ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

48 / 154
ついさっき 広島東洋カープがセ・リーグの優勝を決めました

テレビで見てましたが他球団でも感動ものですね

多分日本シリーズも出るでしょうから奮闘して欲しいですね!

では本編です!どうぞ!


part41 回路内の街で~リーファに届いた連絡~

前回 キリトの奥の手である二刀流が炸裂し テツヤ達はサラマンダーの部隊を追い払うことに成功する

 

しかし 何故二刀流スキルの無いキリトが二刀流を発動できたのか・・・

 

~ルグルー回路内~

 

俺達は今 回路内の中を進んでいた 俺とキリトはリナとーリーファから少し離れて進んでいた

 

テツヤ「キリト 見事な二刀流だったな」

 

キリト「よせよ お前がいなきゃ俺達は今頃全員スイルベーンに逆戻りだったさ」

 

ユキ「ね、ねぇお父さん なんでキリトさんはスキルも無いのに二刀流を使うことが出来たの?」

 

テツヤ「ん?そんなの些細なことだよ キリトの身体が二刀流の動きっつうもんを覚えちまったんだよ」

 

ユキ「身体が?」

 

テツヤ「そ キリトが二刀流を使い始めたのは74層を攻略した頃だったが それよりももっと前にキリトは二刀流を持ってたんだ 無論キリトの二刀流練習にも俺は付き合ったさ 要はそんくらいキリトは二刀流を使い続けたから身体にその動きが染み込んでんだよ」

 

ユイ「なるほどです・・・」

 

リナ「さっきから何の話してるの?2人とも」

 

テツヤ「ん?何でもないよ 別に」

 

リナ「ほんとに~?」

 

テツヤ「ほんとだって なユキ」

 

ユキ「うん!」

 

リナ「ほんとのほんと~?」

 

ユキ「むぅ!疑い深いです!ねぇお父さん!」

 

テツヤ「ん?どした?」

 

ユキ「リナさんってお父さんのことが「わぁわぁわぁー!!!!!!」」

 

リナはユキの声をかき消すように叫んだ

 

リナ「ユキちゃん!!!」

 

ユキ「冗談冗談♪きゃはは~♪」

 

リナ「全く・・・/////」

 

テツヤ「リナ?顔赤ぇぞ?どした?」

 

リナ「っ!何でもないわよこの馬鹿!!」

 

テツヤ「さ、さいですか・・・」

 

キリト「・・・・・・リナ ちょっとテツヤのこと貸してくないか?」

 

リナ「へ?テツヤを?別にいいけど・・・」

 

キリト「リーファ ごめん ちょっとばかし進むのストップしてもらえるかな?」

 

リーファ「OK 何かあったの?」

 

キリト「ありがとな2人とも ちょっとこの4人で話したいことがあるからさ ごめんな 行くぞテツヤ」キリトはどこかへ歩いていった

 

テツヤ「え?お!おい待てよ!!」

 

~~~~~~~~~~~~

 

テツヤ「どうしたんだよ?んないきなり話したいことがあるって」

 

キリト「テツヤ お前の違和感の原因 分かったかもしれない」

 

テツヤ「何!?本当か!?」

 

キリト「あぁ さっき 俺が二刀流使えた原因を 俺の身体の慣れだって言ったろ?」

 

テツヤ「あぁ まぁぶっちゃけとっさだったか使えるかどうかあやふやだったけどな お前が二刀流使えてよかったよ」

 

キリト「そりゃどうも 話を戻すぞ お前の違和感なんだけど・・・もしかして《斬月と天鎖斬月のせい》何じゃないかな?」

 

テツヤ「何?斬月と天鎖斬月が?」

 

キリト「そうだ 斬月による圧倒的な破壊力とリーチ そして天鎖斬月による破壊力とリーチは斬月の時よりもあがり あの閃光と呼ばれたアスナをも凌ぐスピードを手に入れ そのスピードで敵を翻弄しながら 敵を倒す それがお前のSAOでの闘い方だったろ?」

 

テツヤ「まぁほぼ模範解答に近い答えだけど・・・」

 

キリト「実際 今の斬月・・・・・・いや、ムーンスラッシュ・ソードを使った感想はどうなんだ?」

 

テツヤ「うーん・・・ぶっちゃけ言うと物足りねぇんだよなぁ・・・この前もそうだけど癖で月牙天衝撃とうとしちまうし・・・あー・・・斬月がありゃなぁ・・・」

 

キリト「ふむ・・・って事はお前も斬月での戦闘が身についちゃってるんじゃないか?」

 

テツヤ「へ?斬月での?」

 

ユキ「一理あるね なんか闘い方が斬月の時そっくりなんだもん 今のお父さん」

 

テツヤ「うーん・・・・・・そうなのかなぁ・・・・・・」

 

ユイ「でもテツヤさんの場合 パパみたいに二刀流がそんなにすぐ使えるって訳じゃ無いですし・・・」

 

テツヤ「そうだもんな~・・・斬月がもう無い以上 斬月以外での戦闘に慣れなきゃな・・・」

 

キリト「うーん・・・リズみたいなやつがいればな・・・」

 

テツヤ「みたいなじゃなくて リズ本人がいて欲しいよ・・・今まで斬月を持たせたことあんのはユウキとショウとリズ以外にはいねぇんだよ・・・だからリズならあいつの腕も信じられるし 多分そっくりな物が作れると思うんだけどなぁ・・・」

 

テツヤ「・・・はぁ・・・」

 

キリト「まぁそう気を落とすな お前のセンスならすぐにでも慣れるさ」

 

テツヤ「そうかな・・・・・・」

 

ユキ「お父さん!悩んでても仕方ないよ!!悩んでるお父さんはお父さんらしくないよ!!」

 

テツヤ「っ!!」

 

悩んでる俺は俺じゃないか・・・・・・ふっ 確かにそうだよな・・・・・・

 

テツヤ「そうだよな!!悩んでても仕方ない!!斬月が何だ!!!俺はこいつでやってくって決めたんだ!!くよくよしてても何もならない!!さぁ!!2人が待ってるから行くぞ!!皆!!」

 

キリト「テツヤ・・・」

 

テツヤ「おら!!早くいくぞ二刀流野郎!!!レディー待たせてんだぞ俺達は!!」俺はキリトの尻を思いっきり蹴った

 

キリト「おふっ!?」

 

テツヤ「ユキ!ありがとな!お前のおかげでちょっと元気出たよ!!」

 

ユキ「ほんと?なら良かった♪」

 

テツヤ「さぁ!行くぞ皆!」

 

~~~~~~~~~~~

 

テツヤ「ただ今!戻ったぜ!」

 

リナ「お帰りなさい 皆で何の話してたの?」

 

テツヤ「なぁに!くだらないことさ!!」

 

リナ「そう?ならいいけど」

 

キリト「いつつ・・・・・・あんな強く蹴る必要無いだろ・・・・・・」

 

テツヤ「るせぇ 男だったら我慢しろ」

 

リナ「?何かしたの?」

 

テツヤ「何でもないよ~ 気にしないでいいよ~」

 

リナ「なーんか怪しいな~・・・」

 

テツヤ「気にしない気にしない!!さぁ行こうぜ!」俺はリナの手を握り 歩きだした

 

リナ「へぇ!?ちょっと!?」

 

テツヤ「レッツゴー!」

 

リーファ「それじゃあ私たちも行こっか!」

 

キリト「そうだな!行こうか!」

 

その後 俺達はルグルー回路内にある街に着いた

 

~回路内・街~

 

テツヤ「とうちゃーく!」

 

リナ「はぁ・・・はぁ・・・何もそんなに走らないでも・・・」

 

テツヤ「まぁまぁ いい運動になったろ?」

 

リナ「そうだけど・・・」

 

テツヤ「それにしてもいい場所だなここは 何だか和める感じがするよ」

 

回路内の街は薄暗い中に数々の外灯が灯してあり 夜の雰囲気を醸し出しながらも少々明るい感じを出していて なかなかロマンチックな感じだ

 

こんな場所にユウキと一緒にいれたらなぁ・・・・・・まぁ無いものをねだってもしゃあねぇよなぁ・・・

 

ユキ「お父さん?どうしたの?何だか寂しそうにしてるけど・・・」

 

テツヤ「へ?いや、ちょっとね」

 

ユキ「ふ~ん・・・・・・お母さんのこと?」

 

テツヤ「え?なんでそう思ったんだ?」

 

ユキ「だって何だかお父さんの顔が寂しそうにしてたから・・・やっぱりお母さんに会えてないのが寂しいのかなぁ~って思って・・・」

 

テツヤ「あちゃ~・・・顔に出ちゃってたか・・・」

 

ユキ「それじゃあやっぱり・・・」

 

テツヤ「でも大丈夫だよ 今はキリト達もいるし お前もいるんだ それに近い内にあいつにはきっと会える あいつに会うのはそれまでの辛抱だ!」

 

ユキ「お父さん・・・・・・」

 

テツヤ「ほら!お前も笑顔笑顔!ピクシーがんな寂しそうな顔してたら俺達だって寂しくなっちまうぞ!」

 

ユキ「でも・・・」

 

テツヤ「大丈夫だって!例えユウキがいなくても俺は大丈夫だよ!」

 

ユキ「・・・・・・それなら・・・・・・良いけど・・・・・・」

 

テツヤ「ほら!笑顔笑顔!」俺はユキの前で満面の笑みを浮かべた

 

ユキ「・・・・・・ぷっ!なんかわざとらしい笑顔だね!」そう言ってユキは笑い出した

 

テツヤ「ひでぇなぁ わざとなんかじゃないのになぁ・・・ま、お前が笑顔になれたんだ!それで充分だよ!」

 

ユキ「お父さん!これから先も頑張ろうね!」

 

テツヤ「あぁ!これからもよろしく!」

 

ユキとこれからの付き合いも約束し その後 皆で街の中で休憩

 

リーファ「はぁ~何だか疲れちゃったな~ さっき戦ってくれたのはキリト君だって言うのに・・・」

 

テツヤ「まぁ見ている方も疲れるもんよ 戦闘なんてね」俺は街の中で買った飲みのものを飲みながらそう話した

 

キリト「ふぉふはな?」キリトは俺と同じくして買ったイカの燻製みたいなやつを貪りながら話した

 

テツヤ「食いながら話すんじゃねぇよきたねぇな・・・」

 

リナ「そうだよ?ちゃんとマナーをわきまえなきゃね!」

 

キリト「はーい・・・」

 

テツヤ「ガキじゃねぇんだからそんくらい知っとけよ キリト君」俺はちょっと嫌味ったらしく言った

 

キリト「お前に言われたくはない!!」

 

テツヤ「んだとコラァ!?」俺はキリトに軽く詰め寄った

 

リーファ「あーもう喧嘩しないで!!」

 

リーファに止められた所で 誰かのメッセージの着信音が響いた

 

テツヤ「メッセ?誰?」

 

リーファ「あ、私みたい ちょっと待ってね・・・・・・あれ!?これ2時間前に来てる!?何で!?」

 

テツヤ「2時間?サーバーのバクかなんかじゃないの?」

 

リーファ「だろうね~・・・見てみるね」

 

リーファに2時間前に届いたメッセージか・・・・・・2時間前って言えば 俺達がルグルー回路の中に入った時くらいかな・・・

 

リーファ「あれ・・・・・・レコンからだ・・・・・・どうしたんだろ・・・」

 

テツヤ「レコン君から?なんて書いてあるんだ?」

 

リーファ「それが文脈が意味不明で・・・ごめんね 私彼とリアルの方で知り合いだからリアルの方で聞いてくるね」

 

テツヤ「そうなのか んじゃあ頼むな リーファ」

 

リーファ「うん!それじゃあね!」

 

リーファはそう言ってログアウトしていった

 

~~~~~~~~~~~

 

side 直葉

 

直葉「・・・・・・んん・・・・・・ログアウト完了ね・・・・・・」

 

私は付けていたアミュスフィアを外し 机の上にあった携帯を取ろうとした

 

すると、取ろうとした瞬間に携帯の音が鳴った 電話の主はレコン・・・・・・いや、長田君からだった

 

それよりも長田君からの連絡がかなりの数が届いてた 一体どうしたんだろ?

 

直葉「長田君?どうしたの?」

 

長田『あ!直葉ちゃん!やっとかかった!良かった~!』

 

直葉「なんであんなに電話してたの?あっちの世界で連絡すればいいのに・・・」

 

長田「いやぁ・・・それは話すのにちょっと時間かかるけどいいかな?」

 

直葉「別にいいけど・・・」

 

長田「それじゃあ・・・・・・実は今日 僕はシグルドの行動が気になってシグルドをつけてたんだ 一応テツヤさんとの約束だったしね」

 

直葉「シグルドの?」

 

長田「そう 前々から気になってたから 透明化のアイテムを使ってシグルドの後を付いてたんだ」

 

直葉「そうなんだ・・・それで、結局どうなったの?」

 

長田「うん それが付いてるうちに路地裏に行ったシグルドが透明化のアイテムを使ったんだ 僕と同じね だから 怪しいと思ってその後も尾行を続けたんだ・・・・・・そしたら地下水路まで行った時見たんだよ!!」

 

直葉「見たって・・・・・・何を?」

 

長田「シグルドが゛サラマンダー゛の奴らと何か怪しい会談をしてたんだよ!!」

 

直葉「へ!?シグルドが!?」

 

長田「そう!!だから、もう少し探ろうとしたんだけど・・・ドジ踏んで足場の水の音で場所がバレちゃって・・・」

 

直葉「え?それじゃあ今レコンの方は?」

 

長田「サラマンダー達に拉致られてます・・・・・・」

 

直葉「全く・・・・・・・・・でもあいつがサラマンダーと話してたって事は・・・内通者である可能性があるね・・・」

 

長田「そう!!それで!聞いた話!近々行われるシルフとケットシーの会談に サラマンダーの奴らが乗り込もうとしてるんだ!!」

 

直葉「へ!?その会談って同盟を結ぶ大事な・・・」

 

長田「そう!!サラマンダーの奴らはそこを狙って シルフとケットシーを根こそぎ皆殺しにして両方の種族をお金をふんだくろうとしてるんだよ!」

 

直葉「そんな・・・・・・それなら早く行かなきゃ!!」

 

長田「気をつけて! きっとテツヤさんとリナちゃんも力になってくれるはずだよ!!皆で力合わせて頑張って!!」

 

直葉「うん!ありがとね長田君!またね!!」

 

私は急いで通話を切り 再びログインした

 

直葉「リンクスタート!!」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

~リーファがログアウトした直後~

 

テツヤ「さってと リーファが戻って来る間何してよっかな~」

 

リナ「そんなの決まってるじゃない・・・ねぇ?テツヤ」

 

俺はリナになんかちょっとばかし殺気じみた感じで言われた

 

テツヤ「・・・・・・さっきの事?」

 

リナ「大当たりよ!!」リナは俺に剣をむけてきた

 

テツヤ「な!?落ち着け!!暴力はよそうぜ!!」

 

リナ「言っとくけどね・・・女の子の胸を揉むってのは死ぬ覚悟が無いとできないものなのよ!!つまり・・・あんたは死ぬ覚悟が出来てるって事よね?」

 

テツヤ「出来てないわい!!」

 

リナ「とにかく1回死になさい!!」リナはむけた剣を振りかざした

 

テツヤ「あぶねっ!?」俺は振り下ろされた剣を間一髪で避けた

 

リナ「キリト君!!テツヤを捕らえなさい!!」

 

キリト「え?」

 

リナ「さっさとしなさい!!!!」

 

キリト「はい!!」

 

テツヤ「おい!!負けてんじゃねぇキリト!!それでも男か!!」

 

キリト「リナには逆らえない物なんだ・・・すまない・・・」

 

リナ「ともかくお縄につきなさいこのスケベ!!」

 

再度俺を狙ってきたリナと 俺を捕まえようとするキリト リナの攻撃はまぁ避けれるとは思うけど キリトの動きはなかなか読めない

 

これはちょっと厳しいかもしれない・・・

 

リナ「やぁ!!」

 

キリト「覚悟!!」

 

テツヤ「よっと!!」俺はリナの攻撃を避けながら キリトの脚を払い 2人から間を開けた

 

キリト「のわぁ!?」

 

リナ「ぐぬぬ・・・・・・やるわね・・・・・・」

 

キリト「いってて・・・・・・なにもそこまでしなくても・・・」

 

タイムリミットは恐らくリーファが戻ってくるまで・・・さっきリーファが行ってまだ3分近く・・・・・・まだまだ粘らなきゃな・・・・・・

 

テツヤ「リナもそう怒らないでも・・・ほら、リナに好きな人ができたらどうせ揉まれんだよ?」

 

リナ「・・・好きな人・・・・・・/////」

 

テツヤ「あん?どした?」

 

リナ「っ!!なんでもないわよ!!!そ!それよりあなたはその他の人のを揉んだことはあるの!?」

 

テツヤ「え?・・・・・・・・・いや、あるけども・・・・・・」

 

リナ「え!?あるの!?」

 

テツヤ「あるけど・・・・・・」

 

リナ「・・・・・・ど、どうだったのよ・・・・・・」

 

テツヤ「え?」

 

リナ「だから!!私と比べてどうだったのよ!!!」

 

テツヤ「へ?リナに比べて?うーん・・・・・・正直に言っていいの?」

 

リナ「べ、別にいいわよ・・・」

 

テツヤ「1人はリナより格段におっきくてもう1人はリナよりおっきくてもう1人の子より小さいって感じかな~要はリナが一番小さ「死になさい!!!!」いぃぃ!?」

 

俺が言い切るまでにリナは俺の頭めがけ剣を振り下ろしてきた

 

テツヤ「正直に言ったまでじゃん!!!」

 

リナ「うるさい!!小さくて悪かったわね!!!」

 

テツヤ「小さいなんて言ってないじゃん!!」

 

リナ「うるさいうるさいうるさい!!!!!乙女心を理解しろ!!!!」

 

テツヤ「俺は男だ!!!!乙女心なんか分かるかぁ!!」

 

リナ「うるしゃい!!」

 

テツヤ「あ、噛んだ」

 

リナ「っ!?/////」

 

テツヤ「・・・・・・ぷっ!可愛いとこあるじゃん!!そんな怒ってないでそうゆうとこ出したらいいのにな」

 

リナ「な!?それってまるで私が普段可愛くないみたいじゃない!!!」

 

テツヤ「あ、そう言うわけじゃあ・・・・・・」

 

リナ「はぁ・・・・・・もういいわよ・・・・・・疲れちゃった・・・・・・」

 

テツヤ「ほっ・・・・・・」

 

リナ「ただし!!次また揉んだら今度こそ消すからね・・・・・・」

 

テツヤ「はい・・・・・・」

 

キリト「あ、2人とも!リーファが戻ってきたぞ!!」

 

テツヤ「お!ホントか!!」

 

リーファ「リナちゃん!!ちょっと来て!!!」

 

リナ「へ!?リーファちゃん!?」

 

リーファはリナの手を引っ張り どこかへと向かっていった

 

テツヤ「どうしたんだ?」

 

キリト「さぁ?」

 

~数分後~

 

ユキ「あ!戻ってきたよ!!」

 

テツヤ「お、ホントだ おーい 2人とも~」

 

リーファ「・・・・・・リナちゃん」

 

リナ「うん・・・・・・2人とも ごめんね 私達今から行かなきゃいけない場所があるの それで 申し訳ないけど今から行く場所はシルフとして向かう場所だから2人の案内はちょっとできそうにないの・・・だから、これからは別の人に案内をして貰った方がいい・・・・・・かな・・・・・・」

 

テツヤ「行かなきゃいけない場所?どうゆうことだ?」

 

リーファ「とにかく説明は移動しながら!!テツヤ君達も付いてきて!!」

 

テツヤ「わ、分かった!!」

 

そして、俺達は街を抜け 回路内を進みながらリーファの話を聞いた

 

どうやら、シルフ属とケットシー属の間で会談があるけど そこにサラマンダーが介入する可能性が高いらしい だから、それを阻止するために今から会談場まで向かうらしい

 

テツヤ「なるほどな・・・・・・それでお前らはそこに行くってわけか・・・・・・」

 

リーファ「うん・・・・・・ごめんね、本当に私達の自分勝手で・・・・・・」

 

リナ「それに、もし世界樹に向かうなら 2人はサラマンダー側に付いた方がいいかも知れない・・・・・・インプとスプリガンなら傭兵として雇ってくれる可能性もあるしね・・・・・・」

 

テツヤ「・・・・・・・・・」

 

リナ「・・・・・・もし2人がサラマンダー側に付くなら 私達を殺して 会談場まで向かう方がいいと思うよ・・・・・・2人にやられるなら私達覚悟は出来てる・・・・・・」

 

テツヤ「ふーん・・・・・・サラマンダー側に付けば世界樹に行きやすいのか・・・・・・」

 

リナ「・・・・・・・・・」

 

テツヤ「ユキ ここでリナを攻撃したらダメージはあるのか?」

 

ユキ「へ?一応あるけど・・・・・・」

 

テツヤ「そっか・・・・・・それなら・・・・・・」俺は背中の斬月を握り リナに向け歩き出した

 

リナ「っ・・・・・・」

 

ユキ「へっ!?お父さん!?」

 

キリト「テツヤ!?何やってんだよ!!!」

 

テツヤ「何って・・・・・・サラマンダーについた方がいいなら・・・・・・俺はそっちを取るさ!!!」俺はそう言ってリナに向け斬月を振り下ろした

 

リナ「くっ・・・・・・!」

 

怯えるリナに対し 俺は振り下ろした斬月をリナを斬る寸前で止めた

 

リナ「・・・・・・?」

 

テツヤ「バーカ んなことするかよ」俺はリナにデコピンした

 

リナ「いたっ!?」

 

テツヤ「俺達はお前らに世界樹まで案内してもらうつもりなんだ それをお前ら殺してまでサラマンダーと一緒に世界樹まで行くなんざんなことしたかねぇ お前らが会談場まで向かうなら俺らも行くさ それこそ おまえらの傭兵としてな」

 

リナ「テツヤ君・・・」

 

キリト「行こう 皆でサラマンダー達を追い払おう!」

 

リナ「・・・・・・そうだね!!行こっか!!会談場はここを抜けた場所にあるよ!!」

 

テツヤ「そうか そんならお手を拝借して・・・・・・」

 

キリト「それじゃあ俺も」

 

俺はリナの キリトはリーファの手を握った

 

リナ・リーファ「へ?」

 

テツヤ・キリト「レッツゴー!!!」

 

俺とキリトは自慢の脚力を使い 走り出した

 

リナ「ふぇっ!?」

 

リーファ「早すぎるよー!!」

 

テツヤ「まぁすぐ付くから待っとれ!!」

 

 

俺達は瞬く間に 回路内を抜け 広い場所に出た

 

サラマンダー・・・奴らの企みは何なのかは知らねぇが介入なんざさせねぇ・・・・・・案内されてる恩返しだ!!絶対にシルフとケットシーの会談は成功させてやる!!

 

 

 

でも・・・・・・今の状態で俺は大丈夫なのかな・・・・・・




レコンから知らされたらシグルドの裏切り そしてサラマンダーのシルフとケットシーの会談の介入 それをテツヤ達は阻止する事はできるのか

次回もお楽しみに!

※近々ちょっとしたアンケートを活動報告の方でとろうと思います もしよろしかったらご投票の方をお願いします!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。