ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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今回初の総集編という訳で そーどあーと・おふらいんをやって行きます!!

総集編なので本編とはちょっと書き方が違ったり 若干のキャラ崩壊もあったりして 楽しめる展開かな~と思います

初の総集編なんで見にくいとこもあるかと思いますがそこはご了承くださいませ

ではお楽しみ下さい!!


そーどあーと・おふらいん~SAO編~

アスナ「こんにちは!ニュースのお時間です!先日 ALO内に浮遊城 アインクラッドが出現!! ザ・シード環境によって復活したこの浮遊城に ALOの精鋭たちも攻略に名乗りを挙げています! 私達元SAOプレイヤーも負けじと攻略していきたいところですね!皆さん 頑張りましょうね!!以上!ニュースのお時間でした!!!」

 

~あの人も黙秘! そーどあーと・おふらいん! プレイバック編~

 

アスナ「どうもこんにちは!司会のアスナです!!」

 

キリト「同じく 司会のキリトです」

 

アスナ「今回は初の総集編と言うことで 私達が司会に抜擢されました!」

 

キリト「アスナ 具体的に司会は何をやればいいんだ?」

 

アスナ「えっとね ここにある情報では ゲストの人達を中心に解説してもらって 私達は気になったところで質問等をして ある程度落ち着いたら次の話に進むって言う流れらしいよ?」

 

キリト「そうか それなら早いとこゲストを呼ばなきゃな 読者の皆さんも俺達よりもあいつらを待ってるはずだしな」

 

アスナ「そうだね!それじゃあ早速ですがお呼びします!!!この方々です!!!」

 

・・・・・・・・・シーン・・・・・・・・・

 

キリト「あれ?」

 

アスナ「あ、あれ?台本通りならここで出るはずじゃ・・・・・・」

 

「?ドア開かないんだけど・・・」

 

「へ?ボク達で開けるんじゃないの?」

 

「スタッフの人は?」

 

「知らん おーい!!!誰かぁ!!!!」ドンドン!

 

アスナ「へっ!?ちょ!ちょっとスタッフ!?早くドア開けてあげてください!!!!」

 

「へい!」

 

スタッフと言う名のクラインが スイッチを押すと この物語のメインキャラ3人がすっ転びながらスタジオに入ってきた

 

「いつつ・・・」

 

「痛いよぉ~・・・」

 

「何故こんな目に・・・・・・」

 

アスナ「え、えっと!!ご紹介します!!!ゲストにお呼びしたテツヤ君 ユウキ ショウ君の3人です!!!!」

 

テツヤ「えっ!?あ!どうも!!!テツヤです!!!!」

 

ユウキ「同じく木綿季です!!!!」

 

ショウ「どうも ショウです」

 

キリト「ははは・・・いきなりどったんばったんした感じになったな・・・・・・」

 

テツヤ「全くだ スタッフは何やってんだったく!!!」

 

ユウキ「まぁまぁ そう怒らないの」

 

アスナ「さて!皆さん改めましてこんにちは!今回はこの『死神と呼ばれた剣士』のメインキャラの3人と言うことで ゲストとしてお呼びしましたが 気持ちはどうですか?」

 

テツヤ「えっとさ 別にこれはどうでもいいんだけどなんでメインキャラって言われてんのに俺達ゲストなの?」

 

キリト「それは大人の都合と言う奴だ 俺達は本編でもこれには出てるが お前とショウに至っては本来いない存在になってるからな こうして俺達がメインパーソナリティを務めてるって訳さ」

 

テツヤ「ふーん まぁそれならしゃあねぇか」

 

ユウキ「ボクは一応本編でも出たんだよ?キリトと顔に落書きしあったんだ!」

 

テツヤ「あん!?てめぇユウキに何してくれてんだこの野郎!!!!」

 

キリト「ちょ!ここで本編の話は勘弁してくれ!!!」

 

ショウ「お前相当酷い目にあってるからな 本編で」

 

アスナ「こほん!皆?話を勧めてもいいかな?」

 

テツヤ「あ、すまん こっちでヒートアップしすぎた 進めてくれ」

 

アスナ「それでは!このそーどあーと・おふらいんでは テツヤ君やユウキが残していった軌跡をプレイバックと言う形で見ていきたいと思います!!なのでテツヤ君とユウキにはそれぞれのシーンの紹介をお願いします!!」

 

テツヤ「了解!」

 

ユウキ「ボク達にお任せあれ!」

 

アスナ「ショウ君には 第三者として 見ていてどうだったか等を言ってもらいます!」

 

ショウ「了解 任せとけ」

 

アスナ「うん!お願いねショウ君!そして、私達は進行としてこの総集編を仕切っていきます!」

 

キリト「色々な質問もしていくからな 2人とも どんな質問が来ても答えられるようにしておけよ?」

 

テツヤ「おう!」

 

ユウキ「何でも答えちゃうよ~!」

 

アスナ「それでは!まず早速行ってみましょう!!まずはこのシーンです!!どうぞ!!」

 

~part1 『2人の出会い』より~

 

「あのーすみません」

 

テツヤ「はい?」

 

テツヤが後ろを振り向くとそこにいたのは女の子 おそらく身長は150後半程度で 特徴として上げるとしたら紫色のロングヘアーで額を出さないためか赤いカチューシャをつけている

 

「今からフィールドに出るならボクも連れて行ってもらえないかな? 初めてログインしたからよくこの世界の事がわからなくて戦闘とかを教えてくれる人を探してたんだ!」

 

どうやら彼女もβテスト経験者ではないらしい 後、ボクって言ってるけど女の子だからね?

 

テツヤ「俺は大歓迎だ! お前も良いよな?ショウ」

 

テツヤはショウに尋ねる

 

ショウ「まぁパーティー組むなら大勢の方が楽しいしな 俺も歓迎するよ」

 

「ありがとう!2人とも!」

 

そう言うと彼女は握手を求めてきた

 

テツヤ「俺の名前はテツヤだ!よろしくな! んで、こいつの名前はショウだ!」

 

テツヤは握手に応答して自己紹介をした

 

「テツヤとショウだね?わかった!ボクの名前はユウキ!よろしくね!」

 

~映像終了~

 

テツヤ「うひゃ~懐かしいな~」

 

ユウキ「ボク達の一番最初の出会いだね!」

 

アスナ「へ~3人はこうして出会ったんだね」

 

キリト「あの時ユウキがテツヤとショウに話しかけてなかったら 話も大きく狂ってただろうな」

 

ショウ「まぁそこはユウキの目のつけ所の良さだろうな 話しかけた相手が将来の英雄とはね」

 

ユウキ「でも最初はショウが一番強かったじゃん」

 

ショウ「けどお前らのセンスには負けるよ まさかたった数ヶ月であそこまで腕が上達するとはな」

 

アスナ「ねぇテツヤ君 最初ユウキを見た時はどう思ったの?」

 

テツヤ「最初?うーん・・・・・・まぁ元気で活発的な奴だなと思ったよ 話してて楽しくなるって感じのタイプ だからこの後もすぐ仲良くなってモンスター狩りをしようとしたんだよ」

 

ユウキ「あ~懐かしいな~ まだあの時はテツヤを好きになるなんて思いもしなかったな~」

 

アスナ「この後は何があったの?」

 

テツヤ「まぁデスゲームが開催されたって言われて顔が変わるだろ?んでその後1ヶ月はレベリング んで第1層攻略会議の時にお前らに出会って 第1層クリアして って感じだな あのキリトがウニ頭に『チートやチーターやそんなん!!』とか言われてた頃」

 

キリト「ビーターか・・・今となっては懐かしい響きだな・・・」

 

ショウ「お前は1人で責任もちやがってお前は ったく」

 

ユウキ「でもキリトのお陰でショウや他のβテスター達もあまり罵倒されることなく過ごせたよね」

 

テツヤ「まぁとにかくキリトがやった功績はでかいってことだな」

 

アスナ「ふふふ♪そうだね♪それでは次の場面です!どうぞ!」

 

~part3『3人の時間』より~

 

「そこの若者よ ちょっと来なさい」

 

俺は恐らくNPCであろう路地裏にいる爺さんに話しかけられた

 

テツヤ「ん?何ですか?」

 

「おぬしは新たな武器が欲しいのか?」

 

テツヤ「ま、まぁ一応・・・」

 

「そうか おぬしには守りたい人はおるか?」

 

そう言われると俺は自ずとユウキの事を考えていた

あの誓いもあるがそれだけでは終われない何かが俺の中にはあった

 

テツヤ「・・・はい、います」

 

「そうか、ならおぬしにはこいつを与えよう」

 

そうゆうと爺さんはでかい剣を出した

 

テツヤ「これを・・・?」

 

「きっとおぬしなら使いこなせるであろう 」

 

爺さんから俺はその武器を受け取り ストレージに入れた

 

テツヤ「あ、ありがとうございます」

 

「次におぬしに会うときはおぬしがさらなる力を求めた時であろう・・・」

 

テツヤ「は、はぁ・・・」

 

「それではさらばだ 若者よ 」

 

そう言うと爺さんは歩いてどこかに消えていった

 

テツヤ「何だったんだ・・・ んな事よりあの武器は何なんだ?」

 

俺はストレージからその武器を取り出した

 

テツヤ「ざん・・・げつ? 良くわからないけど片手剣なのか、 スチールブレードなんかよりずっと性能も良いし・・・ 特別なイベントか何かだったのか?」

 

そして俺は斬月を装備した すると効果音のような物が聞こえた

 

テツヤ「何だ?新しいソードスキルか何かか?」

 

気になった俺はソードスキル一覧を見てみた するとそこには今まで無かった名前のソードスキルがあった

 

テツヤ「月牙天衝・・・?他の武器でも使えんのか?」

 

一旦斬月をしまいスチールブレードに変えてみた しかしソードスキルには月牙天衝の名は無い

 

テツヤ「無いか・・・ 斬月の時だけのソードスキルか・・・」

 

テツヤ「・・・後でショウに聞いてみるか・・・」

 

~映像終了~

 

アスナ「このシーンは初めて斬月を手にした時の?」

 

テツヤ「あぁ ここは5層の場面なんだけど まだスチールブレードで戦ってたから良い武器を探してところ出くわしたんだ まさかこんな愛用する武器になるとはな」

 

ユウキ「・・・・・・えへへ・・・・・・♪」

 

テツヤ「ん?どうした?」

 

ユウキ「ここでテツヤがボクのこと思った言ったでしょ?実はここのシーンボクも盗み見してて守りたい人がボクだったら良いな~って思ってたんだ♪そしたら本当にボクだったから今とっても嬉しいんだ♪」

 

テツヤ「そうなのか そりゃ良かったな」なでなで

 

ユウキ「~♪」

 

ショウ「ちなみに ここの後半でユウキの初めての料理を食べたんだけど 食えたもんじゃなかった料理だったな」

 

テツヤ「ユウキの黒歴史だな」

 

ユウキ「あの時はごめんね・・・テツヤも無理して食べちゃうし・・・」

 

アスナ「どんな料理だったの?」

 

テツヤ「なんかもう全体的に生焼け?キャベツは芯なの?ってくらい硬いし 人参も硬いし ジャガイモも土の味だし そりゃもう今考えればなんであんなの食えたんだろって思うような料理だった」

 

ユウキ「この時からテツヤは優しかったもんね♪ボクの為にあんなもの食べてくれるなんて♪」

 

キリト「うーん一度ユウキの料理を食べた身からするとそんなまずい料理になるとは思えない・・・」

 

ショウ「ちなみに ここの時点でユウキはテツヤに恋をしていたんだぞ?テツヤ」

 

テツヤ「うぇぇ!?嘘ぉ!?」

 

ユウキ「ほんとテツヤって鈍いんだもん ボクが一緒に寝よって言って一緒に布団に入ろうとしてるのに何も掛けずに床で寝ちゃうんだもん」

 

アスナ「ユウキも良く私に相談してきたもんね テツヤ君がって」

 

テツヤ「面目ない・・・」

 

ユウキ「まぁもうこうしてボク達は仲睦まじいから許してあげる♪」

 

テツヤ「ユウキ・・・ありがとな・・・」

 

アスナ「やっぱりこのカップルは見ていて心が和らぎますね♪それでは次に行きます!」

 

~part6 『テツヤの想いとユウキの想い』より~

 

テツヤ「ユウキ・・・すぐ助けてやるからな・・・」

 

『そしてお主の悩みの種 それは・・・』

 

俺はやっとわかった 今まで抱いていた悩みの理由を

 

「何をするって言うんだ・・・」

 

ユウキ・・・これが終わったらユウキに言うよ

 

テツヤ「何を?決まってんだろうが・・・」

 

ユウキが傷つけられたりした時に疼いた感情・・・

 

テツヤ「てめぇから・・・ユウキを助けんだよ!」

 

俺の抱いていた気持ちを・・・

 

テツヤ「はぁぁぁ・・・」

 

ユウキ「テツヤに・・・黒いなにかが・・・」

 

俺が今までに抱いたことのない気持ち・・・

 

テツヤ「卍・・・解・・・!!!」

 

 

 

 

 

 

 

───ユウキへの・・・恋心を・・・───

 

~映像終了~

 

テツヤ「おっ 俺の初めての卍解シーンだな」

 

アスナ「ええっと・・・なんでユウキが腕を縛られてるの?それにユウキの腕が・・・・・・」

 

ユウキ「ここのシーンはね ボクが変な男の人に捕まって それをテツヤが助け出してくれるシーンなんだけど テツヤはこのシーンの前にこの男の人の手下に抑えられちゃって何も出来ない状態だったの それでボクの腕も切り落とされちゃってもう絶体絶命だったの! だけどその手下の人達を吹っ飛ばして テツヤが卍解してボクをかっこよく助けてくれるシーンなの!」

 

ショウ「これが初の卍解か・・・」

 

アスナ「でもテツヤ君もかっこいいね!ユウキを助け出すために卍解を初めて使うなんて!」

 

テツヤ「あぁ このシーンの前にあの爺さんが出てきてさ 卍解を使えるようにしてくれたんだ それのお陰で俺は『死神』って言われ始めたんだ」

 

キリト「でも危うかったな もしも卍解が手に入ってなかったらユウキはあのまま・・・」

 

テツヤ「まぁもしかしたらな 終わりよければなんとやらだ 結果が大事だよ結果が」

 

ユウキ「ボクはこの時にもう決めたんだ♪一生この人について行くって♪」

 

テツヤ「これからも付いてきてくれよな♪」

 

ユウキ「うん♪」

 

アスナ「?でもここまでの様子だとまだ告白してないみたいだけど?」

 

キリト「それは次の映像で分かるみたいだ それでは次の映像をどうぞ!」

 

~同じく part6より~

 

ユウキ「よし・・・あのね テツヤ ボク言いたい事があるって言ってたでしょ?」

 

テツヤ「あぁ」

 

ユウキ「今・・・この場で言っていいかな?」

 

テツヤ「・・・良いぞ 言ってくれ」

 

ユウキ「あのね!ボク・・・!ボク・・・!」

 

ユウキ「テツヤの事前から!その・・・!」

 

俺はなんとなく勘づいた いくら鈍いと言われてる俺でもそれくらいはわかる

 

ユウキ「す・・・」

 

俺はユウキが言い終える前にユウキの唇を指で抑えた

 

テツヤ「・・・そっから先は俺に言わしてくれないかな・・・?」

 

ユウキ「テツヤ・・・」

 

ユウキの顔はきょとんとしているが 次第にその顔は涙混じりの笑顔に変わっていった

 

ユウキ「・・・うん!ボクテツヤから言って欲しいな!」

 

テツヤ「ありがとな ユウキ 」

 

テツヤ「・・・ユウキ」

 

ユウキ「はい・・・」

 

テツヤ「俺も・・・その・・・なんて言うんだ・・・」

 

焦るな 落ち着け 素直に気持ちを伝えれば良いんだ

 

ユウキ「テツヤ・・・」

 

俺はユウキに抱きしめられてた

 

テツヤ「ユウキ・・・?」

 

ユウキ「慣れてないんだよね?こうゆうこと ショウからも聞いたよ?

あいつに好きなやつなんかできた事が無いって」

 

テツヤ「ったく・・・余計な事をペラペラしゃべりやがって・・・ショウのやつ・・・」

 

ユウキ「ボクも・・・いくらでも待ってあげる・・・だから・・・テツヤの気持ちをボクにぶつけて欲しいな・・・」

 

テツヤ「ユウキ・・・」

 

そうだ ユウキだって勇気を振り絞ったんだ 俺がここで緊張してどうする 言うんだ・・・!ユウキに・・・!好きだって・・・!

 

ユウキ「テツヤ・・・」

 

テツヤ「・・・俺は・・・俺は・・・」

 

テツヤ「俺は!ユウキの事が!!・・・・・・好きだ!!!!!」

 

ユウキ「テツヤ・・・!」

 

テツヤ「バカでドジでこれからもユウキに迷惑をかけるかもしれない・・・!それでも俺は!お前とずっと一緒にいたいんだ!」

 

テツヤ「だから・・・!だから・・・」

 

テツヤ「俺と付き合ってくれ! ユウキ!!!」

 

俺はユウキに気持ちを伝えた ユウキは満面の笑みで返答をしてくれた

 

ユウキ「・・・・・・・・・はい!喜んで!」

 

夜の月明かりが俺達を照らしていた 俺達はそんな中晴れて恋人同士になった

 

~映像終了~

 

アスナ「なるほど~!あれからこう繋がるんだね!!」

 

テツヤ「こんときゃ緊張したな~ なんせ人生初告白だからな」

 

ユウキ「ボクも初めての彼氏~♪」

 

テツヤ「俺もお前が初めての彼女だよ♪」

 

アスナ「テツヤ君ってモテそうなのに彼女いたことないんだね」

 

キリト「意外だな 俺とは真逆の人生を歩んでると思ったのに・・・」

 

ショウ「テツヤは基本鈍感だからな 告白を告白と思わずテツヤが変に答えて玉砕していく女子が多かったな」

 

キリト「テツヤらしいな・・・・・・」

 

テツヤ「まぁそのお陰で俺はこんな可愛い彼女を手にしたんだからな♪結果オーライよ結果オーライ」

 

ユウキ「てへへ♪照れちゃうな♪」

 

アスナ「でもユウキもSAOの中では沢山告白されてたもんね 誰か心が揺らぐ人はいなかったの?」

 

ユウキ「いない! 皆パットしないし口だけで全然強くないんだもん やっぱり付き合うならテツヤみたいに男らしくて頼もしくてかっこいい人がいいな♪」

 

ショウ「何はともあれおめでとうユウキ これからもお幸せにな」

 

ユウキ「うん!!!」

 

アスナ「テツヤ君とユウキの愛情も確認したところで次のシーンです!どうぞ!!」

 

~part9 sideB『俺の決意と誓い』より~

 

ユウキ「テツヤ・・・まだ目開けちゃダメ?」

 

テツヤ「駄目」

 

ユウキ「むぅ・・・」

 

テツヤ「もう少しだから・・・」

 

ユウキ「どのくらい?」

 

テツヤ「・・・ついたぞ 目開けていいぞ」

 

ユウキ「わかった・・・うわぁ~!!!」

 

俺とユウキの周りには辺一面に咲いた満開の桜があった

 

ここは散歩がてらフローリアに来たら見つけた俺のこの世界で一、二を争うくらいのお気に入りの場所だ

 

俺がユウキを連れてきた理由は・・・・・・

 

ユウキ「すっごい綺麗・・・」

 

テツヤ「だろ?」

 

ユウキ「そういえばここで何がしたいの?」

 

テツヤ「何って・・・・・・勝負に・・・・・・かな・・・・・・」

 

ユウキ「勝負?デュエルするの?」

 

テツヤ「そんなんじゃねぇ・・・・・・俺の勝負は世間で言う一世一代の大勝負だ」

 

ユウキ「?」

 

テツヤ「なぁユウキ ここで俺らの恋人ってゆう関係 終わらせようぜ」

 

ユウキ「へ!?なんで!!テツヤと別れたくないって昨日言ったのに!!!!」

 

テツヤ「別れないさ・・・・・・だってこれから俺らは・・・・・・」

 

テツヤ「《家族》になるんだからよ」

 

ユウキ「へ・・・・・・?・・・・・・家族って・・・・・・どうゆうこと・・・・・・」

 

テツヤ「ここまで来てわからねぇか・・・・・・回りくどいことは辞めだ!んじゃあもう単刀直入に言うぞ!」

 

テツヤ「ユウキ 俺と結婚してくれ!!!!」

 

ユウキ「!!!!!!」

 

そう 俺がユウキを連れてきたのは《結婚》するためだった 別にこの世界ならどこでも結婚はできるけどどうせプロポーズすんなら綺麗な場所でと思って

 

この決断に踏み切ったのは昨日のユウキの言葉からだった どうやら両親は既にいなく お姉さんも何かしらでこの先は長くないらしい

それで心が傷んだ結果が昨日のユウキの荒れようだ 大切な人を失いたくないと嘆いていたユウキ

 

誰だっていつかは死ぬんだ しかも悲しいことに人生、そのいつかっての本当にいつになるかわからない

 

《死》ってのは少なくとも必ず誰か1人には大きな影響が出る 精神が参ったり、追いかけて自殺しちまったり、ショックがでかすぎて寝たきりになっちまう人もいるだろう

 

ユウキの場合幼い頃に両親を失い お姉さんも長くはない命 まだ幼いユウキにとっては重すぎる3人の結果をずっと心に貯めていたんだろう そして俺の死にかけた姿を見て今までの悲しみが爆発してクラディールを殺し そして精神が狂い始めた・・・・・・

 

『家族が死んでいく もう大切な人は失いたくない』 なんて聞いてしまったら黙ってはいられない だったら俺が代わりにとは言わない 新しい家族になってユウキを支える 俺はユウキを守る起動要塞にでもなんにでもなってやる

 

俺はこの世界での全てをユウキに注ぐことを決めた

 

ユウキの事は無茶以上の事してでも守る

 

例え俺とユウキ以外の全プレイヤーが俺らに襲いかかろうと俺はユウキを守り抜く 両腕失っても構わない 両足失っても構わない 視力、聴力その他器官がぶち壊れてでも俺はユウキの全てを必ず守る

 

俺がユウキの大切な人である様、ユウキは俺の大切な人だから・・・・・・

 

ユウキ「テツヤ・・・ボクの家族に・・・・・・なってくれるの・・・?」

 

テツヤ「ったりめぇだ!!俺は死んででもユウキを「それは駄目!!!!!」」

 

ユウキ「死んでもなんて言わないで・・・・・・・・・テツヤが死んじゃったら・・・・・・ボクは・・・・・・」

 

テツヤ「・・・・・・悪かった・・・・・・死んだら元も子もねぇしな・・・・・・」

 

ユウキ「とにかく・・・さっき言った事は本当なんだよね・・・?もう取り返しはつかないよ・・・?」

 

テツヤ「けっ!俺は決めた事は曲げないタイプでな!お前と結婚するって言ったらするんだよ!!・・・・・・・・・まぁお前さえ良かったらだけど・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・テツヤ・・・・・・」

 

少し待ってると俺の前にウインドウが現れた そこに書いてあったのは

結婚についての事だった

 

テツヤ「へ?」

 

ユウキ「テツヤ ボク達 どうやって付き合い始めたか 覚えるよね?」

 

テツヤ「鮮明にな ユウキがやばくなって 俺が助けて その後相手追っ払った後 俺とお前で告白した だろ?」

 

ユウキ「その時 ボクから言おうとした時 テツヤ止めたでしょ?」

 

テツヤ「そうだな 俺から言いたかったからな」

 

ユウキ「だったら・・・・・・次はボクから言わしてよ・・・・・・もう言われちゃったけどボクからも言う!」

 

ユウキ「テツヤ!!こんなボクで良かったら・・・ボクと結婚して!!ボクとずっとずっと一緒にいて!!!」

 

おかしいな 俺がユウキにプロポーズしたはずなのに

ユウキが俺にプロポーズしてる・・・・・・

 

でもそれも良いのかも知れない 互いのプロポーズからの再スタートも悪くない

 

テツヤ「ユウキ・・・・・・・・・」

 

ユウキ「テツヤ・・・返答は・・・そこのボタンを押して欲しいな・・・・・・」

 

結婚システムは双方同意の上で初めて成立する物だ お互いの気持ちがしれた今 もう止めるものは何もない

 

俺はウインドウの承諾ボタンを押して ユウキとシステム上の結婚をした

 

テツヤ「これで・・・OKなんかな?」

 

ユウキ「ちょっと待ってね・・・・・・うん!確かにテツヤのステータスがあるよ!!」

結婚すると以下の事ができるようになる

 

まずステータスリンク リンクと言っても相手のステータスが見えるだけだが見えるだけで大分安心感は出るだろう

 

二つ目はアイテムストレージ共有 ユウキと俺のアイテムが共有され ユウキが俺のを 俺がユウキのを好きに使えるようになる 無論使う使わない、処分も自由にできるようになる

 

三つ目はお金の共有 って言ってもこれは対して役にはたたない気がするけど・・・

 

テツヤ「よっしゃ!これで本当に結婚成立だ!やったなユウキ!」

 

ユウキ「・・・・・・・・・」

 

テツヤ「ん?どうしたんだ?黙り込んで」

 

ユウキ「あう・・・・・・えっと・・・・・・その・・・・・・あの・・・・・・」

 

ユウキは縮こまってもじもじしてる

 

テツヤ「?」

 

ユウキ「結婚したからさ・・・・・・・・・・・・ボクと・・・・・・その・・・・・・誓いの・・・・・・・ちゅー・・・・・・・・して欲しいな・・・・・・/////」

 

すごい顔を真っ赤にしてそう言ったユウキ なんだこいつは すごい可愛い 今までもそうだったけど今回のは格段に可愛い

 

テツヤ「キス?お安い御用さ んじゃあ目瞑ってくれ」

 

ユウキ「ん・・・・・・」

 

俺はユウキを優しく目の前に立たせた

 

テツヤ「ユウキ 俺の誓い しっかり受け取れよ・・・」

 

俺はそう言ってユウキにキスをした キスした時 桜の花びらがすごい勢いで舞い上がった まるで俺らを祝福してるみたいだった

 

~映像終了~

 

ユウキ「あ・・・これって・・・/////」

 

テツヤ「俺達の結婚の時だな」

 

アスナ「む~ 私達よりずっとロマンチックな結婚してる~」

 

キリト「し、仕方ないじゃないか あの時はあんなことになってたんだから・・・」

 

ショウ「ええっと これはどういう状況だったんだ?」

 

アスナ「あ、ごめんね蚊帳の外にしちゃって ここはね ユウキがテツヤ君と別れるって逃げ出した後に テツヤ君がユウキを連れ戻したあとの場面らしいよ」

 

ショウ「ふーん ユウキがテツヤと別れるねぇ 他に何があったのか?」

 

テツヤ「まぁ単刀直入に言えばちょっと狂ったユウキがあるプレイヤー殺した後 俺にまで攻撃しちゃって それで元に戻ったユウキが俺にまで攻撃してもう合わせる顔が無いって言って逃げたんだ あん時ゃどうなるかと思ったぜ」

 

ユウキ「ごめんね・・・心配かけて・・・」

 

テツヤ「まぁいいさ こうして無事なんだから」

 

キリト「ところで2人共 言っちゃ悪いが今と比べてキスの仕方が相当ぎこちなかったんだがこれって相当緊張してたってことか?」

 

テツヤ「いいや 違う」

 

ユウキ「実はここがボクとテツヤのファーストキスなんだー♪」

 

アスナ「へっ!?そうなの!?」

 

テツヤ「そうだけどそんな驚くことか?」

 

アスナ「だ、だって普通カップルってあんなにイチャイチャしてるならキスもしてて当たり前かと・・・」

 

テツヤ「残念だけど 俺が奥手なもんであまりアプローチしてなかったもんでな」

 

ユウキ「ほんとにテツヤって奥手だよね・・・(早くエッチしてみたいのに・・・/////)」

 

テツヤ「?顔赤くしてどうした?」

 

ユウキ「なっ!?何でもない馬鹿!!!!」

 

ショウ「・・・・・・鈍感が・・・・・・」

 

テツヤ「えっ!?」

 

キリト「テツヤが悪い」

 

アスナ「うん」

 

テツヤ「なんでや!?」

 

アスナ「ふふふ♪冗談だよ♪とにかくご結婚おめでとう2人共♪それじゃあ結婚といえば次はこれ!という訳で次の映像をどうぞ!」

 

~part11『謎の少女』より~

 

テツヤ「ただい「おかえりー!!!」のわっ!?」

 

家の扉を開くとユウキは俺に飛びついて俺は押し倒された

ユウキ「テツヤ~♪会いたかったよ~♪」

 

ユウキは俺に頬ずりしてくる

 

テツヤ「ったく・・・びっくりするから辞めてくれ・・・・・・」

 

俺はユウキを撫でてやった

 

ユウキ「えへへ~♪」

 

ユキ「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「あ、ユキ 紹介するよ この人がユウキ ユキのお母さんだ」

 

ユウキ「・・・・・・・・・・・・へ?」

 

ユキ「お母さんだー!」ユキは目をキラキラと輝かしている

 

ユウキ「ど・・・どうゆうこと・・・・・・?」

 

テツヤ「説明は後だ とにかく今は離れてくれ」

 

ユウキ「わかった・・・」

 

ユキ「わーい!お母さんー!」ユキはユウキに抱きついた

 

ユウキ「テツヤ! 本当にどうゆうこと!?(小声)」

 

テツヤ「今は臨機応変に対応してくれ!お前はユキのお母さんだ!(小声)」

 

ユキ「何話してるのー?

ユウキ「な、何でもないよー?それよりお帰りなさいユキ!お父さんとお出かけ楽しかった?」

 

ユキ「うん!」

 

テツヤ「玄関先じゃなんだ 家に入ろうか」

 

~映像終了~

 

テツヤ「お ユキだ」

 

ユウキ「本当にこの時焦ったんだから・・・ボク妊娠したっけとかいつエッチしたっけとか色々と考えちゃったんだから・・・」

 

ショウ「俺も最初は焦ったよ まさかもうそこまでの関係に進んだのかって」

 

ユウキ「普通なら持ってるんだけどね・・・」ジトー

 

テツヤ「うっ・・・俺をそんな可愛いジト目で見ないでくれ・・・萌えてしまう・・・」

 

ショウ「このバカップルが」

 

キリト「とにかくユキちゃんもユイと同じ感じで出会ったんだよな ほんとに最初は焦ったよな いきなりパパって言われても驚きしか無かったよ」

 

テツヤ「あぁ 嫁ができたと思ったらいきなりお父さんだもんな」

 

アスナ「でもほんとにユイちゃんもユキちゃんも可愛かったよね!!」

 

ユウキ「うん!!ユキの小悪魔みたいな性格は子供だから可愛く感じちゃうよ♪」

 

テツヤ「ほんとほんと!ユキは可愛いな~♪」

 

キリト「ユイも可愛いよな~♪」

 

アスナ「ね~♪」

 

ショウ「・・・・・・・・・」

 

「「「「あ・・・・・・」」」」

 

ショウ「いいさいいさ・・・・・・俺なんて・・・・・・俺なんて・・・・・・俺だって好きで彼女がいないわけじゃないのに・・・・・・」

 

テツヤ「ぬおっ!?ショウが珍しくしょげた・・・!?」

 

ユウキ「ご、ごめんねショウ!!!」

 

ショウ「くそ・・・まぁ今焦ったってしゃあないか 切り替えよ切り替え」

 

「「「「ガクッ!!」」」」

 

アスナ「ええっと・・・・・・と、とにかくショウ君も元に戻ったので次に進みます!!どうぞ!!!」

 

~part14 『表と裏』より~

 

哲也「月牙天衝!!!!!」

 

本来硬直はない だったら躊躇いもない 俺は全力で撃った これで決まった筈だ・・・・・・!!!

 

テツヤ「無駄だってんだよぉ!!!」

 

奴は片手1本で俺の全力の月牙天衝をかき消した

 

哲也「なっ・・・」

 

驚く間も無く 俺は一瞬で間合いを詰められた

 

哲也「っ!!」

 

テツヤ「・・・月牙天衝・・・」

 

小さな声でそうゆうと奴の白い天鎖斬月から馬鹿でかい白い月牙天衝が出てきて俺はその月牙天衝をゼロ距離で食らった

 

月牙天衝・・・何て威力なんだ・・・痛い・・・今までに味わったことの無い痛みだ・・・それに無性に左腕が痛い・・・いや、痛いなんてもんじゃねぇ・・・一体何が・・・

 

左腕に視線をずらすと俺の腕は肘も肩も残さず綺麗さっぱり消え去り血がドバドバと流れ出ていた

 

それに俺の身体もぱっくりと傷口が開いていてそこからも無数の血が流れ出ている

 

哲也「はぁ・・・はぁ・・・ぐっ・・・」

 

腕からも身体からも血が滝のように溢れ出てくる 出血多量にならないのが不思議なくらいだ

 

テツヤ「あんな弱っちぃ月牙天衝が俺に効くかよ・・・言ったろ・・・お前には斬月は使いこなせぇってなぁ・・・」

 

哲也「この・・・」

 

テツヤ「諦めな・・・・・・」

 

奴は間合いを詰めると俺の天鎖斬月を掴んだ

 

テツヤ「てめぇにこいつは使えねぇ・・・」

 

奴がそう言うと俺の天鎖斬月は白くなりそのまま消え去っていった

まるで奴の白いオーラが俺の黒い斬月を消したような感じがした

 

哲也「な・・・・・・俺の・・・・・・斬月が・・・・・・」

 

テツヤ「俺の・・・?なら勘違いだな・・・斬月は元々俺のもんだ・・・」

 

哲也「てめぇ・・・」

 

斬月が・・・俺の頼れる相棒が・・・消えた・・・

 

テツヤ「馬鹿かってんだよお前は!!」

 

奴がそうゆうと俺は顔を握られそのままビルに投げつけられた

 

哲也「っ!!!」

 

テツヤ「呆れるくらい脳ミソの緩い野郎だ・・・武器無くして何をボーッとしてやがる・・・」

 

確かに間抜けかも知れない・・・でも痛い 今はそれ以外脳が信号を送らない とにかく痛い 死んだ方がマシかもしれないくらいだ

 

哲也「はぁ・・・はぁ・・・ぐっ・・・がはっ・・・」

 

喉から何かがこみ上げてくる 吐き出すとそれは血混じりの唾 いわゆる血反吐だった まさか本当に吐くことになるなんて・・・

 

テツヤ「哲也・・・言っとくが俺とお前・・・実力は同じなんだぜ・・・・・・?」

 

哲也「俺と・・・お前が・・・?」

 

テツヤ「そうだ・・・何が勝負を分けたと思うか?」

 

哲也「・・・・・・・・・」

 

テツヤ「姿も能力も!そして力も!!全く同じ2つの存在があったとして!!そのどちらが王となり戦いを支配して残りのどっちかが指加えてその勝者を裏から見る!!その戦いに勝つべくして必要なもんは何だって聞いてんだよ!!!」

 

テツヤ「教えてやる・・・・・・答えは1つ・・・・・・それはなぁ・・・・・・《殺意》ってやつだ!!!」

 

哲也「!」

 

テツヤ「同じ力がより大きな力を発する為に必要なもの 王となる者に必要なのはなぁ!!」

 

テツヤ「ただひたすらに戦いを求め!力を求め!敵を容赦なく叩き潰し!引きちぎり!斬り刻む!!それに必要なのは何ものでもねぇ!!目の前の敵をぶち殺す本能的な殺意だ!!!」

 

テツヤ「俺達の皮を剥ぎ!肉を抉り!骨を砕いた神経のその奥!!原初の階層に刻まれた 研ぎ澄まされた殺戮反応だ!!!!」

 

テツヤ「てめぇにはそれがねぇ!!!お前が殺意が湧くのはいつだ!?あの女がピンチの時だけか!?んな生温い事で生きていけると思ってるのかよ!!!」

 

テツヤ「おめぇはただあの女を守る為戦ってるんだよ!!!殺意もなんにもねぇ理性で戦ってやがるんだよ!!!お前とあの女が生きてりゃ良いっつう甘ったれた考えしてんだよ!!!目の前の敵を殺す気で殺らねぇで何が出来るってんだ!?今のお前は鞘付けたまんま戦ってる間抜けそのもんだ!!戦うなら殺す気でやりやがれ!!!」

 

テツヤ「焦って殺意出したところで遅ぇんだよ!!だったら始めっから殺意剥き出しで戦いやがれってんだよ!!!だからお前はあの時あの女を殺されかけたんだろうがよ!!!」

 

哲也「っ!」

 

テツヤ「何もかも含めてもお前は俺より弱い!そんな事でこの世界から出られると思ってんのかよ!!!哲也!!!」

 

奴がそう言うと俺の腹部に斬月を突き刺してきた

 

哲也「がはっ・・・!」

 

テツヤ「俺はそんな生温い戦いを裏から観戦するなんて御免だぜ・・・・・・」

 

テツヤ「お前をここで殺し・・・俺が王となる!!!」

 

体からゆっくり剣を抜かれそこから血が少量であるが出てくる 痛みが絶え間なく襲ってくる俺の体はもうズタボロだ

 

多分もう俺の血は体からほとんど出ていってる・・・・・・生きていられんのが不思議だ・・・・・・いや・・・・・・もうすぐ死ぬのかな・・・・・・

 

どんどん目の前が薄くなっていく・・・・・・俺は・・・・・・このまま死ぬのか・・・・・・でもあんな世界で死ぬよかずっといいのかもしれないな・・・・・・

 

・・・・・殺意・・・・・・か・・・・・・それがあれば・・・・・・俺もアイツに勝てたのかな・・・・・・

 

~映像終了~

 

アスナ「っ!?何これっ!?グロテスク!?」

 

テツヤ「これはもう1人の俺と勝負した時だな いやぁほんとに痛いのなんのって でもおかげで俺は戦い方ってのを学べたんだ そこは感謝しなきゃな」

 

キリト「こ、ここはどこなんだ?ビルが多いいみたいだが・・・」

 

テツヤ「ここは仮想現実でもない 現実でもない その間の世界 そこではもちろん腕を切られれば腕は切れ 首を切れば首は無くなる そんな世界で俺は戦ったんだ」

 

ショウ「もう1人のお前ってこれはほんとにもう1人の俺なのか?」

 

テツヤ「あぁ しかも こいつはあの爺さんに化けて俺を見張ってたみてぇだ」

 

アスナ「へ?見てる限りテツヤ君とは敵対してるみたいだけどどうしてそんなことを?」

 

テツヤ「何でも 俺が死ねばあいつも死ぬから 斬月と卍解を教えたんだと まぁ何だかんだあってあいつは・・・・・・」

 

ユウキ「プルプル・・・・・・」

 

テツヤ「?どした?ユウキ」

 

ユウキ「あ・・・・・・あぅ~・・・・・・・・・」ドサッ

 

テツヤ「っ!?おい!?ユウキ!?」

 

ユウキ「て・・・テツヤの腕が・・・・・・テツヤが血まみれに・・・・・・テツヤが・・・・・・テツヤが死んじゃ・・・・・・あぅ・・・・・・」

 

テツヤ「あかん・・・これ完璧にのびてる・・・・・・目が渦巻きになってる・・・・・・」

 

アスナ「い!一回カメラ止めて!!!!」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

~第1回 ユキのトリビアコーナー♪~

 

ユキ「こんにちは!ソードアートトリビアの時間だよ!!!お母さんが倒れちゃったからここでこのコーナーを挟むよ!」

 

ユキ「今回はお父さんとお母さんの関係について!!お父さんはお母さんへの恋心をpart6で気づいてから お母さんにゾッコンになるよ!!!でもでも お母さんだけでなく アスカさんや フィリアさん ALOの時に出てくるお父さんのお姉さんのリナさんにも好かれちゃう浮気性のある人なの 皆は浮気しちゃ駄目だよ?」

 

ユキ「次はお母さん!お母さんはpart3と早い段階でお父さんの優しさに惹かれて お父さんに恋心を抱くよ!!そんなお母さんはお父さん一筋!他の男の人には視界にも入れず常にお父さんだけを見てる恋する乙女だよ!!」

 

ユキ「お母さんの怖いところは浮気したお父さんには情がないところなの お父さんが浮気してたら例えそれが勘違いであろうと問答無用でお父さんはボコボコにされちゃうよ お父さんも浮気しなければ良いのになぁ~・・・・・・」

 

ユキ「へ?お父さんは浮気してなくって単に好かれてるだけ?嘘は言っては駄目ですよ!! だったら何でさっき名前を挙げた全員のことを抱きしめてるんですかー!!!」

 

ユキ「むきー!!!!ユキだってお父さんとぎゅーってしたいのにーー!!!!」

 

ユイ「ユキ 落ち着いて ほら まとめなきゃ」

 

ユキ「はっ!そうだ!結論はね!!お父さんとお母さんはとっっっってもラブラブで向かうところ敵なしの最強カップルなんだ!!!じゃあまたねー♪」

 

~第1回 ユキのトリビアコーナー♪ 終わり~

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

アスナ「み、皆ごめんなさい 先程はゲストのユウキが倒れちゃったので急にカメラを止めちゃいました」

 

キリト「今ユウキはテツヤが撫でて回復を待っている状況です テツヤは現場にいるので一応引き続き進めていきたいと思います」

 

テツヤ「よしよし・・・・・・」なでなで

 

ユウキ「あぅ~・・・・・・」

 

ショウ「お前も大変だな・・・・・・」

 

アスナ「さ!さて!!それでは後半戦にまいりたいと思います!!!まずはこの回から!!!」

 

~part20 『死神VS絶剣』より~

 

テツヤ「あらら・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「・・・・・・!?」

 

俺はキリト達の方へ向けていた顔を恐る恐る俺から離れていたユウキの方へと向ける

 

するとユウキの足から何やら紫色の凄いオーラ見たいのが出ててそれでユウキの髪が逆立っていた 顔も少し病み気味な感じだ

 

ユウキ「ショウ 今日の事詳しく全部教えて」

 

ショウ「え?」

 

ユウキ「教 え て」

 

ショウ「わ、分かった・・・」

 

ショウ説明中・・・・・・

 

ユウキ「へぇ・・・お酒飲んでリズに介抱してもらったんだ・・・」

 

テツヤ「い、いや、これは・・・そのだな・・・」

 

ユウキ「お酒飲んだのは許すとして・・・リズと他の女の子とイチャイチャしてるなんて・・・」

 

テツヤ「NO!!!イチャイチャしてない!!」

 

ユウキ「ねぇ・・・・・・浮気?また浮気?ねぇ 答えてよ テツヤ」

 

テツヤ「う!浮気じゃねぇ!クエスト報酬がそう言うものであってだな!!」

 

ショウ「『悪い気はしねぇな』だっけか?」

 

テツヤ「っ!馬鹿!」

 

ユウキ「へぇ・・・ボクじゃなくて他の子に抱きつかれてちゅーされて・・・悪い気はしないんだ・・・・・・」

 

テツヤ「いや、待ってくれ・・・それは言葉の綾とゆうか・・・」

 

ユウキ「・・・もう良い・・・言い訳は聞きたくない・・・」

 

そう言うとユウキは自身の使う最上位の片手剣を取り出した

 

いつもは弱っちぃ武器で斬りかかるのに・・・本気だ

 

てか台詞が今朝の夢と全く持って一緒だ・・・

 

テツヤ「!?」

 

ユウキ「ボクを捨てるんだね・・・・・・そうやって・・・・・・なら良い

よ・・・・・・捨てても・・・・・・だけど・・・・・・」

 

ユウキ「 こ の 世 に い ら れ る と 思 わ な い で ね ?」

 

テツヤ「っ!!!」

 

ユウキはそう言うとジリジリと距離を詰めてくる このままじゃ確定で俺は・・・・・・

 

後ろに少しづつ後退していくが遂に壁にぶつかった

 

テツヤ「っ!しまっ!!」

 

ユウキ「・・・・・・」ユウキは俺に向け剣を構えてきた

 

テツヤ「っ!」

 

ユウキ「テツヤなんか・・・・・・死んじゃえば良いんだ!!!!」

 

ユウキは横祓いで斬りかかってきた

 

テツヤ「あぶねっ!?」俺はそれを間一髪で避けた

 

でもその時恐るべき事が起こった

 

なんと、俺がぶつかった壁がユウキの剣によってぶっ壊れてるではありませんか 何故これに驚いたかって? 街のものはImmortal Object

つまり破壊不能なんだ なのにそれをぶち壊したんだ・・・嫉妬のパワーがシステムの壁を乗り越えた・・・・・・今のユウキのパワーは計り知れないだろうな・・・

 

ユウキ「死ね!!死ね!!!!死ね!!!!!!ボクを捨てたテツヤなんか死ね!!!!!!!!」

 

ユウキは次々と恐ろしい台詞を吐きながら俺に斬りかかる

 

テツヤ「っ!ちぃ!!」

 

俺はそれを右に避け、後ろに後退し、最後は避けきれないためあの時以来のバク転で避けた

 

ショウ「・・・・・・何かすまん・・・」

 

テツヤ「良いから止めろ!!!謝ってる暇あるなら!!このままじゃ俺は死ぬ!!」

 

クライン「ユウキちゃん!止m「うるさい!!!!!!引っ込んでて!!!!!!」こぶっ!?」

 

クラインが果敢に止めようとしたがユウキはクラインに肘打ちを顔面に1発おみまいしクラインは倒れた

 

テツヤ「えぇ!?お前悪役じゃねぇんだからもうちょっと耐えろよ!!!!」

 

クライン「・・・こりゃあ・・・74層のボスより・・・つえぇ・・・かも・・・気をつけろよテツヤ・・・」ガクッ

 

テツヤ「ヒゲェェェェェ!!!!!!!噛ませ犬かテメェはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

ユウキ「そうやって逃げ続けるなら良いよ・・・・・・」

 

そう言うとユウキは何かをいじり出した すると俺にデュエル申請がきた

 

何だデュエルか・・・そう思ったが俺はそのデュエルの内容に度肝を抜いた

 

 

 

《デュエル申請》

Yuukiから『全損決着デュエル』が申し込まれました

 

 

 

テツヤ「!?全損!?お前どうゆうことか分かってんだろ!!!死ぬんだぞ!?これやったら!!!!!」

 

ユウキ「別にいいよ・・・・・・テツヤがボクを捨てたなら生きてる意味なんか無い・・・・・・・・・それに・・・・・・・・・」

 

ユウキ「テツヤを殺せたら永遠にボクの物に出来るでしょ♪」

テツヤ「っ!?」

 

ユウキは病んだ笑顔でそう話す もう目は虚ろになりいつものユウキじゃない これは・・・・・・・・・噂に聞く《ヤンデレ》って奴だな・・・・・・・・・

 

ユウキ「早く受けてよ♪そしたらボクがすぐにでもテツヤを殺してあげるから♪大丈夫♪痛みなんか感じないで終わるからね♪ボクが優しく殺してあげるからね♪」

 

・・・・・確信した ヤンデレだコイツ

 

ヤンデレ・・・・・・やられてみたいとも思ったがこんなにも恐ろしいのかよ・・・・・・!!!!

 

と、とにかくこの場を打開しなければ俺に明日は来ない!!!

 

テツヤ「・・・・・・・・・わかった お前がそこまで言うなら受けよう」

 

ショウ「は!?」

 

リズ「あんた正気!?どっちかが死ぬかもしれないんだよ!?」

 

テツヤ「但し 俺が受けるのはいつものデュエルだ じゃないと受けない 俺が負けたらその後煮るなり焼くなり殺すなり好きにしてくれ」

 

ユウキ「・・・良いよ・・・乗ってあげる・・・」

 

テツヤ「良かった・・・・・・」

 

ユウキ「ふふふ♪テツヤはすぐにでもボクだけの物になるからね♪待っててね♪」

 

~映像終了~

 

テツヤ「っ!?ヒィィィィィ!!!!!勘弁してくれぇぇぇぇぇ!!!!」

 

ユウキ「ふぇっ!?テツヤ!?」

 

アスナ「ええっと色々とありすぎて何が何だか・・・とにかくユウキが起きて一安心だね・・・」

 

ユウキ「て、テツヤ?どうしてそんなに震えてるの?」

 

テツヤ「もう嫌だ・・・浮気してない浮気してない浮気してない・・・・・・」

 

ユウキ「???何があったの?」

 

アスナ「と、とにかくユウキの確認のためにもう1回流そうか」

 

キリト「そうだな・・・」

 

~もう一度流してまーす♪byリズ~

 

テツヤ「マジ怖い・・・・・・死にかねない・・・・・・」

 

アスナ「ユウキもこんなに嫉妬深いんだね・・・」

 

キリト「アスナがあれじゃなくて良かった・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・あ、あの・・・・・・」

 

ショウ「?どした?」

 

ユウキ「こ、これ・・・・・・ボク・・・・・・?」

 

ショウ「え?」

 

テツヤ「お、お前以外に誰がいるんだ?」

 

ユウキ「えぇっ!?そんなの嘘だ!!!!ボクテツヤに死ねなんて言わないもん!!!!!こんなの捏造だ!!!!!訴えちゃうぞ!!!なんてね♪」

 

テツヤ「っ!?お前今なんて言った!?」

 

ユウキ「へ?訴えちゃうぞ!!!って・・・」

 

テツヤ「ちゃう!それより前!!」

 

ユウキ「捏造だ?」

 

テツヤ「もっと前!!!!」

 

ユウキ「ええっと・・・ボクがテツヤに死ねなんて言うわけないもん?」

 

テツヤ「っ・・・・・・・・・恐るるべき事実発覚だ・・・・・・」

 

キリト「へ?」

 

アスナ「事実って何?」

 

テツヤ「こいつは・・・・・・自分がヤンデレの時の記憶がない・・・・・・!!!!!」

 

ショウ「はぁ!?んな馬鹿な!!!!」

 

テツヤ「だ、だって死ねって言った記憶が無いって言ってんだぞ?」

 

ユウキ「ボクそんなこと言わないもん!!!疑うテツヤなんて嫌いだもん!!!!」プイッ

 

テツヤ「わ、悪かったよ ユウキ」なでなで

 

アスナ「じゃ、じゃあユウキは二重人格って言うの?」

 

テツヤ「無きにしも非ず・・・・・・」

 

ショウ「・・・・・・気付かずにこれって恐ろしいにも程がある・・・・・・ヤンデレ恐るべき」

 

ユウキ「とにかくボクがテツヤに死ねなんて言う訳ないよ!!!!ボクはテツヤが大好きだもん!!!!」

 

テツヤ「わかってるさ ごめんなユウキ 愛してるよ」

 

ユウキ「えへへ♪ボクもだよ♪」

 

アスナ「と、とにかくユウキがもしかしたら二重人格かも知れないことが判明したところで 次のシーンです!どうぞ!」

 

~part21『本音』より~

 

ユウキ「ねぇテツヤ♪」

 

テツヤ「ん?どうした?」

 

ユウキ「触りたくなったらボクのお尻でもおっぱいでもどうぞ触ってね~♪何なら揉んでも良いんだよ~♪テツヤも男の子だもんね♪ボクのエッチな姿見て我慢出来なくなるかもしれないもんね♪ボクなら平気だから遠慮なく触ってね~♪」

 

あぁ 何を言ってるのかこいつは きっと酒がそう言わしてんだろうな 普段のユウキなら絶っっっ体にこんな事言わねぇし・・・ いや単純に言われてはいって言いたいのが本音だがやはり駄目だ ここは軽く流そう

 

テツヤ「はいはい 触んねぇから大丈夫だよ」

 

ユウキ「むぅ・・・じゃあエッチもしないの?」

 

テツヤ「しーまーせん」

 

余計な事をまた言われる前にさっさとこいつを寝かせつけよう それが一番手っ取り早い

 

ユウキ「馬鹿ー!!!!!」

 

ユウキはそう言うと俺の顎めがけ頭突きしてきた

 

テツヤ「いってぇぇぇぇぇ!?」

 

何すんだ!! そう思いユウキの方を見るとまたユウキは涙を流していた

ユウキ「馬鹿!テツヤの馬鹿!!アホ!間抜け!!アンポンタン!!!

どうしてボクがこんなに誘ってるのにテツヤは無視するの!!!!!」

 

テツヤ「へ・・・?」

 

ユウキ「今朝いったじゃん!!ボクを食べたいって!!!それなのに・・・このヘタレテツヤ!!!!」

 

テツヤ「ユウキ・・・?」

 

ユウキ「ボクだって人間だもん!!!大好きな人とそう言うことしたいって気持ちもある!!!!なのに・・・!!なのに・・・!!!テツヤは口ばっかで一向にボクを襲おうとしない!!!なによ!!!ボクに飽きたってゆうの!?」

 

テツヤ「っ・・・!!」

 

まさか・・・ユウキがそんなこと思ってるだなんて・・・いや、どうせ嘘なんだ 酒が言わしてる嘘だ 乗っかって襲ってみろ しばかれてアウトだ

 

ユウキ「何でいつも勇敢で無茶するのにボクとこうゆう事になると奥手になるの!!!!食べたきゃ食べればいいじゃない!!!!!ボクを食べたいんでしょ!?ボクはこうやって誘ってるんだよ!?下着になって!!テツヤと一緒に布団に入って!!!こうすればきっとテツヤだってその気になると思ったのに・・・・・・!!!馬鹿!!!!!死んじゃえ!!!!!この臆病者!!!!ヘタレ!!!ビビリ!!!!チキン!!!!!!」

 

ユウキはそう言って何発も力の抜けたパンチで殴ってくる

 

テツヤ「・・・ユウキ・・・落ち着けよ・・・やっぱし水飲んだ方が・・・」

 

ユウキ「この馬鹿!!!!!!鈍感!!!!!浮気者!!!!!どうせボク以外の女の子と遊んでるんでしょ!!!!だからボクを襲わないんでしょ!!!!!!ボクがこんなに誘ってるのにしてこないって言うのはそう言うことなんでしょ!!!!!!」

 

テツヤ「・・・・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・・・・ご・・・の・・・ばがぁ・・・!!!!いぐじなしぃ・・・!!!!ぼ・・・ぐの・・・ぎもぢも・・・考えろぉ・・・!!!!!」

 

テツヤ「ユウキ・・・・・・・・」

 

こんなになってるって事は・・・まさか・・・こいつ・・・本気で・・・

 

ユウキ「ぐすっ・・・もういい・・・叫んで気がすんだ・・・服着ていいよ・・・ボクも服着るから・・・」

 

ユウキはそう言って立ち上がった

 

テツヤ「っ!!待て!!!」

 

俺は立ち上がったユウキの腕を無理やりベッドに引きずり込み 無理矢理寝かせ その勢いを止めないままキスをして そしてユウキの胸へと手を伸ばした

 

ユウキ「っ!」

 

もがくユウキを空いてる左腕で止め 胸に手を伸ばしていた右手を今度はユウキの太ももの辺りに伸ばし人差し指でゆっくりなぞった するとユウキはもがくのを止めた代わりに体が何度か少しはねた

 

ユウキ「んんっ・・・!!」

 

テツヤ「ユウキ・・・すまなかった・・・俺は口ばっかしでお前の事何も理解出来てなかった・・・」

 

俺はユウキの事を力強く抱きしめた

 

ユウキ「・・・・・・・・・」

 

テツヤ「俺も怖かったんだ・・・!!もし・・・その場の雰囲気に任して・・・お前を傷つけてしまったら・・・そう思うと思考回路が止まって行動には移せなかったんだ・・・!!」

 

テツヤ「けど・・・お前の気持ち・・・ちゃんと届いたよ・・・お前も・・・やっぱし1人の人間なんだよな・・・前も誘ってきた時言ってたもんな・・・そうゆう気分だって・・・・・・」

 

テツヤ「けどユウキ・・・その・・・エッチは・・・もっと先にしよう・・・こんな酒に任せた勢いではなく・・・ちゃんとしたユウキの時にしたいんだ・・・・・・」

 

ユウキ「テツヤ・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「だけど・・・お前の気持ちには答えてやる その為に俺は今からお前の全身を触る 揉む もちろん俺が満足するまでだ お前の静止なんか俺は聞かねぇぞ」

 

ユウキ「っ・・・・・・!!!!!」

 

テツヤ「良いんだろ ユウキ・・・・・・・・・・・・返事は?」

 

ユウキ「・・・・・・・・・・・・うん・・・!ボク・・・その言葉ずっと待ってたよ!!!!」

 

テツヤ「わかった・・・・・・じゃあ今から・・・・・・触るからな・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・こくん・・・・・・」

 

今まで口先ばかり達者で・・・俺って情けない奴だ 嫁さんの気持ちも分からずにいたなんてな・・・・・・もしかしてユウキが酒を飲んだのはこれを打ち明ける為・・・・・・?・・・・・・いや、それは無いかな 俺の思いこみすぎかな

 

とにかく 俺はユウキの体を触りに触った 今まで触った事の無い箇所も ユウキが満足してくれるよう色々な所を撫でたり 人差し指でなぞったり それこそ揉んだりした その度にユウキは『ひゃん』だとか『ん・・・』だとか色々な色っぽい声をあげ 俺の体に向け可愛いらしい吐息を吐いていた

 

しばらくするとユウキは俺の腕を力強く握り吐いていた息を殺し大きく体が痙攣し始めた 一体俺には何が起こったのかは分からない けれどその後俺の胴体に抱き付き大きく体全体で息をし始めた 少し経つとそれに疲れたのかユウキは寝ついてしまった

 

すーすーとさっきと同じく可愛い吐息はまるで満足感を現してるようだった ユウキが寝たから俺もひとまず触るのを止めた

 

そしてユウキの体温が俺の眠気を誘ってきた 今はとてつもなく眠い だから 俺はユウキを抱きしめ寝ることにした

 

ユウキの顔を俺の胸に埋ませ 全身を包むように抱きしめ眠りに入った

 

テツヤ「お休み・・・ユウキ・・・」

 

ユウキ「テツヤ・・・・・・・・・大好きぃ・・・・・・・・・」

 

テツヤ「俺もだよ・・・・・・馬鹿な俺を好きでいてくれてありがとな・・・・・・・・・

 

~映像終了~

 

テツヤ・ユウキ「「なぁ!?/////」」

 

アスナ「んも~♪なんだかんだ言ってエッチなことしてるじゃん2人共♪」

 

キリト「これはファンの方々にとってはお宝映像だな 普段のユウキとは大違いの声してる・・・」

 

ショウ「売れば儲けるかも?」

 

テツヤ「売らせねぇよ!?どこの大人のビデオだアホ!!!!!」

 

アスナ「ねぇねぇ♪他に2人のエッチな場面は無いの?」

 

テツヤ「無いよ!!アスナはどんだけ俺達の絡みを見たいんだよ!!!」

 

アスナ「だってユウキが可愛いんだもん♪・・・・・・それとテツヤ君 今の発言には嘘があるよね?」

 

テツヤ「え?」

 

アスナ「ごほん!実は私達番組側は テツヤ君が行ったまさかの行動を捉えた映像を手にしています!!」

 

ユウキ「?どんな映像なの?」

 

テツヤ「・・・・・・・・・っ!?ま!?まさか!?」

 

アスナ「それじゃあ早速流しちゃうましょうか♪この映像をご覧あれー♪」

 

テツヤ「止めてぇぇぇぇ!!!!」

 

~映像~

 

テツヤ『Zzz・・・・・・ふぁ~・・・・・・あーよく寝た・・・・・・んーやっぱ可愛いなぁユウキは・・・・・・』なでなで

 

ユウキ『ふにゅぅ・・・・・・てちゅや・・・・・・』

 

テツヤ『ほんとに可愛いなぁ・・・・・・癒されるなぁ・・・・・・』

 

テツヤ『・・・・・・・・・・・・ユウキも寝てるし・・・・・・・・・ちょっとくらい良いよな・・・・・・』

 

むにゅん

 

ユウキ『ぁぅっ・・・・・・Zzz・・・・・・』

 

テツヤ『やばい・・・・・・たまらない・・・・・・この柔らかさ・・・・・・この手にピッタリ収まるこの感じ最高のおっぱいだなぁ~♪』

 

ユウキ『あぅ・・・・・・らめぇ・・・・・・Zzz・・・・・・』

 

テツヤ『あ、後10揉み位・・・・・・』

 

モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ

 

ユウキ『ひゃっ・・・あん・・・らめぇ・・・気持ち・・・良いよぉ・・・・・・/////』

 

テツヤ『も、もう駄目だよな うん これ以上したら起きちゃうし・・・・・・また揉んじゃおうかな・・・・・・♪』

 

~映像終了~

 

テツヤ「ぎゃぁぁぁぁぁ!?見ないでぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 

アスナ「っと テツヤ君はユウキの寝込みを襲ってまでユウキのおっぱいを揉んじゃうとんでもない人なんです」

 

キリト「うわぁ・・・・・・」

 

ショウ「屑だな・・・・・・」

 

テツヤ「止めて!!!!俺をそんな目で見ないでくれ!!!!し!仕方ないじゃないか!!!!!俺だって・・・・・・俺だってユウキのおっぱいを堪能したかったんだ・・・・・・!!!!!!!」

 

キリト「ここまでクズだったとは・・・・・・」

 

ショウ「主人公キリトに戻した方が良いんじゃね?」

 

ユウキ「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アスナ「ユウキ テツヤ君に何か言いたいことはある?」

 

テツヤ「ユウキ・・・・・・ごめん!!許してくれ!!!つい出来心だったんだ!!!結局これ1回きりだったんだ!!!だから・・・!」

 

ユウキ「・・・・・・馬鹿・・・・・・許さない・・・・・・」

 

テツヤ「っ・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・今度はボクが起きてる時に揉んでくれなきゃ・・・・・・許さないんだからね・・・・・・/////」

 

テツヤ「っ!?ユウキ・・・・・・!!!」

 

アスナ「な!なんと!!!ここでお許しです!!!しかもまた今度してとのおねだりが入りました!!!これは以外です!!!」

 

キリト「な、なんてことだ・・・・・・」

 

ショウ「や、やはりゾッコンとは恐ろしい・・・・・・」

 

テツヤ「ユウキー!!!!大好きだぁぁぁぁ!!!!!!!」ギュー!

 

ユウキ「っ!く、苦しいよぉ・・・・・・」

 

テツヤ「ユウキ♡」

 

ユウキ「テツヤ♡」

 

アスナ「け、結局2人の中が縮まっただけでした・・・・・・」

 

キリト「良いなぁ・・・」

 

ショウ「え?」

 

キリト「へ?」

 

テツヤ「~♡」

 

ユウキ「~♡」

 

アスナ「ええっと このままじゃ埒が開かないので続きに行っちゃいます!どうぞ!!」

 

~part 27『戦いの果てに残るもの』より~

 

テツヤ「なっ!?何で!!!!!!何でだよ!!!!!!!!《ユウキ》!!!!!!!!」

 

目を開けると俺を庇いHPバーがほぼ無いに等しかった俺の最愛の そして最も大切な人 ユウキがいた

 

ユウキ「テツヤ・・・・・・ボク・・・・・・テツヤが死んじゃうと思ったらいても経ってもいられなかったんだ・・・・・・・・・ごめんね・・・・・・・・・」

 

テツヤ「馬鹿野郎!!!!!!!!!何で・・・・・・・・・何で俺なんかのために!!!!!!!!!!!」

 

俺は倒れていたユウキを抱き抱えた

俺の目からは涙が次々と流れ出ていた 声もかすれてしまっていた

 

ユウキ「何でって・・・・・・それはボクにとってテツヤは1番大切な人なんだもん・・・・・・・・・だから守りたかったんだ・・・・・・・・・」

 

次々とユウキの身体が光り始めていた

 

止めろ 止めてくれ 行かないでくれ 頼むから

 

テツヤ「ユウキ!!!!!!!!!!!!!!死ぬな!!!!!!!死なないてくれ!!!!!!!!!!頼む!!!!!!!!!!!死ぬなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

ユウキ「テツヤ・・・・・・ごめんね・・・・・・馬鹿なボクのこと許してね・・・・・・ボク以外の皆のこと・・・・・・救ってあげてね・・・・・・・・・ボクからの最後のお願いだよ・・・・・・?」

 

テツヤ「ユウキ!!!!ユウキ!!!!!!!!!!!!!!ユウキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!」

 

ユウキ「今までありがとね・・・・・・・・・・・・さよなら・・・・・・・・大好きだよ・・・・・・・・・!!!!!!!!!!テツヤ!!!!!!!!!!!!!!」

 

そう言い残すと ユウキの身体はガラスの割れたような音と共に 消え去った

 

これが表すのは・・・・・・・・・・・・・・・俺が常に守り続け、愛し続けたユウキの《死》だった

 

テツヤ「あ・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・な・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・で・・・・・・・・・・・・・・・・・・?俺・・・・・・・・・・・・・・・が・・・・・・・・・・・・死ぬ・・・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・・・・・・・・・・・・ず・・・・・・・・・・・・・・・・・・な・・・・・・・・・・・・・・・の・・・・・・・・・・・・・・・に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ユ・・・・・・・・・・・・・・・ウ・・・・・・・・・・・・・・・キ・・・・・・・・・・・・・・・・・・が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『テツヤ!!!!』

 

『テーツーヤー!』

『浮気は許さない!!!!!!!』

 

『馬鹿!!!!エッチ!!!!!』

 

『しゅき~♪』

 

『テツヤのエッチ・・・/////』

 

『大好きです・・・・・・!!!テツヤ!!!!』

 

テツヤ「あ・・・・・・あ・・・・・・・・・!!!!!!・・・・・・・・・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

嘘だ ユウキが死んだなんて嘘だ そんなの嘘だ でも現実的に俺の目の前にいたユウキは消え去っている

 

俺のせいだ 俺がミスしたせいで 俺が焦りすぎたせいで 俺が・・・・・・・・・俺が・・・・・・・・・・・・

 

テツヤ「がっ・・・・・・・・・ユ・・・・・・・・・ウ・・・・・・・・・キ・・・・・・・・・・・・ユ・・・・・・・・・・・・ウキ・・・・・・・・・・・・ユウキ・・・・・・・・・・・・・・・ユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ユウキが消えてしまった今 世界の全てがどうでも良くなった 人を守りたくもない 今すぐ死にたい あいつの元へ行きたい

 

いっその事死ぬか お前がいなくなった今 俺が生きてる意味なんか無くなったよ

 

テツヤ「ヒースクリフ・・・・・・・・・俺を殺せ・・・・・・・・・」

 

キリト「っ!?テツヤ!?」

 

ショウ「お前・・・!!ユウキが死んで自暴自棄に・・・・・・!!!!!」

 

テツヤ「ユウキが死んだ今 世界の全てがどうでも良く感じる・・・・・・・・・だから生きてる意味なんか無いんだ・・・・・・・・・だから人思いに殺ってくれ・・・・・・・・・ 頼む・・・・・・・・・」

 

ヒースクリフ「・・・・・・・・・よかろう ラスボスである私のせめてもの情けだ」

 

テツヤ「ありがとよ・・・・・・・・・これでやっと死ねる・・・・・ユウキ・・・・・・今行くからな・・・・・・・・・」

 

ショウ「馬鹿野郎!!!!!!!お前が死んでユウキが喜ぶとでも思ってんのか!!!!!!!!!目を覚ましてくれ!!!!!!!!!テツヤ!!!!!!!!!!!!!!」

 

テツヤ「さぁ・・・・・・速く・・・・・・・・・」

 

ヒースクリフ「では・・・・・・・・・さらばだテツヤ君!!!!!」

 

ショウ「テツヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

~映像終了~

 

アスナ「ここは・・・・・・」

 

テツヤ「あの時か・・・・・・」

 

キリト「ユウキが・・・死んだと思った時・・・・・・だな・・・・・・」

 

ショウ「あん時はほんとにまさに悪夢だと思ったぜ・・・ユウキもテツヤも失ったらもうクリアなんて絶望的だって思ったな・・・・・・」

 

ユウキ「・・・・・・テツヤ・・・・・・」

 

テツヤ「?なんだユウ・・・」

 

バチン!!!!!!!

 

テツヤ「いっつ!?」

 

ショウ「なっ!?」

 

アスナ「ユウキ!?」

 

ユウキ「馬鹿!!!!!!!ふざけないでよ!!!!!!!!ボクが死んだから生きてる意味が無い!?これの前に言ったセリフ覚えてるの!?『俺が死んだ時ユウキが自殺しないように見張ってろ』って言ったのテツヤじゃん!!!!!なんでボクが死んだからって勝手に死のうとするの!?」

 

テツヤ「っ・・・ユウキ・・・」

 

ユウキ「・・・・・・もうあんなこと言わないでよね・・・・・・ボクが死んでもテツヤは生きててね・・・・・・」

 

テツヤ「・・・・・・あぁ・・・・・・悪かった・・・・・・」

 

アスナ「で、でもねユウキ?この後テツヤ君はきちんと団長のことを倒したんだよ?」

 

キリト「でもその前にさっき映像で見たもう1人のテツヤとの対決は厳しかったな・・・テツヤが我に帰ってなかったら死んでたところだったな・・・」

 

ショウ「まさに九死に一生だな」

 

テツヤ「あの後はユウキの付けてるヘッドバンドを付けてユウキの力を借りて倒したな やっぱお前がいてくれたからヒースクリフは倒せたんだよ」

 

ユウキ「へ?ボクの?」

 

テツヤ「おう お前が死んだ後 ヘッドバンドだけが残ってたからそれを付けたんだ こん時にはもう差し合いで死のうって思ってたから 最後にお前と一緒に倒したかったんだ」

 

ユウキ「むぅ! また死のうとして!」

 

テツヤ「わ、悪かったって 本当にあん時は絶望の淵に追いやられてたんだ・・・許してくれ・・・」

 

ユウキ「・・・・・・じゃあこのヘッドバンド付けてくれたら許してあげる!」

 

テツヤ「へ?今?」

 

ユウキ「今!」

 

テツヤ「じゃあ貸してみろ」

 

ユウキ「わーい!はい!」

 

テツヤ「っしょっと・・・・・・ほら こんなんでいいか?」

 

ユウキ「うわー!似合う似合うー!」

 

アスナ「うんうん!似合ってるね!」

 

テツヤ「あん時もそうだったけどこれ付けてると力が湧いてくる気がするんだよな~ 本当にユウキの加護があったりして」

 

ユウキ「へへへ~♪ボクの加護なら100万倍だよ♪」

 

テツヤ「そりゃ嬉しいな 負ける気がしないよ」

 

ショウ「実際あの最後の一撃はかなりいい動きだったからな まるでお前とユウキが合体したかのような動きだったな」

 

アスナ「そうだったね!凄い動きの良さだったね!」

 

キリト「あの動きされたらそうそう勝てないだろうな あの時のテツヤが最強かもしれないな」

 

テツヤ「だってさ 俺とお前の力が合わさると最強なんだってさ♪」

 

ユウキ「えへへ♪当たり前じゃん!ボクとテツヤは最強コンビだもん!」

 

アスナ「ふふふ♪私達もこの2人には負ける気しかしないなぁ 以上!プレイバックコーナーでした!!!」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

~第2回 ユキのトリビアコーナー♪~

 

テツヤ(裏)「ヒャーハッハッハッ!!!!よぉテメェら!!!!今回は俺が斬月について教えてやらァ!!!!!」

 

テツヤ「斬月はこの俺が哲也に渡してやった唯一無二の専用の武器だ!!!オリジナルソードスキルっつう事でこいつを装備してる間は月牙天衝が使える!!」

 

テツヤ「月牙天衝は青白い衝撃波を放つ大技だ キリトとかいう奴のスターバーストなんちゃらにも威力は劣らねぇ!!」

 

テツヤ「そしてこいつの特徴はなんと言っても卍解が出来るところだ!!!卍解は力を貯め 独自の卍解のポーズを取り 『卍解』と叫べばできる技だ!!!!」

 

テツヤ「卍解をしたらテツヤの防具は黒い死覇装という物に変わる!!そして斬月は天鎖斬月に進化を遂げる!!!」

 

テツヤ「一見斬月の方が強そうに見えるがそれは天鎖斬月にスピードっつう強さを目一杯ぶち込んだ結果だ その小さな刀身のおかげで爆発的な瞬発力と速さを生み出す!!!!」

 

テツヤ「ちなみにこの状態で月牙天衝を放つと青白い物からドス黒い衝撃波に変わるぞ!!!!威力も数倍に増すんだ!!!!」

 

テツヤ「たがSAOの世界じゃ全力で月牙天衝を放つと一定時間動けなくなるっつう糞みたいな仕様だから哲也の野郎は全力で撃つことは数えるくらいしかねぇみてぇだ」

 

テツヤ「ちなみに卍解すると空を飛べるようになるぞ!!!!これがありゃ妖精の世界でも時間制限なんか気にしねぇで飛べる!!!これが大体の斬月についての説明だ!!!!分かったかテメェら!!!!!!」

 

テツヤ「・・・・・・あん?なんでユキのトリビアコーナーをお前が乗っ取ってんだって?」

 

テツヤ「それはあのクソ餓鬼が『休憩時間の内にお父さんに会いに行くー♪』とか抜かして俺にこのコーナー頼んでどっか行きやがったんだよ ったく ふざけやがって なぁにがお父さんだ 俺だってそうだっつの」

 

テツヤ「・・・・・・あん?お前も丸くなったなって?うるせぇ!!!!!これ以上変なこと抜かしたらぶち殺すぞこの野郎が!!!!!!!」

 

 

~第2回 ユキのトリビアコーナー♪ 終わり~

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

~テツヤとユウキに聞け!!!質問コーナー!!!~

 

アスナ「はい!続いてのコーナーはテツヤ君とユウキに送られてきた質問に答えてもらいますよ!!」

 

テツヤ「おう!!!」

 

ユウキ「なんでも答えちゃうよ~!!!」

 

キリト「俺やアスナ ショウが気になった質問を聞いていくからそれに応えてくれ」

 

ショウ「このコーナーは俺もキリト達側でやるからな」

 

テツヤ「了解!!」

 

アスナ「それじゃあまず一つ目!!ペンネーム『シピナ』さんからです!『私には好きな人がいるのですが その好きな人は既に付き合ってしまっています ですがその人を諦めるなんてことは絶対にしたくないです!なのでその人に振り向いてもらう方法を教えていただきませんか!?』だって!!」

 

テツヤ「ふむ これはユウキが適任かもな」

 

ユウキ「へ?何で?」

 

テツヤ「俺は片想い期間0だからな 期間が長いユウキのコメントの方が説得力あるだろ?」

 

ユウキ「なるほど!!それじゃあ・・・・・・良いですか?その人を振り向かせたいなら とにかくアタックあるのみ!!!好きな人がいようがお構い無しです!!!もしかしたらその男の人も付き合ってるけどもつまんないなって思ってるかもしれないし 別れたいなって思ってるかもしれないし! チャンスは無限大です!!つまり!!!諦めないで!!!!!!ネバーギブアップ精神で行きましょう!!!!」

 

アスナ「なるほど!シピナさん!頑張ってくださいね!!!」

 

キリト(・・・・・・なんか引っかかるなぁ・・・・・・)

 

ショウ「んじゃあ次は俺が見つけたヤツで ペンネームは『リーズナブル』さんからだ 『私の友達に 親友以上 恋人未満の友達がいるんですが その友達がたまに恋の相談をしてきます 既に友達は付き合ってるのですが私もやはり親友として力になりたいと思っているのですが私は恋愛経験がないので教えられることが極端に少ないんです そんな時はどうすればいいですか?テツヤさん』と お前の名指しで来てるぞテツヤ」

 

テツヤ「おっ 俺か 任せとけ!!ええっと?要約すると親友の力になりたいけども 恋愛経験が無いからどうすればいいかだな」

 

ユウキ「うん リーズナブルさんにちゃんと力になる答えを教えてあげてね」

 

テツヤ「おう さて、リーズナブルさん 恋愛経験が無く教えられる情報が少ないとのことですが そんな時は是非 逆手に取って考えてみてください!!!この逆手というのはもし自分が当事者で 何をされれば喜ぶのかなと考えるんです! 例えば 今度デートで遊園地か水族館行こうとしてるんだけどと言われたならば 『私なら遊園地だけど その子の考えを聞いてあげな きっとその方が喜ぶよ』とこんなふうにすれば 例えば俺みたいな鈍ちんな男でも なるほど!じゃあ彼女に聞いてみよう!ありがとな!となるはずです!!もしそれでもネタが尽きたならば・・・・・・最終奥義は恋愛ドラマ等を観ることをオススメします!!受け売りでもいいアドバイスにはなりますよ!!!リーズナブルさん!!ファイト!!!」

 

ショウ「とのこです リーズナブルさん 是非その親友の事を影から支えてあげてくださいね」

 

テツヤ(・・・・・・なんか違和感感じるな・・・・・・リーズナブルさんか・・・・・・)

 

キリト「続いての質問なんだが・・・同じ内容の質問が何百通と送られてきてるぞ・・・」

 

テツヤ「ふーん どんな内容なの?」

 

キリト「ええっと・・・『ユウキさんを僕にください!!!』だと 名前は・・・・・・『ルーク』ってでっかい字で書いてあるな」

 

ユウキ「ふぇ!?嫌だあの人!!!気持ち悪い!!!」

 

テツヤ「あの糞野郎・・・・・・いい加減に諦めろよ・・・・・・」

 

キリト「『下さい!!!』『別れないんですか?』『僕がユウキさんを幸せに・・・』」

 

テツヤ「だぁもう!!!!!!!ユウキはやらん!!!!!!!はい次!!!!ルークは死ね!!!!!!!」

 

アスナ「あはは・・・つ、次の質問だよ ペンネーム『火素栗夫婦』さんから 『私は何人もの部下を持ち その部下達から信頼を持って入るのですが 私はずるい方法で天辺を取ってしまいました バレるのではないかと毎日ビクビクしています バレない方法はありませんか?』だって!」

 

テツヤ「ふーん ズルい方法がなんなのかはわからんが とにかくバレないようにするなら やっぱり挙動不審にならない事じゃないかな?」

 

ユウキ「やっぱりトップの人がオロオロしてたら違和感感じるしね ドーンとでっかく構えてればきっと大丈夫です!!」

 

アスナ「だそうです! ズルい方法が何かは分からないけど 頑張ってくださいね!!」

 

テツヤ(ん?火素栗夫婦?・・・ひーすーくーりーふうふー・・・ひーす・・・・・・あ・・・・・・(察し))

 

ショウ「んじゃあ次の質問 ペンネーム『蔵in』・・・・・・馬鹿かこいつ・・・」

 

テツヤ「・・・・・・んで質問の内容は?」

 

ショウ「えっと・・・『彼女ができるようになるにはどうすれば』だと」

 

テツヤ「お前はまず黙って変なことを口走るな そんでもってお前の持ち味の優しさを全面的に見せろ そうすりゃ彼女もできるぞ クライン」

 

「えぇっ!?なんで俺って分かったんだよ!!!」

 

テツヤ「たりめぇだ!!!なぁにが『蔵in』だ バレバレじゃねぇかよ!!!」

 

ユウキ「ま、まぁまぁ 次の質問は?」

 

アスナ「ええっとね 次が最後みたいだねペンネームは書いてないみたい・・・・・・『なんでテツヤさんとユウキさんは子作りしないの?』だ、だそうです・・・・・・」

 

テツヤ「ぶっ!?」

 

ユウキ「だ!誰がそんなこと聞いたの!!!/////」

 

アスナ「だ、だからペンネームが・・・・・・」

 

テツヤ「はぁ・・・・・・いいか皆 世の中には奥手な男もいてなぁ・・・」

 

キリト「あ、それについてがあった 『奥手奥手言ってるくせに なんで散々人前でイチャついてるの?馬鹿なの?死ぬの?』だとさ・・・」

 

テツヤ「うぐっ・・・・・・」

 

ショウ「おっと こっちも見っけ 『ユウキさんとヤラし』」

 

テツヤ「だぁってろルーク殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!」

 

ユウキ「あうぅ・・・/////恥ずかしいよぉ・・・・・・/////」

 

テツヤ「ったく ユウキの顔が真っ赤じゃねぇか はっ!まさかこの顔を楽しむためにか!?貴様ら卑怯な良くやった!!!」

 

アスナ「へ?」

 

テツヤ「え?」

 

ユウキ「と!とにかくボク達まだそんなことしてないから!!!!皆勘違いしないでね!!!」

 

アスナ「あ、待って 最後の質問があった えっとね・・・これもペンネームが無いね 『あのねあのね!!この前お母さんとお父さんが夜中に変なことしてたんだ!!!お母さんが高い声出して気持ちよさそうにしてたんだよ~?何をしてたのかな~♪』だ、だって・・・・・・」

 

テツヤ「おい!!今の絶対ユキだろ!!!」

 

ユウキ「ぼ、ボク達そんなことしてないって!!!!」

 

テツヤ「そうだ!!第一ユウキの喘ぎ声は声を押し殺す感じだからそんな高い声はださな「馬鹿ぁ!!!!!!!」痛い!?」

 

ユウキ「今そのこと話さないでいいから!!!!/////」

 

テツヤ「いつつ・・・・・・」

 

ユウキ「てゆうかボクだって本当に出す時は出しちゃうもん・・・/////」

 

テツヤ「へ?なんて?」

 

ユウキ「何でもない馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」カキーン!!

 

テツヤ「わぎゃぁぁぁぁぁ!?」

 

ショウ「な、なんでバットを・・・・・・」

 

ユウキ「テツヤの馬鹿ー!!!!!」

 

キリト「あーあ スタジオ壊しちゃったよ・・・」

 

ショウ「テツヤが空の彼方に・・・・・・」

 

アスナ「あはは・・・・・・テツヤ君も死んじゃったし次回のALO編まで1回 CMです!!」




SAO編の総集編は以上です!

あれ?あの回は?と思う人もいるかもしれませんが 一応何個かALO編でも出すので是非お楽しみにお待ちください

次回はALOなので彼女らも登場!更にハチャメチャな展開に!?

次回もお楽しみに!!!

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