!」

 

くそ・・・・・・何がどうなってんだよ!!!!!!訳が分かんねぇよ!!!!!!いきなりリナが姉ちゃんだなんて言われたって!!!!!!

 

焦る気持ちを持ちながら 俺はログアウトをし ALOの世界を後にした

 

~映像終了~

 

リナ「あ・・・」

 

リーファ「ここは・・・」

 

テツヤ「それぞれの正体がバレたシーンだな・・・」

 

キリト「皆が皆めちゃくちゃな心境だったな・・・」

 

ユウキ「ええっと・・・って言うことは今までは2人が兄妹姉弟って思ってなかったってこと?」

 

テツヤ「そゆこと ほんとびっくりしたよ まさかリナが姉ちゃんだとはな」

 

リナ「ほんとよ 何であんたがテツヤなんだか・・・」

 

リーファ「私もキリト君がお兄ちゃんって知った時はびっくりしたと同時になんだか全てがどうでもよくなった気がしたなぁ・・・」

 

キリト「ほんとにあの時はすまなかったな・・・」

 

ショウ「この先の展開は気になるな 一体どうなったんだ皆?」

 

ユウキ「ボクも気になる!」

 

アスナ「それなら続きはこの映像をご覧あれ~!」

 

テツヤ「・・・・・・嫌な予感がする・・・・・・」

 

~part48 『哲也と渚』より~

 

リナ「テツヤ・・・一体何を・・・」

 

リナは困惑しながら テツヤの示した神殿まで向かった

 

神殿に到着すると そこには凛々しい顔をしたテツヤが立っていた

 

リナ「テツヤ・・・・・・」

 

テツヤ「来たか・・・リナ・・・」

 

リナの方へ振り向くテツヤ それと同時に背中に装備していた斬月を取り出した

 

リナ「へっ?」

 

テツヤ「抜け リナ 俺と勝負だ」

 

リナ「えっ!?な、なんで!?」

 

テツヤ「決まってんだろ 剣を交わして 互いの気持ちをぶつけ合うんだ 本来キャッチボールで終わらせてぇとこだが俺の腕もあるし これはALO内で発覚した問題だ だったらALOの世界でぶつけあおうと思ってな・・・・・・さぁ 剣を抜け リナ・・・・・・いや、姉ちゃん」

 

リナ「・・・・・・ふっ・・・・・・なるほど・・・・・・あんたにしては考えてるじゃない・・・・・・」

 

リナは腰に着けてる剣を抜き 構えた

 

リナ「いい・・・・・・これでも私はリーファちゃんやシグルドと名前を並べる実力者よ・・・・・・甘く見たら負けるわよ!!!!」

 

テツヤ「あぁ 分かってるさ」

 

リナ「それじゃあ行くよ!!!!!!!」

 

こうして 姉弟の互いの気持ちをぶつけ合う戦いが始まった

 

リナ「ほら!!どうしたの!!!さっきから防戦一方じゃない!!防御ばっかりしてたら勝てないわよ!!」

 

リナの素早い攻撃を 先程からテツヤは防いでばっかりだった

テツヤ「・・・・・・これは俺が持ち出した話だ・・・・・・女どうこうで手加減なんざ・・・・・・姉ちゃんに悪い!!!!!!!」

 

テツヤはリナの攻撃を防ぎながら 斬月で吹き飛ばした

 

リナ「きゃっ!?」

 

テツヤ「いくぜ・・・これが俺の本気だ!!!卍解!!!!!!!」

 

黒いオーラに包まれるテツヤ オーラが消えると 卍解特有の装備と 天鎖斬月を装備したテツヤがリナの前に現れた

 

リナ「アロンダイト・・・・・・レジェンダリーウェポンの1つ・・・・・・」

 

テツヤ「さぁ こっからが本番だ・・・・・・姉ちゃんの気持ち 俺にぶつけてこい!!!」

 

リナ「言われなくても!!!!」

 

互いに攻撃をしかけ 鍔迫り合いが起こる リナは手練のテツヤの気迫に押し負け 体制を崩した

 

リナ「くっ!」

 

テツヤ「貰ったぁ!」

 

体制を崩したリナに追い打ちを仕掛けようとするテツヤ だが ALOの世界でなおかつ 空中戦においてはリナの方が上手だ

 

リナ「させないわよ!!!」

 

テツヤの攻撃を体を逸らし上手くかわし 背中を向けていたテツヤに一撃食らわした

 

テツヤ「くっ!やるな姉ちゃん・・・でも俺だって!」

 

テツヤは一旦離れ 得意の超高速移動でリナを翻弄する

 

リナ「なっ!速い!?」

 

テツヤ「さぁ!行くぜ!」

 

高速移動を続けるテツヤを一心不乱に見つけようとするリナ しかし 卍解しているテツヤのスピードを肉眼で捉えるのは至難の技 ましてや初めて戦うリナにはそんなこと出来るわけが無かった

 

テツヤは少しづつ 少しづつリナにダメージを与え続けていった

 

リナ「くっ!だったら!」

 

リナはシルフ属の特徴である風の魔法を唱えて 自身に風のバリアを貼った

 

これにはテツヤも攻撃を止めざるをえなかった

 

テツヤ「魔法か 流石だな 新参者の俺にはできねぇ技だな」

 

リナ「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「姉ちゃん?どうしたんだよ?」

 

リナ「なんでも無いわよ・・・・・・さぁ!続きよ!!」

 

リナはなんでもないと言ったが 内心なんでもない訳が無かった

 

乙女の失恋 それはリナも今日ドア越しではあるがリーファの泣き声を聞いて知っているはずだ その辛さを

 

その辛さに今真っ向面に直面していたリナ リナはとても大きな精神的ダメージを負っていた

 

リナ(テツヤ・・・やっぱり辛いよ・・・好きだったあんたが・・・実の弟だなんて・・・・・・)

 

飛びながら涙を零すリナ でも今は戦闘の真っ最中だ 今涙で目の前を潰したら良いカモになってしまう

 

リナは空にある小さな足場に着地した

 

リナ「テツヤ・・・次の一撃に私の全てをかける・・・!!!!」

 

テツヤ「あぁ・・・来い!!全部受け止めてやる!!」

 

リナは剣を力強く握り足にも力を入れた

 

そして リナは足場から思い切り飛び出した

 

リナ「やぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

上から剣を振り下ろすリナ テツヤはその攻撃を天鎖斬月で防ぐ

 

テツヤ(なっ!?重い・・・!?)

 

SAOの世界でも ALOの世界でもこんな重い攻撃を受けたことは無い それ程までに リナの一撃にはリナの想いが詰まっていたのだった

 

テツヤは思わず体制を崩してしまった リナにとっては千載一遇のチャ

ンスだった

 

リナ「これで!!!!」

 

天鎖斬月も手放してしまい 丸腰のテツヤに攻撃を仕掛けようとするテツヤ 攻撃が通ればテツヤもタダでは済まない

 

しかし 攻撃しようとするリナを 今までの記憶が邪魔をする

 

『よっ!姉ちゃん!』

 

『バーカ!!ド貧乳!!!』

 

『俺の名前はテツヤ よろしくね』

 

リナ「っ・・・・・・」

 

『ぷっ!可愛いとこあるじゃん!!そんな怒ってないでそうゆうとこ出したらいいのにな』

 

『姉ちゃん!!!』

 

『へぇ~ 結局その人は彼氏なの?』

 

彼氏・・・・・・になって欲しかった・・・・・・なのに・・・・・・なのに・・・・・・

 

リナの中に込み上げていた悲しみが 一気に爆発し 剣を握る力も失い リナは涙を流しながら落下していった

 

テツヤ「なっ!?姉ちゃん!!!!」

 

テツヤは急降下していくリナを お姫様抱っこで助けた

 

テツヤ「姉ちゃん!?大丈夫か!?おい!!!」

 

リナ「・・・・・・うっ・・・・・・うぇぇぇぇん!!!!!!!」

 

テツヤ「っ!?姉ちゃん!?」

 

リナ「なんで!!!!なんでなのよぉ!!!!!!!なんであんたはこんなにも優しくて!!!!人想いで!!!!」

 

テツヤ「・・・・・・」

 

リナ「なんで・・・・・・なんでなのよぉ・・・・・・」

 

テツヤ「・・・・・・姉ちゃん・・・・・・1回立ってもらえるか・・・・・・」

 

リナ「ぐすっ・・・・・・えぐっ・・・・・・」

 

リナはテツヤの腕から離れ テツヤの目の前で立った

 

すると テツヤはリナの事を思い切り抱きしめた

 

リナ「っ・・・・・・!?」

 

テツヤ「・・・・・・姉ちゃん・・・・・・ごめん・・・・・・俺のせいで姉ちゃんを泣かせて・・・・・・でも もう泣かないでくれ 俺は泣いてる姉ちゃんなんか見たくない 元気で 可愛いらしくて 笑顔が似合う そんな姉ちゃんが好きなんだ 俺は・・・・・・・・・だから もう俺の目の前で泣くのは止めてくれ・・・・・・姉ちゃんは・・・・・・・・・いや、゛渚゛は 俺にとっては唯一無二の 俺のたった1人の自慢の姉ちゃんだから」

 

リナ「っ!!!今・・・・・・渚・・・・・・・・・って・・・・・・・・・」

 

テツヤ「呼んで欲しけりゃ何度でも呼んでやる・・・・・・だからもう泣くな・・・・・・!!!渚!!!!!!!」

 

テツヤは抱きしめる力を強め 大きな声で叫んだ リナの胸にテツヤの想いが届き リナは先程よりも大きな声でテツヤの胸の中で泣き出した

 

リナ「あっ・・・うっ・・・・・・!!!テツヤぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

テツヤ「・・・・・・今は泣いていい・・・・・・だから 早く姉ちゃんの笑顔を見せてくれよな」

 

リナ「えぐっ・・・・・・うっ・・・・・・な・・・・・・」

 

テツヤ「な?」

 

リナ「ぐすっ・・・・・・渚って・・・・・・呼んで・・・・・・お願い・・・・・・」

 

テツヤ「分かったよ 他にもお願いがあったらなんでも言ってくれ 渚」

 

テツヤはリナの頭を撫でながら そう言った

 

リナ「ぐすっ・・・しばらくこのままがいい・・・・・・」

 

テツヤ「分かった 渚の仰せのとおりに」

 

姉弟としてぶつかりあった2人 気づかぬうちに2人は 姉弟以上であって 恋人未満と言う関係になっていた

 

そして 姉弟2人の時間から 10分が経ち リナもだいぶ落ち着いた

 

テツヤ「落ち着けたか?」

 

リナ「うん・・・ありがとね・・・」

 

テツヤ「いいってことよ 俺なりの罪滅ぼしさ」

 

リナ「ほんと あんたは優しいのね」

 

テツヤ「へへっ まぁね」

 

リナ「・・・・・・決めた!」

 

テツヤ「?何を?」

 

リナ「テツヤ!今からグランドクエスト受けに行くわよ!!」

 

テツヤ「えっ!?いきなり!?」

 

リナ「へへ~実はさっきリーファちゃんから連絡が来てね?キリト君との話もついたから グランドクエストをレコン君も入れて受けるんだけど 2人はどう?って誘いを受けてて 今承諾のメールを送ったの!」

 

テツヤ「成程 んじゃあ行くか!」

 

リナ「うん!あ、それとこれ!」

 

リナはそう言って テツヤの頬にキスをした

 

テツヤ「っ!?」

 

リナ「へへへ♪これから私達の中で隠し事は無し!なんでも相談してなんでも協力すること!今のは私なりの誓いだよ♪その最初がグランドクエスト攻略よ!」

 

テツヤ「姉ちゃん・・・・・・ふっ 分かったよ まずは俺達姉弟でグランドクエスト ぜってぇ攻略すんぞ!」

 

リナ「うん!!」

 

~映像終了~

 

リナ「なっ!?/////」

 

テツヤ「だぁぁぁ!?やっぱりぃ!?」

 

アスナ「だ、大丈夫!!姉弟だよ!?これは浮気には・・・」

 

リーファ「で、ですよねユウキさ・・・」

 

ユウキ「ふふふ~♪」

 

テツヤ「ゆ、ユウキ・・・?」

 

ユウキ「・・・・・・死刑・・・・・・」

 

テツヤ「なぁ!?ま、待てユウキ!!!」

 

ショウ「ユウキ!!!考えろ!!!姉弟だぞ!?」

 

キリト「そ、そうだ!!!もしテツヤがリナに手を出してたらそれは親近相姦で犯罪になるんだぞ!?」

 

リナ「そ、そうそう!!!」

 

テツヤ「犯罪犯してまで浮気はしねぇよ!!つか浮気なんかしねぇ!!!」

 

ユウキ「・・・・・・なら許す・・・・・・」

 

テツヤ・リナ「ほっ・・・」

 

アスナ「でもでも~なかなかいい関係になってるじゃん2人とも~♪」

 

ユウキ「・・・ねぇリナ もしもテツヤにキスを迫られたらどうする?」

 

リナ「へっ!?キス!?」

 

テツヤ『渚・・・もうお前は俺のもんだからな・・・勝手に他の男に付いていくんじゃねぇぞ・・・』アゴクイ

 

リナ『あっ・・・/////』

 

テツヤ『渚・・・愛してるぞ・・・・・・』

 

リナ「悪い気はしないかな~♪てへへ~♡」

 

ユウキ「・・・・・・テツヤ 後でスタジオ裏来て」

 

テツヤ「なんでじゃぁぁぁぁ!?

 

ショウ「ラブラブでご結構なことで・・・」

 

アスナ「あはは・・・テツヤ君とリナちゃんのラブラブ加減を見届けたところで 次の映像だよ!どうぞ!」

 

~part51『本当の最後』より~

 

俺は深呼吸してから病室に入った 病室に入ると目の前がカーテンで覆われていた 向こう側には起きてる木綿季がいるはずだ

 

やっと会えると思うと胸が高鳴る でも それと同時にちょっとした緊張感も現れてくる さっきはほんの一瞬だったから面と向かってちゃんと会うのは何ヶ月ぶりになるんだろ SAOクリアしたのが11月頃で今が2月だから大体3ヶ月位か・・・・・・

 

ドキドキ高鳴る胸を俺はどうしても抑えきれずにいた ヤバイ 木綿季に会う前からこんな状態でどうするんだ

 

・・・・・・でぇい!胸の高鳴りがなんだってんだ!!!!俺は愛する木綿季に会いに来たんだ!!!!こんな所で足踏みしてどうするってんだよ!?

 

俺は意を決してカーテンを勢いよく開いた 病室のベッドの上には その綺麗な髪を靡かせ 夜風に当る現実世界の木綿季の姿がそこにはあった

 

哲也「木綿季・・・!!!!」

 

木綿季「哲也・・・・・・!」

 

木綿季だ 木綿季が起きてる こんなにも嬉しいことは無い 最初は死んだと思っていたのに 今ではこうして生きてるんだ 嬉しすぎる

 

俺はベッドの近くの椅子に腰掛け 一息ついた

 

木綿季「お疲れ様 哲也 ?その顔の傷と左手はどうしたの?」

 

哲也「あぁ ちょっとさっきあいつらに絡まれてそん時に傷は出来ちゃったんだ 左手は自業自得だ」

 

木綿季「ごめんね まだ起き上がったばっかりで耳がよく聞こえないんだ それでも要所で伝わってきたよ 本当の最後の戦いが終わって この傷はその時の傷なんだね」

 

木綿季は俺の頬の傷に手を触れ 俺に微笑みを見せてくれた

 

哲也「そっか それじゃあ聞こえるように言わなきゃな 初めまして 荒波哲也です」

 

俺は木綿季に近づき 聞こえるような声で俺は自己紹介をした

 

木綿季「こちらこそ初めまして ボクの名前は紺野木綿季です!」

 

やっと聞けた 木綿季の本名を木綿季の口から

 

哲也「木綿季・・・!」

 

俺は木綿季と挨拶代わりと言ってはなんだけど 木綿季のことを抱きしめた

 

木綿季「ありがとう・・・!ボクなんかの為に身体をはってくれて・・・!」

 

哲也「良いんだよ お前の為ならなんだってやってやるさ」

 

俺は木綿季のことを撫でながら 力加減をしながら木綿季の事を抱きしめ続けた

 

木綿季「ねぇ 哲也」

 

哲也「ん?何だ?」

 

木綿季「改めて言うね!貴方のことが大好きです!」

 

哲也「俺もだ 愛してるよ 木綿季」

 

俺と木綿季はずっと抱き合いながら その晩を過ごした

 

~映像終了~

 

ユウキ「あ・・・ここは・・・」

 

テツヤ「俺とユウキの再開のシーンだな」

 

リナ「ほんと良かったわ・・・ユウキちゃんがテツヤの手の届く所に戻ってきて・・・」

 

リーファ「じゃあお兄ちゃんはこの時アスナさんと?」

 

アスナ「あぁ、 でもここまで来るのにほんと大変だったよ ALOでも現実でも須郷の妨害が入るし」

 

ユウキ「でもそれを掻い潜って助けてくれたんだよね♪」

 

テツヤ「あぁ 言ったろ? お前のためなら命をはれるってな」

 

ショウ「でも本当に良かったな 皆無事で」

 

アスナ「でもこの後・・・テツヤ君は・・・」

 

ユウキ「・・・・・・」

 

キリト「・・・申し訳ないけどその映像もここに来てる じゃあ今から流すよ・・・」

 

~part52『貰った命』より~

 

そこには 手を広げてボクの事を庇っていた哲也の姿があった

 

木綿季「っ!?哲・・・・・・・・・也!?」

 

哲也「・・・・・・・・・・・・」

 

哲也の立っているその場所の床を見ると 哲也の身体から血が出て 床に血が滴り落ちてるのが見えた

 

嘘でしょ?哲也 もしかしてボクなんかを庇って撃たれたの・・・・・・?

 

須郷裕「死ね!死ね!!死ね!!!!」

 

須郷はボクの前で仁王立ちする哲也に向け 更に2発3発と発砲した

 

哲也「がはっ・・・・・・!!!!」

 

翔「っ!?哲也!!!!!!!てめぇ!!!!!!!!!!!!!!」

翔は上手く後ろ空回り込めていたから 須郷を後ろから殴り飛ばして 床に伏せさせた後 腕を掴み 拘束した

 

哲也「・・・・・・ゆ・・・・・・うき・・・・・・」

 

哲也はボクの目の前で倒れてしまった

 

木綿季「っ!!!哲也!!!!!!!!!!!!!!」

 

ボクはすぐさま哲也の側にいった 哲也が撃たれたのは心臓の近く 3発も撃ち抜かれた影響で哲也の呼吸も荒くなっていた

 

木綿季「哲也!!!哲也!!!!!!」

 

哲也「木綿季・・・・・・無事・・・・・・か?」

 

木綿季「何で・・・・・・!何で!!!!!ボクなんかを庇う必要無かったのに!!!!!!!」

 

哲也「んなの決まってんだろうが・・・・・・俺は・・・・・・お前を命に変えても守るって言っただろ・・・・・・だから・・・・・・お前を守ったまでだ・・・・・」

 

木綿季「馬鹿!!!哲也が死んだらそんなの意味無い!!!!!!命に変えても守るなんて言わないでって言ったじゃん!!!!!」

 

哲也「それと・・・この命は言わばSAOの頃庇われたお前から貰った命なんだ・・・・・・だったらこの命ここで使わないでどこで使えってんだ・・・・・・」

 

木綿季「そんな・・・!その命はボクがあげたものじゃない!!哲也のだよ!!!!!」

 

哲也「へへへ・・・・・・悪ぃな・・・・・・もう・・・・・・無理みてぇだ・・・・・・神様ももう俺を見放したらしい・・・・・・」

 

木綿季「そんな事言わないでよ!!!!ねぇ!!!!しっかりしてよ!!!」

 

もしかしたら もしかしなくても哲也は死んじゃう そう思うと涙が止まらない

 

渚「哲也!!!!!!!あんた勝手に死んだら承知しないわよ!!!!!!!死ぬなんて許さないからね!!!!!!!」

哲也「姉ちゃん・・・・・・悪い・・・・・・」

 

渚「悪いなんて言うな!!!死ぬな!!!!死んだら私が殺すわよ!!!!!!!」

 

哲也「へへへ・・・・・・相変わらずだな・・・・・・うっ・・・・・・」

 

哲也は咳き込み始めた 時折唾に血が混じってることもあった

 

木綿季「嫌だ・・・!死んじゃ嫌だ!!!!!!!生きててよ!!!!!!!ねぇ!!!!!!!哲也!!!!!!!」

 

哲也「・・・・・・ご・・・・・・めん・・・・・・・・・ゆ・・・・・・うき・・・・・・・・・」

 

木綿季「哲也!!!!哲也!!!!!!」

 

哲也「ちくしょう・・・・・・お前と・・・学校いって・・・・・・一緒に遊んで・・・・・・デートして・・・・・・結婚もして・・・・・・幸せが待ってたのに・・・・・・こんなのありかよ・・・・・・・・・」

 

哲也の目からは涙が零れだしていた そんな演技止めてよ 哲也が死ぬわけない 死ぬわけ・・・・・・

 

木綿季「・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「木綿季・・・・・・俺以外のもっといい相手を見つけて・・・・・・その人と付き合ってその人と結婚しろ・・・・・・・・・もう俺は死ぬんだ・・・・・・・・・だから木綿季も俺のことは忘れるんだ・・・・・・俺以外に良い人なんざ五万といるさ・・・・・・」

 

木綿季「嫌だ!!!!そんなの嫌だ!!!!!!!ボクの彼氏は哲也だけだもん!!!!!!!哲也以外に良い人なんていないもん!!!!!!!」

 

哲也「・・・・・・悔しいなぁ・・・・・・お前を他の人に渡すなんて・・・・・・木綿季は俺のもんなのに・・・・・・」

 

木綿季「だったら生きてボクを愛してよ!!!!死ぬなんて言わないでよ!!!!!」

 

哲也「・・・・・・木綿季・・・・・・俺からの・・・・・・さいご・・・・・の・・・・・・言葉だ・・・・・・・・・うけ・・・・・・・・・とれよ・・・・・・・・・・・・」

 

木綿季「哲也!!!!!!!哲也!!!!!!!!!!!!!!」

 

哲也「木綿季・・・・・・・・・ぁ・・・・・・ぃ・・・・・・し・・・・・・・・・て・・・・・・・・・・・・」

 

哲也は 最後に『愛してる』って言おうとして ボクの頬に手を添えようとした でも 最後の力を振り絞れずに 哲也は目を閉じ 手はボクの頬に触れることなく離れようとした 哲也の腕はボクの膝に力無く置かれた

 

~映像終了~

 

ユウキ「・・・・・・・・・」

 

ショウ「・・・・・・・・・」

 

リナ「・・・・・・・・・」

 

テツヤ「ええっと・・・あのさ これたしかにここでは死んでるけどさ 俺実際今生きてるからそんなお通夜ムードになるのは・・・」

 

リーファ「へ!?ほんとに死んじゃってたの!?じゃあ何で!?」

 

キリト「確かになんであの後お前は生き返れたんだ?」

 

テツヤ「いやぁそれはまぁなんというか・・・言っていいかわかんないっつうか・・・・・・」

 

アスナ「でもとりあえずテツヤ君がここにいてくれてるだけで万々歳じゃないかな?私達の精神的支柱だったテツヤ君が復活しただけで皆の元気が忽ちに回復していったじゃない」

 

ユウキ「・・・・・・でももうあんな事しないでね・・・・・・ほんとにあの時は悲しかったんだからね・・・・・・」

 

テツヤ「ユウキ・・・・・・大丈夫だよ もう死にはしないよ」

 

リナ「・・・・・・私達に心配かけた罰に今度食事奢りね あの駅前のパフェ」

 

テツヤ「えっ!?あの馬鹿高いパフェ!?」

 

リナ「当たり前じゃない お姉ちゃんを心配かけさせたのは罪深いのよ」

 

テツヤ「で、でも3000円は・・・」

 

リナ「口答えは許さないからね♪」

 

テツヤ「・・・・・・俺の小遣いが・・・・・・」

 

アスナ「あはは・・・・・・さて、次の映像に向かう前に!ここでもう1人ゲストを迎えます!!」

 

テツヤ「?また?」

 

アスナ「この人はきっとテツヤ君が一番よく知ってると思うよ?それじゃあ早速呼んじゃいましょう!この人です!!!」

 

アスカ「おっす!久しぶりテツヤ!!!」

 

テツヤ「なぁ!?アスカぁ!?お、お前なんで!?」

 

アスカ「言わば特別編の特別仕様だ!原作でも死んだヒースクリフが出てるから大丈夫だ!!」

 

テツヤ「そ、そうなのか・・・・・・?」

 

アスカ「おう!大丈夫だ!!」

 

アスナ「それじゃあアスカさん まずは皆さんに自己紹介をお願いします!」

 

アスカ「OK!私の本名は涼風飛鳥!プレイヤーネームはアスカ!私は本編で言うとpart15で死んじゃってるけど 総集編って言うことでゲストとしてここにいられるんだ!短い間だけどよろしく!」

 

アスナ「うん!短い間ですけどよろしくね!さて、それじゃあ簡単にアスカさんに質問がある人はいる?」

 

ユウキ・リナ「はい!はい!!はい!!!」

 

テツヤ「ええっと・・・それじゃあ2人とも・・・」

 

ユウキ・リナ「ど、どうやったらそんなにおっぱいが大きくなるんですか!?」

 

テツヤ「やっぱり・・・悪いなくだらない質問で・・・」

 

アスカ「いやいや、これは女の子にとっちゃ死活問題だと思うぞ?でもな~・・・そんな大したことやってないな~ よく食べてよく寝る事かな?やっぱりコツは リーファちゃん・・・だよね?リーファちゃんはどうやってその胸になったの?」

 

リーファ「ふぇっ!?私!?私は・・・・・・でもやっぱりアスカさんと同じかな?好き嫌いしないでよく食べるとか・・・・・・後は体質?遺伝とか・・・」

 

ユウキ・リナ「遺伝・・・・・・」

 

テツヤ「そういや母さんも大概小さかったような・・・・・・」

 

リナ「お母さん・・・・・・」

 

ユウキ「ボクのお母さんも小さかった気が・・・・・・」

 

アスカ「だ、大丈夫だよ!!これから大きくなるよ2人とも!!!」ムニュン

 

ユウキ「ふにゃっ!?」

 

アスカ「うんうん 大丈夫大丈夫 まだまだこれからだよユウキちゃんは そして・・・」ムニュン

 

リナ「ひゃっ!?」

 

アスカ「・・・・・・・・・強く生きようね・・・・・・」

 

リナ「そんなぁ!?」

 

テツヤ「ぷっ!言われてんの!!!」

 

リナ「殺す!!!!」

 

アスカ「ま、まぁまぁ 大丈夫だよ ほらよく言うじゃん 揉まれれば大きくなるって テツヤに揉んでもらえば?」

 

リナ「な、なんでよ!!」

 

アスナ「さて、それじゃあそろそろ話を戻すよ?アスカさんを呼んだのもこの為なんだから」

 

テツヤ「あ、そうだ なんで急にアスカを?」

 

アスカ「それは決まってんだろ?これから先が私が大きく関わるからだよ」

 

テツヤ「ってなるとあそこか」

 

アスナ「それじゃあ早速映像に入るよ!どうぞ!」

 

~part53 『死後の世界』より~

 

哲也「ぐすっ・・・木綿季・・・・・・」

 

「あのー・・・悲しいのは解るんですけどそこでじたばたされては困るんですがぁ・・・・・・」

 

誰だ?声は女の人っぽいけど だって仕方ないじゃん 木綿季に会いてぇんだもん アンタ分かる?俺の今までの苦労 2年間デスゲームで木綿季を守り続け その後変なヤツに捕まってたからそれを助け やっとのことでイチャイチャ出来ると思ったのに まさかあんな拳銃に撃たれるなんて・・・・・・

 

哲也「だって・・・木綿季が・・・・・・」

 

「木綿季さんですか それはさいな・・・・・・・・・えっ!?ユウキ!?」

 

哲也「うん・・・木綿季・・・可愛い俺の彼女なんだ・・・・・・」

 

「ちょっと君!!!!」

 

俺は頭を下げてたが 女の人に無理やり頭を持ち上げられ 顔を見られた なんなんだこの人?何がしたいの?

 

「っ!!!やっぱり!!!!!やっぱお前だったんだ

な!!!!!!!」

 

哲也「へ?アンタはだ・・・・・・・・・れ!?」

 

俺は恐る恐る女の人の顔を見た

 

その女の人は SAOの頃 俺と共に戦った゛アスカ゛だった

 

哲也「アスカ!?お前アスカだよな!?」

 

アスカ「そういうお前こそテツヤだよね!?」

 

哲也「あぁ!!俺だよ!!哲也だよ!!!」

 

アスカ「お前ぇ!!!!!」

 

俺の事を確認したアスカは 涙を浮かべながら俺の事を抱きしめてきた

 

哲也「むぐぅ!?」

 

やっぱりお前だよな アスカ こんなことしてくるのお前だけだもんな

それに この顔が胸に押し付けられる感覚 今までにお前にしか食らったことねぇからすぐ分かるよ

 

アスカ「会いたかった・・・!!!会いたかったよテツヤ・・・!!!!」

 

哲也「む、むっ!うぅっ!!!(お、俺もだから!一回離して!)」

 

アスカ「へ?何て?ってまたうちの胸か 悪い悪い」

 

アスカは笑いながら俺の事を離した

 

哲也「げほっ!ごほっ!ったくお前は死んでも変わんねぇなぁ・・・」

 

アスカ「へへへ~♪って!!お前なんで死んでんだよ!?おい!!!」

 

アスカは俺の首を絞めながらぶんぶんふってきた

 

哲也「ぐえっ・・・は、話すから・・・話して」

 

アスカ「じゃあ話せ!」

 

哲也「げほっ!ごほっ!ったくこの世界でも息はしてんだから止めろよな・・・・・・」

 

アスカ「悪い悪い♪」

 

哲也「ったく んじゃあ1から説明すんぞ」

 

俺はアスカに今まであったことを全部話した

 

アスカ「そうか・・・そんなことが・・・・・・」

 

哲也「あぁ・・・やっと助け出せたのに・・・はぁ・・・」

 

アスカ「そりゃ残念だな・・・SAOを終わらせたのにこんなのってありかよ・・・」

 

哲也「死んだらしょうがねぇさ 諦めるさもう だからアスカ 俺の事連れてってくれ」

 

アスカ「うーん・・・・・・よしっ!もしかしたらあるかもしれないし行ってみるか!!!テツヤ!!!!」

 

哲也「へ?どこに?」

 

アスカ「いいからついてこい!!!とっておきの人に合わせてやるから!!!!っとその前に自己紹介といこうか では改めまして!!!私の名前は涼風飛鳥(すずかぜあすか)!よくスズとも言われたし名前で飛鳥って言われることも多かったよ!」

 

哲也「涼風飛鳥か いい名前だな 俺の名前は荒波哲也だ 改めてよろしくな」

 

飛鳥「おう!よろしく!」

 

俺と飛鳥は握手を交わした

 

~映像終了~

 

ユウキ「どこなの?ここってここでは死んじゃってるテツヤが出てるけど・・・」

 

テツヤ「ここは死後の世界 言わば天国だ」

 

一同「て、天国ぅ!?」

 

アスナ「天国ってあの!?」

 

ショウ「だ、だから死んでるはずの2人が出会ってるのか・・・」

 

アスカ「まさかほんとにテツヤだとは思わなかったよ もう二度と会えないって思ってたのに」

 

キリト「うーん・・・死んでしまったけどアスカさんに会えたったのはテツヤにとっては嬉しいことかもしれないな」

 

テツヤ「あぁ 実際ちょっと嬉しかったかな アスカに会えて」

 

アスカ「嬉しい事言ってくれんじゃねぇかこの野郎!」ギュー

 

テツヤ「むぐぅ!?」

 

ユウキ・リナ「む・・・・・・」

 

リーファ「な、なかなか表家が激しい人なんですね・・・」

 

テツヤ「ぶはぁ!!おかげで俺も何度か死にかけてるよ・・・」

 

ユウキ・リナ「テツヤ!」ギュー

 

テツヤ「?どした二人共?」

 

ユウキ・リナ「・・・・・・何も感じない?」

 

テツヤ「いや、抱きつかれて嬉しいっちゃ嬉しいけども・・・ほかは特に」

 

アスカ「はぁ・・・・・・ほんと鈍感だな・・・」

 

テツヤ「えっ!?」

 

ショウ「アスカさんはテツヤの事をよく理解してるみたいだな」

 

アスカ「へへへ♪まぁね♪」

 

アスナ「天国ってこんな綺麗な場所なんだね・・・行ってみたくなっちゃったかも♪なんてね♪さて、それじゃあ次の映像だよ!」

 

~part54『英雄の報い』より~

 

飛鳥「あ、そうだ!!神様 以前言ってましたよね 善良な行いをし続けたものにはそれ相応の報いが必ずあって それに゛魂の吹き返し゛もありましたよね!?」

 

哲也「何っ!?魂の!?」

 

神様「ふむ 確かにあったのう ただそれが使えるのはほんっとうにごく一部の人間でなおかつ生前の行動をワシが見極め それで初めて許可が出るんじゃぞ?」

 

ある!?ってことはもしかして俺生き返れんのか!?もし神様が俺の行動を認めてくれれば!!!!!もう1度木綿季にも・・・!!!!

 

飛鳥「神様 確か神様は生前の行いを全て見れるんですよね?それで哲也のしてきたことを見てください!!!!」

 

神様「ふむ それならば・・・・・・」

 

神様は何やらでかい本をどこからか取り出し その本のページをペラペラとめくり始めた

 

神様「おっ これじゃな 本名荒波哲也 享年は16歳 死因は・・・・・・ほぉ 彼女を庇い銃弾に・・・そりゃ災難じゃな・・・ えっと他には・・・なになに SAOと呼ばれるゲームにログイン ほぉ あのSAOか そこで死神と呼ばれ常に最前線で戦い続け 遂には仲間の協力もありゲームマスター茅場晶彦 プレイヤーネームヒースクリフを倒し 約6000万人の人々の救出に成功 そしてその後は最愛の彼女 紺野木綿季が須郷裕之に囚われていた為 命懸けで彼女を救出 見事須郷の策略から彼女を救い出し 彼女も無事に生還 しかし 哲也の運命もそこまで 脱走した須郷に拳銃を3発発砲され 力尽き死亡・・・・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

飛鳥「ど、どうですか?」

 

神様「・・・・・・文句無しじゃ!!!!6000万人もの命を救い出し たった1人の彼女の為にその命を捧げた・・・・・・文句のつけようもない善良者じゃ!!!!!」

 

飛鳥「ってことは!?」

 

哲也「お、俺は・・・・・・」

 

神様「うむ!哲也君 汝に命の吹き返の権利を与える!!!!」

 

哲也「っ!?本当ですか!?」

 

神様「うむ!!!!」

 

や・・・やった!!!!!!やったぞ!!!!!!!生き返れる!!!!!!!生き返れるぞ!!!!!!!!!!!!!!生き帰れれば木綿季にも!!!!翔にも!!!!それにまた夢を追いかけられる!!!!!!!

 

神様「ただし」

 

哲也「へ?」

 

神様「ワシの出す要件を呑めば 生き返らせてやるぞ」

 

飛鳥「へ?条件付きなんですか?」

 

哲也「な、なんでも言ってください!!!!なんでもやります!!!!!!!」

 

ここまで来ちまえばもう何でも来いだ!!!!!!!なんでもやってやるから早く言ってくれ!!!!!!!神様!!!!!!!

 

神様「ふむ それじゃあ言うぞ・・・・・・」

 

何だ!?何なんだ!?

 

神様「生き返った時 君と木綿季ちゃん 2人の記憶を消す それで構わないならば生き返らせてやる」

 

哲也「なっ!?」

 

記憶を・・・・・・消す・・・・・・?どうゆう・・・・・・事だ・・・・・・?

 

神様「哲也君 君が生き返る条件には生き返った際 彼女との記憶のみを完璧に消すことだ 無論彼女からも君の記憶は消えることになる それでも構わないならば良いぞ」

 

飛鳥「そんな!?それってあんまりじゃ!?」

 

神様「飛鳥 黙っておれ」

 

神様は飛鳥を睨みそう言った

 

飛鳥「はい・・・・・・すいません・・・・・・」

 

神様「さて、どうするんじゃ?」

 

哲也「・・・・・・・・・・・」

 

もし生き返れば 俺と木綿季は互いの記憶を・・・・・・・・・もし俺が生き帰えなければ木綿季が記憶を無くすことは・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・だったら答えは簡単だ

 

哲也「ならば生き返るのは拒否します」

 

飛鳥「へっ!?」

 

神様「それは何故だ?」

 

哲也「俺が生き返れば 木綿季の記憶も消えちまう 俺の自己満の為だけに木綿季の記憶は消したくない それに 例え生き返ってもう一度あって 付き合えたとしても やはりそれは違う気がするんだ SAOと最近あった出来事を経験しての俺達だと思うんだ だから あいつの記憶を消すくらいなら俺は天国にいます だからこの話は無しでいいです」

 

飛鳥「哲也・・・お前・・・・・・」

 

哲也「いいさ 木綿季にはいずれ会えるんだ それまで我慢するさ」

 

木綿季の記憶を消してまで生き返りたくはない だから いいんだ これで これで・・・・・・

 

神様「くくく・・・・・・・・・はっはっはっ!!!!!!!気に入ったぞ!!!!!!!気に入ったぞ哲也君!!!!!!!やはり君はワシが見込んだ通りの男じゃ!!!!!!!」

 

哲也「へ?」

 

神様「さっきのは君を試したんじゃ 君が彼女を犠牲にしてまで生き返るような人間なのか それとも彼女の為に自身の犠牲は気にしない男なのか 君はワシの試練に勝った 約束通り なんの犠牲も無しに君は生き返らせてあげようじゃないか!!!!」

 

哲也「っ!?本当ですか!?」

 

神様「ワシも男じゃ!!!!二言はない!!!!!!!」

 

哲也「っ!!!!よっしゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

 

飛鳥「やったな哲也!!!!」

 

哲也「やったよ飛鳥!!!!!!!」

 

俺は飛鳥とハグを交わした

 

神様「ふぉっふぉっふぉっ!面白い男じゃ 荒波哲也君よ 約6000万人の命を救ってくれてありがとう ワシからも感謝する」

 

哲也「はい!!!!こちらこそありがとうございます!!!!」

 

神様「でもすまないが命を吹き返すには3日間待ってもらうことになる 今は命と身体が完全に別々になってしまっているからな 君の肉体に魂が入るようにする期間が欲しいんじゃ だからそれまでは飛鳥と一緒にいたらどうじゃ?」

 

哲也「そうなんですか 飛鳥さえよければそれで構いまさんが・・・」

 

飛鳥「私なら大歓迎だよ!!!!!!!3日間よろしく哲也!!!!!!!」

 

俺はハイテンションの飛鳥に思い切り抱きしめられた

 

哲也「むぐぅ!?」

 

飛鳥「良かったなぁ・・・生き返れるなんて・・・嬉しいよ・・・私も・・・!」

 

哲也「ぐ、ぐるじぃ・・・!」

 

神様「ふぉっふぉっふぉっ!やはり飛鳥は君に惚れてるようじゃのぉ」

 

飛鳥「っは!!/////」

 

飛鳥ははっとすると俺のことを離した 抱きしめるのはいいんだけど飛鳥の場合命の危険性があるからなぁ・・・もう死んでるけど

 

~映像終了~

 

テツヤ「おっ 神様初登場シーンじゃん」

 

アスナ「どこから突っ込んだらいいのかさっぱり・・・」

 

キリト「と、とりあえずここでテツヤは生き返れることになったんだな」

 

テツヤ「あぁ 神様のおかげだ」

 

アスカ「ほんと焦ったよ お前がここに残って言い出した時は」

 

テツヤ「ユウキの記憶を消す訳にゃいかねぇだろ?」

 

ユウキ「テツヤ・・・」

 

リナ「ほんと 馬鹿みたいにお人好しよね あんたは」

 

ショウ「でもそれこそがテツヤって感じだな」

 

リーファ「と、ところで神様が言ってた君に惚れてるって言うのは?」

 

テツヤ「あぁ、実を言うとこいつは俺のことが好きなんだよ な アスカ」

 

アスカ「な、なんだよ 悪ぃかよ」

 

ユウキ・リナ「なっ!?」

 

テツヤ「別にー?俺も好きって言われて悪い気はしねぇし」

 

アスカ「なら良いじゃん!好きだよテツヤ♪」

 

テツヤ「へいへい」

 

アスカ「んだよその反応・・・つまんねぇの・・・」

 

ユウキ「ど、どうしよう・・・過去最強のライバルかも・・・」

 

リナ「こんなグラマーな人がライバルなんて・・・」

 

アスカ「へへへ♪テツヤー♪」ウデギュー

 

テツヤ「ったく 放送中だってのにこいつは・・・・・・」

 

アスカ「照れさなんなって~♪可愛なお前は~♪」

 

ユウキ「それに凄い積極的・・・・・・」

 

リナ「ど、どうしよう・・・テツヤが取られちゃうかも・・・・・・」

 

アスナ「これはテツヤ君ファンとユウキには思わぬライバル出現だね!さて、それじゃあ次の映像に向かうよ!どうぞ!」

 

~part55

 

飛鳥「あ!あの!!!私も生き返ることって無理でしょうか!?」

 

神様「・・・・・・・・・・・・」

 

飛鳥「無理なら構いません!!!!それでも可能性があるならば!!!」

 

神様「申し訳ないがそれは無理じゃ と言うのも君の身体は既に焼かれてしまい肉体が無いんじゃ・・・」

 

飛鳥「・・・・・・やっぱりそうですよね・・・・・・」

 

哲也「飛鳥・・・・・・」

 

神様「飛鳥 君の生き返りたい願望は哲也君が原因じゃろ?」

 

飛鳥「・・・・・・はい・・・・・・」

 

神様「それならこうゆうのはどうじゃ?生き返った哲也君の元に 夜だけ夢と言う形で出会う事を許可すると 但し それは哲也君がOKした場合のみじゃ」

 

哲也「それなら俺は一向に構いません つうか飛鳥に生き返っても会えるならこっちがそうしたいくらいです」

 

飛鳥「ほ、本当か!?」

 

哲也「あぁ もちろんだ お前が会いに行きたかったら俺が寝た時にいつでも来い」

 

飛鳥「やったぁ!!!!」

 

神様「でも 会えるのは月に2度程度じゃぞ?」

 

哲也「へ?それは何でですか?」

 

神様「飛鳥とは夢の中でと言う形じゃ 夢で飛鳥と会いすぎるのも 哲也君の現実世界で支障が起こる じゃからそこは勘弁して欲しいのぉ」

飛鳥「そう・・・・・・ですか・・・・・・」

 

哲也「なら例えば俺が飛鳥に夢の中で会いたいと念じればいつでも会えるって訳ですか?」

 

神様「まぁそうなるのぉ」

 

哲也「だったら俺から会いにいきゃあいい話じゃねぇか 大丈夫だよ そんな顔すんな飛鳥 木綿季とイチャついてるから疲れるのには慣れてるさ 安心しろ」

 

飛鳥「っ!!!!やったァ!!!!!大好きだ哲也!!!!!!!」

 

飛鳥はそう言って抱きついてきた

 

哲也「ぐっ・・・!でもようやくお前のこれにも慣れてきたぞ・・・・・・」

 

飛鳥「へへへ♪」

 

神様「すまんのぉ飛鳥 哲也君とずっと一緒にいさせたい気持ちもあるのじゃがやはり肉体が無い君を生き返らせるのは厳しいものがあるのじゃ・・・それに恐らく君の功績じゃ生き返らせるのは無理なんじゃ そこは勘弁して欲しいのじゃ」

 

飛鳥「はい・・・」

 

神様「じゃが 夢の中で会えると言う救済処置は許可するから 哲也君を夢の中で寝とったらどうじゃ?そうすれば哲也君は飛鳥にゾッコンじゃぞ?」

 

哲也「飛鳥 お前の挑戦受けてたってやるぞ 木綿季から俺を奪い取れるなら取ってみな」

 

飛鳥「ね、寝とりやしねぇけど望むとこだ!!!!」

 

~映像終了~

 

ユウキ「むむむ・・・・・・」

 

リナ「ずるい・・・・・・!」

 

アスナ「良かったですねアスカさん!テツヤ君に会えるようになるなんて!」

 

アスカ「てへへ~♪これで私も所謂サブヒロインの仲間入りなのかな?」

 

キリト「そうなるのかな・・・?」

 

ショウ「またライバル出現だな それと同時にテツヤの死ぬ確率が倍増」

 

テツヤ「やめろや」

 

リーファ「でも1度離脱してからサブヒロインに上り詰めるなんて凄いですね アスカさんは」

 

アスカ「あ、そういやそれについての手紙があったな 作者からの」

 

テツヤ「へ?そうなのか?読んでみろよその手紙」

 

アスカ「じゃあ・・・『アスカをサブヒロインに昇格させた理由はほんと単純なんですがこれから登場するサブヒロインの中にどうしてもナイスバディーな娘は居なく 甘えん坊 ツンデレ クーデレ ボクっ娘 元気っ娘といるけどどうしても男勝り 姉御肌 巨乳の属性を持ってるキャラがいなくて この属性を兼ね備えてるのがアスカだったので 急遽アスカをサブヒロインに抜擢し 隙の無いヒロイン構成にしてみました ほんと自己満足満々ですみません・・・』って書いてある」

 

テツヤ「ふーん なるほどね 男勝りで 姉御肌で 巨乳か・・・まぁ確かにアスカが一番あってるな でもこっから先もサブヒロイン出てくるのか・・・」

 

アスカ「ま という訳でよろしく!」

 

テツヤ「あぁ よろしく」

 

ユウキ「ボクも巨乳ならな・・・」

 

テツヤ「こらこら そんな胸を求めるな お前はお前なりのチャームポイントがあって ウィークポイントがちょっと胸が小さいってだけだろ?」

 

ユウキ「テツヤ・・・」

 

リナ「ツンデレってまさか私のことかな・・・・・・って事は私もサブヒロイン!?きゃー!!!!!」

 

テツヤ「?どした?」

 

リナ「何でもなーい♪えへへ~♪」

 

テツヤ「?変な姉ちゃん・・・」

 

アスカ「テツヤ♪大好きだよ♪」

 

テツヤ「サブヒロインの相手ってどうすればいいんだ?とりあえず俺も言っとけばいいのかな・・・好きって・・・・・・」

 

ユウキ「っ!?ダメダメダメ!!!!サブヒロインには好きって言わないの!!!!ボクだけに好きって言うの!!!!!!」

 

テツヤ「?そうなの?」

 

アスカ「えー別にいいじゃんかー独り占めはんたーい」

 

ユウキ「だーめ!!テツヤが巨乳の虜になったら取り返しがつかないもん!!!」

 

テツヤ「べ、別に虜になんかにはなりは・・・」

 

アスカ「ちぇ まぁいいや こっちからイチャつければ♪」ギュー

 

テツヤ「のわぁ!?」

 

アスカ「へへへ♪」

 

テツヤ「ったく・・・・・・」

 

リーファ「アスカさんが来てから騒がしくなってきたね・・・」

 

キリト「楽しいっちゃ楽しいけども・・・」

 

アスナ「それじゃあ次の映像に向かっちゃおうか!」

 

ショウ「あ、言っとくけど巨乳のサブヒロインだからってエロい展開はないからね皆 あんまし期待はしないようにね」

 

アスカ「えー!?」

 

~part56 『飛鳥とデート』より~

 

哲也「んじゃあ布団に入ろっか」

 

飛鳥「あ!それなら・・・・・・」

 

そう言って飛鳥が立ち上がると 着ていた寝間着を脱ぎ始めた

 

哲也「えっ!?」

 

飛鳥「へへ~♪どうだ!お前の好きなしましまのブラとパンツだぞ♪」

 

そう言って飛鳥は俺に投げキッスをしてくる こいつこんなキャラだっけ?

 

哲也「いや!あのな!?えっと・・・・・・」

 

やばい ついあの時しましまと適当に返したがなかなか破壊力が抜群じゃないか・・・・・・あの時の木綿季の下着見た並の破壊力だ・・・・・・

 

飛鳥「今日は寝かねせぇからな♪」

 

そう言って飛鳥は片方のブラの紐を外し 布団に入ってきた

 

哲也「えっ!?いや!!!待て飛鳥!!!!!」

 

飛鳥「まっちませーん♪」

 

こ、このままじゃ俺の初めては飛鳥にってことになっちまう・・・!アカン!!!俺の初めては木綿季にって決めてんだ!!!!こんな所でしたら俺のプライドが・・・・・・!!!!!!!

 

飛鳥「ふふふ♪今日は覚悟しろよ♪」

 

そう言って飛鳥は力強く腕を握ってくる あぁ・・・・・・ここで俺は大人の階段を登ってしまうのか・・・・・・ごめん木綿季・・・・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

飛鳥「そん時のアイツったら可笑しくってさ~!!!!」

 

哲也「そりゃおかしい!!!ははは!!!!」

 

飛鳥の今夜は寝かせねぇと言うのは夜通し寝ずに話すぞと言うことだった あんな妄想した俺が恥ずかしい・・・

 

え?ブラの紐外したのはどうなのかって?

 

なんか単に布団に入ってもし汗をかいたら下着が汚れたらいけないから外すための準備だったらしい

 

そう 要約するとつまりは・・・・・・飛鳥は上だけ脱いでる状態だった

 

哲也「な、なぁ飛鳥?服着てほしいな~なんて・・・・・・」

 

飛鳥「だって今日暑いじゃん~」

 

哲也「あのなぁ・・・俺とお前はカップルじゃねぇんだぞ?友達以上の関係だとしてもこれはやり過ぎな気が・・・・・・」

 

飛鳥「む!んだよ!!!グダグダ言いやがって!!!私だって腹くくってんだからお前だって了承しろ!!!!!」

 

哲也「だからってな~」

 

飛鳥「じゃあ私のお願い!!!!まだ12時回ってねぇから有効なはずだぞ!!!!」

 

哲也「うぐっ・・・・・・はぁ・・・・・・・・・俺の馬鹿・・・・・・・・・」

 

飛鳥「へへへ~♪という訳で今日はこれでいるから♪」

 

哲也「言っとくけど俺は脱がんぞ!!!!絶対にだ!!!!」

 

飛鳥「はいはい ガードが硬いなお前は どうせ絶剣と毎日してた癖に」

 

哲也「ご生憎様 1度もした事ないよ」

 

飛鳥「へっ!?してねぇの!?」

 

哲也「そ 俺が超絶的に奥手でさ~ こう後1歩踏み込めねぇんだ

よ・・・・・・」

 

飛鳥「ったく!!良いか!!!!女ってのは好きな男には自然と体を許すもんなんだよ!!!だから後はお前がその後1歩踏み込めば良いんだよ!!!! ったく!!!ドンだけビビりなんだよお前は!!!!!」

 

哲也「それ木綿季にも言われたよ・・・・・・どうすりゃいいのかな・・・・・・」

 

飛鳥「押し倒す練習を私でしてみては?」

 

哲也「駄目です」

 

飛鳥「何で!!!!」

 

哲也「アホかお前は!!!!!俺にだって我慢の限界はあるんだ

よ!!!!!」

 

飛鳥「ふーん つぅことはお前今我慢してんのか~♪」

 

哲也「そ、そうだよ 何か文句あっかよ・・・・・・」

 

飛鳥「いいや?あー何だか熱くなってきちゃったな~」

 

そう言って飛鳥は腕を伸ばした すると自然と俺の顔の前に飛鳥の上半身が出てきた

 

哲也「なっ!?」

 

俺は直視をしてはいけないからすぐさま顔を逸らした

 

飛鳥「きゃはは~!!!照れてんの照れてんの~!!!!!うりうり~!」

 

そう言って飛鳥は肘で俺の身体を突いてくる

 

哲也「るせぇ!!!!誰だって見慣れないものを見りゃ照れんだよ!!!!!!」

 

飛鳥「・・・・・・まぁそれは同感だわ・・・・・・/////」

 

哲也「え?飛鳥?」

 

飛鳥「・・・・・・馬鹿・・・・・・/////」

 

哲也「え?飛鳥?お前何を見たの?」

 

飛鳥「うるせぇこのドスケベ野郎!!!!!!!/////」

 

そう言って飛鳥は俺のことを殴ってきた 全力で

 

哲也「いたぁい!?」

 

飛鳥「とにかく!!!お前はとんでもないドスケベ野郎だってことだ!!!」

 

哲也「・・・男の前で上半身裸になってる飛鳥に言われたくない・・・」

 

飛鳥「それはお前の前でだけだこの野郎!!!!」

 

そう言って飛鳥はヘッドロックしてくる

 

哲也「んー!?/////」

 

や、ヤバいってこれは!!!!完全に男を堕とす凶器だよ!!!!!

 

哲也「や!やめろ飛鳥!!!!」

 

飛鳥「絶対止めない!!!!」

 

哲也「ぐっ・・・この・・・・・・いい加減にしろ!!!!」

 

飛鳥「んなっ!?」

 

俺は飛鳥の腕を無理やり解いた でも 勢いよく解きすぎて今現在飛鳥を襲ったような光景になってしまった

 

哲也「いや、あの・・・これは・・・・・・」

 

飛鳥「・・・・・・優しく・・・・・・してね・・・・・・/////」

 

そう言って飛鳥は顔を赤らめ 目を瞑り キスを待つような体制になっていた

 

哲也「しないから!!!!!!!!!!!」

 

飛鳥「ちぇ やっと哲也をその気にさせれたと思ったのに・・・・・・」

 

哲也「はぁ・・・はぁ・・・・・・ったく お前といると笑いが尽きないよ 良い意味でも悪い意味でも」

 

飛鳥「てへへ♪」

 

哲也「さ!夜もまだまだ長いんだ!!!!どんどん話すぞ!!!!!」

 

飛鳥「おう!!!!!」

 

~映像終了~

 

アスカ「ほんとあの時は貰ったと思ったのになぁ・・・生半可な想いじゃないってことが分かったけどさ」

 

テツヤ「そう簡単に俺の初めてをやってたまるか」

 

ユウキ「て言うかなによこのシーン!!!!アスカさんに興奮しちゃって!!!!」

 

テツヤ「ええっ!?だ、だって目の前にあんな爆弾おっぱいがあったら誰だって見ちゃうって!!!」

 

リナ「じゃあ私とユウキちゃんのだったら見るの?」

 

テツヤ「え、いや・・・・・・それは・・・・・・」

 

リーファ「・・・・・・テツヤ君サイテー・・・・・・」

 

アスナ「テツヤ君のおっぱい星人・・・・・・」

 

キリト「最低だな・・・」

 

ショウ「なんでやつだ・・・・・・」

 

テツヤ「な、なんで俺が悪いみたいになってんの!?み、皆も見るよね!?目の前におっぱいあったら!!!ねぇ!!!!見るよね!?」

 

アスカ「もうやめとけテツヤ・・・お前が惨めになるだけだ・・・私の胸でよかったら貸すぞ?」

 

テツヤ「ぐすんっ・・・アスカ・・・」ギュー

 

ユウキ・リナ「なぁっ!?」

 

アスカ「よしよし・・・」

 

リーファ「あ、あちゃー・・・」

 

アスナ「逆にアスカさんとくっつかせちゃった・・・」

 

テツヤ「あんがと・・・」

 

アスカ「私の胸でよかったらいつでも貸すからな?辛かったらいつでも言えよ」

 

テツヤ「あぁ ありがとなアスカ」

 

ユウキ「ぼ、ボクだって貸すよ!?」

 

リナ「私も!!!アスカがいなかったら私に言ってよ!!!!!」

 

テツヤ「そうか?じゃあ2人にも甘えちゃおうかな ありがとな2人とも」

 

ユウキ「ボクは妻なんだから当たり前だよ!!」

 

リナ「私だってお姉ちゃんだし!!!」

 

アスカ「私は・・・・・・私だってテツヤが大好きだからな!!!!」

 

テツヤ「あ、あぁ 3人ともありがとな」

 

アスナ「さて、それじゃあ次の映像に向かうよ!!そろそろ総集編も終わりに近づいてるよ!どうぞ!!」

 

~part57『また、会える日まで』より~

 

飛鳥「・・・・・・哲也・・・・・・もう・・・・・・ここでサヨナラにしよう・・・・・・」

 

哲也「っ!?」

 

飛鳥「もう・・・・・・こんな姿見せたくないし・・・・・・お前の目の前でサヨナラなんて耐えられない・・・・・・ならいっそここで別れた方が身のためだと思うんだ・・・・・・」

 

哲也「飛鳥・・・・・・」

 

飛鳥「・・・・・・じゃあな・・・・・・幸せにな!!!!!!!!!!!!!!」

 

そう言って飛鳥は走り去ろうとした

 

おい 俺はこんなとこでみすみす飛鳥と別れんのか?それは違う

 

哲也「待て飛鳥!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺は去ろうとした飛鳥の腕を掴み そのまま引きずり込み抱きしめた

 

飛鳥「なにすんだよ!!!離せ!!!!!!!」

 

哲也「離さねぇ!!!!!!!お前を泣かして悲しませたまま別れるなんてんなの死んでた方がましだ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺はそう言って力強く飛鳥を抱きしめた

 

哲也「飛鳥・・・・・・聞いてくれ・・・・・・」

 

飛鳥「・・・・・・何だよ・・・・・・」

 

哲也「飛鳥・・・・・・俺にはお前が既に知ってるように木綿季がいるからお前の想いには答えられはしない だからこんな事言ってもお前は更に怒るかもしれないけど聞いて欲しいんだ・・・・・・・・・飛鳥 出来ることならこのままお前を手放さないでいたい・・・・・・」

 

飛鳥「なっ!?お前それって・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・俺は目の前で女の子が・・・・・・ましてや自身を好きって言ってくれる奴が泣いててはいそうですかで何もせずにいられるほど駄目な人間じゃない・・・・・・それと同時にその状況を何とかしようとしてもお前の心に刺さるような言葉を言えるほど器用な人間でもない・・・・・友達としてでなく異性として好きだなんて言えばそれは嘘になる だからお前を慰めることが出来る言葉はあまり言えないと思う・・・・・・」

 

飛鳥「哲也・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・それでも・・・・・・それでも俺はお前をあんな状態でサヨナラなんてことにはさせたくなかったんだ・・・これから先向こう何十年は話すだけで身体には触れ合えないんだ・・・そんな時にお前とこんな状態で別れたくはない・・・・・・」

 

飛鳥「・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「飛鳥・・・・・・俺生き返るよ・・・・・・そして木綿季達の所に行ってくる・・・・・・お前の分も生きる・・・・・・だから・・・・・・たまには夢でもなんでもいいから遊びに来てくれ その時は色んな話を聞かせてやるからさ」

 

飛鳥「・・・・・・そんなんじゃ許さない・・・・・・」

 

哲也「え?」

 

飛鳥「演技でもいいから・・・・・・私の事を彼女だと思って・・・・・・愛の言葉・・・・・・言ってよ・・・・・・」

 

飛鳥がそう言うと俺の元から離れ 二三歩の距離に立った

 

哲也「飛鳥・・・・・・」

 

飛鳥「お願い・・・・・・じゃなきゃ夢で出る時お前を呪ってやるぞ?」

 

哲也「・・・・・・分かった 言っとくがロマンチックな事は言えねぇからストレートに行くぞ」

 

俺は飛鳥の目の前に立ち 飛鳥の肩に手を置いた

 

飛鳥「うん・・・・・・・・・」

 

哲也「飛鳥 俺だけを見てろ 大好きだ」

 

俺はそう言って肩に置いていた手を背中に回し 目一杯力強く抱きしめた

 

飛鳥「・・・・・・うん!!!私も・・・・・・!!私も大好き!!!!!!!」

 

そう言って飛鳥は俺の首に手を回し抱きついてきた 俺は片手を飛鳥の頭に乗せ撫でた

 

哲也「これで大丈夫か?」

 

飛鳥「うん・・・・・・大好き・・・・・・もう離さないからな・・・・・・!!!」

 

哲也「・・・・・・飛鳥・・・・・・」

 

飛鳥「哲也・・・・・・」

 

俺達は互いに見合った 普通なら多分ここでキスを交わすんだろうけども そんなことは出来ないと思ったのか飛鳥が俺の頬にキスをしてきた

飛鳥「へへへ♪唇じゃないけどファーストキス あげちゃった♪」

 

哲也「あぁ 俺も頂いたよ 飛鳥のファーストキス」

 

飛鳥「哲也・・・・・・出来ることならこの3日間で襲って欲しかっな・・・・・・」

 

哲也「へ?」

 

飛鳥「・・・・・・なんてな てへ♪」

 

哲也「・・・・・・何十年後で良いならお前の望みも叶えてやる だからそれまで待ってろ」

 

飛鳥「ほ、ほんと?」

 

哲也「あぁ だからそれまで待てるか?」

 

飛鳥「うん!!!私待つよ!!!!ずっと!!!!!何年でも何十年でも何百年でも!!!!」

 

哲也「そっか それなら良かった」

 

俺は飛鳥の事を撫でた 心做しか気持ちよさそうな表情をしていた

 

飛鳥「へへへ♪」

 

哲也「さて 行くか飛鳥 神様のとこに」

 

飛鳥「うん!」

 

そう言って飛鳥は俺の右腕に抱きついてきた

 

哲也「うっし 行くぞ」

 

~映像終了~

 

テツヤ「ここは天国を旅立つ前のシーンだな 俺がアスカに告白紛いの事をした」

 

アスカ「私も好きだからなテツヤ♡」

 

テツヤ「・・・・・・あぁ 俺もだよ」ナデナデ

 

ユウキ「あー!!!!!浮気した!!!!!!!!」

 

リナ「そんなのずるいずるい!!!!!私にもー!!!」

 

ユウキ「ボクにもしろー!!!!」

 

テツヤ「なっ!?ま、待て!!!今のはシーンがシーンだから乗ってやった訳でだな!!!!」

 

ユウキ・リナ「問答無用!!!!!!」

 

テツヤ「た、助けてぇ!?」

 

アスナ「あはは・・・」

 

キリト「南無・・・・・・」

 

リーファ「でも良かったですね 演技でも好きって言ってもらえて」

 

アスカ「へへへ~♪これもサブヒロインの特権だよね~♪」

 

ショウ「流石だなテツヤは 馬鹿正直だからモテるとこもあるしなあいつは」

 

アスカ「分かってるじゃんショウ君」

 

ショウ「まぁ何年も一緒なんでね」

 

テツヤ「分かった分かった!!!!1人ずつ相手するから!!!!!!」

 

ユウキ「わーい!!」

 

リナ「じゃあまず私ね!!!」

 

ユウキ「駄目!!!ボク!!!!」

 

アスカ「2人ともずるいぞ!!!私も混ぜろ!!!」

 

テツヤ「だぁもう喧嘩すんなぁ!!!!!!つうかここは振り返りの場であってイチャつく場ではなーい!!!!」

 

キリト「4人がイチャついてる間に説明すると この後テツヤはアスカさんと別れて 生き返ってユウキとの再開を果たすんだ」

 

ショウ「これでテツヤもめでたく復活ってシーンだな」

 

リーファ「でも死んだままでもテツヤ君は幸せにやっていけそうだな・・・」

 

アスカ「次は私!!!!」

 

リナ「私!!!!!」

 

ユウキ「ボク!!!!!!!」

 

テツヤ「助けてくれぇ・・・」

 

アスナ「そ、それじゃあテツヤ君が相手してるうちに最後の振り返りと行きましょう!!どうぞ!!!」

 

~part58『金色の未来』より~

 

木綿季「へっ!?あ、あれってまさか・・・・・・゛アインクラッド゛!?」

 

そう 俺達の目の前に姿を現したのは浮遊城 アインクラッド SAOの頃日々100層攻略を目指して攻略して行ったSAOの舞台だ

 

何故終わったSAOの舞台が今ここに現れたかと言うと これもザ・シードの効果だ

 

ALOの中に SAOのデータの一部を引き継がせると なんと アインクラッドまで引き継げることも分かった

 

今回はアインクラッドだけだが その内ソードスキルもALOで実装されることだろう

 

哲也「あぁ 俺達はもう一度あの城を登りきって クリアするんだ 今度こそは100層まで登りきってな」

 

木綿季「よぉし!!!負けず嫌いのボク達が組めばもう負けないからね!!!覚悟しててよアインクラッド!!!!」

 

木綿季はガッツポーズをしながら俺の方を見てそう言った

 

そして 俺達の後ろから皆の声が聞こえてきた

 

クライン「何やってんだテツヤ!!!!早く行くぞ!!!!」

 

シリカ「お先失礼しますね!!!!」

 

リズ「あんたらも早く来なさいよ!!!!!!」

 

エギル「先行くぜぇ!!!!」

 

キリト「テツヤ!!!早く行くぞ!!!!」

 

アスナ「2人共!行くよ!!!!」

 

リーファ「早く行こテツヤ君!!!」

 

ショウ「先行くぞ2人共!」

 

皆は俺達の前を飛んで通り過ぎていく 辺りを見渡せばサクヤさん アリシャさん ユージーン将軍等 各種族の皆もここに集まっている

 

全く 皆落ち着きがねぇんだから 待ってろ すぐ行くからさ

 

俺と木綿季が皆の元に行こうとした時 俺達の目の前に姉ちゃんが止ま

ってきた

リナ「テツヤ!ユウキちゃん!!行くよ!!!皆でアインクラッドをク

リアしよう!!!!」

 

木綿季「うん!!!哲也!!!行こ!!!」

 

哲也「あぁ!!!行くぞ!!!!」

 

俺達はキリト達が待ってる場所まで 移動をした

 

 

 

 

ソードアート・オンライン それは死のゲーム ログインしたプレイヤーの約半分はゲームオーバーとなり 死んでしまったが 何とかゲームクリアをすることは出来た

 

 

 

けれど ヒースクリフと同士討をした俺は俺は そのまま死んでおきたかったのが本音だった 何故ならその前に最愛の木綿季がゲームオーバーとなり死んでしまったからだ

 

 

現実に戻った俺は 木綿季の夢に魘され続け 大好きな木綿季をあろう事か大嫌いとほざき出した

 

 

けれど 結局木綿季は生きていて 俺も姉ちゃん達の協力のおかげで木綿季を助けることが出来た

 

 

木綿季 もう俺は二度とお前の事を嫌いなんて言わない 愛するお前のことを嫌いだなんて言ってごめん 許してくれ

 

 

だから 俺はお前に対する暴言の分も 愛し続けてみせる 愛し通す 離さない

 

 

木綿季 俺はこれからもお前に変な疑い持たせて悲しませることもあるかもしれない でも 安心してくれ 俺は絶対に浮気はしないから

 

 

俺はこの身が朽ちようと お前の事を守り 愛し 幸せにする だけど俺は不器用だから お前に真っ直ぐな愛情を向けることは出来ないかもしれない

 

 

でも 俺は誓う 愛を通り越した愛 永遠の愛を俺の想いに掛けて誓う

俺は木綿季を守り 幸せにして 絶対に愛し通す

 

 

傍から見てれば単なる愛情表現の1つだけど これは俺なりの 君に送る 俺の誓いの言葉だ

 

 

木綿季「さぁ!!!行こう哲也!!!!!ボク達であの城を倒すんだ!!!!!」

 

 

金色の未来に向けて 今日もまた、俺達は一歩を踏み出す

 

 

そして 切り開く 月牙天衝でこれから先の未来を

 

 

───死神と呼ばれた剣士は 再びアインクラッドに舞い戻る───

 

 

哲也「今度こそはクリアしてやるさ・・・・・・待ってろよ!!!!!!!月牙天衝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

~映像終了~

 

アスナ「これはつい最近の出来事だね」

 

テツヤ「はぁはぁ・・・折角のいいシーンを見過ごした・・・」

 

キリト「お疲れ様・・・3人の相手は疲れたろ・・・」

 

テツヤ「疲れたなんてもんじゃねぇよ・・・」

 

リナ「早くアインクラッドを攻略したいな~!ついでにテツヤの事も・・・/////」

 

アスカ「なぁテツヤ アインクラッドの攻略状況を伝えてくれよ!私も一応SAOプレイヤーだし気になる!」

 

テツヤ「あぁ お安い御用だ」

 

リーファ「テツヤ君 皆で頑張ろうね!」

 

テツヤ「あぁ!頑張ろう!」

 

ショウ「次こそは頂点まで・・・」

 

ユウキ「駆け上がる!!!」

 

テツヤ「よぉし!そうとなったら俺達でバシバシ攻略していくぞ!!!!皆!!!!頑張ろうな!!!!」

 

一同「おぉー!!!!」

 

アスナ「テツヤ君やキリト君達がいれば負ける気はしないね♪さて、以上がALO編の総集編でした!!!!」

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

~第4回 ユキのトリビアコーナー♪~

 

 

ユキ「むむむ~ ユキもお父さんにギューってしてもらいたいな~・・・っは!いっけない!皆!ユキのトリビアの時間だよ!!今回はこれから出てくるお母さん以外のヒロインの皆の紹介!」

 

ユキ「まずはお父さんのお姉ちゃんでもあるリナさん!実のお姉さんとツンデレ系キャラとしてサブヒロインとしてもお姉ちゃんとしても活躍してもらいたいな!」

 

ユキ「次は見事サブヒロインに勝ち上がったアスカさん!アスカさんは他のヒロインの皆にはないスタイルと姉御肌を兼ね備えたなかなか強敵なサブヒロインだよ!!でもでもアスカさんもお父さんの前ではデレデレになっちゃうんだ!だからそんなギャップに画面の前のあなたもメロメロに!?でもメインヒロインはお母さんだからあんましメロメロになったらダメだよ?」

 

ユキ「次からのヒロインは一応名前を伏せて紹介するね!次のヒロインはFさんFさんはお母さんと同じで元気いっぱいでお父さんにメロメロな女の子!チャームポイントであるその明るさでお父さんを落としちゃうかも!?お母さんピンチ!!!負けないでね!!!!」

 

ユキ「一応今の所検討してる最後のサブヒロインのSさん!Sさんはツンデレとクーデレを兼ね備えたツンクーデレ属性だよ!!いつもはツンツンクールだけど お父さんの前だったりすると デレデレクールになっちゃう人なの!!!もしかしたらアスカさん以上のギャップにお父さんもタジタジに!?」

 

ユキ「そして!最後にサブではないけどお父さんの正妻であるお母さん の紹介!」

 

ユキ「お母さんは甘えん坊でデレデレなお父さん一筋の人なの!!!他の人にもモテちゃうけどそんなのどうでもよくってやっぱりお父さん一途なの!!」

 

ユキ「それでねそれでね お母さんは凄い嫉妬深いんだ だからお父さんがちょっとでも女の子と仲良くしてたら直ぐに浮気だと思っちゃうんだ だからお父さんも大変みたい 皆も彼女・彼氏が出来た時は誤解されないように気をつけてね?」

 

ユキ「皆はどの女の子が好きかな?へ?ユキが好き?てへへ~そんなの照れちゃうよ~♪ありがとね♪ユキもみんなの事が好きだよ♪それじゃあここでユキのトリビアコーナーも終わりだよ♪またねー♪」

 

~第4回 ユキのトリビアコーナー♪ 終わり~

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

アスナ「さて、次のコーナーと共に 番組も終わりにしたいと思います!次のコーナーはこの作品のこれからについてです!!それじゃあこの場面はテツヤ君にお願いしちゃうね!」

 

テツヤ「おう!任せとけ!!そんじゃ皆 これを見てくれ!」

 

~『死神と呼ばれた剣士』のこれからについて~

 

① オリジナルストーリー!!

 

② テツヤとショウのプロ入り後!

 

③ ちょっと早めのGGO!(?)

 

④ 色々なキャラも出すかも!?

 

ユウキ「これは一体?」

 

テツヤ「これは今のところ考えられてるこの作品のこれからについてだ まず①に関しては見ての通り 作者完全オリジナルストーリーを展開していくんだ そこでは俺がユウキや他のヒロインとデートをしたり 部活として野球をしたり ALOをプレイしたり 色々なことをしていくつもりだ 高校生には欠かせない友情 愛 喧嘩などなど 色々なことを書いていくぞ!」

 

リナ「ていう事は私もテツヤとイチャつける場面が・・・・・・」

 

キリト「俺達の高校生活か どんな風に展開するか楽しみだな」

 

ショウ「②のプロ入り後ってのは?」

 

テツヤ「んじゃあ②の紹介と行くか!②も書いての通り! 俺とショウがプロ野球選手として入団してからを書いていくいわば未来の世界を書いていくつもりだ!!ここでは俺とユウキの子供や ショウの結婚相手も出るかも!?俺達登場人物も皆大人になってるから大人の絡みを増えていくから楽しみにしててくれよな!」

 

ショウ「お、俺の結婚相手!?」

 

ユウキ「ショウの結婚相手か~!見てみたいな~!!」

 

テツヤ「まぁ見てのお楽しみってとこだなそこは 楽しみにしててくれよな!」

 

アスカ「これには私は出るの?」

 

テツヤ「まぁサブヒロインだしな 一応主要人物は大体は出すつもりだ」

 

リーファ「大人の私達か~一体どうなってるのかな~♪」

 

アスナ「早く見てみたいね♪」

 

キリト「次のGGOってのは何なんだ?」

 

テツヤ「んじゃあ③と行くか ③の早めのGGOってのは GGOは本来時系列的には冬にあるはずなんだが この作品ではこれから完全オリジナルになるから 冬に行くまでに もしかしたらかなりの時間がかかるかもしれないから こっちの時間軸で夏休み辺りにGGO編に入るかもしれないんだ もし冬のままにしてたらアイツを出すのが2年後とかになりそうで怖いからな・・・」

 

ユウキ「このじーじーおーって言うのは次の物語の舞台なの?」

 

テツヤ「まぁそこは企業秘密ってとこで ここは一応読者の皆様に送っている場面だからね」

 

アスカ「じゃああまりここには触れない方が良いのか?」

 

テツヤ「その方が助かるかな」

 

アスナ「じゃあここはこれから先のお楽しみだね」

 

リナ「じゃあ④の色んなキャラって言うのは?」

 

テツヤ「んじゃあ④の紹介と行くか!ここで言う色んなキャラってのは例えばSAOだけでなく 他のアニメ作品のキャラを出すってとこだ 一応今考えてるのは 高校生活の野球部として出てくる練習試合相手に あの有名野球ゲームのキャラが出てきたり ALO内のイベントとして あるシリーズ最強主人公が率いる傭兵団を出したりってどこだ」

 

ユウキ「へ~いろんな人達に会えるってことだね!!ボク楽しみだな~!!!」

 

ショウ「ふーん 練習試合相手に出てくるってのか 面白いじゃねぇか」

 

テツヤ「だろ!?ALOに出てくる予定のキャラも超強いらしいからな!!俺も楽しみだぜ!!!」

 

アスナ「これから先も私達に退屈は無さそうだね!!」

 

キリト「むしろ忙しくなりそうだ これからも」

 

アスカ「テツヤ 私に色んな現象報告頼むな!」

 

テツヤ「任せとけって!」

 

リーファ「リナちゃん!私達も頑張ろうね!!」

 

リナ「うん!!!」

 

ユウキ「ボクも頑張るぞ!!!ねテツヤ!」

 

テツヤ「あぁ これからもよろしくな!」

 

アスナ「ふふふ♪さて!そろそろお別れのお時間も近づいていますが 皆どうだった?」

 

テツヤ「今までの振り返りとしてもいい時間を取れたよ!」

 

キリト「俺も 昔の自分達を見れて楽しかったよ」

 

ショウ「俺も同じく いい時間だったよ」

 

ユウキ「ボクも色々なこと所を振り返れて楽しかったよ!!!」

 

リナ「私も色んな所をテツヤ視点から見れて楽しかったかな また機会があったら呼んでほしいな」

 

リーファ「私も他人の視点から見れて楽しかったな!」

 

アスカ「私はテツヤ以外の皆と出会えて楽しかったかな♪」

 

アスナ「私も楽しかったよ!いろんなことを振り返れて!!それじゃあ最後はテツヤ君から一言を貰って終わりにしよっか!」

 

テツヤ「そういう事なら・・・・・・画面の前の皆さん そしてここにいる皆 これから先も俺に付いてきてくれよな!!!頼むぜ!!!!」

 

一同「おぉー!!!!」

 

ユウキ「それじゃあここで本当にお別れだよ!!!皆!!!また本編で会おうね!!!ばいばーい!!!」




という訳で2話に渡る総集編でした!如何でしたか?

総集編も終わったので次からは本編に入ります!!!

もっと早め早めの投稿を次には心がけますのでどうかこれからもお付き合いのほど宜しくお願いします!!

それではまたテツヤやユウキと共に 本編でお会いしましょう!!

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