ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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今回は予定通りあの竜使いが出てきます 今回は原作ベースです それではどうぞ!


part4 小さな竜使い〜復活させたい仲間〜

アインクラッドに閉じ込められて約1年が経とうとしていた

 

俺達は常に最前線で戦い続け レベルは俺は75 ユウキが74 ショウが70と言った所だ

 

この1年で俺達は大きく変わった

 

ユウキはアインクラッド内の情報誌で美少女女戦士と言われそれからデュエルに勝ったら付き合って欲しいとゆう者達を次々と打ち倒していった そんな中着いた異名が《絶剣》 ちなみに俺もその本は愛読していて俺の扱いはユウキの付き添いみたいな感じだ

 

ショウは50層であの第一層ボス攻略にもいた男、エギルの開く店の手伝いをしたりしている ボス攻略は参戦するが最近は店の方が忙しいらしい

 

そして何より大きいのはユウキの料理スキルの上達だ あれからユウキは毎日少しでも料理を作っていて最近はカンストに近いアスナに料理を教えて貰ってるそうだ ちなみにアスナとは良くボス攻略で出会う

 

そして今回俺とユウキはとある理由で35層へと来ていた

 

 

テツヤ「ったく・・・迷いの森にある食材取ってこいなんてめんどくさいこと言いやがって、ショウのやつ」

 

ユウキ「まぁまぁ その食材も取れたんだし 戻ったら料理も作って貰えるんだから文句言わないの」

 

テツヤ「はーい さて、転移結晶使って戻るか・・・」この迷いの森はその名の通り迷いやすく1度入ったらなかなか抜け出せない為手っ取り早く転移結晶を使って抜け出そうとした

 

ユウキ「ちょっと待ってテツヤ! ・・・声が聞こえない・・・?」俺は耳を研ぎ澄ました すると確かに少女らしき声が聞こえた

 

テツヤ「・・・本当だな、行ってみるか ユウキ」

 

ユウキ「うん!」俺達は声のした方へ向かった

 

~~~~~~~~~

 

少し進むとその声の持ち主が見えてきた どうやら戦闘中らしいが・・・

 

「・・・ピナ!・・・ピナ!」少女は小さな竜を抱きかかえている その後ろにはドランクエイプと呼ばれる猿人型のモンスターが3体いた

俺達のレベルなら問題は無いが少女のレベルは到底高そうには見えない

 

テツヤ「ユウキ!片方頼んだ!」

 

ユウキ「OK!」俺とユウキはエイプを一体ずつ倒したが 残り一体が少女の方へと武器を振り下ろそうとしていた

 

テツヤ「しまった!」 しかしエイプは攻撃する間もなく1人のプレイヤーによって倒された

 

テツヤ「すみません、大丈夫ですか・・・ってお前は!」

 

「いや、そんな心配するより・・・って君は!」

 

テツヤ「キリトか!?」「テツヤなのか!?」

 

テツヤ「こんな所で会うなんてな 驚いたよ」

 

キリト「あぁ、会えて嬉しいよ でも今はそんなことより・・・」

 

少女「ピナ・・・私を1人にしないでよ・・・」少女はピナと言う名前をいって泣いている 青い羽のような物を持ちながら

 

テツヤ「その羽は・・・?」

 

少女「ピナです・・・」

 

キリト「君はビーストテイマーなんだね・・・ 」

 

少女「はい・・・助けてくれてありがとございます」

 

テツヤ「・・・その羽にアイテム名って設定されてるかな?」少女は調べてみた すると《ピナの心》とゆうアイテム名のなっていた

 

少女「う・・・ピナぁ・・・」

テツヤ「泣かないで その心があれば復活させる事ができると思う」

 

少女「・・・本当ですか?」

 

キリト「あぁ、47層に思いでの丘って場所があってそこにある使い魔の蘇生用アイテムさえあれば蘇生されることができる」

 

少女「そうなんですか・・・でも47層・・・情報だけでもありがたいです ありがとうございます 今度もっとレベルを上げてから行ってみようと思います」

 

テツヤ「・・・蘇生できるのは倒されてから3日じゃないと駄目なんだ・・・」

 

少女「そんな!? ピナにもう会えないの・・・」

 

ユウキ「ねぇ、テツヤ」

 

テツヤ「考えは一緒か ユウキ」

 

ユウキ「ねぇ!その思いでの丘に一緒に行こうよ!」

 

少女「そんな・・・良いんですか? 私レベルも低いし・・・」

 

キリト「それなら・・・」そう言ってキリトは少女に装備アイテムを渡していく

 

キリト「これだけあれば5、6レベルは底上げできるはずだ」

 

少女「・・・ありがとうございます ・・・どうして私をそこまでして助けてくれるんですか?」

 

テツヤ「困ってる人を見つけたら助けたい 俺はこの世界でそうやって生きてくって決めたんだ」

 

キリト「俺は・・・君が妹に似ていたから・・・」

 

少女「ありがとうございます あなた達に会えて私は嬉しいです 自己紹介がまだでしたね 私の名前はシリカと言います 」

 

テツヤ「俺の名前はテツヤだ」

 

ユウキ「ボクはユウキ!」

 

キリト「俺の名前はキリトだ しばらくの間よろしくな」俺達は握手を交わした

 

~~~~~~~

 

第35層 ミーシェ・主街区

 

「お!シリカちゃん発見!」そう言って近づいてきたのは二人の男

 

男A「ずいぶん遅かったんだね 心配したよ」

 

男B「ねぇ!今度パーティー組もうよ!好きなとこつれてってあげるからさ!」

 

シリカ「えぇっと・・・」

 

シリカ「すみません 今この人とパーティー組んでるんです」そう言ってシリカはキリトの片腕に抱きついた

 

男A、B「「ん?」」キリトは2人に睨まれていた

 

シリカ「行きましょ キリトさん」キリト達は歩き出した

 

ユウキ「・・・ねぇテツヤ」

 

テツヤ「ん?どうしたんだ?」

 

ユウキ「ボクもああして歩きたいんだけど・・・ダメかな?」

 

テツヤ「別に良いけど・・・歩きづらくないか?」

 

ユウキ「いいの!」そうゆうとユウキは俺の片腕に抱きついた

 

テツヤ「じゃあ行くか」

 

ユウキ「うん♪」俺達はキリト達の方へと歩いた

 

 

 

 

シリカ「皆さんのホームタウンってどこなんですか?」

 

キリト「俺は50層だけど今日はここに泊まっていくよ」

 

テツヤ「俺とユウキも一応50層かな 俺達も泊まっていくよ」

 

シリカ「そうなんですか ここのチーズケーキが結構美味しいんですよ?」

 

「あーらシリカじゃない」その声の方へ顔をやると女がたっていた

 

女「あの森を抜け出せたのね あら あのトカゲはどうしたの?」

 

シリカ「・・・ピナは死にました でも必ず生き返らして見せます」

 

女「て事は思い出の丘に行くのね でもあんたのレベルで大丈夫なの?」

 

テツヤ「まぁ大丈夫さ さほど難易度も高くねぇしな あそこは」

 

女「ふーん あんたら2人はたらしこまれたのね シリカはお得意ね そうゆうの」

 

シリカ「・・・・・・」

 

キリト「さぁ行こう」俺達はその女を後にし宿屋に入った

 

~~~~~~~~~~~

その晩

 

俺の部屋にノックが響いた

 

「テツヤ おきてるか?話しておきたい事があるんだ」

 

テツヤ「キリトか 入ってくれ」

 

キリト「夜分遅くにすまないな さっき変な事がおきてな 」

 

テツヤ「変な事?」

 

キリト「あぁ、シリカに思い出の丘に関する説明をしていた時外に人がいてな 盗み聞きされた可能性がある」

 

テツヤ「・・・あの女にか?」

 

キリト「俺もそう思うんだ それであの人なんだが 俺が今探しているオレンジギルドのリーダーにそっくりなんだ」

 

オレンジギルド・・・盗み、窃盗 などを繰り返し行う集団 時には殺人も行う残酷非道なやつらだ

 

テツヤ「オレンジギルド?どうしてそんな奴らを?」

 

キリト「他のギルドの連中が奴らのギルドにリーダー以外が殺されてしまってそのギルドのリーダーが転移門前でずっと頼み込んでたんだよ 『奴らを牢獄に入れてくれって』な」

 

テツヤ「・・・ふむ・・・ んで奴らをどうやって牢獄に?」

 

キリト「依頼主が買った回廊結晶がある 牢獄に行くようにセットしてあるから後はあいつらを捕まえるだけさ」

 

テツヤ「そうか じゃあ俺らもそれ手伝うよ シリカの手助けをし終わったら そいつらを牢獄にぶち込んでやろう」

 

キリト「悪いな とにかく明日はシリカの為に頑張らなくちゃな」

 

テツヤ「・・・だな!」

 

 

 

その頃ユウキとシリカは・・・

 

ユウキ「そっか・・・シリカは大変だね・・」

 

シリカ「皆私をたらい回しにパーティーに誘うんですよ? もううんざりしちゃって・・・ ユウキさんはそうゆうのないの?」

 

ユウキ「ボクも良く付き合って欲しいなんて言われるけどその度にデュエルして追い返してるよ!」

 

シリカ「自分で解決できるなんて羨ましいです・・・」

 

ユウキ「・・・ボクにはテツヤがいるしね・・・」

 

シリカ「ユウキさんはテツヤさんが好きなんですね 」

 

ユウキ「うん!大好きだよ! でもテツヤったら鈍くてボクの想いに全然気づいてくれないんだよ・・・」

 

シリカ「テツヤさんそうゆうの鈍そうですもんね・・・ 」

 

ユウキ「この前なんかね!―――」

 

ガールズトークに花を咲かしていた・・・

 

~~~~~~~~~~~

 

第47層・フローリア

 

 

シリカ・ユウキ「「うわぁ~!」」ユウキとシリカは転移するなり周りの花に近づいた

 

キリト「ここは別名フラワーガーデンとも呼ばれているんだ」

 

テツヤ「・・・にしてもカップルが多いいな ここ」見渡す限りで5組みのカップルがいる どうやらデートの名所でもあるらしい

 

シリカ「ねぇユウキさん(小声)」

 

ユウキ「ん?どうしたの?(小声)」

 

シリカ「いっその事ここでアタックしてみたらどうですか?当たって砕けろ!です!(小声)」

 

ユウキ「ふぇぇ!? ボクにそんな勇気ないよぉ・・・それに砕けてもやだし・・・(小声)」

 

テツヤ「? どうしたんだユウキ 顔が赤くなってるぞ」

 

ユウキ「ななな、何でもないよ!」

 

キリト「皆そろそろ行くぞ~」

 

 

 

~第47層・思い出の丘~

 

 

テツヤ「ん~!何だが和む道だな~!」

 

キリト「そうだな のんびりしていたい気分だよ」

 

シリカ「そうですね、でも早く行きましょう!」シリカがそう言って足を踏み出した するとシリカの足は触手のようなもので捉えられていた シリカはそのまま宙ぶらりんになってしまった 触手の持ち主は植物型モンスター

 

シリカ「きゃぁぁぁ!」シリカは手に持っている短剣をぶんぶん振り回す

 

キリト「落ち着いて!そいつ凄く弱いぞ!」

 

シリカ「キリトさん!テツヤさん!助けて!見ないで助けて!」 シリカはスカートを履いていたため少しまずい状況になっていた

 

キリト「それでは助けられないのだが・・・」

 

テツヤ「それはちょっと無理があるぞ・・・」俺は手で目を隠した だがやはり少し気になる・・・ 俺は指の間からちょっと見ようとした

 

ユウキ「テ~ツ~ヤ~?」・・・俺の後ろからすさまじい殺気を感じる 恐らく いや確実にユウキだろう

 

テツヤ「は、はい?」

 

ユウキ「指の間から見ようとしないの!!!」ユウキは俺の頭を掴みおもいっきり横にした

 

テツヤ「あがぁぁ!?」この世界で骨が折れる心配はない だが俺は確実に聞いた 俺の首がバキッとゆう鈍い音を鳴らしたのを

 

シリカ「この!いい加減にしろぉ!」俺が悶絶している合間にシリカはモンスターを倒していた

 

シリカ「・・・み、見ました・・・?」

 

キリト「見てないぞ・・・」

 

テツヤ「た、助けて・・・首が・・・」

ユウキ「ふん!テツヤのバカ!」ユウキはそう言うと先に進んでしまった

 

キリト「・・・大丈夫か?」

 

シリカ「肩、貸しましょうか?」俺はキリトとシリカの肩を借りた

 

テツヤ「すまない・・・しばらくしたら首が元に戻ると思うからしばらくこのままでいさしてくれ・・・」

 

キリト「じゃあ行こうか」

シリカ「はい!」

 

 

~~~~~~~~~~~

 

道中 シリカのレベルが上がったり またシリカが敵に捕まったり色々とあった

 

キリト「だいぶ歩いたな・・・ そろそろあるはずなんだが・・・」

 

ユウキ「あの台座みたいなのがあるところじゃない?」

 

シリカ「行ってみましょう!」俺達は早足に台座へ向かった ちなみに今俺に肩を貸してくれてるのはユウキだ 首はだいぶ楽になったけどまだ痛い

 

テツヤ「もっとゆっくり歩いて・・・ユウキ・・・」

 

ユウキ「テツヤが悪いんだから文句言わない!」

 

キリト「台座に花が咲いてる きっとあれだよ」

 

キリトがそう言うとシリカはすぐさま台座へ向かった そこに咲いていたのは《プネウマの花》使い魔蘇生用アイテムだ

 

テツヤ「良かったね シリカ」

 

シリカ「はい!ありがとうこざいます!」

 

キリト「ここは強い敵も出るから主街区に戻ってから蘇生させてあげよう その方がピナも喜ぶと思うぞ」

 

シリカ「はい!わかりました」

 

テツヤ「じゃあ戻ろうか 」

 

 

 

 

 

台座を離れ少し歩いているとキリトが立ち止まった

 

キリト「・・・そこにいる奴ら出てこいよ」そして出てきたのは

 

女「私の事を見破るなんてなかなか高い索敵スキルね 剣士さん」

 

テツヤ「こいつは・・・好都合ってやつか」

 

キリト「まぁどうってことないよ・・・オレンジギルドタイタンズハンドのリーダー ロザリアさん」

 

ロザリア「へぇ・・・私の事知ってるんだ 」

 

キリト「10日前 あんたらシルバーフラグスってギルド襲っただろ」

 

ロザリア「あぁ~あの貧乏ギルドね 」

 

キリト「あんたらはリーダー以外の人を全て殺した そうだろ?」

 

シリカ「え?でもロザリアさんのプレイヤーマーカーは緑に・・・」プレイヤーマーカーとはプレイヤーの上にある矢印であって緑だと普通の人 オレンジだとプレイヤーへのアタックや強奪行為 殺害をした者 レッドだと多重殺人をした者になる

 

テツヤ「簡単なこった あいつは緑のまま他のギルドに入りしばらくしてからギルドメンバーの奴らにそいつらを殺してもらう そうすればあいつは緑のままでいられるし次の犯行もしやすくなる」

 

ロザリア「あんたもなかなか冴えてるわね そうよ私は手を汚さない 代わりに私の忠実なしもべどもが殺してくれる こんな楽な仕事はないわ」

 

キリト「あんたらのその活動も今日で終わりだ」

 

ロザリア「はっ そんな簡単に行くかな?」ロザリアがそう言うと周りの木から他のメンバーが出てきた

 

キリト「・・・7人か」

 

ロザリア「いくらあんたでもこの人数を相手にしたらまずいんじゃない?」

 

キリト「そうか なら・・・」キリトが歩きだそうとした

 

テツヤ「ちょっと待ちな キリトここは俺が行くぜ」

 

キリト「・・・そうか じゃあ頼んだ」

 

ユウキ「そんな!?そんな事したらテツヤが!」

 

テツヤ「・・・心配すんなユウキ 首ももう大丈夫だし安心して待っててくれ」俺はユウキの髪を少し荒っぽくなでた

 

俺はロザリア達の方に歩き出し背中にある斬月を取り出した

 

タイタンズA「テツヤ・・・?でかい片手剣・・・もしかしてあいつ攻略組の・・・!」

 

タイタンズB「俺も聞いた事ある・・・絶剣の付き添いだけどあいつも結構やるって噂だぜ・・・!」

 

ロザリア「はっ!こんな所に攻略組なんかいるかよ!そら!さっさと殺して!身ぐるみ剥いじゃいな!」ロザリアがそう言うと7人は攻撃モーションに入った

 

タイタンズA「死ねぇ!」俺は7人に一斉攻撃された

 

 

ユウキ「テツヤ!!!」ユウキは止めに入ろうとした だがそれはキリトの手によって阻まれた

 

ユウキ「何で止めるの!このままじゃテツヤが!」

 

キリト「・・・HPを見てみろ」

 

ユウキ「HP・・へ・・・!?」

 

シリカ「減ってない・・・」俺のHPはいくら攻撃されようとも一定量以上は減らなかった

 

タイタンズA「はぁはぁ・・・」

 

テツヤ「・・・10秒あたり400ねぇ・・・あんたらが俺に与えるダメージの総量だ それでオレの事殺ろうとしたの?」

 

タイタンズB「くっそ・・・何で一向にHPが減らねぇんだよ・・・」

 

テツヤ「簡単だよ 俺のレベルは75 HPは13000 バトルヒーリングの自動回復が10秒で500ある それであんたらが俺のこと殺せると思う?」

 

タイタンズC「くっそ・・・そんなのありかよ・・・」

 

キリト「ありなんだよ 」キリトは後ろから話す

 

テツヤ「少しでもレベルの差がつくと無茶な能力値違いになる・・・これがレベル性MMOってやつなんだよ・・・」

 

ロザリア「はっ!そいつらがダメでもまだ私が・・・」言い終える前に俺は一瞬でロザリアの元へ行き首元に斬月を向けた

 

テツヤ「・・・別にこのまま攻撃してもいいんだぜ? 2、3日オレンジになろうが俺は構わねぇからな」

 

俺がそう言うとロザリアは崩れ落ちたように座った

 

キリト「これは依頼主が全財産をはたいて買った回廊結晶だ 牢獄に行くようにインプットされてる これで皆牢に入ってもらう」

 

俺達はタイタンズハンドの奴らを牢獄に送った

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

第35層 ミーシェ・宿屋

 

シリカ「皆さん本当にありがとうこざいます おかげでピナにもう一度会えることができます」

 

テツヤ「なぁにいいって事よ!」

 

シリカ「皆さんが攻略組だなんてビックリしました・・・」

 

キリト「隠していてすまなかったな」

 

シリカ「あの・・・やっぱり皆さん攻略に戻っちゃんうんですか?」

 

テツヤ「まぁ何日もさぼってらんねぇしな・・・申し訳ないがここまでだな」

 

シリカ「そうですか・・・」

 

キリト「でもここで生きていたら必ずまたどこかで会えるさ 今度は現実世界で会おう」

 

テツヤ「現実で会っても俺達なら上手くやっていけるさ!」

 

シリカ「・・・はい!」

 

キリト「さぁ、早くピナを生き返らせてあげようここならもう邪魔者はいないだろうしな」

 

ユウキ「ボクも早くピナ見てみたい!」

 

シリカ「わかりました」シリカはストレージにあるピナの心をオブジェクト化してさらにプネウマの花もオブジェクト化した

 

シリカ(ピナ・・・またいっぱい冒険に出かけようね)

 

シリカ(それで・・・いっぱい話してあげるね)

 

シリカ(私の・・・今日だけの2人のお兄さんとお姉ちゃんの話を・・・!)

 

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

 

第50層 アルゲート・エギルの店

 

テツヤ「ピナ凄く可愛かったな!」

 

ユウキ「そうだね・・・」

 

テツヤ「ユウキどうしたんだ?さっきから元気がないけど・・・」

 

ユウキ「何でも無い・・・」

 

テツヤ「そうか・・・何かあったら言えよ」俺はそう言って扉を開いた

 

ショウ「いらっしゃい!・・・ってお前はどこほっつき歩いてたんだよ!」

 

テツヤ「いやぁちょっとやらなきゃならない事ができてな・・・」

 

ショウ「だったらメッセージくらい飛ばせよ!」

 

テツヤ「ははは・・・忘れてました・・・」

 

ショウ「ったくこのバカは!」

 

エギル「まぁまぁ2人とも喧嘩しなさんな おかえり テツヤ、ユウキちゃん」

 

テツヤ「ただいま!」

 

ユウキ「ただいま・・・」

 

ショウ「・・・なんかあったのか?」

 

テツヤ「さぁ・・・」

 

エギル「まぁそのうち治るだろう ほらハーブティーだ」

 

テツヤ「お、サンキュー」

 

ユウキ「ありがと・・・ エギル 後で上の部屋借りていい?」

 

エギル「別に構わないが・・・」

 

ユウキ「ありがとう テツヤ 後で一緒に来て」

 

テツヤ「へ?別にいいけど・・・」

 

ショウ「はーん・・・そうゆうことか」

 

テツヤ「?」

 

ショウ「鈍いてめぇにはわかんねえこった」

 

テツヤ「なんだよ 教えてくれたっていいだろ?」

 

ショウ「すぐにわかるさ ユウキが落ち込んでる理由も」

 

テツヤ「そうか?なら良いけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~数分後~

 

テツヤ「なぁ・・・どうしたんだ?」

 

ユウキ「・・・・・・」

 

テツヤ「・・・はぁ・・・」俺はドアノブに手をかけて部屋を開けた

 

テツヤ「・・・それで一体何のご用事で?」

 

ユウキ「・・・テツヤ後ろ向いて」

 

テツヤ「後ろ? 良いけど・・・」俺は後ろを向いたそこには涙目のユウキがいた

 

ユウキ「・・・・・・」ユウキは無言で俺を押し倒した 幸いにも押し倒された先にはベットがあり痛みは感じなかった

 

テツヤ「うぉ! なにすんだ・・・よ・・・」俺がそう言おうとするとユウキは涙をポロポロとこぼし始めた

 

ユウキ「・・・テツヤのバカバカバカ!何であんな無茶な事したの!? ボク 心配で心配で・・・!」

 

テツヤ「ユウキ・・・もしかしてそんな事でずっと落ち込んでたのか?」

 

ユウキ「そんな事!?もしあの7人がすっごく強かったらテツヤは今頃死んじゃってるんだよ!?」

 

ユウキ「・・・テツヤが死んじゃったら・・・ボク・・・」

 

テツヤ「ユウキ すまなかったな」俺はユウキを抱きしめた

 

ユウキ「テツヤ・・・!」ユウキは俺に抱きしめられたら今まで貯めていた涙を出すように泣き出した

 

ユウキ「バカ!テツヤのバカ!ボクの気持ちも知らないで!」ユウキは俺の事を何度も叩く

 

テツヤ「ユウキ・・・心配かけてすまなかったな・・・」俺はユウキの事を優しくも強く抱きしめた 俺が今ユウキにできる事はこのくらいだ

 

ユウキ「ひぐっ・・・ テツヤ・・」

 

テツヤ「・・・今度一緒にどこかに出かけよう ユウキ それで許してくれないかな」

 

ユウキ「・・・良いよ・・・絶対だからね?後・・・」

 

テツヤ「ん?」

 

ユウキ「・・・しばらくこのままでいさして・・・」ユウキは俺の事をおもいっきり抱きしめてきた

 

テツヤ「あぁ・・・良いぞ・・・」

 

ユウキ「・・・あの時はごめんね 首痛かったでしょ?」

 

テツヤ「あれは俺も悪いんだ 謝る必要は無いよ」

 

ユウキ「でもその後もきつい口調になっちゃったし・・・」

 

テツヤ「もう過ぎた事なんだ 今ユウキと俺はこうしているんだ 忘れちまえそんな事」

 

ユウキ「・・・テツヤは本当に優しいんだね・・・ やっぱりボクテツヤの事・・・」

 

テツヤ「ん?」

 

ユウキ「ううん なんでも無いよ」

 

テツヤ「そうか なら良かった」

 

ユウキ(ボクの気持ちがいつ伝わるかなんて事はわからない もしかしたらずっと伝わらないままかもしれない それでも・・・)

 

 

 

ユウキ(大好きだよ・・・!テツヤ・・・!)

 

 

 

後日

 

ユウキに効果音が響いた

 

ユウキ「ん?メールかな?」

 

メールの送り主はシリカだった

 

シリカ『先日はありがとうございました 私も早くレベルを上げて上層へ行きたいです 後テツヤさんの事諦めないでください!私応援しますよ! 今度会うときは付き合ってると良いですね それでは』

 

ユウキ(ボクとテツヤが・・・)

 

ユウキは自然と考えていた テツヤと付き合っている光景を

 

~~~~~~~~~

 

ユウキ「テツヤ 今日の夕陽は綺麗だね♪」

 

テツヤ「あぁそうだな でも・・・」

 

ユウキ「でも?」

 

テツヤ「今1番綺麗なのはユウキだよ」

 

ユウキ「・・・もう!テツヤのバカ!」

 

テツヤ「ふふ、本当の事を言っただけだよ」

 

ユウキ「むぅ・・・ありがとう・・・」

 

テツヤ「ユウキ」

 

ユウキ「テツヤ・・・」

 

ボクとテツヤはそのまま・・・

 

~~~~~~~~~~~~

 

ユウキ(・・・ってボクのバカバカバカ!何考えてるの!)

 

ユウキ(でも・・・テツヤとこんなことできたらなぁ・・・) ユウキの顔はとろけたようになっている

 

テツヤ「お!何してんだユウキ」

 

ユウキ「ふぇ!?ててててテチュヤ!?」ユウキは先程まで考えていた事を思い出してしまいつい噛んでしまった

 

テツヤ「・・・どうしたんだ?」

 

ユウキ「あ、えっと、その・・・ボク出かけてくるぅ!」ユウキは逃げるようにその場を走り出した

 

テツヤ「え?い、行ってらっしゃい・・・」

 

 

ユウキがテツヤに想いを届けられるのはいつになることやら・・・

 

 




とゆうわけで竜使い・シリカの登場会でした 原作ではSAOではもうメインで出ることはないですが 今作では今後とも出すつもりです

次回!ついに斬月での戦闘シーン!乞うご期待!


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