ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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どうも!畜生ペンギンです!

役一ヶ月遅れの一周年記念作品です!!

涙あり 笑いあり ニヤニヤありの豪華作品です!!

豪華作品とあって かなり文字数多いです 読む際はご注意を

更に アリシゼーション編についてですが ちょっと全く知らない状態なんでそこはカットしました 申し訳ありません

後 ネタバレ要素がちょっぴり入ってます そこは申し訳ありません

ではどうぞ!!!!


1周年記念作品~数年後の未来~

「皆さん今晩は 本日は日本シリーズ第7戦 横浜Denaベイスターズ対福岡ソフトバンクホークスの最終戦を横浜スタジアムよりお伝えいたします」

 

「いやぁ縺れに縺れましたね~ 最終戦まで来てしまえば恨みっこなしですからね~」

 

「はい!そうですね!さて、スタジアムでは間もなくプレイボールがコールされようとしています」

 

「解説の??さんはホーム側のキーマンは誰とお考えですか?」

 

「やはりキャッチャーの前田選手 そしてピッチャーの荒波選手でしょうね」

 

「ほぉう それは何故ですか?」

 

「やはりこの2人は同期入団で仲も凄く良いと聞きますからね 一体どんな配球を そしてどんなピッチングをしてくれるのか ここに期待できますね」

 

「なるほど!さて この2人は異例のプロ野球選手として知られています 数年前 ゲーム業界 そして現実でも震えが起きた《ソード・アートオンライン事件》この事件はゲーム内でHPと呼ぼれるものが尽きてしまうと現実でも死んでしまうとゆうとんでもない事件でした しかし、荒波選手と前田選手はそんなゲームの中 命を貼りゲームをクリアし 生還しました」

 

「あの2人のメンタルは相当なものですよ 私だったら恐らく腐ってますよ」

 

「そして荒波選手はあの世界において主戦力として戦っていた 言わば英雄です そんな英雄が今宵 横浜ファンに悲願の日本一を見せようとマウンドに上がっております!!さぁ!!!いよいよプレイボールです!!!!」

 

 

 

 

「哲也 調子は当然万全だろうな?」

 

「へっ たりめぇだ 余計な心配すんな」

 

「なら良いさ 取るぞ 日本一」

 

「おう!!」

 

横浜スタジアムのマウンド上では 2人の選手によりちょっとした話し合いがおこなわれていた

 

捕手の名前は前田翔 高校3年時 育成ドラフトで指名され 2年目に入った今年 ついに支配下登録された 試合出場はスタメン捕手としての出場が主で今年 3割10本60打点を記録し ハマの投手陣を引っ張ってきた

 

そして、投手の名は荒波哲也 高校3年時 哲也は育成では無くドラフト6位の下位指名でプロ入りを果たした

 

1年目はファームでの生活が多かったが 2年目に開幕ローテ入りを果たすとその才能は開花 今年18勝3敗 防御率2.13 と言う素晴らしい成績を残した

 

そして、この2人は同じ高校卒業であり、幼少からの幼馴染みである

 

そして、この2人には共通点があった

 

それは ソードアート・オンライン事件に巻き込まれたと言う事だ

 

ゲームオーバー=死を意味するあの世界で 2人は常にゲームクリアの為 最前線での戦いをしていた

 

そして、2人はついに生還を果たした 翔ももちろんだが哲也は何を隠そうSAO事件に幕を下ろした張本人なのだ

 

そして、2人は同じ高校に入学 その高校はSAO事件の被害者を集めた学校だった為 哲也は好き好んではいなかったがかなりチヤホヤされていたみたいだ

 

そんな絶望を経験した2人が 今 野球人として憧れの地にいる 人生何が起こるか分からないものだ

 

 

 

そして、都内のある家では 哲也の事をテレビから見守ってる1人の少女・・・・・・いや、女性がいた

 

『さぁまず第1球は内角のストレート!これは綺麗に決まりました!!』

 

『いやぁ流石の一言ですね こんな大舞台であんなに堂々としていられる高卒2年目なんてなかなかいませんよ!!』

 

「・・・・・・・・・・・・ふふっ♪」

 

その女性も SAO事件の被害者であり、SAOを通じ哲也と知り合った女性なのだった

 

哲也とこの女性は 今球界でも有名なカップルだった

 

「頑張れ 哲也!」

 

『空振り三振!!!まずは先頭を三振に切ってとりました!!』

 

「やったぁ!!流石哲也!!!その調子でファイトー♪」

 

 

 

「さぁて・・・・・・行くぜぇ!!!」

 

 

 

 

 

 

『9回の表!ツーアウト!!横浜が3点リード!!ここまで先発の荒波選手は105球を投げ被安打は3 奪三振は12と試合を制圧しております!』

 

『さぁ最後の打者となるか!!』

 

「うぅ・・・緊張してきたよぉ・・・」

 

「なんであんたが緊張してんのよ ちゃんと最後まで見守ってやんなさい」

 

「わ!分かってるよ!!」

 

『一球目は内角低めにカーブ!際どいですがこれはボールの判定!』

 

『続いて2球目はアウトローにストレート!これは入ってストライク!1ストライク1ボールです!』

 

『3球目はこれまたアウトローにストレート!!おっと!?荒波選手の只今の球速は152kmをマーク!!なんと108球目にして本日最速を叩きだしました!!一体このスタミナはどこから来るんだ!!』

 

『きっと球場のファンも彼を後押ししてるんでしょうね』

 

「あ、あと1球・・・・・・」

 

「次のボールは何かな?」

 

「決まってるでしょ!!哲也の決め球と言えば・・・!」

 

『最後の1球となるか!! あぁっと空振り三振!!!!!荒波!!!自身の決め球のフォークでラストアウトは三振に切ってとりました!!!!横浜日本一!!!!!日本シリーズは4対3で横浜Denaベイスターズの日本一です!!!!』

 

「っ!!やったぁぁ!!!明日奈!!日本一だよ!!!日本一!!!」

 

「やったね!!皆で応援してた甲斐があったね!!!」

 

「この後は皆で哲也と翔をお祝いしなきゃね!!」

 

「でも残念ね 今日中には無理そうよ」

 

「へ?何で?」

 

「リーグ優勝の時も 結局ビール掛けがあってできなかったじゃない 日本一になったとなれば多分取材とかも来るだろうし最低でも明日の5時くらいまでかかるんじゃないかしら?」

 

「あ、そっか・・・・・・でもビール掛けもテレビでやってくれるもんね!!!見なきゃ!!!」

 

 

 

『胴上げ投手となった荒波!!!その目には涙が零れています!!!本当におめでとうございます!!!』

 

~~~~~~~~~

 

「お疲れさん 翔」

 

「お前こそ ここ大一番で最高のピッチングしやがって」

 

「へへっ どうってことねぇさ」

 

「さて、ビール掛けもインタビューも1通り終わったし 行くか」

 

昨日の試合が終わり 胴上げ ファンの皆様へのご挨拶 そして場所を移動してのビール掛け そしてその翌日 報道陣へのインタビューが数時間に渡り行われ ようやく 俺たちDenaの選手達は自由の身となった

 

哲也「だな んじゃあ車乗っちゃって」

 

翔「あいよ」

 

俺は球場近くの駐車場に止めていた愛車に翔を乗せ 我が家へと向かった

 

翔「しかし まさかプロ2年目で日本一の胴上げ投手とはな 恐れ入るよ お前には」

 

哲也「何言ってんだよ お前こそ育成指名の癖に何食わぬ顔してちゃっかり一軍に定着してんでもって正捕手の座をぶんどった 今年のMVPはお前だ 翔」

 

翔「まぁMVPは記者投票だからそこんとこは分からねぇさ まぁ最優秀バッテリーとかは確実じゃねぇか?」

 

哲也「へぇ お前がそんな自身ありそうな発言したの初めてじゃねぇか?」

 

翔「るせぇ まぁともかく1年間お疲れさん」

 

哲也「へっ!来年もアイツ共々よろしく!!」

 

そんな会話を交わし 俺と翔は拳を合わせ 互いを褒めあった

 

家に着くのも後少しだ 楽しみだな~ 木綿季の飯食うの 今日は腹一杯食うぞぉ~!

 

~哲也の家~

 

哲也「到着っと」

 

横浜が本拠地の俺は 横浜市付近のマンションを借りている

 

プロのルール上プロ1年目の選手は絶対に球団寮に入ることになっている

 

だから、俺は1年目の去年は寮で暮らしていた

 

いざ寮に入ると 木綿季と会える時間が極端に減ってしまった

 

まだ結果も出てないやつが女を考えるなんて百年も早いと思っただろう

 

だけど 今年俺は先発ローテーションに入り、きちんと結果を残し オールスター前に7勝4完投とゆう成績を残した

 

ここまでの成績は寮のおかげだ ならこっからは木綿季の愛の力で勝負だ そう思い俺は思い切って寮を出て マンションを契約した

 

え?ドラフト下位の2年目のやつがそんなことしていいのかって?

 

そこは今までの貯金や 勝利投手賞や完投賞 オールスターMVP等の賞金でどうにかなってる

 

ちなみに車もオールスターの時のイベントで貰ったものだ

 

とにもかくにも 俺はそれ以後木綿季とは頻繁にイチャイチャしてその力のおかげで今シーズンは17勝の成績を残せた

 

翔「ほんとにお邪魔していのか?邪魔なんじゃねぇか?」

 

哲也「木綿季からのご命令だ 『絶対に翔も連れてきて!』ってな 大方 また゛皆゛でサプライズでもしようってんじゃねぇか?」

 

翔「そっか それなら遠慮なく上がらせてもらうよ」

 

哲也「あぁ 上がってくれ」

 

俺は家のドアを開け 翔と一緒に家に入った

 

哲也「ただい・・・ってあれ?リビングに電気がついてねぇな・・・靴が何足かあるしいないってことは無いだろうけど・・・・・・」

 

翔「さぁ?とにかく開けてみようぜ」

 

哲也「だな ただいま 帰ってきたぞ」

 

俺はリビングのドアを開けた でも リビングはカーテンも閉められ暗くなっていて あまり視界が良くなかった

 

そして、少し待っていると 複数人の声が聞こえてきた

 

「せーの!!!!!」

 

「「「「「日本一おめでとう!!!!!!」」」」」

 

おめでとうの声と共に クラッカーの音が聞こえた

 

哲也「へぇ 粋なことしてくれんじゃねぇか 提案は誰だ?」

 

俺は喜びながらリビングの電気をつけた するとそこには数々の俺の大事な友人と 俺の大事な彼女がいた

 

「おめでとう哲也!!!!!!」

 

哲也「おう!!応援してくれたか?木綿季」

 

走って俺に抱きついてきたのは何を隠そう 俺の彼女の紺野木綿季だった

 

木綿季は家で試合を見守っていてくれて 携帯の連絡欄に一番はじめにあったの木綿季のおめでとうメールだった

 

木綿季と出会ったのは数年前似合ったソードアート・オンライン事件で出会った

 

最初は互いに仲のいい男女と言った関係だったが徐々に想いが高まり、SAOの世界の中で付き合い始めた それ以後、俺と木綿季はずっと一緒だ

 

今年で19歳で今は俺の体をケアする方法を学ぶため その道の大学に進んでいる 俺に尽くしてくれる本当に大事な彼女だ

 

木綿季「うん!!みーんなで応援してたよ!!!」

 

哲也「そっか ありがとな わざわざ皆集まってくれて」

 

翔「にしてもこの人数が良く入ったもんだな・・・」

 

翔がそうゆうのも分からなくもない 見ただけでもかなりの人数がいたからだった

 

「とにかくおめでとう!哲也君!翔君!!!」

 

「おめでとう 2人共 格好良かったよ」

 

哲也「こちらこそありがとな わざわざ家にまで来てくれて 明日奈 和人」

 

今話しかけてるのは桐ヶ谷和人 そして結城明日奈 2人は木綿季と同じくSAO事件の最初期に出会った知り合いだ

 

和人はSAOの世界では黒の剣士として活躍し 俺や木綿季と同じく常に最前線で戦っていた

 

今は和人の夢を実現する為 大学でも勉強を続けている

 

明日奈も和人と同じ頃に出会った 閃光と謳われ SAO内のギルド 『血盟騎士団』の副団長を務めていた

 

最初は近寄りがたい存在だったけど 徐々にそんな雰囲気は無くなり 今ではとても頼りがいのある皆のお姉さんをこなしている

 

ちなみに明日奈と和人も 俺と木綿季の様にSAOの頃から付き合っている まぁ俺と木綿季の方は付き合いは長いけどね

 

明日奈「木綿季はずっと心配してたんだよ?負けたらどうしようって」

 

和人「あぁ でもきっと木綿季の応援が届いたんだろうな 圧巻だったじゃないか 昨日のピッチング」

 

哲也「へへ ありがとな木綿季 お前のおかげだよ」 俺は抱きついてる木綿季の頭を撫でた

 

木綿季「えへへ~♪」

 

「ったく あんたが試合の後泣いたせいで木綿季まで大泣きしたんだからね?泣き止ますの大変だったんだから」

 

哲也「しゃあねぇだろ・・・気づいたら泣いてたんだから・・・里香だってそう言うことあんだろ?」

 

今木綿季が泣いてたということを話してくれたのは篠崎里香 こいつもSAOの中で出会った奴だ

 

ゲーム内では武器屋として過ごしていて ゲーム内では度々世話になった

 

今は大学に進み 自分の夢へと歩んでいる

 

里香「あるけどあんたの場合はそのおかげで他の人も泣いたのよ?一人で泣くのと他人巻き込むのは別よ別」

 

哲也「ちぇっ そんな言わなくても言いじゃねぇかよ・・・な 珪子」

 

今俺が救済を求めたのは綾野珪子 この子・・・・・・いや、こいつもSAOの中で出会ったんだ

 

最初に出会った時はゲーム内の仲間を殺され 途方に暮れていた所 木綿季や和人と共に助けてあげ それ以後何度か行動を共にし こうして現実世界でも付き合いは続いている

 

珪子も大学に進んでいる 背が小さいから色々と大変らしい

 

珪子「はい!あの涙は哲也さんの努力の結晶です!木綿季さんもその涙に貰い泣きしたんでよね!」

 

木綿季「うんうん!だって哲也って前から『俺が横浜を日本一にするんだ!』って言っててその夢が叶ったねって思ったら何だか嬉しくなっちゃって・・・」

 

哲也「そっか お前も一緒になって喜んでくれたんだな」

 

木綿季「うん!」

 

「日本一の立役者になったからって天狗にならないでよね?来年から活躍できなくなったら私が恥ずかしくなるんだから」

 

哲也「わぁってるよ 姉ちゃんこそ残り少ない大学生活で変なことすんなよ?俺の姉だってバレてんだから下手したらネットで書き込まれるぞ?『悲報 横浜荒波の姉は貧乳馬鹿女だった』って」

 

今俺が話してるのは実の姉の荒波渚 俺の二つ上で今年22歳だ 多分ここでいる中では最年長かな?

 

ソフトボールをやっていて今大学4年生の姉ちゃんは姉ちゃんの務めたかった企業でなおかつソフトボール部がある所でソフトボールを続けるらしい

 

渚「なんですってこのスットコドッコイ!!」

 

哲也「スットコドッコイで結構ですよ~だ!悔しかったらその胸でっかくしてみろ!!」

 

渚「あったまきた!!!!右腕へしおってやる!!!!」

 

木綿季「こら!!渚さんを馬鹿にしないの!!!渚さんだってすんごい心配してたんだよ?」

 

渚「あ!それは言わない約束でしょ!?」

 

木綿季「あ・・・・・・」

 

哲也「はぁ・・・・・・相変わらずどこかしっかりしてるようで抜けてんなお前は・・・・・・とにかくありがとな姉ちゃん 謝るよ」

 

渚「ったく 分かればいいのよ分かれば 木綿季ちゃんに免じて許してあげるわ」

 

哲也「さいですか それより何人か見えないのがいるんだけど他は?」

 

木綿季「えっとね エギルさんとクラインはどうしても外せない用事があってこっちに来れないんだって・・・」

 

和人「直葉も今剣道の全国に行ってるから参加は・・・」

 

エギル、クライン、そして直葉ちゃん この3人も俺達の仲間だ

 

エギルとクラインはSAOの頃出会い 2人それぞれ大人とあってその知恵に助けられることもよくあった まぁぶっちゃけクラインに関しては迷惑することも多々あったけども・・・・・・

 

直葉ちゃんはALOの頃 リーファとして出会った和人の妹だ

 

とても歳下とは思えないくらい真面目で世話焼きで和人が良く迷惑をかけてる 俺らも直葉ちゃんのおかげで助けられることも良くある 彼女は剣道に関しては達人の域に達していて さっき和人の言った剣道全国とゆうのも納得がいく

 

哲也「そっか そりゃ残念だな・・・・・・」

 

里香「他の女子組は今買い出し中よ 多分そろそろ帰ってくると思うけど・・・」

 

里香がそう話した時 家のインターフォンが鳴った

 

木綿季「あ!帰ってきたみたい!ボクが行ってくるね!」木綿季はそう言って玄関に駆け出して行った

 

哲也「おう 頼むよ」

 

翔「買い出しって何買いに行ったんだ?」

 

渚「それは後のお楽しみよ 二人共」

 

哲也「まぁ 楽しみに待ってるよ」

 

木綿季「お待たせ!哲也!」

 

「あ!もう来てたんだね!日本一おめでとう哲也!!翔!!」

 

「おめでと 二人共」

 

哲也「何だ 買い出しに行ってたのはお前らだったのか 琴音 詩乃 」

 

買い出しから戻ってきて 俺と翔の前に姿を現したのは同級生の竹宮琴音 そしてもう1人は木綿季と同い年で俺とは1つ違いの朝田詩乃だ

 

琴音は和人らと知り合った約一年後にSAO内でテツヤとフィリアとして出会った

 

最初に出会った時は俺を警戒し(まぁ出会った時胸揉んだせいだけど・・・) なかなか接しにくかったが最終的には心を開いてくれて以後は俺らと行動を共にしてる

 

オレンジ色の髪がチャームポイントの木綿季と同じく元気いっぱいの女の子だ

 

詩乃は今までの流れとは違い SAO内では無く ガンゲイル・オンライン通称GGOと呼ばれるゲームで出会った

 

俺がGGOに潜ったのは和人と共にとある人物の依頼があり、俺達は潜り その最初期に出会ったのが詩乃だった ハンドルネームはシノンだった

 

最初はツンツンしてて接しにくかったが 徐々に心を開いていき 今でもツンツンして怖い一面もあるが優しく 可愛いらしい一面も持っている

 

琴音「うん!2人で行こって事になったんだ!」

 

詩乃「そのせいで2人が帰ってた時にお祝いできなかったのが残念だけどね」

 

哲也「ところで何の為に買い物行ってたんだ?行ってくれりゃあ帰ってくる時買ってきたのに」

 

詩乃「この買い物はあんたと翔の為なのよ それを哲也に頼んでどうすんのよ それに あんたに買わせにいって『荒波と前田がいる!』なんて事になったら下手したらサイン攻めで帰ってこれないでしょ?」

 

翔「俺達の?」

 

哲也「そうなのか・・・それじゃあ俺に頼んじゃ駄目ってわけだな」

 

琴音「そうゆう事♪」

 

哲也「んで?これで全員なのか?木綿季」

 

木綿季「うん!今日来れない人を除いたら全員揃ってるよ!」

 

明日奈「よぉし!それじゃあ早速準備しましょ!皆!」

 

哲也「準備?」

 

木綿季「そ!今からリビングはボク達だけで使いたいから哲也と翔は別の部屋に移動してもらうね!」

 

そう言って木綿季は俺と翔の手を引っ張り いつも俺が1人で過ごすための部屋に押し込まれた

 

哲也「お、おい!」

 

木綿季「それじゃあ 用意ができたら呼ぶからね♪」木綿季はそう言って部屋から出て行った

 

翔「一体何すんだろうな・・・」

 

哲也「さぁ・・・・・・?まぁ待ってる間暇だしテレビでも見ようぜ ほら、多分昨日のハイライトとかやってんじゃねぇか?」

 

翔「それもそうだな そうするか」

 

そして 予想通り昨日の試合について取り上げられた番組が放送されていたから それを見て皆の準備が終わるのを待った

 

~数十分後~

 

哲也「腹減った~・・・飢え死にするぅ・・・」

 

翔「あぁ・・・俺も辛くなってきた・・・」

 

木綿季「哲也!翔!準備出来たよ!!」木綿季はそう言って元気よく入ってきた

 

哲也「木綿季ぃ・・・何の準備してたんだよ・・・俺腹減ったぞ・・・」

 

木綿季「ふふふ♪きっと2人とも喜んでくれるはずだよ♪さ!行こ!」

 

俺と翔は再び木綿季に手を引っ張られリビングのドア前に連れられた

 

木綿季「2人共 『入って来て』って言ったら来てね!」

 

そう言って木綿季はリビングに入っていった

 

哲也「リビングまた電気消してっけどまたクラッカーでも鳴らすのか?」

 

翔「さぁ?」

 

~数分後~

 

「入って来て!2人共!」

 

哲也「おっ ようやくか んじゃあ入んぞ 翔」

 

翔「あぁ」

 

俺はドアノブを持ち ドアを開いた

 

すると ドアを開いた瞬間に電気が付き テーブルの上には多くの料理が置いてあり 壁には『おめでとう 日本一』のペナントのようなものがあり、周りにはまるでクリスマスかと思わせるような飾りが飾ってあった

 

哲也「な、なんだこれ!?」

 

翔「眩しいな・・・でもすげぇ綺麗だ・・・」

 

木綿季「題して『日本一おめでとうパーティ』!!もう2人は首脳陣の人達やマスコミの人達にお祝いされてるけどやっぱりこうしてボク達からもお祝いしてあげなきゃって思ってパーティーを開こうとしたんだ!」

 

渚「飾り付け大変だったんだからね ちゃんと楽しみなさいよ?」

 

琴音「料理も皆で作ったんだよ!」

 

詩乃「皆のお祝いの気持ちが詰まってるからきっと美味しいはずよ 不味いなんて言ったら撃ち抜くからね」

 

明日奈「皆で2人の為に頑張ったんだ!」

 

木綿季「哲也!翔!改めまして本当におめでとう!これはボク達からの贈呈品だよ!」

 

そう言って 木綿季は俺に 明日奈は翔に大きな花束を渡してきた

 

哲也「皆・・・・・・」

 

俺は 嬉しすぎて思わず泣きそうになってしまった

 

翔「哲也?泣いてんのか?」

 

哲也「だって・・・皆がこうして祝ってくれるなんて・・・嬉しくて仕方がなくて・・・」

 

貰った花束には皆からの言葉が書いてあった

 

1つ読み上げるとしたら『日本一おめでとう!!哲也の夢が叶って良かったね!ボクは本当に貴方に尽くせて嬉しいです!これからも末永く宜しくお願いします! 木綿季』とゆう実に木綿季らしい事が書いてあった

 

他にも色々な言葉があり 昨日の日本一と同じくらい今感動してる

 

木綿季「哲也 ほんとにおめでとう!これはボクからの気持ちだよ♪」

 

そう言って木綿季は俺の頬にキスをしてくれた

 

もう 嬉しくって嬉しくってたまらない こんなパーティーを開いてもらい 花束と共に皆からの言葉を貰い 木綿季からのキス そして所属する球団の日本一 俺はこんな幸せをこんな短い間に味わっていいのだろうか

 

哲也「皆・・・ほんとにありがと・・・・・・!!!俺めっちゃ嬉しいよ・・・!!」

 

翔「俺も凄い嬉しいよ 皆ありがとな」

 

詩乃「翔がゆうと本当に感謝してるのか分からないわね まぁそれが翔らしいけどね」

 

翔「お前に言われたらおしまいだ 詩乃」

 

詩乃「ふふっ それもそうね」

 

哲也「ふふっ やっぱり皆最高だよ!皆と出会って本当に良かった!」

 

和人「それは俺ら皆一緒だよ さぁ お前の大好きな木綿季も作った美味しい料理が冷めちゃうぞ?話すのは食べながらにしようぜ哲也 翔!」

 

哲也「それもそうだな! 皆!料理頂いていいかな?」

 

木綿季「勿論!」

 

里香「その為に作ったんだもの 残したら承知しないわよ!」

 

珪子「里香さんや渚さん 皆で作ったから多種多様な美味しさのはずですよ!」

 

詩乃「ここにいる人達は料理のエキスパート2人に鍛えられた精鋭揃いだから味の保証はするわよ」

 

哲也「そりゃ楽しみだ!若干1名は除くけどね」俺は姉ちゃんのことを見ながらそう言った

 

渚「その若干1名って誰よこの馬鹿!!!」

 

哲也「冗談だよ 楽しみにしてるよ姉ちゃんのも」

 

渚「ったく・・・ほんと性格悪いんだから・・・」

 

木綿季「さ!!皆で食べよ!!ボクもお腹すいちゃったよ~!」

 

哲也「んじゃあ皆で食べようぜ!せーの!!!!」

 

全員「「「いただきまーす!!!!」」」

 

こうして 日本一おめでとうパーティーが始まった

 

哲也「あーん・・・・・・くぅ~うめぇ!!!疲れた後に染みるな~!」

 

木綿季「哲也♪はい♪哲也の好きなお酒だよ♪」木綿季はそう言って酒の入ったコップを渡してきた

 

哲也「へ?良いのか?いつも飲むと怒るのに・・・」

 

木綿季「こうゆうときはいいの♪今日は存分に楽しんじゃってね♪」

 

哲也「木綿季・・・んじゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」

 

俺は木綿季からコップを受け取り 一口目を飲んだ

 

哲也「かぁ!!これだぁ!!久々に飲むとうめぇな!」

 

翔「おい 間違っても木綿季には飲ませんなよ?まだ未成年だしそれに・・・」翔は俺の耳元でそう言ってきた

 

哲也「わあってるよ 安心しろ」

 

木綿季「何を話してるの?」

 

哲也「ん?何でもないよ ほら 一緒に食べよ 木綿季 あーん」俺は木綿季の口の前に料理を出した

 

木綿季「わーい!あーん・・・・・・ん~美味しい!」

 

哲也「ふふっ 一々可愛いなお前は」

 

木綿季「えへへ~♪」

 

詩乃「ほんと 相変わらずの仲の良さね」

 

琴音「ほんと・・・羨ましいくらいだよ・・・」

 

木綿季「ねぇね 膝の上に座っちゃ駄目かな?」

 

哲也「別にいいぞ おいで」

 

木綿季「やったぁ♪」そう言って木綿季は膝の上に座った 小ぶりな木綿季の綺麗な髪が目の前で靡いてとても可愛い

 

哲也「よしよし」俺は木綿季を撫でた

 

木綿季「~♪」

 

里香「イチャつくのはいいけど二人の世界には入らないでよね?あくまで皆でお祝いしてるんだから 二人の世界に入るのは後よ後」

 

哲也「分かってるよ」

 

琴音「ねぇ哲也 私が作った料理なんだけど食べてくれるかな?」

 

そう言って琴音は1枚の皿を出した その上には美味しそうな唐揚げが乗っていた

 

哲也「唐揚げか~ simple is best って言うしね んじゃあいただこうかな~」

 

木綿季「へぇ!?ちょっと待って哲也!!ならボクのも食べてよ!!!」

 

木綿季もそう言って急いで皿に木綿季が作った木綿季特製ロールキャベツを乗せた

 

哲也「え?」

 

渚「なになに?食べ比べ?それなら私のも食べなさいよ!今日は上手くいったんだから!」

 

すると今度は姉ちゃんが皿にスペアリブを乗せ俺の隣に来た

 

哲也「えっと・・・・・・」

 

俺は近場にいた詩乃にアイコンタクトで『助けて』と言った

 

すると 詩乃は立ち上がり皿を持ち 詩乃の作ったブリの照り焼きを乗せ 俺の元へ来た なんでやねん

 

哲也(おい!俺は助けてって言ったつもりだぞ!)

 

詩乃(あら あなたが私の手料理を食べたいなって間抜け面で訴えてたから持ってきたんだけど?)

 

哲也(怒るぞこんにゃろぉ!)

 

琴音「さぁ!」

 

木綿季「一体!」

 

渚「誰のを!!」

 

詩乃「食べるの?」

 

そう言って俺は四人に囲まれた

 

やばい・・・威圧感がすげぇよ・・・これはどうすればいいんだ・・・

 

哲也「ぜ、全員のを食べるからさ それでいいだろ?」

 

木綿季「もぉ!一番最初に食べるのだよ!!」

 

哲也「え?」

 

詩乃「貴方がガッツリ食べたいならお肉を料理してる私以外の人 ちょっとあっさりといきたいなら魚料理の私って所?」

 

琴音「むむむ・・・詩乃しか魚料理がいないなんて・・・哲也が魚を選んだら詩乃決定じゃない・・・」

 

渚「ほら!とっとと決めなさい!!!料理が食べて欲しそうに見てるわよ!」

 

哲也「うーん・・・・・・」

 

何故いつもいつもこうなるんだ・・・普通は木綿季を取るだろうけどそうすると他の琴音や詩乃が凄い悲しそうな顔をしてくるからなかなか木綿季一択って訳にも行かない

 

かと言って木綿季以外のを取ると木綿季が嫉妬して怒ってくるからそっちもそう簡単には取れない・・・ここは本当に俺が食いたいものをとろう・・・

 

哲也「んーたまにはガッツリといこうかな 姉ちゃん そのスペアリブ食わせてよ」

 

渚「あら、あんたが私のを一番に取るなんて珍しいじゃない はいどうぞ」

 

哲也「あんがと はむ・・・・・・んん!!美味しい!」

 

渚「でしょでしょ!なんたって木綿季ちゃんと明日奈ちゃんのお墨付きだもん!」

 

哲也「納得の美味さだよ 流石姉ちゃんだな」

 

渚「へへ~♪」

 

哲也「姉ちゃんもいいお嫁さんになるだろうな 暴力的なとこ除けばね」

 

渚「余計なお世話よ!!」

 

木綿季「ねぇ!ボクのも食べてよ~!!」

 

哲也「はいはい 皆のちゃんと食べるから待ってろって」

 

里香「相変わらず 人気者ねあんたは」

 

哲也「おかげで大変だけどね ははは」

 

こうして 楽しい時間はあっとゆうまに過ぎていった

 

~数時間後~

 

渚「ひょっと~もう一杯ちょうらいよ~!」

 

里香「そうよそうよ~!」

 

哲也「飲み過ぎだよ2人とも・・・」

 

渚「なによぉ!!お姉ちゃんに説教するってゆうの!?」

 

里香「わらしはあんたの年上なんだからね年上~!!」

 

あれから姉ちゃんと里香が酒を飲み 遂には酔っ払ってしまった

ちなみに俺はほろ酔い程度に飲むから飲んだとしてここまで酷くはならない

 

哲也「ったくめんどくせぇなぁ・・・お前らはこんな大人になんじゃねぇぞ?木綿季 詩乃」

 

渚「木綿季ちゃんは愛しの哲也君に守ってもらえるから大丈夫だよね~♪」そう言って姉ちゃんは木綿季に抱きついた

 

木綿季「あはは・・・」

 

詩乃「酒は飲んでも飲まれるなとはよく言ったものね」

 

翔「全くだ」

 

里香「何か驚けることがあれば酔いがスッキリすると思うんだけどな~・・・」

 

渚「わらしも~!!」

 

和人「実は明日奈が最近別れようって・・・」

 

里香「つまらん嘘いらん!次!」

 

珪子「それじゃあ今度は私が 実は私この前ナンパされて」

 

渚「つまんない!次!」

 

珪子「そんな~!?」

 

琴音「この前私有名人にあったよ!それも今話題の超イケメン俳優!」

 

渚「超イケメン有名人なら今ここに2人(哲也・翔)もいるでしょ!次!」

 

琴音「ちぇ~・・・」

 

翔「実は俺来年クビに・・・」

 

渚「正捕手が戦力外なんて聞いたことないわよ!!次!」

 

翔「だよね~」

 

明日奈「実はこの前和人君じゃない男の人と2人きりで食事を・・・」

 

和人「何ぃ!?」

 

里香「見え見えの嘘禁止!!次!」

 

和人「なんだ嘘か・・・」

 

明日奈「えへへ♪驚いた?」

 

和人「冗談でもそれは止めてくれ・・・」

 

詩乃「それじゃあ私がとびっきりに驚かせてあげましょうか?」

 

渚「おっ!いいねいいね詩乃ちゃん!」

 

里香「わらし達を驚かせてみなさい!」

 

詩乃「それなら・・・」

 

詩乃はそう言って立ち上がり 俺の隣に来て 俺の腕に抱きついた

 

哲也「ゑ?」

 

詩乃「実は私達付き合ってるんだ ね 哲也」そう言って詩乃は肩に頬ずりしてきた

 

渚「え!?えぇぇぇぇぇ!?」

 

里香「嘘ぉぉぉぉぉ!?」

 

哲也「え!?いや!待て!!ちが・・・・・・(詩乃!!どうゆう事だよ!?)」

 

詩乃(ホントの事じゃない)

 

哲也(ちがぁぁう!!!!)

 

琴音「ちょ!ちょっと!何で詩乃がそんなことしてるのよ!!!」そう言って琴音も空いてる腕に抱きついてきた

 

哲也「なっ!?」

 

里香「はぁ・・・ったく ほんとアンタって色男ねえ・・・可愛い女の子3人から好かれるなんて早々ないわよ?」

 

哲也「あのなぁ!?俺は困ってんだぞ!?」

 

いつもこうだ 詩乃と出会うまでは琴音が俺に引っ付き それに木綿季が怒る これがいつものパターンだった でも詩乃と出会ってからは何故か詩乃まで俺に引っ付き始め それに琴音が私もするのと言わんばかりに引っ付き それに木綿季が怒る どっちにしろ俺が木綿季に怒られることに変わりは無いけど・・・

 

木綿季「へぇ・・・・・・・・・そうなんだ~・・・・・・・・・詩乃と哲也は付き合ってるんだぁ~・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「っ!?ま!待て!!!木綿季!!!!違う!!!!誤解だ!!!!!」

 

木綿季「じゃあ何で詩乃と琴音がボクの特等席にいるの!!!!!!!そこはボクだけの場所でしょ!!!!!!!」

 

哲也(詩乃!!琴音!!どうにかしろ!!!じゃなきゃ俺が死ぬ!!!)

 

詩乃(頑張りなさい 日本一のエース君)

 

琴音(ファイト♪)

 

哲也(おめぇらなぁ・・・!)

 

詩乃「哲也・・・・・・♪」

 

琴音「哲也♪」

 

木綿季「・・・・・・・・・浮気・・・・・・・・・・・・だよね?」

 

哲也「っ!!!違う!!!!絶対違う!!!!!ありえない!!!!!!俺は木綿季の物です!!!!!!浮気なんてしません!!!!!」

 

木綿季「なら何で2人とも満更でもない顔してるの!!!!!!」

 

たしかに今の詩乃と琴音は嬉しそうな顔をしてる それは単純に嬉しいのかはたまたこの状況下を楽しんでいるのか

 

里香「あーらら 修羅場に発展しちゃった」

 

渚「浮気なんて最低ね 死ねばいいのに」

 

琴音「哲也がそんな人だなんて・・・・・・・・・」

 

詩乃「考えられないわ」

 

哲也「ぶっ飛ばすぞ己ら!!!!」

 

木綿季「浮気者の哲也にはお仕置きしなきゃ・・・・・・」

 

そう言った木綿季の手には何やら紐のようなものがあった 恐らくあれで俺を拘束するつもりだろう それはまずい なんとかしなければ・・・

 

哲也「ほら!!木綿季!!俺達は゛あの約束゛をしただろ!?だから浮気はありえないって!!!!」

 

木綿季「じゃあその2人はなに!!!!」

 

哲也「これは2人の巧みな演技力さ!!!!な、なぁ詩乃!!琴音!!(話し合わせなかったら分かってんだろうな・・・)」

 

詩乃「(分かったわよ・・・)その通りよ 驚かせてあげましょうごめんね木綿季」

 

琴音「(ちぇ もう少し味わいたかったな~)ごめんね木綿季 詩乃と2人で打ち合わせしてドッキリ仕掛けようとしてたんだ」

 

哲也「ほ、ほら 詩乃も琴音もそう言ってるだろ?」

 

木綿季「・・・そうだよね・・・ボク達もう゛あの約束゛してるもんね!!もぉ~詩乃の演技に騙されちゃったよ~」

 

哲也「ほっ・・・助かった・・・」

 

詩乃「ね、ねぇ さっきから言ってるあの約束って何よ?」

 

木綿季「え~?それはね~♪」

 

哲也「まぁいい機会だし ここで言っちゃおっか 木綿季」

 

木綿季「うん!!」

 

渚「なによなによ 早く教えなさいよ!」

 

里香「しょうもないことだったらひっぱたくからね!!」

 

哲也「まぁご期待に答えられるかどうか・・・・・・」

 

俺と木綿季は立ち上がり皆の前に立った

 

哲也「実は」

 

木綿季「ボク達!」木綿季はそう言って俺の右腕に抱きついた

 

哲也・木綿季「「今年の12月に結婚しまーす♡」」

 

渚「なーんだ 結婚するんだ」

 

里香「なんだかぱっとしないわね~」

 

明日奈「そうだよ 結婚なんて・・・え?」

 

詩乃「・・・・・・結・・・・・・婚・・・・・・?」

 

翔「・・・・・・・・・・・・・・・結婚って言ったよな・・・・・・・・・・・・」

 

琴音「うん・・・・・・・・・・・・言った・・・・・・・・・・・・」

 

一同「嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

皆最初は『なーんだそんなことか』みたいな顔で見てたけど 次第にその顔は『えぇぇぇぇぇ!?』と言いたそうな顔に変わってた

 

渚「けっけけけけけ結婚ってほんとなの!?」

 

哲也「ほんとだよ 誰が嘘なんか言うもんかよ」

 

明日奈「ど、どっちからプロボーズしたの!?てゆうかいつ頃!?」

 

木綿季「今年のオールスター前だから7月くらいかな~ 哲也に晩御飯に誘われて その後哲也にプロボーズされたんだ♪ボクあんまりに嬉しくって大泣きしちゃったもん♪」

 

琴音「哲也はなんて言ってプロボーズしたの!?」

 

哲也「えぇ?言わなきゃ駄目か?」

 

一同「駄目!!!」

 

哲也「はぁ・・・しゃあねぇな・・・2度は言わねぇからな?」

 

~回想~

 

木綿季『哲也 ご馳走様♪とっても美味しかったよ♪』

 

哲也『そっか 喜んでもらえて良かったよ』

 

木綿季『・・・・・・いい景色だね・・・・・・夜の暗闇を月の光が照らしてる・・・・・・まるであの日見たいだね・・・・・・♪』

 

哲也『そうだな・・・・・・』

 

木綿季『哲也?どうしたの?』

 

哲也『・・・・・・・・・木綿季 これ受け取ってもらえないかな』

 

俺はポケットから今日木綿季に渡すための婚約指輪を取り出し それを木綿季の指に通した

 

木綿季『へっ!?こ、これって!!!』

 

哲也『木綿季・・・・・・俺の事 まだ好きか?』

 

木綿季『う、うん!!当たり前だよ!!!大好き!!!』

 

哲也『なら良かった・・・・・・・・・木綿季・・・・・・いや、紺野木綿季さん こんな俺で良かったら結婚してください!!!!』

 

俺は仮想現実世界ではなく ちゃんとした現実世界で 結婚するために 愛する木綿季にプロボーズをした

 

木綿季『っ!!!!!!!』

 

哲也『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

木綿季『・・・・・・・・・・・・・・・はいっ!!!!!喜んで!!!!!!!!!!』

 

木綿季は飛びっきりの笑顔でプロボーズの返事をしてくれた その答えは『はい』つまりは俺のプロボーズは成功したんだ

 

哲也『ほっ・・・・・・・・・良かったぁ・・・・・・・・・成功して・・・・・・・・・』

 

木綿季『・・・・・・ぐすっ・・・・・・』

 

哲也『木綿季?泣いてんのか?』

 

木綿季『だって・・・・・・ボク達ようやく・・・・・・ようやく結婚できるんだって思うと嬉しくて・・・・・・嬉しくて・・・・・・!!!!!』

 

哲也『木綿季・・・・・・』

 

木綿季『うっ・・・・・・うわぁぁぁぁぁん!!!!!!!嬉しいよぉ哲也ぁ!!!!!!!!』

 

哲也『よしよし 俺も嬉しいよ これから宜しくね 荒波木綿季さん』

 

木綿季『ふぇぇぇぇぇん!!!!!!』

 

~回想終了~

 

哲也「こんな感じ」

 

木綿季「えへへ・・・改めて考えると嬉しいな・・・・・・これからボクは荒波家に入ることになるんだし・・・・・・♡」

 

渚「ってゆうと木綿季ちゃんが私の義理の妹になるってこと!?」

 

哲也「まぁそうなるな」

 

渚「あんたは何で私達家族にも相談せずに勝手に結婚申し込んでんのよ!!!それにちゃんと木綿季ちゃんの保護者には許可もらってんの!?」

 

哲也「ばっちし 木綿季に内緒で木綿季のおじいちゃんとおばあちゃん家に行って『木綿季さんを僕に下さい!』って言ったら即答で『良いよ』って言われたし」

 

木綿季「なんだか簡単に想像できそうだな~ おじいちゃんがOKするの♪」

 

里香「と、とにかくあんたらほんとのほんとに結婚するの!?」

 

哲也・木綿季「もっちろん♪」俺と木綿季は声を合わせてそう言った

 

明日奈「良かったね木綿季!夢だった荒波木綿季になれるんだよ!」

 

木綿季「てへへ~♪」

 

琴音「できちゃった結婚・・・・・・とかでは無いよね?」

 

哲也「んなわけあるか!!!」

 

木綿季「できちゃった結婚かぁ・・・・・・ボクはそれでも良いかも・・・・・・/////」

 

哲也「え?」

 

木綿季「だから・・・しょの・・・ボクは・・・お腹にユキが出来てから結婚してもいいなぁって・・・/////」

 

哲也「木綿季・・・・・・」

 

木綿季「えへへ・・・/////」

 

里香「ったく・・・あんたらはほんと馬鹿を超えたバカップルねぇ・・・」

 

詩乃「見てるこっちが恥ずかしいわ」

 

哲也「えっと・・・木綿季さえいいなら・・・・・・今晩でも・・・・・・しちゃう?その・・・・・・・・・アレ・・・・・・・・・」

 

木綿季「・・・・・・・・・哲也のエッチ・・・・・・・・・でも・・・・・・・・・ボクは良いよ・・・・・・・・・?エッチなことしても・・・・・・/////」

 

渚「そこ!!!!公衆の面前で堂々と夜の営みの約束しない!!!!」

 

翔「馬鹿だなほんと・・・・・・」

 

琴音「全く 木綿季には勝てないよ 哲也を幸せにしてあげてね?」

 

木綿季「うん!それに・・・ボクも体を鍛えなきゃね・・・プロのピッチャーのスタミナについていける様に頑張らなきゃ・・・・・・/////」

 

哲也「?どうゆうこと?」

 

木綿季「・・・・・・・・・・・・エッチ・・・・・・・・・/////」

 

哲也「何で!?」

 

珪子「相変わらず」

 

里香「鈍感ねぇ・・・」

 

詩乃「そこだけは変わらないわね・・・」

 

琴音「ほんと・・・・・・」

 

明日奈「でも、そこが哲也君って感じだよね」

 

和人「だな」

 

哲也「とにかくさ!12月に開く結婚式!皆誘うから絶対来てくれよな!」

 

明日奈「もっちろん!木綿季の晴れ姿!見してもらうよ!」

 

渚「一応弟だしね 行ってあげるわよ 木綿季ちゃんの姿も見たいし♪」

 

琴音「うん!喜んでいかしてもらうね!」

 

詩乃「私も あんた達2人の門出を祝わせてもらうわ」

 

里香「御祝儀は期待しないでよね」

 

珪子「私も行かして頂きます!」

 

和人「あぁ 俺も絶対行くよ 無理矢理にでも予定空けて」

 

翔「お前が開くっつったら俺もOFFだしな 行かしてもらうよ 一応哲也と木綿季の出会いを最初に見てたのは俺だしな」

 

渚「ところで洋風か和風かどっちにするの?」

 

哲也「木綿季のご要望で洋風に決めたよ なんでも絶対にウェディングドレスは着たいんだってさ ね 木綿季」

 

木綿季「うん!それに和風はボクには似合わないかなって思って」

 

哲也「でも俺も見たいな 木綿季のドレス姿」

 

木綿季「もう決まってるから当日を楽しみにしててね♪」

 

哲也「おう♪」

 

翔「にしても7月に決めてよく場所が取れたな」

 

哲也「まぁ12月だしやる人がすくねぇんだよ」

 

詩乃「結婚するって言うのは誰にも言ってなかったの?」

 

哲也「いいや、監督にコーチ、翔以外のチームメイトには言ってあるよ 皆来てくれるってさ 監督には激励まで貰っちまったし」

 

翔「何で俺には伝えてねぇんだよ!?」

 

哲也「お前は皆と一緒にって思って まぁマスコミ達には言ってねぇけど 来年のOFFあたりに言うかな 結婚してたって」

 

明日奈「でも12月ってもうすぐそばだね!楽しみになってきちゃった!」

 

哲也「日にちはクリスマスに合わせたからさ 迷惑かも知んねぇけどよろしくな皆」

 

木綿季「ボク達楽しみに待ってるね!」

 

明日奈「ねぇ哲也君 もう披露宴の司会の人とかは決まってるの?」

 

哲也「そこはばっちし 頼りになる姉ちゃんがいるしね」

 

渚「はぁ!?私!?」

 

哲也「頼むよ 木綿季からもご指名入ってんだぞ?」

 

木綿季「渚さん お願いします!」

 

渚「ったく・・・まぁ別にいいわよ やってあげるわ」

 

哲也「さすが姉ちゃん!」

 

木綿季「えへへ~なんだか実感出来てきたな~ 哲也との結婚♪」

 

哲也「とにかくさ!皆頼むぜ!楽しみにしててくれよな!結婚式の後の披露宴は奮発すっからよ!」

 

明日奈「うん!楽しみにしてるね!」

 

木綿季「ところで・・・できちゃった結婚にしちゃう・・・?/////」

 

哲也「しません!!!!!」

 

と こんな感じで 俺らの日本一おめでとうパーティーは最後には俺と木綿季の結婚式の話で持ち切りになり 幕を閉じた

 

~~~~~~~~~~~~~

 

あれから月日は流れ 12月25日 遂に結婚式当日となった

 

哲也「くぁ~・・・もう朝か・・・緊張してあんま眠れなかったな・・・」

 

遂に結婚式&披露宴を控えた俺と木綿季 木綿季は今木綿季の実家の方にいる いつもは俺の家に泊まってるが今日で最後の紺野姓だから 最後はおじいちゃんやおばあちゃんと過ごしたいと言って 実家に向かっていった

 

かくゆう俺も既に親元は離れてるが 母さんや親父 姉ちゃんの要望もあり俺の実家へと来ていた

 

俺は起きて部屋から出て 皆がいるリビングへと向かった

 

「おはよ よく眠れた?」

 

哲也「いいや・・・変に緊張しちまったよ・・・」

 

「分かるぞその気持ち!父さんも結婚前夜は緊張の余り一睡もできなかったからな!」

 

哲也「やっぱ皆そんなもんか・・・新郎か・・・俺も・・・」

 

今俺に話しかけてきたのは俺の親 荒波美咲と荒波一希だ

 

2人に結婚するって話したのは木綿季のおじいちゃんの許しを経てすぐで 2人も俺らの結婚を認めてくれたが 2人が余りに心配性だから もう色んなこと心配された 例えば『DVは絶対駄目よ』とか『酒飲んで木綿季ちゃん殴ってみろ?俺がすぐさま離婚させるからな』だとか 2人して俺が木綿季に暴力を振るう心配してきた 俺がんなことするわけねぇだろうが 2年間俺の命かけて守ってきた最愛の人を殴るなんざありえない

 

渚「あんたなら大丈夫よ 今年年俸も500万から4000万に一気に上がったし 実力もあるし あんたなら絶対に木綿季ちゃんを幸せにできるよ あんだけイチャイチャしてる大人見たことないし」

 

哲也「へへっ あんがと さぁて 多分今日で母さんの飯を食うのも遠くなるし 感謝して食べなきゃな!」

 

美咲「ふふ♪お腹いっぱい・・・・・・は駄目ね 動けなくなったら困るし 腹八分目までめいっぱい食べなさい!」

 

哲也「うん!」

 

そして 朝飯を食べ終え その後は少しゆっくりする時間だ

 

結婚式が始まるのは午後の2時からだ だが俺と木綿季は式の主役とあって その二時間前の12時に式場に着いて 牧師の人にどういった形で式を行うかの最終チェックがある

 

今は9時だからまだまだ時間はある

 

哲也「はぁ~ 結婚か~ 実感わかねぇなぁ・・・」

 

渚「何言ってんのよ あんたからプロボーズしたんでしょ? 今日から夫になる人がそんな事言わないの」

 

哲也「わかってるけどよぉ・・・」

 

一希「大丈夫さ 式が始まる前には緊張はほぐれてるさ」

 

美咲「木綿季ちゃんだって緊張してる上にあの娘の事だから凄い喜んでると思うよ?ほら 哲也も喜ばなきゃ!木綿季と結婚出来るんだ!って」

 

哲也「まぁそれもそうか・・・・・・折角プロボーズに成功したんだし 喜ばなきゃな!」

 

渚「そのいきよ 結婚式の時のあんたの顔 楽しみにしてるわよ」

 

哲也「へへっ まぁ見とけって」

 

そんな家族の話を楽しんでたら気づいたらもう11時 そろそろ出なければ式場に間に合わない

 

哲也「それじゃあ俺もう行くね また披露宴の場で」

 

俺はそう言って 家から出て 最寄りの駅まで向かい 式場のある駅へと向かった

 

~結婚式場~

 

哲也「えっと確かここら辺に木綿季が・・・」

 

「だーれだ!」俺はその声と共に目の前の視界を防がれた

 

哲也「うおっ!?って、その声は木綿季だろ?」

 

木綿季「ちぇ~つまんないの」

 

哲也「ったく お前はいつまで経っても幼いな まぁそこがいい所だけどさ」俺はそう言って木綿季の頭を撫でた

 

木綿季「えへへ~♪」

 

哲也「ほら そろそろ入るよ ドレス着たり段取り聞かなきゃいけないんだから」

 

木綿季「うん!」

 

俺と木綿季は式場に入り そこにいた牧師の人にどのように新郎は動いて どのように新婦は動くのか などを聞いた

 

その後、俺と木綿季は一旦別れ 専門の人のサポートの元 スーツやドレスの着こなし等をした

 

そして 時間はあっという間に過ぎ現在時刻は1時50分 遂に式の始まる10分前だ

 

哲也「あ~緊張すんな~・・・」

 

新郎と新婦はスーツ、ドレスを着たらもう式が始まる前までは顔合わせができない仕組みだ 分かんねぇけど木綿季も緊張してんのかな~・・・

 

「荒波さん そろそろ準備をお願いします 入場する扉の前にスタンバイを」

 

哲也「は、はい!」

 

い、いよいよか・・・・・・やべぇまじで緊張してきた・・・プロ初登板の時より緊張してる・・・・・・

 

でも緊張してんのは木綿季だって一緒のはずだ 何だかんだ恥ずかしがりな木綿季だから俺以上に緊張してるだろうし・・・

 

そうこうしてるうちに牧師さんの『続いては新郎の入場です』の声が聞こえた

 

「それでは荒波さん 先程話したように私がまず先に入りますので その後を着いてきてくださいね」牧師さんはそうゆうと 扉を開いて会場へと入って行った

 

哲也「すぅ・・・・・・・・・うっし!行くか!」

 

俺は先導のため先に入った牧師さんの後に連れ 式場へと入った

 

すると 入った瞬間からとても大きな拍手が巻き起こった 今までこんな拍手は貰ったことないからまた緊張してきてしまった

 

目を左右に動かすと本当に沢山の人がいた 翔や和人 明日奈達等古くからの友達達 高校で出会った友達や野球部部員 そしてプロに入って知りあった人達 そして母さんや親父 姉ちゃん等の血縁関係を持った人達も当然いた

 

そして、俺は祭壇の前に着き そこで牧師さんの先導は終わった ここで 木綿季が入ってくるのを待つ寸法だ

 

拍手等がある程度落ち着き 少し静かになったところで次へと進んだ

 

「続きましては 新婦の入場です」

 

司会の牧師さんのその発言の数秒後 再び大きな拍手が巻き起こり 扉からは 純白のドレスに包まれた木綿季が木綿季のおじいちゃんと共に出てきた 木綿季のおじいちゃんがやっているのはいわゆるエスコート約 裁断前で待つ俺に木綿季を渡し その役目は終わる 通常その役目は父親がやるんだけど知っての通り 木綿季の父親は既に亡くなっているから 代わりに木綿季のおじいちゃんがやってくれているのだ

 

遠目からでも分かるとてつもなく綺麗な木綿季が 皆の拍手に包まれながら バージンロードと呼ばれる道をゆっくり歩みながら 祭壇の前で待つ俺のところまでくる

 

そして、遂に木綿季が俺の目の前までやってきた

 

「哲也君 頼んだよ 木綿季のこと」木綿季のおじいちゃんはそう言って 木綿季の手を俺に手渡してきた 俺はその手を確かにガッチリと握り受け取った

 

哲也「はい 任せてください」

 

木綿季「えへへ♪お待たせ♪」

 

木綿季は笑顔になりながら俺の顔を見てくる ドレスに包まれた木綿季はとても綺麗で その中にもあどけなさもあって やっぱり可愛くって とにかく今 俺は喜びの最頂点にいるとゆうことが言いたい

 

哲也「おう んじゃあ祭壇の方へ向こうか」

 

木綿季「うん!」

 

俺と木綿季 新郎新婦の2人が入場を終えると その次は讃美歌斉唱 そして司会の牧師さんの誓約書の朗読がある それら2つも何も問題なく終わり その次は誓約の誓い 簡単に言えば良くある『あなたは一生妻として夫を支えますか?』のあれだ

 

「哲也さん あなたは木綿季さんと結婚し、妻としようとしています。あなたは、この結婚を神の導きによるものだと受け取り、その教えに従って、夫としての分を果たし、常に妻を愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなく、その健やかなるときも、病めるときも、富めるときも、貧しきときも、死が二人を分かつときまで、命の灯の続く限り、あなたの妻に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」と牧師さんが言う俺の返答は当然『はい』だ

 

哲也「はい 誓います」

 

「木綿季さん。あなたは哲也さんと結婚し、夫としようとしています。あなたは、この結婚を神の導きによるものだと受け取り、その教えに従って妻としての分を果たし、常に夫を愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなく、その健やかなるときも、病めるときも、富めるときも、貧しきときも、死が二人を分かつときまで、命の灯の続く限り、あなたの夫に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」

 

木綿季「はい 誓います」

 

木綿季もその言葉に違いを建てた でも 多分一つだけ互いにこれだけは破るだろうなとゆう所はある それは『死が2人を分かつときまで』のフレーズの所だ

 

死が2人を分かつ?俺と木綿季にとって死なんざ関係はない 死んで 別の生き物に生まれ変わろうと 俺はまた木綿季を見つけ出し 愛してみせるからだ

 

そして その次は指輪交換 ここもかなり重要な場面だろう

 

俺が木綿季の左手薬指に 木綿季が俺の左手薬指に結婚指輪を通し この指輪交換は成立する

 

通してる時 木綿季が顔を真っ赤にしながら照れていて とても可愛かった でも 指輪交換でこんな顔真っ赤にしたらその次になったらこいつはどうなるんだ?ぶっ倒れちまうんじゃ?

 

さて、皆が気になる次の場面は結婚式最大の盛り上がる場面なんじゃないかと思うベールアップだ

 

ベールアップとは 新郎新譜が婚姻の契約を建てたことにより 隔てるものが無くなったことを表すため 新郎が新譜のベール(頭につけるアレ)を持ち上げ 誓いのキスをするとゆうものだ

 

数年前SAOでやった仮の誓いのキスとは違い これは本物の誓いのキスだ それも皆の前でやる それには俺も確かに緊張はする

 

そして俺は 今 木綿季に誓いのキスをしようとしているところだった

 

哲也「木綿季 準備はいいか?」

 

木綿季「ちょ、ちょっと待って・・・まだ心の準備が・・・/////」

 

哲也「なんだ?緊張してんのか?」

 

木綿季「だ、だってこんな大勢の人の前でキスなんてドキドキしちゃって・・・/////」

 

哲也「いつも『ちゅーして~♪』って甘えてくるくせに何言ってんだよ」

 

木綿季「だ、だってそれは2人きりの時だからであって・・・/////」

 

哲也「わぁってるよ んじゃいくぞ 木綿季」

 

木綿季「うん・・・・・・・・・」

 

哲也「大好きだよ 木綿季 ずっと一緒にいよう」

 

俺はそう言って 木綿季のベールを持ち上げ 木綿季にキスをした

 

以前は桜の花びらが大量に舞い、俺らの結婚を祝ってくれたが 今回はちゃんと知人の皆が拍手を送って祝ってくれた

 

木綿季「哲也・・・ボクも大好き・・・ずっとずっと一緒じゃなきゃやだよ?」

 

哲也「任せとけ 離しはしねぇよ それが俺の魂に賭けた誓いだから」

 

俺はそう言って木綿季の頬を撫でた 結婚の最中だからそんな長くはしなかったがやっぱりこうしてると癒される

 

木綿季「えへへ♪大好きだよ♪」

 

哲也「俺もだよ さぁ 牧師さんが進行を進めるよ」

 

ベールアップが終わると 牧師さんによる結婚宣言が行われる

 

これは俺と木綿季 いわゆる新郎新婦が結婚したとゆうことを神に宣言するとゆうものだ

 

そして、それが終わると次は結婚証明書への記入だ

 

この結婚証明書は役職に届けても効力は無いが 結婚したとゆうものをちゃんと残すために行われるものだ

 

これには俺と木綿季は勿論 証人の人が署名をする 俺と木綿季はこの証人の人を俺と木綿季が一番初めに出会った時に一緒にいた翔に頼んだ

 

そして、俺と木綿季 そして翔の署名が終わると この式の最後 結婚成立の報告 そして閉式の辞だ

 

これは牧師さんが会場の皆に俺と木綿季が結婚したって事を伝え この結婚式か無事に終わったって事を伝えるものだ

 

そして、それが終えると新郎新婦の退場だ

 

バージンロードを2人で歩み この結婚式はフィナーレを迎える

 

木綿季「さ!行こ!」

 

哲也「おう!」俺はそう言って木綿季の体制を崩し 左手で背中の当たりを 右手で脚の辺りを持った

 

木綿季「ふぇ!?」

 

哲也「うっし!準備完了!」

 

俺は木綿季をお姫様抱っこした するの木綿季の顔はまるでリンゴのように真っ赤になった

 

木綿季「あう~・・・恥ずかしいよぉ~/////」

 

哲也「へへへ 可愛い♪」

 

木綿季「むぅ~強引なんだから~・・・でもそんな哲也が大好き♪」

 

哲也「ありがとね♪さぁ 行こうか 木綿季」

 

木綿季「はい♪あなた♪」

 

俺はゆっくり歩み出し バージンロードを進んだ

 

皆から沢山の祝の言葉が飛び交う 木綿季はそれを手を振って答え 俺はそれに笑顔で答えた

 

そして、遂に俺と木綿季はバージンロードを歩み終え 退場した

 

哲也「ふぅ・・・緊張したぁ・・・・・・」

 

木綿季「えへへ♪結婚結婚♪ボクは荒波木綿季~♪」

 

哲也「そんな嬉しいのか?」

 

木綿季「うん!だってだーーーーーーい好きな哲也と結婚できたんだもーん♡」

 

哲也「そっか♪ 俺もお前と結婚出来て幸せだよ♪」

 

木綿季「えへへ~♪お姫様抱っこ~♪」木綿季は俺の頬にほっぺをすりすりしてきた

 

哲也「よしよし 今なら存分に甘えていいからな♪」

 

木綿季「わーい♪」

 

哲也「大好きだよ 木綿季」

 

木綿季「ボクも~♪だいしゅき~♡」

 

哲也「よしよし」俺は木綿季の顎の辺りをくすぐってやった

 

木綿季「~♪」

 

披露宴までは後30分 既に司会の姉ちゃんには一通りの流れを伝えてあるがやっぱちょっと心配かな・・・

 

哲也「じゃあ木綿季 披露宴会場に向かおうか♪」

 

木綿季「うん♪」

 

こうして 結婚式は無事に終わり 結婚をした俺と木綿季 この結婚の幸せを存分に噛み締めながら披露宴会場に向った

 

~~~~~~~~~~~~~

 

~披露宴会場~

 

哲也「さて 後は披露宴を残すのみ 姉ちゃん 司会進行頼んだぜ?」

 

渚「任せなさいって!」

 

木綿季「もう皆着いてみるみたいだよ? 少し早いけど始めちゃう?」

 

哲也「んーんじゃあそうするか?んじゃあ姉ちゃん 司会頼むぜ 俺らの晴れ舞台は姉ちゃんにかかってるんだからな?」

 

渚「ちょ、そんなこと言わないでよ!変に緊張しちゃうじゃない!」

 

哲也「姉ちゃんなら大丈夫だよ さ 頼むぜ」

 

渚「ったく・・・それじゃあもう行くね また後でね!ちゃんと進行通り来てよね!」そう言って姉ちゃんは司会の場へと向かった

 

哲也「ふぅ~・・・」

 

木綿季「緊張してる?」

 

哲也「まぁな そうゆう木綿季はどうだ?」

 

木綿季「ボクは緊張より喜びの方が大きくて緊張してないよ!」

 

哲也「そっか 良かったな」

 

木綿季「うん!」

 

そうこうしてるうちに 姉ちゃんによる司会が始まった

 

「本日 司会を務めさせて頂く 荒波渚と申します よろしくお願いします」

 

哲也「おっ 始まった始まった」

 

木綿季「何だか無理やり頼み込んじゃった気もしないけど大丈夫かな?」

 

哲也「大丈夫さ あぁ見えて姉ちゃんは小学校の頃から生徒会長やら部活のキャプテンやらで人の前に立つのは慣れてるし それでいて円滑に物事をこなせるし とにかく姉ちゃんなら大丈夫さ」

 

木綿季「へぇ~渚さんって色々なことしてるんだね 何だか関心しちゃうな」

 

哲也「そうゆうお前だって良く委員長やらクラス委員だとかやってたじゃねぇか 2人とも立派だよ」

 

「それでは早速ではございますが 新郎新婦の入場です 拍手でお出迎えください!」

 

哲也「うっし!んじゃあ行くぞ!」

 

木綿季「うん!」

 

俺と木綿季は腕を組み 目の前の扉を開いた

 

俺達は拍手で出迎えられ 俺達が座る席へと向かった

 

ゆっくりゆっくりと歩み 大きな拍手に迎えられながら 俺と木綿季は席に座った

 

渚「続きましては 新郎新婦のご紹介に移ります まずは新郎 荒波哲也さんです」

 

渚「哲也さんは私の実の弟でありまして 性格はとても直球的な男の子でして 思ったことは絶対にやり通す そんな人です いつも近くで見てきましたがそんなことの連続が彼なんです」

 

渚「そして、哲也さん最大の魅力と言えば やはりその心に秘めた優しさでしょう 会場にいる皆さんも1度は助けられたのでは無いでしょうか?私もその中の1人です そして、その優しさを知ってしまったら最後 もう私達は彼の魅力に引かれてしまっているのです 普通の人ならありえない でも、その普通の人ならありえないことをやってこなせるのが哲也さんの魅力だと思います きっと 新婦の木綿季さんもそんな所に引かれたんでしょう」

 

なんか姉ちゃんに褒められるってあんまないしちょっと違和感感じるな・・・なんつうんだろ・・・恥ずかしいってゆうか・・・とにかくなんかまどろっこしい感じがする そりゃもちろん褒められて嬉しいけどさ

 

渚「続いては 新婦である紺野木綿季さんの紹介です 紺野木綿季さんは新郎の哲也さんと同じく とても優しい心の持ち主でして そして自身が決めたことに対しては絶対に曲げずにやり通す ここも新郎の哲也さんに似ていますね お2人は赤の他人でありながらその同じ心を持ち それが運命をひきつけたんでしょう」

 

渚「きっと 互いに壁にぶつかりあっても 支えあってその壁を乗り越える そんなことが出来る夫婦だと思います そんな絆深い2人だからこそ 今こうして結婚式後の披露宴とゆうものを開けているのだと思っています 以上 新郎新婦のご紹介でした」

 

姉ちゃんが頭を下げると会場からは拍手が起こった そして俺もその拍手を聞きながら思った 司会を姉ちゃんに任せてよかったと

 

こんだけ上手く俺と木綿季の特徴を伝えられるのはきっと姉ちゃんだけだろう

 

渚「続きましては 新郎新婦 初めての共同作業 ウェディングケーキ入刀です 皆様 シャッターチャンスをお見逃し無く」

 

姉ちゃんがそうゆうと 会場になかなかにでかいケーキが運ばれてきた 初めての共同作業か・・・・・・なんかいい響きだな

 

木綿季「哲也 いこ!」

 

哲也「おう!」

 

俺と木綿季はケーキの目の前に行き ケーキ入刀の為のナイフが来るのを待った

 

渚「さて、ここで新郎新婦側へのサプライズをご用意させていただきました」

 

哲也「へ?サプライズ?」

 

木綿季「何かな?」

 

渚「ケーキカットの為のナイフですが こちらの方を変更させていただきました」

 

哲也「ナイフを?何のために?」

 

俺と木綿季が不思議に思ってると スタッフの人がカートの上に乗ったカットナイフを持ってきてくれた

 

俺はその上に乗ったナイフを見て心底驚いた

 

哲也「なっ!?これって!?」

 

渚「ご紹介します こちら ソードアート・オンライン事件及び、その後に起こった茅場兄弟事件の際被害に合い、投獄されていた木綿季さんを助けた際に哲也さんが使用ていた愛刀 ゛天鎖斬月゛でございます」

 

そう 俺と木綿季の前に運ばれてきたナイフは本当にそっくりに作られた天鎖斬月だった 鍔や刀身 全身が全く同じ感じで作られていて 本当にこれで月牙天衝でも撃てそうな感じだ

 

俺自身天鎖斬月を見るのは本当に久しぶりだ 最後に見たのが高校3年でドラフト指名された後だから約2年ぶりの天鎖斬月との再会だ

 

渚「お2人の初めての共同作業にふさわしいナイフと言えばやはりこの刀だと思いまして 知人の方々に協力してもらいまして このように完全再現ができました」

 

哲也「へっ 誰だか知らねぇが粋なことしてくれんじゃねぇか」

 

木綿季「哲也!天鎖斬月でケーキ入刀なんて夢みたいだね!」

 

哲也「そうだな それじゃあ早速持たしてもらおうかな」

 

俺はカートの上にあった天鎖斬月を手に取った 柄の最後部に付けられた鎖が音を立てた

 

哲也「思い出すな・・・あん時の記憶・・・全部が鮮明に思い出せる・・・」

 

天鎖斬月 斬月 卍解 全ては俺がSAOの世界で木綿季を守るために手に入れた俺の力だ

 

結論からいえば結局最後の最後で俺は木綿季を1度は殺してしまったが その後に木綿季がALOの世界でまだ生きてるとゆうことを知り ALOの世界に飛び込み 俺は大きな怪我を追うことにはなったが木綿季を助け出すことはできた

 

まさかこんなところでも世話になるとはな 思いもしなかったよ

 

木綿季「ねぇね!早く一緒にもと!」

 

哲也「あぁ そうだな」

 

俺は木綿季の目の前に天鎖斬月を出した 木綿季はその天鎖斬月をギュッとゆう音が聞こえるくらいの大きさで握った

 

渚「準備はよろしいでしょうか?お2人様」

 

哲也「はい 大丈夫です」

 

渚「新郎新婦 お2人の準備が整ったようです それでは 皆様 カメラのご準備をお願いします」

 

姉ちゃんがそうゆうと皆一斉にカメラを取り出し始めた まぁカメラに囲まれるのは慣れてるけどやっぱ木綿季と二人ってなると少し緊張するな

 

渚「では・・・・・・新郎新婦 初めての共同作業 ケーキ入刀です!!!!」

 

哲也「いくぞ 木綿季!」

 

木綿季「うん!」

 

俺と木綿季はゆっくりと天鎖斬月をケーキに刺した

 

少し緊張したけどちゃんと出来て良かったかな

 

周りからはシャッター音と共に大きな拍手が巻き起こった

 

渚「新郎新婦による初めての共同作業が無事 終わりました こちらのケーキですが後ほど デザートとして皆様に振る舞わさせて頂きます さて、それでは続きまして、祝辞と乾杯の音頭となります 皆様 今一度席にお戻りお願いします」

 

姉ちゃんがそうゆうと 皆は一斉に元の席に戻っていった

 

渚「乾杯の音頭の前に 新郎新婦のお2人が 皆様の元に向かいお酌をしますそれでは お2人様 準備が整い次第お願い致します」

 

哲也「だとさ 木綿季は準備OKか?」

 

木綿季「うん!いつでも行けるよ!」

 

哲也「うっし!んじゃあ行こっか!」

 

木綿季「うん!」

 

俺と木綿季はすぐに皆の元にお酌をしに行った

 

Denaの投手コーチ、選手の中でも親密な関係の人達 高校時代からの友達 昔からの知り合い 木綿季の知り合い等 数多くの人達の元に行き 感謝の言葉と共にお酌をした

 

そして、最後にお酌をしに行ったのは 会場の中央にある2つのテーブルに座ってる俺達の盟友達の元だった

 

哲也「おっす!来てくれてありがとな!皆!」

 

木綿季「ありがとね!皆!ボクとっても嬉しいよ!」

 

明日奈「おめでとう!2人共!本当におめでとう!」

 

里香「おめでと!共同作業の息もバッチシね!」

 

珪子「おめでとうございます!お2人共とてもお似合いですよ!」

 

琴音「おめでと!!2人とも取っても綺麗だよ!」

 

詩乃「おめでと 良かったわね 遂に2人の夢が叶って」

 

木綿季「えへへ♪皆ありがとね!来てくれて!」

 

「おめでと!木綿季!哲也君!」

 

木綿季「あ!!゛お姉ちゃん゛!!!来れたんだね!!!」

 

哲也「藍子さん 今日は外出しても大丈夫なんですか?」

 

今俺達が話してるのは紺野藍子 木綿季の実のお姉さんだ

 

俺は藍子さんとはALOに突入する前に訳あって出会い それから共に行動を共にしてる

 

とは言っても 藍子さんは重い病気にかかってしまっていて 社会復帰は絶望的かと思われていたけど 医療技術の発達 そして木綿季と藍子さん 姉妹の愛情が藍子さんの病気を防ぎこみ 数年経った今では未だ入院とゆう形にはなってはいるが 連日による外出先許可も貰えて 今では勉強等をこなし近い将来には短期大学に入り 医学について学ぶらしい

 

医学がたった2年で学べるわけが無いと思う人もいるだろうがそこは頭脳では天才と呼ばれる紺野の血を引き継ぐものだ きっと藍子さんなら死にものぐるいの努力をしてその壁を乗り越えるだろう

 

藍子「もっちろん 女の子2人の晴れ舞台にお姉ちゃんが休むって訳にはいかないでしょ?」

 

木綿季「これからは渚さんと義理の姉妹になるんだしね♪」

 

藍子「ふふっ そうね 楽しみだわ 荒波家の皆とご飯食べたりするの」

 

哲也「とにかく来てもらえて嬉しいです それじゃあ飲み物注ぐから グラス頂戴 あ、でもは珪子と詩乃はまだ未成年者だから勘弁な」

 

珪子「はい!大丈夫です!」

 

詩乃「分かってるわよ て言うか酒なんて飲ませて犯罪者なんかにならないでよね」

 

哲也「分かってるさ んじゃあ入れてくぞ 木綿季」

 

木綿季「うん!」

 

木綿季は俺の持つ瓶を持ち それぞれのグラスに酒(お茶)を注いだ

 

哲也「うっし 大丈夫かな 皆 引き続き楽しんでいってくれよな お色直しの後には皆で楽しめるものもあるからさ」

 

俺はそう言って女性陣達の元を後にし 男性陣の元へ向かった

 

哲也「お待たせ皆」

 

クライン「おう!おめでとさん2人とも!とっても綺麗だよ木綿季ちゃん!」

 

木綿季「ありがとうございます♪」

 

翔「おめでと 2人とも とうとう成し遂げたな 現実での結婚」

 

和人「おめでとう2人とも!とっても綺麗だよ!」

 

エギル「おめでとう 2人とも あの天鎖斬月は俺と里香が作り上げたんだぜ?」

 

哲也「へぇ~そうだったのか どうりでそっくりに出来てるわけだわ」

 

木綿季「ありがとねエギル!」

 

エギル「喜んでもらえて何よりだよ」

 

哲也「うっし んじゃあグラス出してくれ お酌していくぞ」

 

俺と木綿季は先程と同じ要領で 皆のグラスに酒を入れていった

 

哲也「よし これで皆に注ぎ終わったな 皆 引き続き楽しんでいってくれよな!」

 

長いお酌が終わると 遂に乾杯の音頭だ

 

乾杯の音頭に関しては コーチに頼んである コーチは心の広い人で快く引き受けてくれた

 

渚「続きまして 乾杯の音頭となります 皆様 グラスを持ち ご起立くださいませ」

 

姉ちゃんのその言葉の後に 皆がグラスを持ちながら席を立ち コーチの音頭前の言葉を聞いた

 

そして、その言葉も遂に最後を迎えようとしていた

 

「お2人の今後の幸せとご親族の方々の幸せ 数々の幸せを祈りながら 私の乾杯の音頭とさせていただきます ご唱和くださいませ それでは!乾杯!!!!!!! 」

 

コーチの乾杯の声と共に 皆が一斉に「乾杯!!!」と言った

 

その後は 皆で楽しく話し合いをしながら食事を楽しんだ 軽く酔っ払ったコーチには「来季の登板の時腰痛いから登板回避させてくれなんて許さねぇからな!!!」って言われた それを聞いた木綿季は顔を真っ赤にしてた 流石に俺だってプロ意識はある んな登板前日に夜の営みをするなんてことは流石にしない・・・・・・・・・と思うけども

 

そして、皆一通りの食事を終えると 俺達はお色直しの為 一旦ステージ裏に下がる エスコートは俺は翔と姉ちゃんに 木綿季は明日奈と藍子さんにしてもらった

 

哲也「悪いな 2人とも」

 

翔「いいってことさ」

 

渚「のんびりしてないでちゃっちゃっと戻ってきなさいよね あんたは主役なんだから」

 

哲也「わかってるよ んじゃあまた後でね」

 

俺は会場に戻る2人の背を向き お色直しに向かった

 

そして、30分が経過すると 俺達は再び会場に再入場する

 

その際 俺達はキャンドルサービスと言って 皆のテーブルに乗ってるキャンドルに火をつけると言う役割がある

 

俺と木綿季は各テーブルに向かい ちょっとした話だったり 写真も撮ったりした

 

哲也「さてと 皆で最後だな」

 

明日奈「待ってたよ!2人とも!写真撮ろうよ!写真!!」

 

木綿季「うん!良いよ!でもその前にキャンドルに火をつけさせてね♪」

 

そして、火をつけ終わると 皆での写真撮影だ

 

哲也「11人か・・・・・・まぁギリギリ入り切るかな 写真は誰に頼もうか・・・・・・」

 

悩んでるとコーチが「俺に任せとけ!」と言って持ってたカメラをぶんどった

 

「バッチシ綺麗に写すから安心しとけ哲也!」

 

哲也「ありがとうございます!コーチ!」

 

そして、撮影者の問題も無くなり 遂に昔からの盟友達との写真撮影

 

俺と木綿季を真ん中に明日奈や和人 翔や詩乃 琴音らが所狭しとぎゅうぎゅうに詰めあって撮る写真はちょっと危なっかしくもあったが無事に終わった

 

そして、俺と木綿季が席に着くと 余興や会談タイム

 

余興では前々からいつもの皆は勿論他の人たちにも何か考えといてと提案しておいて 何個か楽しい余興をできた

 

まず一つは明日奈や和人の考えた 簡単なストラックアウトでおめでとうの言葉を送るとゆうものだった

 

俺がプロの投手ともあり この余興は俺も楽しめたし皆もプロのピッチングが生で見れると大興奮だった そして、的をすべて射抜くとそこには『結婚おめでとうございます! これからも末永くお幸せに!!!』の言葉があった

 

やっぱ昔から知ってる皆からお祝いされるってゆうのは嬉しいし、ちょっと照れくさいし、それでもやっぱ嬉しさの方が勝ってたりして とにかく嬉しかった

 

その次は コーチやチームメイトが考えた 人当てゲームだ

 

これは5人いる女性の手を繋ぎ 木綿季を当てるとゆうゲームだ

 

ぶっちゃけイージーゲームだ と思ったがなかなかに迷った

 

結論からゆうと勿論俺は木綿季を当てたが本当に最後の最後まで迷った

 

木綿季の手はなかなか小さいからまぁ当てやすいと思ってたら なんか妙に木綿季の手とそっくりの手があってあれ?って思ってしまった すぐ当てられなくてごめんな木綿季

 

ちなみにいた女の人達は 木綿季 姉ちゃん コーチの娘さん 母さん 藍子さんだった

 

コーチの娘さんがほんっっとに木綿季の手と似てて本気で焦った 木綿季の手を2回繋いでないよね?とも思った

 

後から聞いた話 4人は決まってたけどあと1人悩んでたら木綿季さんのお姉さんがいるって聞いたら藍子さんにしたらしい ご協力ありがとうございます 藍子さん

 

大きな余興と言ったらこんなところで それが終わると 花嫁 つまりは木綿季の家族への手紙朗読タイムだ

 

木綿季「お母さん お父さん そして、おじいちゃん おばあちゃんへ こんなボクをここまで育ててくれてありがとうございます お母さんとお父さんは途中で離れ離れになっちゃったけど、ボク立派に生きたよ?おじいちゃんもおばあちゃんもボクの面倒を見てくれたし、お姉ちゃんだって今では数年の命って言われてたのに凄い元気よく生きてるんだよ?ボク、やっぱり運命って信じたいな お母さんとお父さんが死んじゃったことも運命かもしれない でも、その後おじいちゃんとおばあちゃんがボクを育ててくれたこと 今も元気よく過ごしてるお姉ちゃん そして、ボクが哲也と出会えたこと きっと全部運命のいたずらなんだと思うんだ ボクはその運命のいたずらのおかげでこうして 花嫁として、新しく家族になる哲也とここにいられる ボクにとっては辛い運命の連続だったけど、それを乗り越えられたからこそ こうして幸せの頂点にいられるんだと思うんだ お母さん お父さん おじいちゃん おばあちゃん お姉ちゃん ボク 荒波哲也さんと一緒に幸せになってみせます 本当にお世話になりました 紺野木綿季」

 

木綿季の手紙が読み終えられると 木綿季のおじいさんとおばあさんはハンカチで顔を拭き始めた 無理もないだろう 勝手な予測だが藍子さんがAIDSにかかった時点で木綿季も少なくともなってしまうんだろうかってゆう恐怖感が芽生えたはずだ それが、SAO幽閉事件があったものの、健やかに成長し、今 こうして俺の花嫁としてここにいる これも さっき木綿季が言ってた運命なんだろうけど 俺がもし木綿季の保護者ならこう言いたい 運命じゃなくて奇跡の連続だって

 

 

木綿季「哲也 花束と記念品 大丈夫?」

 

哲也「ばっちしさ とびっきり綺麗なの用意したからさ」

 

渚「素晴らしいお手紙でしたね その余韻に浸りながら 続いての 新郎新婦のご両親への花束と記念品の贈呈です」

 

姉ちゃんがそうゆうと スタッフの人が花束と 記念品を俺達の元に持ってきてくれた 俺と木綿季はそれを受け取り 木綿季は木綿季のおじいさんとおばあさんの元に 俺は母さんと親父の元へ向かった

 

渚「花束と記念品の贈呈です」

 

哲也「母さん 親父 今までありがとね これ受け取って」俺はそう言って母さんに花束を 親父に記念品を渡した

 

三咲「うっ・・・哲也・・・・・・こんなに立派になって・・・・・・」母さんは泣きながらそう話す

 

一希「哲也 木綿季ちゃんのこと絶対に幸せにしてやんだぞ!」

 

哲也「分かってるさ 任せとけ」

 

簡単な会話を済ませ 俺と木綿季は元の場に戻る

 

哲也「っと 忘れてた もう一人渡すべき人がいたんだった」俺はポケットから包装された箱を取り出し 姉ちゃんの元に向かった

 

渚「へ?どうしたの?」

 

哲也「姉ちゃん 今で世話になった これ受け取って」俺は姉ちゃんの手を取り その上に包装された箱を置いた

 

渚「へっ!?こ、これ私に!?」

 

哲也「そうだけど? 超高いんだから大事に使ってくれよな・・・・・・って何で泣いてんの?」

 

姉ちゃんの顔を見ると 赤くなっていて 目からは涙が流れてた

 

渚「うるさい!泣いてないわよ!ったく・・・ほんと立派になって・・・・・・」

 

哲也「へへっ 姉ちゃん 俺姉ちゃんの弟で良かったよ ほんとにありがとう 姉弟として大好きだよ 姉ちゃん」

 

渚「っ!!!・・・・・・ばかぁ・・・・・・!!そんなこと聞いたら・・・・・・泣いちゃうじゃないのぉ・・・・・・!!!」

 

哲也「ちょ!ほんとに泣くなよ!!」

 

渚「うるさい!!!馬鹿!!!鈍感!!!!!」

 

こんなやり取りをしてたら 周りからは拍手がと指笛の音が鳴り響いた そしてその次に聞こえてきたのは「いい姉弟愛だ!!」だった

 

ちょっとばかし式の進行が止まっちゃったけど、…周りの皆も姉ちゃんが泣き止むのを待ってくれて 数分後にはきちんと再開できた

 

渚「先程は失礼致しました・・・・・・引き続き 式の進行をさせていただきます 早速ですがお次の 親からの謝辞となります 謝辞を務めますは 新郎 荒波哲也さんの父親 荒波一希さんが務めます 一希 前へどうぞお越しください」

 

姉ちゃんがそうゆうと 親父はゆっくりと立ち上がり 姉ちゃんの指定した場所まで歩いていった そして、一呼吸置いて話し始めた

 

一希「ただいまご紹介預かりました荒波一希です まず哲也 結婚おめでとう 正直言ってまさかこんな早くにこんな良いお嫁さんを見つけられるなんて凄いよお前は それも、SAO事件乗り越えてなおかつ、あの世界にピリオドを打ったお前への少し遅れた神様がくれたご褒美かもしれないな それでいて、高校でもお前はしっかり夢に向かって努力を続けて 今では立派なプロ野球選手 お前は凄いよ 本当に 普通の人じゃ成し遂げられないものをいくつも成し遂げた 俺はお前の父さんでいられて誇りに思うよ そして、木綿季さん 哲也のこと 最後まで支えてあげてください 哲也はこう見えてナイーブな一面も持ってます そんな時は 木綿季さんが哲也のことを支えあげてください 最後になりますが本当におめでとう 二人の幸せを切に願います ご清聴ありがとうございました」

 

哲也「親父・・・・・・」

 

木綿季「哲也!任せてね!もし哲也が何かあってもボクが絶対に支えてあげるからね!!!」

 

哲也「あぁ 任せたよ 木綿季 もしもの時は頼むな」

 

木綿季「うん!!」

 

親父の謝辞が終わると その次は俺の謝辞だ

 

渚「続きまして 新郎の謝辞です 荒波哲也さん 前へどうぞ」

 

姉ちゃんに指定された場所に向かう 式場にいる皆が一斉に俺を見る これなかなか緊張するもんだな 観客の目線には慣れてるがそうでない木綿季と親父はかなり緊張してただろうな

 

俺は一呼吸し 謝辞の言葉を 発し始めた

 

哲也「ただいまご紹介預かりました 横浜Denaベイスターズ所属の荒波哲也です まず最初に母さん 父さん 今までこんな俺をここまで育ててくれてありがとう 俺がこうしてプロの投手として木綿季を花嫁に迎えられたのも 母さんと父さんが俺を一生懸命面倒見てくれたからだと思う それに、2年って言う長い間昏睡状態に陥ってたのにその間もズット待っててくれて それで生還したと思ったら何だかいつもの俺じゃなくて 挙句の果てには軽い植物人間状態になっちゃって 多分俺って凄い2人に迷惑かけてると思う それでも俺を見捨てずに 最後まで面倒を見てくれて 本当にありがとう そして、姉さん 前々からよくいがみ合ったり罵倒しあったりしてたけど 俺は姉さんに本当に感謝してる なんだかんだいいながらも 俺の相手してくれたり 相談に乗ってくれたり 女心が分かんない俺に手取り足取り色んなこと教えてくれたり 姉さんと一緒にいる時間は凄く楽しかったよ この年齢で俺より大変な人生を歩んだ人ってあんまりいないと思う それと同時に、こんなに家族や友人に助けられた人もあんまりいないと思う そしてソードアート・オンライン アルヴヘイム・オンライン ガンゲイル・オンライン これらのゲームも俺を成長させてくれたし 愛する木綿季とも出会わせてくれた ソードアート・オンラインに関しては到底許されることではないけど 俺は開発者にこう言いたい『ありがとう』って 長くなってしまいましたが最後に一言 母さん 父さん 姉さん そして木綿季 皆大好きだよ! ご清聴ありがとうございました!」

 

・・・・・・良かった・・・・・・なんとか噛まずに言えた・・・・・・

 

俺は一礼して 元座ってた場所へと戻った

 

木綿季「哲也 良い祝辞だったよ♪」

 

哲也「おう ありがとな 良かったよ 噛まないで言えて」

 

俺の祝辞が終えると 式もいよいよ大詰め 新郎新婦の退場だ

 

渚「続きまして 新郎新婦 お2人のご退場となります 皆様 大きな拍手を持って新郎新婦をお見守り下さい」

 

哲也「よし 木綿季 行くぞ!」

 

木綿季「うん!お姫様抱っこ!」

 

哲也「分かってるさ!」

 

俺と木綿季は立ちあがり 俺は木綿季をお姫様抱っこし ゆっくりと歩み始めた

 

周りからは大きな拍手の音が鳴り響き それと同時にシャッター音も聞こえてきた

 

俺と木綿季は出口付近までつくと 一礼して 会場から出た

 

哲也「ふぅ~これで一通りの流れは終わりだな 木綿季」

 

木綿季「ううん!まだ一つあるよ!」

 

哲也「大丈夫だよ 覚えてるからさ」

 

木綿季「なら良かった♪ほら!早く行こ!」

 

哲也「おう!」

 

俺と木綿季は会場の二階へ向かった

 

実はこの披露宴会場は上に2人程度が立ててなおかつ全体を見渡せる場所がある そこで、木綿季がここでブーケトスをしようと提案した 俺は二つ返事でブーケトスを了承した

 

そう、俺と木綿季の退場の後はブーケトスの時間だ

 

ブーケトスとは 花嫁の持つブーケを後ろ向きに投げ それを受け取った人は 次に結婚できると言うロマンチックな物だ

 

とは言っても 椅子やらテーブルやらを片付け無きゃいけないから始めるまでにちょっとばかし時間がかかるけども

 

~数十分後~

 

遂に会場の物が一通り片付けられ いよいよブーケトスの時間だ

 

渚「さぁ!女性の皆様!準備はよろしいでしょうか!ブーケトスのお時間です!!この時だけは私も司会を外させていただきます!!」

 

木綿季「皆!!準備は大丈夫かな!!!」

 

木綿季がそうゆうと 女性陣の皆が「OKー!!!」と大きな声で叫んだ

 

木綿季「よーし!!!皆行くよー!!!!それー!!!!」

 

そう言うと同時に木綿季は後ろ向きになりブーケを女性陣の渦の中に投げ込んだ

 

前を向いた木綿季と一緒に ブーケの行方を見守った すと ブーケは俺達の昔からの友達の元へ向かっていった

 

哲也「さぁ 誰が次に結婚式を開くんかな?」

 

その次の瞬間には ブーケは誰かの手に渡った 周りの女性陣が次々に引いていくから誰が受け取ったかが分かった

 

受け取ったのは明日奈だった

 

木綿季「あ!!見てみて!!明日奈がとったよ明日奈が!!!」

 

哲也「てなると 次は和人と明日奈の結婚式かな」

 

木綿季「ふふ♪そうだといいね♪」

 

明日奈大きな拍手に祝われた ブーケを取った明日奈もまんざらじゃ無さそうだ

 

これにて披露宴も全行程が終了 長かった結婚の誓いもこれでおしまいだ

 

グランドフィナーレは 皆の帰るのを 俺と木綿季で見送り その人達に一言二言言葉を渡すとゆうものだ

 

木綿季の友達や 高校の友達 コーチやチームメイトらに感謝の言葉とこれからについてを話して 遂に 披露宴は幕を閉じた

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

披露宴後 いつものメンバーでとあるホテルの一室に来ていた

 

木綿季「哲也?皆を集めてどうしたの?」

 

哲也「ちょっとね 皆この後用事はねぇよな?」

 

俺が皆に聞くと 一斉に首を横に振った

 

哲也「うっし なら大丈夫だな 皆 この部屋に入ってくれ」

 

俺は扉を開き 皆に入るように誘導した

 

クライン「おい哲也 一体何しようってんだ?」

 

哲也「見りゃわかるさ 皆 それぞれ名前の書いてある場所に移動してくれ そこにあるものが置いてあるからその書いてある通りにしてくれ んじゃあ頼むな!」

 

俺は自分の名前が書かれた場所に向かった

 

そこに置いてあったのは アミュスフィアと小さな手紙だった 皆の手元にもこれは行き届いてる筈だ

 

アミュスフィアは 数日前から皆の分を預からしてもらって 手紙の中には これで何をするかが書いてある

 

内容はこうだ『ALOにログインして アルンにある大きなカフェに向かってくれ そこで何をするか発表する』と

 

とにかく俺がまず一番乗りしなきゃ話にならないから俺は急ぎアミュスフィアを被り ALOにログインした

 

哲也「リンクスタート!!!!!!」

 

叫んだこの言葉と共に 俺は久しぶりにALOの世界に戻ってきた

 

テツヤ「うっし ログインできたな さてと!アルンに行くか!!!」

 

「あっ!お父さんだ!!」

 

テツヤ「よ ユキ 久しぶりだな」

 

今俺をお父さんと呼んだの俺とユウキの娘の荒波ユキだ とは言っても現実世界での子供ではなくこの仮想現実世界での子供ってだけだけどね

 

ユキ「久しぶりってもんじゃないよ!!2年だよ2年!!!お母さんは度々ログインしてきてくれたけどお父さんは全く会いにこなかったじゃん!!プロ野球選手になったってゆうのも分かるけどちょっとは会いに来てよね!!!」

 

テツヤ「はい・・・すいません・・・・・・」

 

俺は大急ぎで家を飛び出し そのまま飛行してアルンへと向かった

 

~アルン内・カフェ~

 

テツヤ「まだかな~皆」

 

俺が待ってると 扉の音と共にユウキが店に入ってきた

 

ユウキ「テツヤ?ここで何をするの?」

 

ユキ「お母さん!久しぶり~!」

 

ユウキ「久しぶり♪元気にしてた?」

 

ユキ「うん!」

 

テツヤ「何をするかってのはまぁ皆が来てからのお楽しみだ」

 

ユウキ「?」

 

数分経つと 皆がカフェ内に集まった

 

シノン「それで?ここで何をしようって言うの?」

 

テツヤ「んじゃあそろそろ始めっか!!!」

 

俺は立ち上がり ストレージを開き アイテム欄をいじる

 

すると、 各テーブルにジュースアルコール飲料 お菓子 料理が配置された

 

ショウ「なかなか手が込んだ演出だな・・・」

 

ユウキ「これで何をするの?」

 

テツヤ「何を?決まってんだろ?二次会だよ!!!披露宴の!!!さっきは俺とユウキが余り皆に関われなかったからな!それを想定してこれを考えてたんだ!!!」

 

アスナ「二次会か~!!!流石はテツヤ君だね!!皆が喜びそうなものを考えてたなんてね!!!」

 

テツヤ「悪いが出し物やらなんやらは無いんだ でも、その代わりにここでは会話をめいいっぱい楽しむぞ!!!皆!コップ出して!!乾杯すんぞ乾杯!!」

 

ユウキ「あ、ボクも手伝うよ!!!」

 

ユキ「私も!」

 

そして、皆のコップに飲み物を注ぎ終わると いよいよ二次会が始まる

 

テツヤ「もうまどろっこしいことは言わねぇぞ!ただ、今この時は皆で楽しもう!!乾杯!!!」

 

一同「乾杯!!!!!!!」

 

こうして、俺達の二次会は始まった

 

ショウ「テツヤ 改めて結婚おめでとう ほら 注いでやるぞ」

 

テツヤ「サンキュー んっ・・・・・・ぷはぁ!!!これだぁ!!!」

 

クライン「良い飲みっぷりじゃねぇかテツヤ!お前も大人だもんな!!」

 

エギル「今度暇な時是非俺の店に来て欲しいもんだな 皆で飲み明かそうぜ まぁ テツヤとショウはそれが難しいかもしれないけどな」

 

テツヤ君「まぁなんとかして予定作るさ なショウ」

 

ショウ「あぁ いつか男だけで飲もうぜ 若干1人酒が苦手な奴もいるがな」

 

キリト「ごめん・・・」

 

テツヤ「いいってことさ それより本当にいつか集まりてえな まぁ行ける時になったら連絡するよ エギル」

 

エギル「おう いつでも連絡待ってるぞ」

 

リズ「ちょっとテツヤ!男達ばっかと話してないでこっちにも来てよ!!」

 

アスナ「そうだよ!皆で話そうよ!キリト君もショウ君もエギルさんもクラインも!」

 

「パパも 早く来てください!」

 

キリト「うん 今行くよユイ」

 

今キリトにパパと言ったのはユイちゃん この仮想現実世界でのキリトとアスナの娘だ

 

テツヤ「そうだな!皆!行こうぜ!」

 

そして、二次会が始まって数十分が経った

 

テツヤ「ふぅ~ちっと飲み過ぎたかな・・・久しぶりにこんな飲んだな・・・」

 

アスナ「顔真っ赤っかだよ?」

 

リーファ「お水持ってきましょうか?」

 

テツヤ「いや、このくらい大丈夫だよ ありがとね リーファ」

 

ショウ「おい!テツヤ!!」

 

ショウは俺の耳元に話しかけてきた

 

テツヤ「あん?どした?」

 

ショウ「すまん!目が行き届かなかった!後は頼む!!!!」

 

ショウはそう言って俺の元から離れていった

 

テツヤ「え?どゆこと・・・?」

 

俺はショウの言葉に困惑してたが この困惑はすぐ溶けることになる

 

ユウキ「テツヤー!!!!」ユウキは俺めがけ飛びついてきた

 

テツヤ「のわぁ!?」俺は少し体制を崩したがなんとかユウキを支えることができた

 

ユウキ「えへへ~♪テツヤ~♪」ユウキはそう言って頬ずりしてくる にしてもユウキの顔が赤い・・・・・・これはユウキ乱心モードだな・・・・・・ったくちょっとめんどくさいことになったな~・・・

 

ユキ「ごめんなさいお父さん・・・私が目を離した隙にお酒飲まれちゃった・・・・・・」

 

テツヤ「まぁ仕方ないさ そんな気にすんな」

 

ユウキ「ちゅーしよちゅー♪」

 

テツヤ「ここでか?」

 

ユウキ「してくれないなら泣いちゃうもん!!!!」

 

テツヤ「わぁったよ ほれ」俺はユウキの頬にキスした

 

ユウキ「やっ!唇!!!!!」

 

テツヤ「それは我慢しなさい!!!」

 

ユウキ「やぁ~!!!唇でしゅるの~!!!!」

 

テツヤ「ったくほんと酒飲んだユウキを相手にすんのはめんどくせぇな・・・」

 

フィリア「テツヤ・・・・・・」

 

テツヤ「ん?どしたフィリ「ギュッ!」ア!?」

 

フィリアはユウキが俺の右腕に抱きついてるのを良いことに俺の胴体に抱きついてきた

 

テツヤ「ちょ!?フィリア!?」

 

フィリア「テツヤ・・・・・・私もキスしたい・・・・・・/////」

 

テツヤ「何ぃ!?」

 

ユウキ「駄目ぇ~!!!!テツヤはボクの!!!!!」

 

フィリア「や!!私だってテツヤを独り占めにしたいもん!!!!!」

 

そう言ってフィリアは力を込めて抱きついてくる よぉくみるとフィリアの顔もちょっとばかし赤かった またか 何故俺の周りには酒に飲まれるやつが多いんだ・・・・・・

 

俺は近場にいた姉ちゃんに助けを求めた でも、これもまた俺の身を縛る行動になってしまった

 

テツヤ「姉ちゃん!!助けてくれよ!!!」

 

リナ「・・・・・・・・・・・・」

 

テツヤ「ね、姉ちゃん?」

 

リナ「2人ともずるい!!!!私もテツヤに抱きつきたい!!!!!」

 

そう言って姉ちゃんは俺の後ろに周り 背中に抱きついてきた

 

テツヤ「なんでだぁぁぁぁぁ!?」

 

ユウキ「何で皆ボクのテツヤを取ろうとするの!!!!!!!」

 

フィリア「取ろうとしてないもん!!!!テツヤに抱きついてるだけだもん!!!!!」

 

リナ「私はお姉ちゃんの特権があるもんね~♪」そう言って姉ちゃんは俺の顔の元へ顔を近寄せ頬ずりしてきた そして、姉ちゃんまでも顔が赤い 酒飲むと甘えだすんだから姉ちゃんは・・・・・・ つうかなんなんだコイツらは・・・・・・酒飲めば俺に抱きついていいってもんじゃねぇんだぞ・・・・・・!!!!

 

テツヤ「ら、ランさん!!!助けて!!!!」

 

ラン「ふふふ♪人気者ねテツヤ君は♪」

 

テツヤ「そんな呑気な事言わずに~!!!ほら!!!義理の姉妹になる人がこんなんでいいんすか!?」俺はそう言って姉ちゃんを指さした

 

ラン「テツヤ君がかっこいいのが原因だから仕方ないわよ♪ファイト♪」

 

テツヤ「んな馬鹿な~!!?」

 

俺がため息をつくと 今度は左腕の近くにシノンが近づいてきた

 

テツヤ「シノン!!!助けてくれ!!!身動きが取れん!!!!」

 

シノン「身動きが取れない?」

 

テツヤ「そ、そうだけど?」

 

シノン「なら好都合ね」 シノンはそう言って左腕に抱きついた

 

テツヤ「なっ!?シノン!!こっち向け!!」

 

シノン「?何よ?」

 

シノンは不思議な顔をして俺の顔を見た 見たところシノンの顔は赤くない それじゃあこいつはフェイク 演技な訳だな・・・・・・ならまだよか・・・・・・ねぇよ!!!!何で下半身以外ガッチリ女の子で固められてんだよ俺は!!!!!

 

テツヤ「だぁもう離れろ!!!!頼むから!!!!」

 

ユウキ・フィリア・リナ・シノン「嫌!!」

 

テツヤ「何故だぁぁぁ!!!!」

 

リズ「ほんと 相変わらずモテモテねアンタは」

 

ユキ「浮気の元です!!」

 

ショウ「まぁまぁ そう言ってあげないのユキちゃん こいつがモテるのは事実だからね」

 

テツヤ「あのなぁ!?ユウキ以外はふざけてやってるに決まってんだろ!?モテてる訳じゃねぇわ!!!!」

 

シノン「・・・・・・あなたは本当にそう思ってるの?」

 

テツヤ「へ?」

 

シノン「皆 お願い 一瞬だけでいいからテツヤを貸して」

 

ユウキ「え~!?って言いたいところだけどシノンのお願いだし・・・・・・仕方ない 良いよ ほら 2人ともテツヤから離れて」

 

ユウキがそうゆうと フィリアと姉ちゃんは離れてくれた

 

テツヤ「ほっ・・・助かった・・・・・・ありがとなシノ「テツヤ 私の想い 聴いて」ン?」

 

シノンはそう言って 俺に抱きついてきた

 

ユウキ「なっ!?」

 

シノン「今 こうしてここにいられるのも GGOで貴方に出会えたからだと思うの 孤独だった私の心を徐々に溶かしてくれて 遂には貴方は一匹狼気味だった私をこんなに多くの友人を持たしてくれた 本当に貴方には数え切れないくらいの感謝がある 新川君とのいざこざを止めてくれたのも貴方だったしね」

 

テツヤ「シノン・・・・・・」

 

シノン「本当はこの気持ちはずっと胸に止めて置くつもりだったけど 言っちゃうね・・・・・・・・・大好きよ テツヤ」

 

シノンはそう言って 俺の唇に唇を・・・要はキスしてきた

 

テツヤ「なっ!?/////」

 

ユウキ・フィリア・リナ「っ!?」

 

シノン「貴方に彼女がいなかったら 私はきっと貴方に告白してる でも、貴方にはユウキがいるからそんなことはしないわ ただせめて 私のファーストキスくらい貰って欲しいの」

 

テツヤ「シノン・・・・・・」

 

シノン「本当にありがとね これからもよろしくね テツヤ」そう言って笑を見せシノンは強く抱きついてきた

 

アスナ「きゃ~!!!!しののん大胆~!!!!!!!遂に言っちゃった~!!!!!!!」

 

シリカ「おめでとうございます!!シノンさん!!」

 

フィリア「むむむ・・・・・・!!!!!シノンばっかりずるい!!!!次は私よ!!!!」

 

シノン「はいはい 分かったわよ ゛アンタ゛もちゃんと自分の気持ち 伝えなさいよ?」

 

フィリア「任せといてよ!!!」

 

シノンは俺から離れ 今度はフィリアが俺の元の前に来た

 

フィリア「あのね!!テツヤ!!聞いてほしいことがあるの!!」

 

テツヤ「あ、あぁ 言ってみろ」

 

フィリア「あ・・・あのね 私も シノンと同じで テツヤには感謝してるんだ 初めて会った時 本当に孤独だった私を テツヤはその頃の私なんかと友達になってくれて それ以外にも 学校でお世話になったり この世界でお世話になったり 色々なことをテツヤに助けてもらった テツヤの優しさが凍りついてた私の心を変えて 人生も変えてくれた 本当にテツヤには感謝してるんだ」

 

テツヤ「フィリア・・・・・・」

 

フィリア「テツヤが結婚しちゃったから この胸の中の気持ちを言っちゃうね 大好きだよ!!テツヤ!!!」

 

フィリアも シノンと同じく 俺に告白をし 俺にキスをしてきた

 

ユウキ「なっ!?」

 

リナ「むぅ~・・・・・・・・・」

 

フィリア「テツヤ 私の気持ちはきっと数年間は揺るがないと思うの だから その時まではこうしてキスすることは無いと思うけど また甘えちゃうかもしれない・・・・・・それでもいい・・・?」

 

テツヤ「え!?えっとそれはその・・・ユウキと要相談って言うか・・・・・・」

 

フィリア「分かった♪ いいお返事期待してるね♪」

 

なんてこった・・・まさかこの短時間で2人もの女の子からキスされるなんてな・・・・・・

 

リナ「次私!!!!皆抜け駆けしてずるいよ!!!!!」

 

テツヤ「姉ちゃんまで!?」

 

リナ「私だってテツヤに伝えたい気持ちくらいあるわよ!!!キスはしないから安心しなさい!!!」

 

テツヤ「それを心配してんじゃなくて・・・・・・ユウキの嫉妬レベルが・・・」

 

俺の後ろにユウキがいるんだけど 怖すぎて向けない 向いたら最後の気がする

 

リナ「テツヤ あんたは私もみたいなお姉ちゃんを頼ってくれたりしてほんとにありがとね いつも喧嘩ばっかりだけど なんだかんだ優しく返事をしてくれるテツヤが私は好きだよ 渚と哲也じゃなくて リナとテツヤとして出会った時も テツヤの優しさに私は心を奪われちゃったんだもん それがまさかアンタだとは思いもしなかったわよ でも、そのおかげで何だか諦めがついたわ 私の初恋は残念な結果に終わったけども 貴方に尽くせて私はほんとに良かった」

 

テツヤ「姉・・・ちゃん・・・」

 

リナ「テツヤ お姉ちゃんとしてそして、異性として 貴方のことが好きだよ♪この気持ち受け取ってね♪」そう言って 姉ちゃんは俺の頬と唇のギリギリのラインにキスしてきた

 

テツヤ「なっ!?姉ちゃん!?」

 

リナ「えへへ♪言っちゃった♪」

 

リズ「ったく これでわかったでしょ?あんたはユウキ以外の女の子3人から好意を持たれてたんだからね!!!」

 

アスナ「しののんなんて私にたくさん相談してきたんだよ?テツヤ君が鈍くて辛いって」

 

ラン「リナちゃんも私にいっぱい話してくれたよ?姉としてこんな気持ち持っていいのかってね」

 

シノン「フィリアも 私に気持ちを打ち開けてきた時はビックリしたわまさか共通の相手が好きだなんてってね お互い大変だったんだから 鈍いアンタをどうやって振り向かせようか必死になって考えたんだから」

 

ユキ「でも浮気の元です!!!!!!」

 

ユイ「モテモテです!テツヤさん!」

 

テツヤ「えっと・・・・・・俺こんなモテモテだったの・・・・・・?」

 

シノン・フィリア・リナ「そうよ!!!!!」

 

テツヤ「まじかよ・・・・・・でも悪い気はしないな・・・・・・あははは・・・・・・」

 

俺は照れくささから頭に手を置いた

 

ユウキ「な!に!が!?悪い気はしないって!?」

 

テツヤ「っ!!!!!・・・・・・・・・ユウキ・・・・・・・・・?」

 

ユウキ「この浮気者!!!!!!!」

 

テツヤ「ご、ごめんなさいぃぃぃぃ!!!!!!」

 

俺は振りかぶられたユウキの拳から身を守ろうとしたが 一向に殴られる気配はない

 

少しすると 俺はユウキに両腕を押さえ付けられ キスされた

 

テツヤ「んっ!?」

 

ユウキ「んっ・・・・・・て・・・・・・つや・・・・・・・・・しゅき・・・・・・・・・しゅきだよぉ・・・・・・・・・」

 

ユウキは舌を絡めながらそう言ってくる やばい エロい ユウキのこんなエロいボイスを聞いたのは久しぶりなきがする

 

数秒経つと ユウキはキスを止めた

 

ユウキ「全く これで許してあげる!ただし!今後は他の女の子にデレデレしないこと!!!!!」

 

テツヤ「は、はい」

 

ユウキ「それなら許してあげるね!!」

 

シノン「・・・・・・やっぱり腑に落ちないわ・・・・・・」

 

テツヤ「え?」

 

フィリア「私もテツヤと付き合いたいよ~!!!!」

 

シノン「私だって・・・・・・」

 

ユウキ「駄目!!!!!絶対に駄目!!!!!テツヤはボクの!!!身も心も何もかもボクの!!!!!!」そう言ってユウキは俺を抱きしめてきて 俺の顔はユウキの胸に埋められた

 

テツヤ「むぐ・・・・・・」

 

シノン「心は奪われてるけど身体はまだ分からないでしょ!!!」

 

フィリア「そうだよ!!!!」

 

リナ「そうだそうだ!!!」

 

ショウ「なんかいつにもましてシノンのクールさが欠けてるな・・・・・・よっぽどあいつの事が好きなんだな」

 

ラン「ユウキ ユウキ おいで いい案教えてあげる」

 

ユウキ「?なになに?」

 

そう言ってユウキはランさんの近くまで行った

 

テツヤ「はぁ・・・・・・悪い気はしねぇけど疲れんな・・・・・・コイツらの相手は・・・・・・」

 

ユキ「浮気だから相手しなきゃいいの!!!!!」

 

テツヤ「いや、それはそれで3人に悪いし・・・・・・」

 

ユウキ「なるほど!!それはいいね!!」

 

テツヤ「何を聞いたんだアイツは・・・・・・」

 

ユウキ「シノン!フィリア!リナさん!!この後ボクの家にいって夜の大勝負だよ!!!」

 

テツヤ「は!?夜の大勝負だぁ!?」

 

夜の大勝負ってまさか・・・・・・やっぱり夜の営みの事・・・・・・だよな?

 

フィリア「良いよ!!!!望むところ!!!!」

 

リナ「骨抜きにさせちゃうんだから!!!」

 

シノン「自身はないけどやったげるわ あわよくば・・・・・・/////」

 

ユウキ「ふふ~ボクに勝てるわけないけどね~♪」

 

テツヤ「お前らなぁ・・・・・・!!!!!!!」

 

リズ「いいじゃない 別に ユウキ公認よ?」

 

テツヤ「え?」

 

シリカ「テツヤさん ファイトです!」

 

ショウ「せいぜい頑張るこったな」

 

クライン「死ね・・・・・・・・・」

 

エギル「はっはっは!!!!どうせならお前らだけ一夫多妻制を実行しちまえば良いんじゃねぇか?少子高齢化の歯止めになるかもな」

 

テツヤ「んなアホな!!!」

 

ラン「それなら私もお嫁さんにしてほしいな♪ユウキの大好きなテツヤ君だし私もきっと好きになれるはずだわ♪」

 

テツヤ「ランさん・・・・・・何を呑気に・・・・・・」

 

アスナ「テツヤ君 しののんやフィリア リナさん ユウキの気持ちを全部受け取ってあげるんだよ?」

 

キリト「それが あの世界を救った英雄の役目だ」

 

な、なんでこいつら全員俺がOKしたみたいな流れになってんだよ・・・・・・俺は一言もやるとは言ってねぇぞ・・・・・・・・・

 

ユウキ「でも久しぶりのテツヤとのエッチだから何だか緊張してきちゃった・・・/////」

 

テツヤ「あのなぁ・・・・・・お前ら本気か!?」

 

ユウキ・フィリア・シノン・リナ「本気よ!!!!!」

 

テツヤ「うぐ・・・」

 

ショウ「腹くくった方がいいんじゃねえか?こいつら多分ガチのガチだぞ」

 

テツヤ「ぐっ・・・・・・だァもうわかったよわかった!!!!!!!この二次会終わったら俺の身は好きにしろ!!!!!!」

 

ユウキ「わーい!!!!」

 

シノン「やっとテツヤと・・・/////」

 

フィリア「遂にテツヤに夢見た光景が・・・/////」

 

リナ「師弟でしちゃうなんて・・・背徳感が・・・/////」

 

テツヤ「ショウ・・・・・・俺はこの世界で死ぬかも・・・・・・」

 

ショウ「死なねぇから安心しやがれ」

 

アスナ「しののん!ほら!!飲み物注いであげる!!告白おめでとう!!!テツヤ君は優しいからしののんの気持ちに応えてくれるはずだよ!!」

 

シノン「ありがと アスナ」

 

ラン「リナちゃんも おいで 一緒にお酒飲もうよ♪」

 

リナ「うん!今行くね~♪」

 

シノン「フィリア あんたも来なさい 一緒にこの勝利の感覚を味わいましょ」

 

フィリア「うん!!!」

 

テツヤ「こうなったらヤケだ!!!ショウ!!酒!!!!」

 

ショウ「はいはい」

 

アスナ「ふふふ♪やっぱり私達の中心部の人って」

 

リズ「良くも悪くもテツヤよね」

 

シリカ「テツヤさんの優しさは反則級です 何であんなに他人に尽くせるんでしょうか・・・・・・私だって出来ることから人助けはしたいけど無理だって思っちゃったら何も出来ないし・・・・・・」

 

ユキ「それが お父さんの良いところだよね♪」

 

ユイ「SAO世界におけるテツヤさんの貢献度は悔しいですがパパやママより上です!英雄たる所以です!」

 

ショウ「やっぱり アイツは俺達の大事な仲間であり 命を救ってくれた英雄だよ」

 

ユウキ「テツヤ大好き!!!!!!!」

 

テツヤ「よしよし 俺もだよ」

 

ユウキ「えへへ~♪」

 

こうして 俺達の二次会はあっとゆうまに過ぎた時間と共に終わった・・・・・・とは言ったもの 俺はまだ使命があったんだ・・・・・・

 

テツヤ(どうにかしてこいつらを止めなきゃ物理的に死ぬ・・・・・・どうすれば・・・・・・)

 

~ALO内・テツヤとユウキの家~

 

テツヤ「み、皆 さっきの冗談ではないよな?」

 

ユウキ「うん♪みーんなテツヤが好きだからここに来たんだよ♪」

 

フィリア「うんうん♪」

 

リナ「わたしはいつでも会えるけどこんなチャンスまたと無いかもしれないし♪」

 

シノン「テツヤ 水あげる お酒飲んでちょっと気持ち悪いでしょ?」

 

テツヤ「あ、あぁ サンキュー ごくっ・・・・・・」

 

俺は水を飲んで一息つこうとした しかし 一息つこうとしたその時には俺の体は麻痺し始めた

 

テツヤ「なっ!?ま・・・ひ・・・だと・・・?」

 

シノン「万が一を考えて悪いけど毒を盛らせて貰ったわ これでテツヤは数時間動けないはずよ」

 

ユウキ「さっすがシノン!!ナイスだよ!!!」

 

テツヤ「し・・・シノン・・・・・・お前なぁ・・・!」

 

シノン「悪く思わないでね 愛情の裏っ返しって思ってくれればいいわよ♪」そう言ってシノンはウインクした

 

ユウキ「それじゃあ皆 準備はいい?」

 

シノン「いつでもいいわよ」

 

フィリア「準備万端!いつでも来い!!」

 

リナ「こっちも大丈夫よ!」

 

ユウキ「それじゃあ皆 ハラスメントコード解除しちゃってね♪」

 

テツヤ「し・・・・・・死ぬかも・・・・・・・・・」

 

結局 その日は朝まで皆に付き合わされた え?してるところを見せろって? それは皆の磨きあげられた想像力に任せるよ じゃないとこの作品存在自体が消滅しちまうからな とりあえず結論からゆうと俺はその日は全く動けませんでした 婚姻届出さなきゃいけないのに・・・・・・ うん

 

まぁ皆が喜んでくれりゃあそれでいいけどね・・・・・・・・・

 

シノンとフィリアと姉ちゃんの気持ちには驚いた反面ちょっと嬉しかった やっぱり女の子に告白されるってゆうのは悪くないかもしれない こんなこと言っならユウキに殺されちまうけどな ははは

 

 

そして、 俺と木綿季が結婚して 早5年が経った

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

哲也「Zzz・・・・・・すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・」

 

木綿季「あなた 起きて 朝だよ」

 

哲也「んー・・・後五分・・・・・・」

 

木綿季「駄目!朝ご飯冷めちゃうから食べちゃって!」

 

早朝から元気なやつだ俺の妻は おかげで少し大変だけどね

 

哲也「わぁったよ・・・・・・ふぁ~・・・・・・」 俺が布団の中であくびをすると 「とぉー!」とゆう声と共に俺の布団に飛び込んできた人がいた

 

「おとうさん おはよ!」

 

テツヤ「おっ ゛雪゛ おはよ 今日も元気いっぱいだな」

 

飛び込んできて 俺をおとうさんと言ってきたのは 俺とユウキの娘の雪だ 雪は仮想現実世界でのユキとは違い 正真正銘の娘だ

 

雪の名前は勿論ユキから取った 仮想現実のユキと同じく 元気にすくすくと育って欲しいと願い この娘は荒波雪となった

 

今年で4歳になり 雪はユキに少しづつ似ていっている この前なんかこんなことがあった

 

~回想~

 

哲也『ふぁ~・・・眠いしそろそろ寝るか・・・・・・』

 

雪『おとうさん!!!おかあさんが!!!!』

 

哲也『っ!?お母さんがどうしたんだ!?』

 

雪『おふろの中でおぼれて・・・』

 

哲也『木綿季!!!!!!!』

 

無事だろうな木綿季!!!!

 

哲也『木綿季!!!!!!!』俺の勢いよく風呂のドアを開けた

 

木綿季『ふぇ!?い!いきなり開けないでよエッチ!!!!!!!/////』

 

あれ?おぼれてるんじゃ・・・・・・

 

雪『えへへ~♪どっきりでした~♪』

 

哲也・木綿季『っ!!!!!』

 

雪『?おとうさん?おかあさん?』

 

哲也『木綿季・・・・・・この言動・・・・・・』

 

木綿季『うん・・・・・・ユキそっくり・・・・・・』

 

雪『?』

 

哲也『ふふふ・・・・・・雪 お前はいい娘だ!!今度お前の欲しいもの買ってあげるな!!!』

 

俺は雪を高い高いしながらそう言った

 

雪『ほんと!?わーい!』

 

木綿季『ユキにこの事教えてあげなきゃね♪』

 

哲也『そうだな♪』

 

~回想終了~

 

と、小悪魔なユキの性格をちょっとだが受け継いでいる 俺と木綿季からしたらめちゃくちゃ嬉しいことだ

 

哲也「よし 朝ごはん食べよっか!雪!」

 

雪「うん!」

 

あれから5年の月日が経ち 俺は25歳 木綿季は24歳 雪は3歳 そして、あれから周りにも色んな変化があった

 

まず、和人と明日奈の結婚と 2人の娘の誕生だ 名前は唯 これも 仮想現実世界でのユイちゃんから名前を取ったらしい 年齢は雪と同い歳だ

 

和人は夢だった企業に務め 日々頑張ってるらしい

 

里香や佳子 琴音や志乃も 無事に就職を決めている

 

琴音や志乃に関しては 今でも俺に甘えてきて大変だ まぁ木綿季公認だから良いけどね

 

クラインやエギルは 昔と同じ職業を務め 日々頑張ってる

 

クラインやエギルは時々酒飲んだりして 会ったりする 2人とも日々大変だけどその分俺や翔の活躍を見て楽しんでるらしい

 

そして、俺と翔に関しては あれから数年たち 横浜の顔になっていた

 

WBCの選出 オールスター連続出場 数々のタイトルの獲得など 俺と翔はNPB内でも有数の有名選手になっていた

 

年俸も今では4億と 雪と木綿季を養うのに困らない金額だ

 

木綿季「哲也 今日は試合ないでしょ?」

 

哲也「あぁ 今日はオフだな」

 

木綿季「なら今日おでかけしようよ!」

 

雪「わーい!おでかけおでかけ~!」

 

哲也「どこ行く?」

 

木綿季「んーどこでもいいよ!」

 

哲也「なら車でどこかドライブに行こうか!」

 

木綿季「賛成!」

 

雪「おでかけおでかけ~♪」

 

哲也「うっし んじゃあ一時間後には出よっか!」

 

木綿季・雪「うん!」

 

幸せだな~この会話 ほんとに結婚して良かったな

 

木綿季を好きにできるし その結果雪が産まれたし その気になれば毎日木綿季とエロいことできるし 結婚って最高

 

そして、一時間が経ち 車でドライブ

 

哲也「木綿季・・・・・・あんま腕に引っ付くな・・・・・・赤信号だからいいけどさ・・・・・・」

 

木綿季「えへへ~♪大好き♪」

 

哲也「ったく・・・・・・歳とっても甘えん坊なんだからお前は・・・・・・」

 

木綿季「てへへ~♪雪もお父さん好きだもんね~♪」

 

雪「うん!わたしおとうさんとけっこんしたい!」

 

哲也「はっはっは!もうプロポーズか?気が早いな雪は」

 

木綿季「でもお父さんはお母さんのだもん!」

 

雪「わたしもけっこんするの~!!!」

 

哲也「モテモテで困るな~俺♪」

 

そして、数十分車を回してると 良さげな公園についたから そこでお昼ご飯を食べることにした

 

哲也「木綿季 お弁当ってあるの?」

 

木綿季「うん!ほら!」

 

そう言って木綿季はハンドバッグから大きな弁当箱を取り出した

 

哲也「やっふぅ!木綿季の飯だ!!」

 

雪「ごはんごはん~♪」

 

木綿季「はい お手拭き これで手を拭いてね」

 

哲也・雪「はーい」

 

そして、手を拭き終え ようやくありつくご飯

 

哲也「はむ・・・美味い!!さすが木綿季!」

 

木綿季「えへへ~♪」

 

雪「おいしいね!」

 

哲也「ね♪」

 

木綿季「はむ・・・んー我ながらおいし♪」

 

哲也「あ、ご飯粒ついてるぞ木綿季」俺は木綿季の頬についた米粒をキスして食べた

 

木綿季「あ・・・もう・・・/////」

 

哲也「ふふふ♪可愛い♪」

 

雪「おかあさん?顔が赤いよ?」

 

哲也「ふふふ♪お母さんは可愛いね 雪」

 

雪「?」

 

木綿季「馬鹿・・・・・・/////」

 

そして、お昼ご飯を食べ終えると 公園の遊具などで遊ぶことに

 

まずは滑り台

 

木綿季「哲也ー!行くよー!」

 

雪「いくよー!」

 

哲也「いいぞー!いつでも来い!!」

 

俺は下にいて2人を受け止める役をしていた あぁ~本気で幸せだ 可愛い嫁さんに可愛い娘がいるなんて・・・・・・ははは~♪

 

木綿季「それ!」

 

雪「きゃー!」

 

滑ってきた2人 でも予想してたよりかなりスピードが速い

 

木綿季「哲也ー!ガッチリね!」

 

哲也「任せろ!!!」

 

俺は滑ってきた雪と木綿季を下でガッチリと抱きしめた

 

哲也「へへへ♪おかえり♪」

 

雪「次おとうさんとすべる~」

 

哲也「良いよ 行こっか」

 

雪「うん!」

 

何度か滑り台で滑った後は ブランコに

 

雪「わーい♪」

 

哲也「喜んでる子供可愛いな 木綿季」

 

木綿季「そうだね♪」

 

哲也「木綿季・・・・・・好きだよ」

 

木綿季「いきなりどうしたの?なんだか珍しいね 哲也がいきなり言ってくるなんて」

 

哲也「別にいいだろ?たまには俺だって言うさ」俺は木綿季の肩をつかみ 抱き寄せた

 

木綿季「あ・・・/////」

 

哲也「愛してる 木綿季」

 

俺は木綿季にキスをしようとした でも それは木綿季の人差し指に止められた

 

木綿季「す、するなら夜に布団の中で・・・・・・/////」

 

哲也「ふふ♪エッチの約束 承りました♪」

 

木綿季「そ!そんなんじゃ・・・・・・/////」

 

雪「2人ともなにしてるの?」

 

木綿季「へ!?べ、別になんでも!?」

 

哲也「照れちゃって可愛い♪」

 

木綿季「馬鹿!!!/////」

 

哲也「雪 ブランコはもう良いのか?」

 

雪「うん!つぎはボールであそびたい!!」

 

哲也「ボールか・・・・・・カラーボールあったっけ・・・」

 

木綿季「あるよ!ほら!」

 

哲也「流石木綿季 できる嫁は違うな」

 

木綿季「えへへ♪」

 

雪「雪がなげる!」

 

哲也「ならお父さんがキャッチャーやってあげる 木綿季はバッターのふりしてよ」

 

木綿季「うん!」

 

雪「それじゃあいくよ!えい!」

 

こうして しばらく雪のボール投げに付き合った

 

雪「はぁ・・・ちゅかれた・・・」

 

木綿季「お疲れ雪」木綿季はそう言って雪を撫でた

 

雪「えへへ♪これ好き~♪」

 

哲也「じゃあこれは?」

 

俺はそう言って木綿季と雪の2人を抱きしめた

 

雪「これも好き~♪」

 

木綿季「ボクも~♪」

 

哲也「2人とも大好きだよ♪」

 

そして、その後も遊んでたら雪が疲れて寝てしまったので 家に帰ることに

 

哲也「木綿季 雪のシートベルトは大丈夫か?」

 

木綿季「うん!ばっちし!」

 

哲也「よし なら行くか!」

 

木綿季「うん!」

 

そして、家に着く前に スーパーに行き 夕食のおかずを調達に

 

それも終わると 家に帰る

 

哲也「ふぅ~ お疲れ様木綿季」

 

木綿季「うん お疲れ 雪にお布団引いてあげなきゃ」

 

木綿季は雪に布団を引いてあげた

 

木綿季「雪 おやすみなさい」

 

哲也「雪は寝てるか?」

 

木綿季「うん 気持ちよさそうに寝てるよ」

 

哲也「そっか なら大丈夫だな」

 

木綿季「へ?」

 

俺は木綿季をキスしながら押し倒した

 

木綿季「んんぅ!?」

 

哲也「木綿季 いいだろ?」俺は木綿季の胸を触りながらそう言った

 

木綿季「もう・・・・・・エッチなんだから・・・・・・雪が起きるまでだからね・・・・・・/////」

 

哲也「やりぃ♪」

 

俺は再び木綿季にキスしながら 木綿季を焦らし続けた

 

木綿季「ひやん・・・・・・あ・・・・・・んん・・・・・・てつや・・・・・・/////」

 

哲也「可愛いよ 木綿季」

 

俺が木綿季の秘部に触れようとした瞬間だった

 

雪「むにゃ・・・おかあさん・・・おとうさん・・・?」

 

哲也・木綿季「っ!?」

 

雪「なにしてるの?」

 

哲也「な、なんでもないよ!?」

 

木綿季「うんうん!!!」

 

雪「そうなんだ・・・・・・そんなことよりごはんたべたいな・・・・・・おなかすいちゃった」

 

時計を見ると時間は6時半 確にそろそろ腹が減る時間だな

 

木綿季「じゃあご飯作っちゃうね!!」

 

哲也「あ・・・」

 

木綿季「哲也 エッチなことは雪が寝た後ね♡」木綿季はそう言って頬にキスしてきた

 

哲也「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

なんでこんな可愛いんだ木綿季は まじ可愛い 今すぐ犯したいよ

 

そして、木綿季の作ったオムライスを皆で食べることに

 

哲也「あぁうめぇ~♪」

 

木綿季「あなた♪あーん♪」

 

哲也「あーん・・・・・・おいしい♪」

 

雪「おいしいね♪」

 

幸せだな 大好きな木綿季と 大好きな雪と 大好きな手作りオムライスをあーんされて食べてる ほんっっとに幸せだ

 

その後 皆でお風呂に

 

哲也「はぁ~あったまる~♪」

 

木綿季「気持ちいいね~♪」

 

雪「ん~♪」

 

お風呂から上がると 皆でゴロゴロ

 

哲也「あ~明日から遠征か~・・・」

 

雪「またおでかけしちゃうの?」

 

哲也「うん ごめんね雪 すぐ帰ってくるからね」

 

木綿季「お母さんと一緒に待ってようね♪」

 

雪「うん!!!!」

 

そして、その時間も終わると雪の就寝

 

雪「Zzz・・・・・・」

 

哲也「寝顔も可愛いな」

 

木綿季「そうだね♪」

 

哲也「でも多分雪も寂しいだろうな お前が家事やってる間とかは やっぱりもう1人は欲しいよな・・・・・・」

 

木綿季「そうだね・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・木綿季・・・・・・」

 

木綿季「・・・・・・哲也・・・・・・」

 

俺と木綿季は顔見合わせると ディープキスをして そのまま木綿季を先程のように押し倒した

 

哲也「木綿季・・・・・・良いよな・・・・・・俺もう我慢出来ない・・・・・・」

 

木綿季「・・・・・・うん・・・・・・いつでもいいよ・・・・・・/////」

 

哲也「木綿季・・・・・・」

 

木綿季「ひや・・・・・・あん・・・・・・らめ・・・・・・ボク・・・・・・気持ちよくなっちゃうよぉ・・・・・・」

 

こうして 甘い夜を過ごし 翌日

 

哲也「くぁ~・・・・・・もう朝か・・・・・・」

 

木綿季「おはよ あなた 腰の具合は大丈夫?」

 

哲也「おはよ 大丈夫だよ 心配してくれてありがとね♪」

 

木綿季「えへへ♪すぐ朝ご飯作っちゃうね♪」

 

哲也「あぁ 頼むな」

 

そして、朝ご飯を食べ終え 遠征の準備も終え 遂に遠征に

 

哲也「うっし 行ってくるな 木綿季 雪」

 

木綿季「うん!行ってらっしゃい!」

 

雪「いってらっしゃーい!」

 

哲也「木綿季 行ってらっしゃいのキスしようぜ」

 

木綿季「うん♡」

 

俺と木綿季は 昨日の晩のようなキスを交わした

 

唇を離すと 互いの唾液が床に滴り落ちた

 

哲也「んじゃあ行くな 応援頼むな 木綿季」

 

木綿季「うん!!!!」

 

 

 

 

 

 

ソードアート・オンライン 俺はこの世界で人の命の尊さや儚さ そして愛する者の大切さ等を学び 多くの友人を持つことが出来た

 

俺はこの世界で一度木綿季を失ってしまったものの その次の世界 アルヴヘイム・オンラインの世界で 囚われた木綿季を助けることになる でも、俺はそこで命に関わる大怪我を負う でも、その大怪我のおかげで 絶対に木綿季は手放さないんだとゆう気持ちが芽生える

 

そして、今 俺は大事な木綿季に加え 木綿季との間に生まれた雪もいる

 

 

 

 

 

「皆さん 今晩は!本日は横浜対広島 第3回戦の模様をお伝えします!!」

 

「本日の先発は 横浜のエース荒波!!本日はどんな投球をするのか楽しみです!!」

 

 

 

 

 

そう 俺は愛する者を守り通した英雄 そして、今もとある世界で英雄として日々戦っている

 

俺の名前は荒波哲也 愛する人の名前は荒波木綿季 その娘は荒波雪

 

木綿季「頑張れ!!哲也!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ!横浜を優勝に導き数多くの命を救った英雄が今日もまた 躍動します!!!! さぁ間もなくプレイボールです!!!!」

 

 

 

人を殺したり 守ったり 泣かしてしまったり 笑わせてあげたり 楽しませてあげたり 俺はほぼ全てのことをやった

 

俺が次に目標にするのは 木綿季と雪を毎日毎日笑顔にすることだ

 

だから俺はこれからも戦う 心の底から愛せて 守れて 一緒にいたいと思った人の為に

 

木綿季 俺が引退するの時まで 応援よろしくね 俺もお前のこと精一杯愛してみせるから

 

 

 

 

 

 

哲也「っしゃ!!!!!!行くぞ!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

─────数年後の未来編 Fin─────




一周年記念作品 いかがでしたでしょうか

この作品のメッセージとしては これからのこの作品についてかなり書いてあります なのでそこを皆様に受け取ってもらえればなと思います

1つネタばらしすると ユウキ以外のヒロインをこの作品で公開してます!

さて、この作品が一周年を迎えられたのも皆様のおかげです!!!

本当にありがとうございます!!

これからも畜生ペンギン共々 ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~をよろしくお願いします!!!!

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