ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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前後半の前半です!

ではどうぞ!




part43 sideA サラマンダー最強の剣士~伝説の剣~

前回 リーファがレコンにサラマンダーの動向について聞き、リーファとリナはシルフとケットシーの会談場へ向かう

 

リナとリーファはテツヤとキリトに私達よりサラマンダーについた方がいいとゆうが テツヤがそれを拒否し 引き続きリナ達とパーティーを組む

 

テツヤ達一行はサラマンダーを止めることは出来るのだろうか

 

~~~~~~~~~~~

 

リナ「きゃぁぁぁ!!!!助けてぇぇぇぇ!!!!」

 

テツヤ「もうすぐ出口さ!最後まで捕まってろよ!!」

 

俺とキリトは 猛スピードで回路内を進み 遂に出口についた

 

実を言うと道中進んでる時モンスターに追われてたからノンストップで俺達は外へ出た

 

すると 目の前には地面はなく広い空が広がっていた

 

俺はリナの手を引きながら翼を出し リナか翼を出すまでリナの手を握り 支えてやった

 

ちなみに俺らを追ってたモンスターは出口の所で立ち往生 中には落下していくモンスターもいた

 

リナ「はぁ・・・はぁ・・・もう!!寿命が縮んだよ!!」

 

テツヤ「わりぃわりぃ ほら 悪い雰囲気をぶち壊す為にね」

 

リーファ「それにしても2人とも速すぎだよ・・・どうしたらそんなに速くなれるの・・・」リーファは疲れ気味にそう話す

 

テツヤ「・・・・・・これでも本来の半分も走れちゃいなかったんだがな・・・」

 

リナ「?何か言った?」

 

テツヤ「ん?いや、ちょっとね さ!さっさと会談場に行こうぜ!!場所はどこだリナ」

 

リナ「えっとね・・・・・・ここから北西の場所だね あの山の向う側かな」リナが指さした山は ここから見たらうっすらと見える感じだ

 

テツヤ「こりゃ時間かかりそうだな・・・時間は?」

 

リナ「後20分」

 

テツヤ「ちっ・・・際どいな・・・間に合えよ!!」

 

俺は飛行の速度を上げ あの山を目指した

 

飛んでも飛んでもなかなか山にはつけなく ようやく山を超えたのは約15分後だ 残り5分で会談が始まっちまう・・・

 

テツヤ「ユキ どっかにプレイヤー反応あるか?」

 

ユキ「待ってね・・・・・・っ!前方に大多数のプレイヤー反応があるよ!!サラマンダーの人達だと思う!!その更に向こうには少数の反応!会談場に出向いてるシルフとケットシーの人達だと思うよ!!」

 

テツヤ「サラマンダーが到着する所要時間は?」

 

ユキ「およそ20秒程度です・・・恐らくこのままのスピードで飛んでも到着するのはおよそ1分後・・・一足遅れちゃったね・・・」

 

テツヤ「くそ・・・間に合わねぇか・・・」

 

リナ「テツヤ!早く行こう!!皆が危ない!!」

 

テツヤ「任せとけって!!!」

 

 

ほんの少し飛ぶと 広い広場に出た

 

そこの小さな丘には 20人程度のプレイヤーがいた 恐らくだがあれが会談場なんだろう

 

そして その目の前には大人数のサラマンダーの軍勢が空を飛び 戦闘態勢をとろうしていた

 

キリト「テツヤ!!皆のこと任せたぞ!!!」

 

キリトはそう言うと速度を上げて、会談場の地へと着いた

 

それは サラマンダーが今まさに攻撃を仕掛けようとした瞬間だった

 

キリト「双方!!剣を引け!!!」

 

キリトがそう叫ぶと サラマンダー、そしてシルフとケットシーの3属は呆然としながらキリトを見た

 

「一体あれは誰なんだ・・・?」キリトのことを見ながら 金髪のスタイルの良い女性が困惑していた

 

リーファ「サクヤ!!」

 

「っ!リーファ!!それにリナ!!どうしてここに!」

 

リーファとリナは その女の人に近寄った リーファが言ってたしサクヤとゆう人なんだろう

 

リーファ「ちょっと話を聞いてね 駆けつけてきたんだ!!」

 

テツヤ「おいキリト!何が起こるか分かったもんじゃねぇからな!!気をつけろよ!!」

 

キリト「分かってるさ パーティーのリーダーと話がしたい!!出てきてもらおうか!!」

 

「ほぉう・・・スプリガンが何故こんな所にいるんだ・・・面白いではないか」

 

そう言ってサラマンダーの軍勢から姿を現したのは エギルと同じくらいの体格の男が出てきた

 

キリト「俺はスプリガン、ウンディーネ同盟の大使を務めるものだ」

 

「何?スプリガン、ウンディーネ同盟だと?」

 

テツヤ「・・・・・・何いってんだあの野郎・・・・・・」

 

あいつが何を考えてるかは分からない シルフやケットシーの皆も困惑していた

 

キリト「そうだ もしこの場でお前らがシルフ、ケットシー属に攻撃を仕掛けるならば我ら4種族は同盟を組み サラマンダー属を徹底的に叩き潰すつもりだ」

 

「ほぉう 面白い 貴様が大使かどうかはこの俺が見極めてやろう」

 

そう言って男は剣を持ち出した 両手で持っていから両手剣だろうな

 

刀身は赤く いかにも強そうな両手剣だ

 

サクヤ「む・・・あれはまさか・・・゛魔剣グラム゛か!?」

 

リナ「魔剣?」

 

サクヤ「そうだ・・・あの剣を持ってるとゆう事は 奴がサラマンダー属最強・・・いや、全プレイヤー最強に近い男 ユージーン将軍か・・・」

 

テツヤ「ふぅん・・・全プレイヤーねぇ・・・」

 

サクヤ「サラマンダーの領主 モーティマーの実の弟で その腕前は先程言ったようにトップクラス それに 《レジェンダリーウェポン》の魔剣グラムを装備するには両手剣の熟練度が950は必要とされる 相当の手練のはずだ」

 

リナ「きゅ!?950!?どんだけやり込んでるのよ!!」

 

サクヤ「君 もし可能ならば君も手を貸した方がいい とても彼1人でやれるような相手では・・・」

 

テツヤ「?俺っすか?」

 

サクヤ「そうだが?」

 

テツヤ「んー・・・ま ここは止めときます それに2体1なんてゆうせこい真似はしたくないですしね」

 

リーファ「サクヤ ここは彼を信頼してあげて!」

 

サクヤ「そうか・・・・・・それならここは私も彼を信用しよう」

 

ユージーン「おい 俺の攻撃を30秒でいい 耐えきったらお前を大使として認めてやろう」

 

キリト「30秒?朝飯前だ ほんとにそれでいいのか?」

 

ユージーン「朝飯前かは俺が決めることだ!!!」

 

ユージーン将軍はそう言ってキリトに斬りかかった その攻撃をキリトは剣で防いだ

 

その筈だったが防いだ攻撃はキリトの剣をすり抜け 直接キリトに位 キリトは岩盤へ叩きつけられた

 

テツヤ「何!?防いだ筈だぞ!?」

 

「あれは魔剣グラムの特殊能力だよ!!魔剣グラムはあらゆる武器、盾をすり抜け本人への攻撃を可能にするんだよ!!」 ケットシーの女の人は少し興奮気味にそう話した

 

テツヤ「はぁ!?んなもんどうしようもなくねぇか!?」

 

「だから手強いんだよ・・・それに、魔剣グラムにはもう1つ何か特殊能力があるって聞いたけど・・・」

 

リナ「2つも特殊能力が・・・キリト君は大丈夫なのかな・・・」

 

俺達の心配を裏に キリトは岩盤から勢いよく飛び出し ユージーン将軍の元へ素早く向かった

 

キリト「はぁ!!」

 

ユージーン「甘い!!!」

 

キリトの攻撃を ユージーン将軍が攻撃して その攻撃がキリトに当たる直前でキリトは攻撃を止めた

 

゛攻撃は最大の防御゛これほどあの武器に似合う言葉は無いだろう

 

しかし キリトもそう簡単にはやられはしない 30秒が経過した今も 少し劣勢だが上手くやりあっている

 

キリト「おい もう30秒たったんじゃないのかよ」

 

ユージーン「気が変わった 貴様を斬るまでだ」

 

キリト「そりゃどうも!!」

 

キリトを斬るまでと言ったユージーン将軍は 再びキリトに攻撃をした

 

防いでも攻撃され 避けようとしてもそのリーチで攻撃される キリトがまるで赤子のようだ

 

テツヤ「拉致があかねぇ・・・キリト!!こいつ使え!!!」

 

俺はキリトに向け斬月を投げた キリトはそれをキャッチして 二刀流の構えになった

 

キリト「恩に着る!!」

 

ユージーン「ふんっ たかが刀を二本持ったところでこの俺の敵ではないわ!!!!」

 

キリト「それはどうかな!!!」

 

キリトは再度ユージーン将軍に攻撃を仕掛けた

 

右手の剣で攻撃をし それを魔剣グラムで防がれようと 左手の剣で攻撃をし キリトは攻撃を受けないまま ユージーン将軍には少しづつだがダメージは入っていく

 

テツヤ「よし!!いけるぞ!!」

 

キリト「はぁぁぁぁ!!!!!」

 

キリトは二刀で攻撃を仕掛けた ユージーン将軍もこれは防げないだろう

 

ユージーン「甘いと言ってるだろうが!!!!」

 

ユージーン将軍はキリトの二刀を魔剣グラムでふっ飛ばし キリトを丸腰にした

 

キリト「しまっ!!」

 

ユージーン「貴様が大使ならそこらの雑魚でも務まるわ!! 雑魚には要は無い!!!」

 

ユージーン将軍はそう言って 丸腰のキリトを叩き斬った

 

キリトのHPは尽き果て、リメインライト化してしまった

 

それはあのキリトの゛敗北゛を意味した

 

テツヤ「嘘・・・だろ・・・!?」

 

リーファ「キリト君!!!」

 

リーファはリメインライト化したキリトの元へ向かい 魔法を唱えた

 

すると キリトはその場で肉体を取り戻し 復活した

 

キリト「くそ・・・すまない・・・」

 

ユージーン「ふんっ つまらん おい!!そこのインプ!!!」

 

テツヤ「んだよ!!!今度は俺とやろうってのか!!」

 

ユージーン「ふんっ なかなか冴えてるじゃないか そうだ 大使と言っていたからもっと面白い戦いが出来ると思ったがなんだ?あのお遊び剣技は」

 

キリト「くっ・・・」

 

テツヤ「てめぇ・・・俺のダチ馬鹿にしやがって・・・許さねぇ!!!」

 

ユージーン「速くそこの剣を取るんだな 貴様は俺を楽しませてくれるだろうな?」

 

俺は飛んでいった斬月の元へ向かい 斬月を握ると同時に斬月をユージーン将軍へと向けた

 

ユージーン「ふっ なんの真似だ」

 

テツヤ「俺はそこの大使の遣いのもんだ 大使がやられたとなっちゃあ俺がやるしかねぇみてぇだな」

 

ユージーン「ほぉう 面白い 貴様には30秒もやらん!!最初から潰すつもりでいくぞ!!!」

 

テツヤ「やれるもんならやってみやがれ!!!!!!」

 

 

 

 

俺は斬月を握りしめ 空中で仁王立ちするユージーン将軍の元へ向かった




あの二刀流のキリトですら倒せなかったサラマンダーのユージーン将軍

テツヤはユージーン将軍に勝つことができるのだろうか

次回 ALOの伝説の幕が開ける

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